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2018年09月18日 (火)

【INORAN】<TOUR 2018 “Override 66”>初日、新宿BLAZEよりスタート!──「とにかく皆のハートを掴みたい」

REPORT - 14:00:55

Photo by:ヤマダマサヒロ

 

 ライブという表現に拘り抜いた新作『Override』をリリースした、INORAN。彼の全国ツアー『TOUR 2018 “Override 66”』が、9月14日の新宿BLAZEからスタートした。

 

 ライブ当日の新宿は、今年の記録的な猛暑が嘘のように、もう秋の気配を感じる涼しさだったが、会場のBLAZEには満員のオーディエンスが集結し、開演前から強い熱気を帯びていた。

 

 開演時刻、ダンサブルなエレクトロニカのBGMが流れる中、聴衆の大きな歓声を受け、INORAN、Yukio Murata(g)、u:zo(b)、Ryo Yamagata(ds)がステージに登場。EP作『Somewhere』収録の疾走感溢れるロックナンバー、「REDISCOVER ON ANOTHER」でライブはスタートした。

 

昨年のツアー『SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR-INTENSE/MELLOW』は、メロウな世界観のインスト曲「Come Away With Me」でスタートしたが、今回のオープニング「REDISCOVER ON ANOTHER」のロックらしい力強いグルーヴは、前回とは全く違った世界観を見事に描き出し、今回のセットリストの印象をガラリと変える劇的な効果をもたらしていた。

 

 このイントロの出音で確信したが、今のバンドのエネルギッシュさは本当に凄い。INORAN、Murata、u:zo、Ryoによる現在のバンド編成は6年以上続いてきたもので、作品をリリースしてツアーをする度に、驚くべき成長を遂げてきた。

 

 筆者は、そんな彼らの目覚ましい進化の過程を見てきたが、今、この会場に轟く躍動感溢れ、生命力に満ちたバンド・サウンドは、もう「凄まじい」の一言でしか表現できない。INORANとMurataのスリリングかつ表現力豊かなギターワーク、u:zoとRyoの野生的でダイナミックなリズム、どの音もクールでとにかくカッコ良いのだ。

 

その後、「Awaking in myself」「grace and glory」という、近年ライブ前半の鉄板となる4曲が披露された。これらは、どれもINORANのピュアで、ストレートなロックさを証明するナンバーである。MCで、INORANが「ヘイヘイ東京、約1年振りにこのバンドで帰ってきました。4曲目だけど満足しちゃったよ。いや、んなワケないか(笑)」と、ジョークを交えて心境を語っていたが、そのコメントも納得なほど、開始4曲の説得力と演奏は圧倒的なものだった。やはりこの感覚は、ライブでしか味わえない、最高に至福な瞬間である。

 

INORANは、MCで「1年振りのツアーでさ、今こんなことを言うと不謹慎に思われるかもしれないけど、俺はこのツアーで嵐になろうと思っているんだ。音のね」と話していたが、この「ロックな音の嵐」というワードが、今回のツアーの鍵になることは間違いない。

 

 新作『Override』(通常盤)は、映像盤とCD2枚組で構成されており、INORANの“ライブに対する情熱”がたっぷりと詰まっている。本作に収録された、新曲の「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、INORANがこのツアーにおいて、オーディエンスと共に歌いたいという、強い想いを込めて作ったナンバーだ。

 

 『Override』について、INORANは「ライブという行為の中で皆の声がもっと欲しくて、そういう想いから生まれたもの。彼らの声を受けて、導かれるように“その先”が続いていくと思う」と語った。

 

 その言葉通り、「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、どちらもライブでオーディエンスの声を求める曲だ。リラックスしたムードの「Turn It Around」は、激しい初期衝動を宿した前半パートから、オーディエンスの声がさらに求められる中盤部分でプレイされ、スピーディで疾走感溢れる「I’m Here for you」は、終盤のライブ恒例となる「Get Laid」のオーディエンスとのシンガロングの後で披露され、会場のボルテージをさらに盛り上げる役割を果たしていた。

 

 実際、MCでINORANが「他のバンドのライブも観に行くんだけどさ、ファンも凄かったぜ。ウチらの場合はまぁこんな感じなんだけど(笑)。でもさ、お前達に歌ってほしいから、新曲は絶対に一緒に歌ってくれよな」と語っていたが、この2曲のシンガロングは今後のツアーにおける、大きなハイライトとなるだろう。

 

 その後、INORANは「ライブって良いね。昨日は早く寝すぎちゃったよ(笑)。でさ、そこからライブ、MC、ツアーのことを色々と考えたけど、全部吹き飛んだよ。そんなことを考えるよりも、とにかく皆のハートを掴みたいから」と、語りかける。そんな気持ちが込められた彼らの演奏に、会場のオーディエンス達も全力のレスポンスを返し続ける。

 

 “オーディエンスと共にライブを全力で楽しむ”というテーマを掲げて、ライブで新たな試みが行われたのが、中盤に披露された新曲「adore」だ。ツアーに向けて書かれた未発表のこの新曲を、INORANはこのライブで敢えてデモのイメージのまま演奏するというチャレンジをした。そして、ツアー各会場のオーディエンスの反応を感じた後に、そこから得たイメージをまとめて曲を完成させるという。

 

 また、この曲ではu:zoがドラム、Ryoがギター、Murataがベースと、INORAN以外のメンバー全員が、メイン以外の楽器に持ち替える演奏上のサプライズがあり、その大胆な発想に会場のファンも大いに湧いた。

 

 INORANは、MCで「ツアーのために4曲くらい書いたけど、この曲はデモ段階で演奏したイメージを基に、皆の反応を感じて形にしていきたいんだ。だから、ライブでバンドのパートを変えたら、もっとおもしろいものになる」と話していた。もしかすると、ラフスケッチのようなデモのイメージに、バンド・サウンドを近づける狙いがあったのかもしれないが、そんな従来と異なったアンサンブルの中で、INORANは雄弁にギターを弾いてバンドをリードし、エモーショナルにメロディを歌いながら、オーディエンス達の反応を確認し、何かしらの手応えを掴もうとしていた。

 

 ライブを通し、バンドとオーディエンスがひとつになる喜びを追求した「adore」が、今回の『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、どのような形に仕上がるか楽しみだ。

 

 「adore」を終え、いよいよライブは終盤に向かう。ここでは、壮大なスケール感を持つロック曲「raize」から始まり、今やライブの定番となる名曲「Beautiful Now」、シンガロングで盛り上がる新曲「I’m Here for you」など、起承転結のメリハリが効いたナンバーが並ぶ。

 

 その中で、今回筆者が心を強く揺さぶられのが、『INTENSE/MELLOW』でリアレンジされて生まれ変わった「raize」だ。「躊躇せず飛ばしてゆこう、諦めず信じて走ろう〜」という、サビのポジティブなメッセージが実に彼らしく、強く胸に響く。ライブの序盤にプレイされ、同じく『INTENSE/MELLOW』で新たなイメージで蘇った「Daylight」もそうだが、ストレートな日本語の歌詞だと、INORANならではの独自なワードチョイスの魅力が、より明確に伝わってくる。

 

ラストナンバーは、近年のライブで定番となっている「All We Are」。MCで、INORANは「最近思うんだけど、良いことも悪いことも辛いこともあるけど、今日1日をピークだと思ってみな。そうすると必ず乗り越えられるし、その先のピークも迎えられるようになるから」と語り、また「このツアーで、旅でドキドキしたい。でも旅をしていると、行った場所から家や自分の居場所に戻ることこそが、本当の旅だと思うようになった。最後の曲になるけど、この曲を歌って帰りましょう。気を付けて帰れよ」と、自身の気持ちをファンに語りかける。そんな彼の想いに応えるように、「All We Are」では会場のオーディエンスから、一際大きなシンガロングが巻き起こった。バンドとファンを結ぶ強い絆が現れたこの感動的な光景を見たINORANは、ライブ終了後に「また必ずこの4人で会いにくるからな!」と次の再開を約束し、笑顔でステージを後にした。

 

 これからINORANは、『TOUR 2018 “Override 66”』で、9月17日(月)に梅田CLUB QUATTRO、21日(金)に仙台darwin、24日(月)に名古屋ElectricLadyLandを回り、自身の誕生日となる29日(土)、品川Stellar Ballでツアー・ファイナルのファンクラブ限定公演、『-Tour Final-NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE-INORAN PREMIUM B-DAY-』を行う。

 

常にストイックな深化を続けるINORAN。そんな彼を象徴する言葉が、新作『Override』のドキュメンタリー映像の中にある。「ミュージシャンである前に、音楽ファンだと自分は思っているんですよ。朝起きたりとか、夜寝る前とか、なんかリラックスする時に音楽を聞くんだけど、昨日より今日の方が音楽を好きって思っちゃうよね」

 

 この彼らしい情熱に溢れる言葉に、筆者はINORANの強い音楽愛を感じている。

 ライブという表現に拘り抜いたこの『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、彼が一体どんな音楽の“その先”を見つけるか、今からとても楽しみだ。 

 

Text by 細江高広

 

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LIVE


■INORAN TOUR 2018 “Override 66”

9月14日(金)新宿BLAZE [OPEN/START] 18:30/19:00 THANK YOU SOLD OUT!!

9月17日(月・祝)梅田CLUB QUATTRO [OPEN/START] 17:15/18:00

9月21日(金)仙台darwin [OPEN/START] 18:30/19:00

9月24日(月・祝)名古屋ElectricLadyLand [OPEN/START] 17:15/18:00

 

[料金] 立見¥5,800(税込)/DRINK代別

※3歳以上チケット必要 ※当日学生証提示で¥1,000キャッシュバック

 

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9.29 品川Stellar Ball公演、追加チケット販売決定!

ステージプラン決定、機材エリア開放につき、NO NAME?会員限定INORAN BIRTHDAY LIVEの追加チケット販売が決定!
追加チケットお申込みは、9月17日(月・祝)正午より受付開始!!
新規ご入会の方も、会員登録後すぐにお申込みいただけますので、この機会をお見逃しなく!!!

 

INORAN TOUR 2018 “Override 66”
– Tour Final –
NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE
– INORAN PREMIUM B-DAY –

 

9月29日(土) 品川Stellar Ball
[OPEN/START] 17:00/18:00
[料金] オールスタンディング¥5,800(税込)/DRINK代別
※3歳以上有料

 

[追加チケット受付期間]
9月17日(月・祝)12:00~9月23日(日)23:59

★現在会員でない方も、NO NAME?ご入会手続(入金)完了後、すぐにお申込みいただけます。
 (ただし、締切間際を避け、なるべく余裕をもってお手続をお願いいたします)
ご入会はコチラ >> http://inoran.org/no-name/

 

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■INORAN TOUR 2018 “Override 66”トレーラー映像

■INORAN LIVEトレーラー

 

RELEASE

 

「Override」2018年8月22日(水)発売

 

【DVD版】KIZB-281/¥6,000+税/DVD+CD

[DVD]

■SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2017 -INTENSE / MELLOW-<B-DAY LIVE CODE929/2017>

at SHINKIBA STUDIO COAST ライブ映像

■INORAN 20th DOCUMENTARY(約53分収録)

[CD]M1.I’m Here for you M2.Turn It Around

 

INORAN「I’m Here for you」Music Video>>https://youtu.be/KNADB2eJWfk

商品情報詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=33839

NO NAME?限定Blu-ray版販売に関する詳細>>http://inoran.org/14304

 

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■INORAN「Override」【DVD版】発売記念イベント「DVDジャケットサイン会」

9月25日(火)18:30 ~愛知・HMV栄

詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/t/t11199/

 

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INORAN OFFICIAL FAN CLUB「NO NAME?」>>http://inoran.org/no-name/

INORANオフィシャルサイト>>http://inoran.org/

 

Photo by:ヤマダマサヒロ








2018年09月13日 (木)

【ライヴレポート】<コドモドラゴン 全国ワンマンツアー「だから僕は二度刺す。」ファイナル>2018年9月12日(水)EX THEATER ROPPONGI◆

REPORT - 13:37:20

 最新シングル「棘」を手にした全国ワンマンツアー<だから僕は二度刺す。>を通し、各地のファンたちに毒々しい刺激を刺してきたコドモドラゴン。同ツアーのファイナル公演を、9月12日(水)にEX THEATER ROPPONGIで開催した。

 

 場内へ広がったカラフルなリングライトの波。メンバーの登場に合わせ沸き起こる、怒号にも似た声援。その声を受け、ハヤト(Vo)がこう叫んだ。

「おっぱじめようか、東京!」

 冒頭に突き付けたのは最新シングルの「棘」、ノイズにも似た轟音を撒き散らす。

 

客席へスタンドごとマイクを突き付け、煽るmeN-meN(B)。場内から押し寄せる気迫を轟音で打ち返すように「WOLFMAN」を演奏。終始、拳を突き上げ身体を激しく折り畳む観客たち。フロアにはすでに熱が体積し始めている。

 

ゆめ(Gt)のフリーキーなギターのフレーズが、頭の螺子を一気に緩ませた。疾走する「Can’t stop MAD teens.」の演奏へ、激しく身体を揺らし沸き立つ感情をぶつける観客たち。サビではディスティックな表情に変貌。縦に横に、止まることなく観客たちの身体を、コドモドラゴンは揺さぶり続けていた。

 

「夏の最後の締めくくり、バシッといこうぜ!」

「薄味の思い出じゃ記憶に残んねぇぞ!」

ハヤトの言葉と心臓が飛び出そうな音玉の破裂音を合図に、楽曲は「アリア」へ。低音の効いたビートを響かせ身体を揺さぶれば、サビでは気持ちを高揚させる歌を届けてゆく。空へ突き上げた拳は降ろすことを知らない。

 

心の奥底から炎が燃え盛るように、感情を熱く搔きむしる「自絞首」をブースト。サヒではメンバーと観客たちが共に叫べば、激しく身体を折り畳む光景が広がりだす。歪んだ音を響かせたゆめのギターリフから、楽曲は「つまり最愛です」へ。躍動する重厚な演奏に身体が打ち震える。今にも客席へ跳び込まんばかりの姿勢で観客たちを煽るハヤト。メンバーたちも、身体を大きく揺らし演奏を突き付ける。猛々しいチャム(Dr)のドラムビートを合図に、野生の魂を呼び起こすように流れた「堕落」。荒々しい演奏の上で、毒の効いた歌を絡ませるハヤト。激しくも刺々しい、このヤバい刺激がコドモドラゴンらしいスタイルだ。そして演奏は、フリーキーでサイコティックな「ドロップチューン」へ転化していった。

 

「思い出作りには仲間が多いほうがいいだろう。せっかく集まったんだ、記憶に残していけ!」

飛び出したのは、コドモドラゴンを活動初期から支えてきた「平成マキシマナンバー」。フリーキーでファンクなコドモドラゴン流毒舌パンクナンバーに合わせ、会場中の人たちがタオル振りまわし踊り狂う。場内に渦巻く熱気をさらに高みへ導こうと、ゆめがギターを掻き鳴らす。演奏は「ISOLATION」へ。

 

これまで以上に低音の効いた演奏だ。感情を奈落へたたき落とすように「アーメン」をブースト。奈落に蠢く感情を、吹き上がる炎に乗せ一気に沸き立たせた「BONEHEAD」。“マイノリティは何処ですか”と叫ぶ観客たち。彼らと一緒に暴れ騒ぐことか、僕らにとってのポジティブに生きる宣言。彼らに、そう教えられた気がする。

 

「お前らの感情、すべて吐き出してこい!」

「狂ってこい!」

凄まじい轟音と共に叩きつけたのが「この世界は終わりだ。」。“この世界は終わりだ”と歌い演奏しながら、沸き立つ感情をダイレクトに叩きつける4人。猛り狂った音は確かに理性を持っていた。その理性は火照ったアドレナリンと化し、身体中の血管を駆け巡り、その場にいる人たちの感情を開放していった。

 

暴走した演奏は止まることを知らない。勢いをさらに加速させるように突き付けた「御乖離」。切っ先鋭い鋭利な歌や演奏が身体のあちこちを貫く。シニカルで毒々しい言葉が熱狂の中、生きる意味を教えてゆく。

「お前らが感じる苦しみも、幸せも、何もかもこの曲と一緒に沈めてやる。」

感情を剥き出した演奏を武器にコドモドラゴンが突き付けたのが「水槽」だ。

 

「お前らのいるべき場所は、この空間で間違ってないかい。俺たちが、お前たちの居場所にちゃんとなれてるか。それを一緒に証明しよう。」

最後に突き付けた「HEMLOCK」に合わせ、絶叫張り上げ飛び跳ねる観客たち。

「ずっと僕らは居場所を探していた。」

生きる意味を探し続けてゆくメンバーらが、彼らの生き方に共鳴する観客たちが、ここが僕らの、私たちの居場所なんだと宣言するように「HEMLUCK」を共に歌いながら熱狂に身を委ねていた。

 

「俺たちの夏をまだ終わらせるわけにはいかねぇよな!最高の夏の終わりを作ってやろうじゃねぇか!」

「無脳bot」から幕を開けたアンコールでも、コドモドラゴンは激熱な演奏を叩きつけ観客たちを右へ左へ揺らせば、大きな折り畳みの風景を描きだす。そう、轟音の中で暴れ倒すことが最高の快楽だ。何度も繰り返す煽りの光景、「ゼロアイデンティティー」を通し興奮をさらに高みへ導けば、最後はコドモドラゴンの歩みへ熱狂を刻み続けてきた「RIGHT EVIL」だ。「とどめ刺しちゃっていいですか!」の叫び通り、会場中の誰もがエナジーをすべて出し切る勢いで暴れながら、熱狂という手を伸ばし抱き抱えていった。

 

 「したかったライブが目の前にあって楽しかったです。次に伝えたい想いを一つずつみんなに伝えていきたいと思うので、次のツアーも全力でついてきてください」(ハヤト)

 

 

そして、これからのコドモドラゴンは…。

 

 

コドモドラゴンはこの日の公演中、11月7日(水)に15thシングル「想葬」を4-TYPE発売することを発表。森や洋館を舞台に撮影した幻想的なMVの完成も楽しみだ。

 

さらに彼らは、この「想葬」を手に11月10日より<コドモドラゴン 14th Oneman Tour「没」>をスタートさせる。11月16日の大阪BIG CAT公演は8周年記念ということで、“ジャージ姿”というコドモドラゴンらしいドレスコードも設定。その日だからこそのスペシャルなライブも楽しめそうだ。

年内に17カ所廻ったあとに、コドモドラゴンはツアーファイナルを2019年1月9日(水)にマイナビBLITZ赤坂で行う。彼らにとって思い出深い場所での久しぶりの公演。どんな暴れっぷりを見せてくれるかにも期待したい。

 

 

PHOTO: Keiko Tanabe

TEXT:長澤智典

 

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全国ワンマンツアー<だから僕は二度刺す。>FINAL

2018年9月12日(水)EX THEATER ROPPONGI

―セッリトスト―

 

『棘』

『WOLFMAN』

『Can’t stop MAD teens.』

『アリア』

『自絞首』

『つまり最愛です』

『堕落』

『ドロップチューン』

『平成マキシマナンバー』

『ISOLATION』

『アーメン』

『BONEHEAD』

『この世界は終わりだ。』

『御乖離』

『水槽』

『HEMLOCK』

-ENCORE-

『無脳bot』

『ゼロ・アイデンティティー』

『RIGHT EVIL』

 

 

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<音源情報>

 

コドモドラゴン

15th maxi single「想葬」

2018年11月7日(水) 4type同時発売

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Atype【初回限定盤】CD+DVD

¥1,800(税別)/BPRVD-314

CD2曲+DVD「想葬」PV・メイキング

[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ

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Btype【初回限定盤】CD+DVD

¥1,800(税別)/BPRVD-315

CD2曲+DVD「想葬」マルチアングルPV

[封入]全タイプ購入特典応募券「B」

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Ctype【通常盤】

¥1,500(税別)/BPRVD-316

CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲

[封入]全タイプ購入特典応募券「C」

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Dtype【通常盤】

¥1,500(税別)/BPRVD-317

CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲

[封入]全タイプ購入特典応募券「D」

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・全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全8種)

・全タイプ購入応募特典有

「想葬」Atypeに封入されているハガキに「想葬」A~Dtypeの帯についている応募券を全て貼って送ると、応募者全員に14th Oneman Tour「没」パンフレットプレゼント!

※詳細はAtype封入の応募ハガキをご覧ください。

 

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<LIVE情報>

 

■コドモドラゴン 14th Oneman Tour 「没」

 

●チケット代

前売り¥4,000 / ¥4,500

Final¥4,800 / ¥5,300

 

★チケット:

FC先行受付:9月13日(木)~9月24日(月)

一般発売:10月13日(土)

 

●OPEN/START

名阪       17:15/18:00

北海道2日目 17:00/17:30

Final       17:30/18:30

その他     17:30/18:00

 

●OA(BabyKingdom)有り箇所

(千葉/埼玉/愛知/広島/福岡/京都/石川/新潟/宮城/)

 

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●日程

11月10日(土)【千葉】柏 PALOOZA

11月11日(日)【埼玉】HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3

11月14日(水)【愛知】名古屋E.L.L.

11月16日(金)【大阪】大阪 BIGCAT -8周年記念日-

11月19日(月)【岡山】岡山 CRAZYMAMA KINGDOM

11月21日(水)【広島】広島セカンド・クラッチ

11月23日(金・祝)【福岡】福岡DRUM Be-1

11月25日(日)【京都】KYOTO MUSE

11月28日(水)【金沢】金沢 AZ

11月30日(金)【新潟】新潟 GOLDENPIGS RED STAGE

12月02日(日)【宮城】SENDAI CLUB JUNK BOX

12月05日(水)【青森】青森 Quarter

12月08日(土)【北海道】札幌 DUCE

12月09日(日)【北海道】札幌 DUCE

12月12日(水)【岩手】盛岡 CLUB CHANGE WAVE

12月14日(金)【福島】郡山 CLUB#9

12月16日(日)【栃木】HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2

 

-Tour Final-

2019年1月9日(水)【東京】マイナビBLITZ赤坂

  

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★コドモドラゴン Web★http://codomo-dragon.net/

★コドモドラゴン twitter★https://twitter.com/codomo_official

 



2018年09月12日 (水)

【ライヴレポート】<Royz SUMMER ONEMAN TOUR 『Dolly’s Lucid Dreaming-人形は儚い夢を見る-』>2018年9月11日(火)EX THEATER ROPPONGI◆次はシングル「SINFONIA」を手にZEPP TOKYOへ!

NEWS - 16:14:50

シングル「DOLL」を手に行った全国ワンマンツアー<Royz SUMMER ONEMAN TOUR 『Dolly’s Lucid Dreaming-人形は儚い夢を見る-』>も、9月11日(火)にEX THEATER ROPPONGIを舞台に行った公演でファイナルを迎えた。

 

 人形の螺子を巻く音に導かれ響き出した美しくも幻想的なワルツの調べ。その音色へ誘われるようにRoyzのメンバーたちも舞台へ姿を現した。智也(Dr)が軽快にシャッフルビートを刻むと同時に4人の人形たちは優しく戯れだす。妖艶な仕種を持って「DOLL」を歌い奏でるメンバーたち。フロアーでは大勢のファンたちが大きく手の花を揺らしていた。美しき高揚は、何時しか頭振り乱す激しさへと変化。そして…。

 

「踊り尽くしてやろうぜ!」

胸をくすぐる麗美な調べからの始まり。だが、演奏は一瞬にして激しさを背負い駆けだした。「LILIA」が暴れたい感情へ心を一気に掻きまわす。胸をくすぐるサビ歌に魂が震える、重厚な演奏が否応なく身体を熱く刺激する…。

 

「声上げろ!」「派手にぶち噛まそうぜ!」

野太い声で叫ぶ昴(Vo)。荒れ狂う轟音を放ち、「PANDEMIC」を投下。鬱積した感情をすべて吐き出すよう暴れ狂う観客たち。序盤からそこには気迫と気迫をぶつけあう光景が広がっていた。Royzは黒い翼を羽ばたかせ、さらにドス黒い興奮の中へ観客たちを巻き込むように「RAVEN」を演奏。その興奮した熱が、一人一人の心に熱狂へ向かって羽ばたく黒い翼を授けてくれるのだから。

 

重厚な熱の色を華やかに塗り変えるように、疾走した演奏の上でつかみを持ったキャッチーな歌を披露。共に「JOKER」を口づさみながら、身体は熱を持って駆ける演奏に刺激を受けはしゃぎだす。「この身を捧げても」という歌詞の通り、すべての想いを4人に捧げ、今は跳ね続けていたい。

 

 演奏へ、ふたたび重厚な音が加わった。「マーブルパレット」を相棒に、頭を振り乱し暴れ狂え。それが、今は最高に似合うライブの解答だ。続いて「疾風迅雷」の登場だ。観客たちの誰もが手にしたタオルを振りまわし、爆走する演奏へ共に身を預け頭を空っぽに騒ぎだす。サビでは誰もが「疾風迅雷」と叫ばずにいれなかった。誰もがこの瞬間、昴と魂を同化し歌い叫んでいた。

 

舞台は一変。幻惑な、暗黒の世界へゆっくり誘うように、幻想シンフォニックな「螺旋」を披露。闇への案内人と化した昴の歌へ導かれ、今は沈むようゆっくり奈落へ堕ちていきたい。哀切さを持って歌う昴の歌声へ、切なさと同時に優しさも覚えていた。それが昴なりの、Royzらしい寄り添い方だと言うように…。子供の笑い声、妖しい甘美な音色をまとった「秘蜜」の登場だ。妖美でヒステリックな旋律に酔いしれながら、妖しく手招く昴の歌声に心の腕を惹かれ、大勢の人たちが蕩けるように身体を揺らしていた。

 

 演奏は、ふたたび黒い唸りを上げた。

「ゆくぞ、てめぇら!」

昴の声を合図に、唸りを上げ疾走する「Daybreaker」へ牽引されるまま、会場中の人たちが頭を振って騒ぎだした。サビではつかみを持った歌に、大勢の人たちが手で花を咲かせ想いを捧げてゆく。

 

感情的な昴の歌声からの幕開け。轟音を撃ち放った「シンクロニシティ」だ。刹那を抱いた歌と、身体を貫く轟音を重ね合わせ、理性を嘆く色に塗り潰してゆく。心張り裂けんばかりに歌う昴の歌が、胸を熱く搔きむしる。

「一人じゃない、お前たちとつかみたいんだ」

その願いは4人の心の叫び、その熱情に魂が震えだす。

 

Royzの意志を詰め込んだ「ANTHEM」が飛び出した。「叫べ!」の声を合図に、誰もが感情の留め金をぶち壊し、自分たちの意志と寄り添う想いを、飛び跳ね騒ぐ熱狂へ変えていた。 僕らのアンセムを心の中で歌い叫んでいた。さぁ、魂を開眼せよ。轟音と共に爆走する「開眼」と、熱気ぶつけあうバトルだ。「同じ顔で狂ってる」の歌詞通り、4人も、観客たちも、同じ熱を持った気持ちを胸に騒ぎ狂ってゆく。

 

 ライブも終盤戦へ。会場中を緑色のサイリウムの光で塗り潰した「PHANTASIA-パンタシア-」を通し作り上げた心一つに抱きしめあう風景。生きた証を、生きる意味を、歌に乗せ吐き出すように届けた「ステラ」。Royzの歌は、心の叫びを歌という翼を通し開放してゆく。だから僕らも、その翼を受け止めたくて熱狂の声を彼らに伸ばしていく。互いの気持ちが一つに重なったとき、このライブという会場に2つの翼が生まれることを、僕らは知っているから…。

 

「くすぶっている奴とか、生きづらいなと思ってる奴らの居場所でRoyzはいたいと思います。これからも君たちと歩いていこう。」

「また生きて歌いたい。」

最後に「ANTITHESIS」を演奏。彼らの心の叫びは、僕らが心に抱えている本心。だから誰もが、昴と一緒に「まだ生きていたい」と全力で歌っていた。共に熱した心の手をきつく結びあおうと全力で拳を振り上げていた。

 

「こうなりたいなと思うRoyz像を、今回のツアーで見つけられたと思います。未来の自分を作るのは今の自分でしかない。これからも一緒にみんなと共に歩きながら、みんなの心の中にある燻りも消していけたらなと思います」(昴)

 

「大人だから夢を見るんだ」と歌う「AILES」から始まったアンコールでも、Royzは剥き出しの感情を演奏へ乗せぶつけてきた。場内から突き上がる無数の拳。「言葉じゃ言いづらいことも、歌ならみんなに伝えられる」、バラードナンバー「Always」を通し、ファンたちに伝えた感謝の想い。「何時か僕らの音が止まるとしても歩きだせるさBEGINNING」、昴のアカペラからの幕開け。光を抱きながら疾走したRoyz流デジロックナンバー「THE BEGINNING」を通し作りあげた熱狂。最後の最後にRoyzは「恋花火」を演奏。昴の言葉をきっかけに、会場へ盛大に騒ぐ祭りの光景と背景にドでかい花火の映像を描きながら、Royzの夏を盛大に締めくくっていった。「一つ一つ、共に乗り越えて一緒に歩いていきましょう」と語った昴の言葉が、胸にしっかりと刻まれていった。

 

そして、今後のRoyzは…

 

 

この日のライブで、新たなリリースとツアーを発表。11月21日(水)に16thシングル「SINFONIA」(シンフォニア)を4-TYPE発売する。

 

「SINFONIA」とはイタリア語で”交響曲”のこと。「SINFONIA」は、壮麗な同期の音やメンバーの奏でる旋律も美しい胸に歌が響き渡るミディアムナンバー。もともとメロディメイカー揃いのバンドだけに、その本領を発揮した楽曲の誕生だ。数多くの水槽とカラフルな光の球を背に歌い演奏、水族館で撮影したMVの完成も楽しみだ。

 

Royzは、このシングル「SINFONIA」を手に11月24日よりワンマンツアー<Royz WINTER ONEMAN TOUR「星屑のシンフォニア」>を全部で13本行う。ファイナル公演は、12月28日(金)にZEPP TOKYOで開催。久しぶりのZEPP TOKYO公演だけに、どんなフィナーレを飾るのか楽しみだ。

 

日程は前後するが、ファンクラブ「WINGS」の会員へ向けて11月上旬、東名阪を舞台に<Royz「WINGS」限定 カップリングonlyツアー【SIDE-B】>を行う。全曲C/Wナンバーで構成する企画色の強いライブだけに、こちらも見逃せない。

 

9月28日(金)には、大阪BIG CATを舞台に<~Royz 9th Anniversary ONEMAN LIVE~「ユグドラシル」>も開催。毎年恒例、Royzが地元に戻って行う周年ワンマン公演では、何時も以上にリラックスしたメンバーたちの姿を味わえるように、こちらの公演にも注目していただきたい。

 

間もなく10年目へ突入するRoyz。その幕開けを飾るのがシングル「SINFONIA」になる。彼らが記念イヤーの中へどんな期待に胸ときめかす展開を描き出すのか、これからも続くであろう発表事を楽しみにし続けようじゃないか。

 

 

写真◎Kyoka Uemizo

文◎長澤智典

 

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<リリース情報>

 

★Royz 16th maxi single

「SINFONIA」

2018年11月21日(水)4type同時発売

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Atype【初回限定盤】CD+DVD

¥1,800(税別)/BPRVD-321

CD2曲+DVD「SINFONIA」MV・メイキング

[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ

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Btype【初回限定盤】CD+DVD

¥1,800(税別)/BPRVD-322

CD2曲+DVD(09月28日~Royz 9th Anniversary ONEMAN LIVE~「ユグドラシル」ライブ映像)

[封入]全タイプ購入特典応募券「B」

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Ctype【通常盤】

¥1,500(税別)/BPRVD-323

CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲

[封入]全タイプ購入特典応募券「C」

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Dtype【通常盤】

¥1,500(税別)/BPRVD-324

CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲

[封入]全タイプ購入特典応募券「D」

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★全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全8種)

★全タイプ購入応募特典有                                 

 

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<LIVE情報> 

       

  • Royz WINTER ONEMAN TOUR「星屑のシンフォニア」

 

前売り:¥4,200/¥4,700

FINAL :¥5,000/¥5,500

FC先行:9月12日(水)~9月24日(月)

一般発売:10月27日(土)~

 

OPEN/START

名阪 17:15/18:00

Final 17:30/18:30

その他 17:30/18:00

 

OA(零[Hz])箇所(埼玉/千葉/宮城/新潟/浜松/岐阜/愛知)

OA(BabyKingdom)箇所(福岡/岡山/神戸/大阪)

 

 

11月24日(土)【埼玉】HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3

11月25日(日)【千葉】柏 PALOOZA

11月30日(金)【宮城】SENDAI CLUB JUNK BOX

12月03日(月)【新潟】新潟 GOLDENPIGS RED STAGE

12月06日(木)【静岡】浜松窓枠

12月08日(土)【岐阜】岐阜 CLUB ROOTS

12月09日(日)【愛知】名古屋E.L.L.

12月12日(水)【広島】広島SECOND CRUTCH

12月15日(土)【福岡】福岡DRUM Be-1

12月18日(火)【岡山】岡山 CRAZYMAMA KINGDOM

12月20日(木)【兵庫】神戸 VARIT.

12月23日(日)【大阪】umeda TRAD

 

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-Tour Final-

12月28日(金)【東京】ZEPP TOKYO

 

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  • Royz「WINGS」限定 カップリングonlyツアー【SIDE-B】

チケット価格:¥4,500

チケット受付:9月12日(水)~9月18日(火)

OPEN/START 17:30/18:00

 

11月06日(火) 【大阪】americamura FANJ twice

11月07日(水) 【愛知】名古屋ell.SIZE

11月10日(土) 【東京】SHIBUYA REX                             

  • ~Royz 9th Anniversary ONEMAN LIVE~「ユグドラシル」

9月28日(金)【大阪】BIGCAT

【開場/開演】17:00 / 18:00

【前売り/当日】¥4,800/¥5,300

【Drink代】別途

 

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<Royz SUMMER ONEMAN TOUR 『Dolly’s Lucid Dreaming-人形は儚い夢を見る-』>

2018年9月11日(火)EX THEATER ROPPONGI

―セットリスト――

 

『DOLL』

『LILIA』

『PANDEMIC』

『RAVEN』

『JOKER』

『マーブルパレット』

『疾風迅雷』

『螺旋』

『秘蜜』

『Daybreaker』

『シンクロニシティ』

『ANTHEM』

『開眼』

『PHANTASIA-パンタシア-』

『ステラ』

『ANTITHESIS』

-ENCORE-

『AILES』

『Always』

『THE BEGINNING』

『恋花火』

 

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2018年09月10日 (月)

【ライヴレポート】己龍<東名阪単独巡業「遠塵離垢」>-千秋楽-2018年9月07日(金)新木場STUDIO COAST

REPORT - 12:00:36

7月に発売したシングル「無垢」が、オリコンのシングルランキングで9位を獲得。

インディーズやメジャーという枠を超え、己龍の存在が一般的に浸透していることを、数字という結果を通して彼らは示してくれた。

 

 己龍は同作品を手に、7月より東名阪単独公演<遠塵離垢>を実施。

その千秋楽公演が、97()に新木場STUDIO COASTで行われた。

 

「全員ぶっ潰せ!殺れ!殺れ!」と叫ぶ眞弥の声が示すように、「累」から始まった己龍のライブはフロア中の人たちが乱れ騒ぐ喧騒を描き幕を開けた。

荒れ狂う演奏に触発され、フロアの中でぐちゃぐちゃにまみれる観客たち。

昂る気持ちへ痛い刺激を刺すように、己龍は「愛怨忌焔」を突き付け、観客たちの理性を壊しだした。

頭を振り乱し、大きく手を広げ華を咲かせ、誰もが喧騒の中へ堕ちてゆくことへ快楽を覚えていた。

 

眞弥に、4人の演奏へ導かれ「靂霹ノ天晴」に合わせ飛び跳ねれば、大声で歌を交わす姿も。

轟く重厚な音の唸りの中,「雨夜ニ笑ヱバ」が心に歓喜の想いを沸き立てる。フロアでは誰もが全力で頭を振り、乱れ狂う。

華やかな和の旋律描く「朔宵」に合わせ眞弥が、会場中の人たちが扇子を手に激しい宴に乱れ興じてゆく。

今は、狂喜に導く演奏へ見も心も預け、共に騒ぎ奉ろうじゃないか。

 

  「ここにいるお前たちの声を、ねじ切れるほどに絞り出せ!見境なく思う存分に暴れろ!」

眞弥の言葉に触発された満員の観客たちが、「叢雲」に合わせ手にしたタオルを一斉に振りまわす。血が沸き立つ、身体が熱を求めて叫びだす。

その気持ちをさらに煽ろうと、己龍は轟音響かせ「自惚レテ愛玩」を投げ返した。タオルを振り、右へ左へモッシュする観客たち。

暴れずにはいられない。理性を消し去るその衝撃こそ、変えがたい恍惚だ。

 

客席を中央から分断、離れては混じり合う光景が何度も広がる「鎮具破具」。

激しさの中へ妖艶さを抱いた「夜鷹」では、フロア中で観客たちがくるくる廻り、サビでは大きく広げた手を花のように揺らしていた。

 

ここは、熱狂に身を捧げた人たちが蠢く世界。そんな狂い人たちへ想いを捧ぐように、己龍は斜幕に映した映像の影で「煉獄」を演奏。

幕には「痛みに焼き尽くされた私」「心を閉ざせば煉獄の海」など、「煉獄」の歌詞が炎の映像と共に映し出されてゆく。

同じく哀愁と切なさを抱いた「秋雨葬送」でも、斜幕へ「思い出は優しさだけを心に映してしまう」「突き刺さるのは幾千の愛」など、心に痛みを持って寄り添う言葉を己龍は歌を通し心へ刻んでくれた。

 

斜幕が落ちると同時に己龍は、「天照」を通し会場中の人たちを光射す天空へ導いた。

誰もが大きく両の手を広げ、高揚沸き起こす「天照」と共に、心を、その身を空へ向かい羽ばたかせてゆく。

重く歪んだ和の旋律が意識をねじ曲げる、無数の拳が天高く突き上がった「井底乃蛙」。

 

   「頭のいかれたてめえらの本性をあぶり出せるのは俺たちだけだ、殺れるなら徹底的に殺れ!」

眞弥の言葉を証明するように、狂気と猟奇を掲げ、己龍は「朧月夜」をぶつけてきた。何百人という観客たちが逆ダイしてゆく光景の圧巻だったことか。

最新シングル「無垢」でも切っ先鋭い演奏を通し、さらに大きな逆ダイの様を描きだす。誰もが本能を剥き出しにした獣に変わっていた。

そんな心美しい化け物どもと共に、「百鬼夜行」を旗印に熱狂の行軍だ。会場中に響く「百鬼夜行」の叫び声。

騒ぎ狂いたい観客たちの感情を破壊し、暴れ狂わせた「誰彼刻」。そして

 

最後に己龍は、「僕の叫びは君に響いてますか」と心の声を届けるように「叫声」を演奏。

互いに心の手を伸ばし、共に歌声を交わしあい、気持ちを一つに結び合う光景がそこには広がっていた。

 

アンコールでは己龍の単独公演では初となるゲストとして、元ヴィジュアル系バンド「LOG」のメンバーだったユーチューバーのVambiが登場。この日の模様も映像として収録された。

LOGは過去に己龍のオープニングアクトとして巡業へ帯同していたこともあり、Vambiの登場はファンたちにとっても嬉しいサプライズ。

己龍とVambiがセッションしたのは、LOGの「Adore You~キミヲ想フ声~」。

その模様はぜひ、後にアップされるVambiのチャンネルでチェックしてくれ。

  

ここからは、ふたたび己龍のライブへ。

扇子を手に、華やかな宴の光景を描き出した「オナジアナノムジナ」。会場中に扇子が大きく揺れる光景も艶やかだが、やはり己龍のライブは、髪の毛を乱し頭を全力で振ってこそ。

轟音渦巻く「鏖」を通し、己龍は会場中の人たちの理性の留め金をぶっ壊した。

暴れろ、暴れろ、暴れ狂え!

最後に己龍は、自分たちの生きる証を示すように「暁歌水月」を演奏。今宵の宴を、終始熱気と熱狂渦巻く様に描きあげて逝った。

 

北海道で起きた震災。

この夏に起きた各地での豪雨被害、過去に起きた東北や熊本の震災など、復興へ向け頑張っている人たちへ向け

「僕らは僕らなりのやり方で復興のお手伝いを,次の巡業でさせていただきます。

僕らだけでは何も出来ない。

みんなが来てくれることが、その土地の復興だと思っています」

と最後に語った酒井光輝の言葉も印象的だった。

 

 

己龍の新たな動きを提示!それが

 

 

この日の公演で、己龍は1114()に通算6枚目となるアルバム『転生輪廻』を3-TYPE発売することを発表した。

なぜ「輪廻転生」ではなく「転生輪廻」なのか。

それは、死地から蘇り魔性?と化したメンバーたちの最新ヴィジュアルと、どんな関係性を持っているのかも気になるところ。

B-TYPEには、ここで紹介している「遠塵離垢」千秋楽公演のLIVE DVDを収録。

記事を読んで気になった方は、己龍の入門編としてぜひご覧になっていただきたい。

 

己龍は、アルバム『転生輪廻』を手に1117日より己龍単独巡業「転生輪廻」を行う。

毎年恒例行事となった1216日の周年公演、11周年目となる今年は福岡で開催。

こちらも見逃せない内容になることは保証しよう。

 

千秋楽公演は、1221()TOKYO DOME CITY HALLで実施。

毎回ソールドアウト寸前までいきながら、僅かに手が届かない経験を重ねてきたように、今回こそチケットを完売出来るかも楽しみだ。

本人らは枚数よりも、どれだけ仲間たちと熱い絆を作りあげれるかが大事であると意識はライブの中身へ向いていると思われるが、完売の文字は素直に嬉しいであろうから、ぜひ実現させてあげたい。

 

  他にも、1019()には高田馬場AREAを舞台にヴォーカル黒崎眞弥の、111()には仙台Rensaでベーシスト一色日和の生誕祭も行われることも報告しておこう。

 

  まだまだ進化し続けてゆく己龍。これからも、その動向から目を離さずにいて欲しい。

 

 

PHOTO:KEIKO TANABE

TEXT:長澤智典

 

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己龍 Web

http://www.kiryu-web.net/

己龍 twitter

https://twitter.com/kiryu_official

 

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<音源情報>

 

己龍 6thフルアルバム「転生輪廻」

20181114() 3type同時発売

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Atype【初回限定盤】CD+DVD

価格3,500円(税抜)/BPRVD-318

CD13+DVD「転生輪廻」MV

封入特典:

3タイプ購入特典用応募券A+応募はがき      

トレーディングカード2枚(全10種)

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Btype【初回限定盤】CD+DVD

価格3,500円(税抜)/BPRVD-319

CD13+「遠塵離垢」千秋楽マルチアングルLIVE DVD

封入特典:

3タイプ購入特典用応募券B     

トレーディングカード2枚(全10種)

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Ctype【通常盤】CD

価格3,000円(税抜)/BPRVD-320

CD13+ボーナストラック2

封入特典:

3タイプ購入特典用応募券C

トレーディングカード2枚(全10種)

 

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【「転生輪廻」3タイプ同時購入特典】

己龍「転生輪廻」Aタイプに封入されている応募ハガキに「転生輪廻」ABCタイプに封入されている各応募券を貼って送ると、単独巡業「転生輪廻」巡業パンフレットを応募者全員にプレゼント!

*詳しくはAタイプに封入されている応募ハガキをご覧ください。

 

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<公演情報>

 

■己龍単独巡業「転生輪廻」

20181117()【千葉】柏 PALOOZA

20181118()【埼玉】HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3

20181122()【栃木】HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2

20181127()【岩手】盛岡 CLUB CHANGE WAVE

20181130()【北海道】札幌 cube garden

20181203()【青森】青森 Quarter

20181205()【新潟】NIIGATA LOTS

20181208()【愛知】名古屋E.L.L.

20181209()【大阪】梅田CLUB QUATTRO

20181212()【岡山】岡山 CRAZYMAMA KINGDOM

20181216()【福岡】福岡 DRUM LOGOS ~己龍11周年~

 

-千秋楽-

20181221()【東京】東京ドームシティホール

 

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演目―

『累』(かさね)

『愛怨忌焔』(あいえんきえん)

『靂霹ノ天晴』(せいてんのへきれき)

『雨夜ニ笑ヱバ』(あまよにわらえば)

『朔宵』(さくよい)

『叢雲』(むらくも)

『自惚レテ愛玩』(うぬぼれてあいがん)

『鎮具破具』(ちぐはぐ)

『夜鷹』(よたか)

『煉獄』(れんごく)

『秋雨葬送』(あきさめそうそう)

『天照』(あまてらす)

『井底乃蛙』(せいていのあ)

『朧月夜』(おぼろづきよ)

『無垢』(むく)

『百鬼夜行』(ひゃっきやこう)

『誰彼刻』(たそがれどき)

『叫声』(きょうせい)

 

-ENCORE-

Adore You~キミヲ想フ声~』(Guest Vo.YOUTUBER Vambi)

『オナジアナノムジナ』(おなじあなのむじな)

『鏖』(みなごろし)

『暁歌水月』(きょうかすいげつ)





2018年09月07日 (金)

【ライヴレポート】<SID 15th Anniversary LIVE HOUSE TOUR「いちばん好きな場所 2018」>2018年9月3日(月)川崎CLUB CITTA’◆「いちばん好きな場所」の、さらにその先へ。熱狂のライブハウスツアー、いよいよスタート!

REPORT - 18:33:47

 遂にこの日がやってきた。

SID 15th Anniversary LIVE HOUSE TOUR 「いちばん好きな場所 2018」の初日、93日の神奈川・CLUB CITTA’だ。

「いちばん好きな場所」とは、2008年のインディーズ・ラストツアーで初めて掲げられ、2010年のライブハウスツアーでも使われた、シドの原点を示す重要なタイトル。

結成15年、バンド史上最大規模の31公演に及ぶ大ツアーに臨み、三たびそのタイトルを掲げた4人の思いとは? 

午後75分、期待、緊張、興奮が入り混じった会場内の空気は、すでに発火寸前だ。

 

 

「行こうか、川崎!」

 

 

ゆうやが叩き出す猛烈な2ビート、明希の重くうねるベース、Shinjiの高速ギターリフに乗ってマオが叫ぶ。

8月に出た新作ミニアルバム『いちばん好きな場所』の1曲目を飾った「VOICE」は、生で聴くとよりエモく激しく、サビで一気に空間が広がる感触がたまらなく気持ちいい。

同じく新作からの「reverb」は、エレクトロ・サウンドを大胆に取り込んだヘヴィなメタリック・ダンスロックで、前作『NOMAD』収録のメタルチューン「XYZ」と並べて聴くと、興奮が倍増する。

「頭からぶっ飛ばしていくぞ!」と叫び、マオが客席最前列に両足を突っ込んで歌っている。

差し出された何本もの腕でマオが宙に浮いているような、その光景が一枚の美しい画に見える。

 

「ここが俺たちとお前たちの、いちばん好きな場所です。待った? 俺も待ちまくった。やっと今日が来た」(明希)

18年前にここに立ったことがあるけど、お客さんが3人しかいなかった。でも俺はガンガン頭振ってた。

3人だろうと1000人だろうとやることは一緒です」(Shinji)

「緊張してたでしょ? 俺も緊張した。でもそろそろ、ちったー(ちょっとは)ほぐれてきたんじゃないの?」(ゆうや)

 

セットリストは、新作『いちばん好きな場所』を中心に、4月にリリースされた『SID Anime Best 2008-2017』の楽曲にも光が当てられる。

『劇場版アニメーション「黒執事( Book of the Atlantic」』の主題歌になった「硝子の瞳」は、スピード感と哀愁とポップさが絡み合うシドの得意技だ。

とにかくこの日のシドは力強く演奏し、しっかり歌うことに専念して、セットも含めて余計な装飾は一切ない。

これがライブハウス、シドの原点だという意識がビンビンに伝わってくる。

マオの表情も、いつも以上に笑顔いっぱいだ。

 

この日のハイライトをいくつか挙げるなら、その一つは間違いなく「その未来へ」だった。

『いちばん好きな場所』の3曲目に置かれたバラードは、ライブハウス空間の中で、想像を超える豊かな広がりを聴かせてくれた。その未来へ、あなたへ、繋げよう。この歌はきっと、ツアーのアンセムになる。

そう確信させる、真心のこもったパフォーマンス。

 

「昔はセットリストに、いろんな曲を入れて盛り上げようとしていたけど、今は流れを大事にしてる。

並べた時にどう響くかを、それが重要だと思うから」

 

マオの言葉通り、アッパーとスロー、激しさと柔らかさの区別だけではなく、流れの中で一つの大きな画を描いてゆく、パズルのような選曲が面白い。

だからこそ、「マスカラ」のように懐かしい曲も、サイケな妖しさと解放感を兼ね備えたダンスロックとして、耳に新しい。

ミニアルバムからの「ラバーソール」のような新しい曲も、屈託なくシンプルで明るいロックチューンとして、心に映える。

15年続けたライブバンドの定番を盛り込みつつ、その先の未来へ向け、新しい刺激を生み出す。バンドの狙いは明確だ。

 

やはり初日の緊張感があったのだろう。アンコールは本編とは違い、かなりリラックスした4人の姿が見られた。

メンバー紹介のタイミングを間違えてゆうやとマオが笑い合ったり、マオが観客に「どうやるんだっけ?」と聞いて場内が爆笑に包まれたり。

かっこよく決めたシドもいいが、ちょっとずっこけた飾らない素顔のシドもいい。

15年かけて彼らは、どちらの顔にも磨きをかけ、それが多くのファンを引き付けてきたのだと、幸福感いっぱいの客席を見ながらそう思う。

 

「この長いツアーのグランド・ファイナルを、来年3月、横浜アリーナでやります。

横浜アリーナは、「dead stock TOUR 2011」の時に、震災で一回飛ばしちゃってるから、絶対にやりたかった。

しかも震災の前日の310日。運命的なものを感じます」

 

突然の発表に、すさまじい歓声と拍手が湧き上がる。これはリベンジではなく、願い。

シドに関わるすべての人の思いは、きっと同じだろう。

そしてこの日、最後に披露されたのは、ミニアルバムのタイトル曲『いちばん好きな場所』だった。

弦楽器をフィーチャーした雄大なロックバラードは、「その未来へ」と並ぶツアーのアンセム候補だ。

Shinjiのギターソロの、震えるような気持ちのこもり方が普通じゃない。

少し前のMCで明希は「違うバンドじゃないの?っていうぐらいになって帰ってくるから」と言ってくれたが、ツアーが終わる頃、バンドが、そしてこの歌たちがどれだけ成長するか。その時が今から楽しみだ。

 

15年経っても、ライブハウスが「いちばん好きな場所」だと言える俺たちを、素敵だと思う。

これからも、そう思えたら素敵だよね」

 

マオの最後の挨拶に、15年の自信と、ファンへの愛情がにじみ出る。

まずはツアーを完走し、次の目的地、2019310日の横浜アリーナへ。

11本のライブに思いを積み重ね、15周年のストーリーはまだまだ終わらない。

 

 

写真◎今元秀明

文◎宮本英夫

 

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 ≪シドIFROMATION

 

<ライブ情報>

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■<SID 15th Anniversary GRAND FINAL

2019310() 横浜アリーナ

 

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SID 15th Anniversary LIVE HOUSE TOUR 「いちばん好きな場所 2018

Thank you SOLD OUT

 

93() 神奈川 / CLUB CITTA’ 

94() 神奈川 / CLUB CITTA’ 

98() 静岡 / Live House浜松 窓枠

99() 岐阜 / 岐阜club-G

911() 愛知 / 名古屋ダイアモンドホール 

914() 群馬 / 高崎club FLEEZ

915() 茨城 / 水戸LIGHT HOUSE   

918() 栃木 / HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2 

921() 石川 / 金沢EIGHT HALL

923(日・祝) 長野 / 長野CLUB JUNK BOX 

924(月・休) 新潟 / NIIGATA LOTS   

103() 宮城 / 仙台Rensa 

105() 青森 / 青森Quarter 

106() 岩手 / 盛岡CLUBCHANGE WAVE

108(月・祝) 福島 / 郡山HIP SHOT JAPAN

1013() 北海道 / 釧路NAVANA STUDIO

1014() 北海道 / 帯広MEGA STONE

1018() 大阪 / なんばHatch

1020() 香川 / 高松MONSTER

1021() 愛媛 / 松山WstudioRED

1027() 岡山 / 岡山CRAZYMAMA KINGDOM

1028() 広島 / 広島CLUB QUATTRO 

111() 京都 / KYOTO MUSE 

113(土・祝) 兵庫 / 神戸CHICKEN GEORGE

114() 滋賀 / 滋賀USTONE

117() 佐賀 / 佐賀GEILS

118() 福岡 / 福岡DRUM LOGOS

1110() 熊本 / 熊本B.9 V1

1111() 鹿児島 / 鹿児島CAPARVO HALL

1117() 埼玉 / HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3

1121() 東京 / マイナビBLITZ AKASAKA

 

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<リリース情報>

 

Mini Album『いちばん好きな場所』 822 Release!!

【初回生産限定盤(CDDVD)】 KSCL-3076/7 2,778+

【通常盤(CD)】 KSCL-3078 1,852+

 

「いちばん好きな場所」(Music Video)YouTube ver. https://youtu.be/wXP_ZZnjmV8 

 

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■購入者特典

【シド「いちばん好きな場所」スペシャルくじ付きステッカー】

A賞:シド「いちばん好きな場所」スペシャルどでかバッジ

B賞:シド「いちばん好きな場所」スペシャル防滴スマホポーチ

※対象店舗はコチラをご確認ください。

 http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/sid/shoplist/180822/  

 

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【シド「いちばん好きな場所」スペシャルポストカード】

  【対象店舗】Sony Music Shop、ぐるぐる王国、タワーレコードオンライン、HMV&BOOKS Online

  TSUTAYAオンラインショッピング(予約分のみ)Amazon.co.jp、楽天ブックス、ネオウィング、セブンネットショッピング

 

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■「いちばん好きな場所」発売記念!シド旧譜キャンペーン実施決定!

 

「いちばん好きな場所」の発売を記念して、シド旧譜キャンペーンを実施いたします!

シド対象旧譜商品を対象店舗にてご購入で、オリジナルクリアファイルをプレゼント!

※新作、DVDBD他、こちらのページに掲載されていないタイトルは全て対象外となります。

※数に限りがありますので、無くなり次第終了となります。あらかじめご了承ください。

※下記店舗以外での配布はございません。ご了承ください。

 

【対象期間】2018821日(火)~ 特典がなくなり次第終了

【特典内容】オリジナルクリアファイル

【対象店舗】

<オンラインショップ> Sony Music Shop、タワーレコード オンライン、ネオウィング

<東京都>  タワーレコード渋谷店、タワーレコード新宿店

<新潟県> タワーレコード新潟店

<静岡県> イケヤ、沼津イシバシプラザ店

<愛知県> タワーレコード名古屋近鉄パッセ店

<大阪府> タワーレコード梅田NU茶屋町店、山野楽器イオンモール鶴見緑地店

<兵庫県> タワーレコード神戸店

<広島県> タワーレコード広島店

 

【キャンペーン対象商品】(発売日 / タイトル / 形態 / 品番 / 価格)

▼アルバム

2017/09/06 NOMAD 初回生産限定盤A KSCL-29512952 ¥3,611(税抜)

2017/09/06 NOMAD 初回生産限定盤B KSCL-29532954 ¥3,611(税抜)

2017/09/06 NOMAD 通常盤 KSCL-2955 ¥2,870(税抜)

2016/01/13 SID ALL SINGLES BEST 通常盤 KSCL-26752676 ¥3,600(税抜)

2014/03/12 OUTSIDER 初回仕様限定盤 KSCL-2385 ¥2,952(税抜)

2013/08/21 Side B complete collection e.B 2~ 初回仕様限定盤 KSCL-2291 ¥2,286(税抜)

2013/08/21 Side B complete collection e.B 3~ 初回仕様限定盤 KSCL-2292 ¥2,286(税抜)

2013/01/16 SID 10th Anniversary BEST 通常盤 KSCL-2182 ¥2,857(税抜)

2012/08/01 MW 初回仕様限定盤 KSCL-2095 ¥2,952(税抜)

2011/02/23 dead stock 通常盤 KSCL-1754 ¥2,952(税抜)

2009/07/01 hikari 通常盤 KSCL-1414 ¥2,952(税抜)

 

▼映像商品

2017/12/27 SID 日本武道館 2017 「夜更けと雨と/夜明けと君と」 通常盤2DVD KSBL-62976298 ¥10,000(税抜)

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2018年09月07日 (金)

【ライヴレポート】<ユナイト全国ツアー『強くてNEW GAME』FINAL>9月2日(日)恵比寿LIQUIDROOM◆“これまで”と“これから”を示した『強くてNEW GAME』の本質

REPORT - 18:11:39

バンドとして心が折れそうになった時期を乗り越え、6月に3年ぶりとなるフルアルバム『NEW CLASSIC』をリリース。

これまでの作風とは一線を画し、彼らの新機軸となった今作で新たな一歩を踏み出したユナイト。

彼らが決して過去を否定しているわけではないことを示すワンマンツアー『強くてNEW GAME』のツアーファイナルが、92()、東京・恵比寿LIQUIDROOMで行われた。

まだ沖縄での裏ファイナルが残ってはいるものの、全国18箇所に及ぶツアーで『NEW CLASSIC』の楽曲がどのように成長したのか、そしてユナイトのこれまでとこれからをどう提示したのかをここに記したいと思う。

180902ユナイト-126

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ほぼ定刻、暗転し幕が開くとメンバーは板付きで登場し「リーベリ」からライヴはスタート。

(Vo)の伸びやかな歌声が会場を包み、ギターソロでは椎名未緒(Gt)LiN(Gt)が息の合ったユニゾンを見せた。

つづく「無限ピクセル」では会場を色とりどりのフラッシュリングやルミカが彩る中、ここで終われるはずがないよと歌い、はやくもユナイトとしての決意を示してくれた。

 結_2

「さぁリキッド!U’s(ユナイトファンの総称)の想いを届けてよ!!」と結が叫び、それに応えるようにU’sが声をあげるとライヴは「universe」でスピードアップ。

「瞼に残光、」では勢いをそのままに自らの選択で今この場所にいることを歌い、「アンハッピータイムリーパー」の冒頭では結が「過去に戻ってもこの道を選択するよ!」と胸を張ったのが印象的だった。

さらに会場のミラーボールがまわった「RomanticTrampoline」ではフロアがダンスフロアと化し、「絶望クリエイター」では一転、結の雄々しいシャウトを合図にヘッドバンギングの嵐が巻き起こった。

 

ここからはユナイトの強みでもあるメロディの美しさが際立つしっとりとした曲を、と「五月已」「good night」を届け、「栞」ではメロディの美しさもさることながら楽器陣の巧緻なアンサンブルが耳を引いた。

 

そしてライヴは後半戦、口火を切った「ubique」ではハク(Ba)がクールな面持ちで軽快にスラップを決め、small world order」では莎奈(Dr)が軽やかで歌うように表情豊かなドラムを叩いた。

そして業界初の縦型MVという意味でも、これまでのユナイトにはなかったという意味でも話題を呼んだポップな中華風EDMナンバー「隕石系スタジオパンダ」では、結が「この曲はツアーで育ったよね!」と言ったように、ツアーを通してファンと共に曲そのものを育てた様を感じられる一曲だった。

 

「僕らの始まりの曲」という紹介で始まった「レヴ」は言葉の通り、ユナイトが現在の五人になって最初の曲であり、いまこのタイミングであえて始まりの曲を演奏するということに意味を感じずにはいられなかった。

当時から4年が経ち、様々な困難があったがユナイトの革命の火種はまだ消えていないことを示すワンシーンだった。

 

ライヴは終盤戦に差し掛かる。ユナイト随一のハードさを誇る「ice」では、「今日一番U’sの狂ってる姿を見せてよ!」と煽ると、それに応えるようにどんどんと乱れていくフロア。さらには昂ぶるフロアに触発され結がハクの顔を引き寄せ口づけたシーンには悲鳴があがった。

そして「今の僕らを届けます」と披露されたパーティーファンクチューン「-ハロミュジック-」では、未緒とLiNのエッジィなカッティングを軸に、メリハリの効いたハクのベース、莎奈のダイナミクスのあるドラムと、ユナイトの「今」がこれでもかと詰まっていた。

 

 「ここまで生きてくるなかで、辛い事、楽しい事、嬉しい事、悲しい事、色々な事があったと思うけど、それがあって今僕らはこうして一緒に音楽を楽しむ空間を作ることが出来ている。

だから僕はそのすべてに感謝して、最後この曲をみんなに贈ろうと思います」と本編最後に演奏されたのは『NEW CLASSIC』の中で最も高さと広さを持つ「ホワイトスイマ」だった。

その高さ、広さはまるでこれまでのすべてを許して、包んでくれるような大きさがあった。

曲中に「出会ってくれてありがとう」とフロアに結が投げかけると、フロアからはお返しと言わんばかりに大合唱が起こり、心地よい余韻を残してライヴは幕を閉じた。

 

ユナイトは必ずアンコールに応えるバンドではない。ただ、この日の鳴り止まないアンコールに彼らは応えてくれた。

アンコールに用意されたのは「アイ-‘ation-」。このツアーを通じて感じたU’sへの感謝を込めて歌われたこの歌で、結はU’sに向けてだけではなく、メンバーの事もひとりひとり指差して歌っていたのが印象的だった。

 

こうしてユナイトの新たな一歩となるツアー、『強くてNEW GAME』はひとまず幕を閉じた。

彼らが決して過去を否定して変化したわけでないことは、間違いなく会場に駆けつけたオーディエンス全員に伝わったことだろう。

これは「リセット」ではなく、過去を引き継いだ「ニューゲーム」なのだ。

彼らはしっかりとこれまでのすべてを連れてゲームのコンティニューボタンを押し、さらに新しいステージへ連れて行ってくれるはずだ。

 

まずは残された沖縄でのボーナスステージともいえる裏ファイナルと、9/23に予定されているLINE LIVEで発表される今後に関するお知らせ(明るい)を楽しみにしていてほしい。

 

 

写真◎MASANORI FUJIKAWA、さいちょー

文◎小崎恒平

 

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UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME」>

2018.09.02() @恵比寿LIQUIDROOM セットリスト

 

01.リーベリ

02.無限ピクセル

03.universe

04,瞼に残光、

05.アンハッピータイムリーパー

06.RomanticTrampoline

07.絶望クリエイター

08.五月已

09.good night

10.

11.ナユタの秘密

12.ubique

13.small world order

14.隕石系スタジオパンダ

15.レヴ

16.ice

17.-ハロミュジック-

18.ホワイトスイマ

 

ENCORE

19.アイ-‘ation-

 

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<オフィシャルLINE LIVE

923日(日)ユナイトオフィシャルLINE LIVEにて20:00より発表あり!

https://live.line.me/channels/48883 

 

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LIVE情報>

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■ユナイト 2018 ハロウィン ワンマンライヴ「May the Force be with you!

1031() 下北沢GARDEN OPEN 18:15 / START 19:00

【チケット料金】 前売¥4,300 当日¥4,800(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可

【チケット一般発売】 98()  

イープラス https://bit.ly/2CtoeiM

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■椎名未緒フィーチャーイベント「レムリア」

1124() 渋谷REX OPEN 17:00 / START 17:30

【チケット料金】 前売¥4,000 当日¥4,500(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可

【チケット一般発売】 98()  

イープラス https://bit.ly/2wQEunU

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■ユナイト&キズ 2マンツアー 「水と油」

1128() 名古屋E.L.L OPEN 18:00 / START 18:30

1129() OSAKA MUSE OPEN 18:00 / START 18:30

1203() 渋谷TSUTAYA O-WEST OPEN 18:00 / START 18:30

【チケット料金】 前売¥4,200 当日¥4,700(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可

【チケット先行期間】1012()18:001017()16:00

【チケット一般発売】113()

キズ オフィシャルサイト http://ki-zu.com/

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UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME

98() 沖縄 桜坂セントラル <TOUR FINAL> OPEN 16:00 / START 16:30

99() 沖縄 桜坂セントラル <TOUR FINAL> OPEN 16:00 / START 16:30

【チケット料金】 当日¥4,800(税込・ドリンク代別) ※未就学児童入場不可

 

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ユナイト オフィシャルサイト http://www.unite-jp.com/