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2017年11月16日 (木)

美しきソロシンガーKayaがボーカルを務めるデカダンスユニット「Schwarz Stein」、東名阪ワンマンツアー開幕!初日東京公演にMana様(MALICE MIZER/ Moi dix Mois)がサプライズ登場!

REPORT - 18:21:09

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 2017年11月12日(日)、渋谷REXにて『Schwarz Stein -15th Anniversary-』が開催された。

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Schwarz Steinは性別を超越した美しきソロシンガーKayaと、キーボード&コンポーザーHoraの2人によるゴシックユニット。

2002年にMALICE MIZER/Moi dix MoisのManaプロデュースにてデビュー、解散後、様々な活動を経て2014年に活動を再会し、今年が15周年となる。


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15周年を記念して開催される東名阪ワンマンツアーの初日東京公演に、元プロデューサーであるManaがサプライズ出演した。

 

「Perfect Garden」「Current」などの人気曲をはじめ、新曲「方舟」「Apocalypse -eclipse ring-」や、アッパーな「PREDICT -Rosen Clarion-」、Horaがボーカルを務める「CREEPER」など激しい曲が続き、フロアのテンションが最高潮に達したところで、Manaがサプライズ登場。自身がプロデュースするMoi-meme-Moitieの漆黒の衣装を身にまといManaが登場すると会場は大歓声に包まれた。

 

ManaがSchwarz Steinプロデュースを決めるきっかけになったと言われる至高のバラード「transient」や、初期のレア曲「Beautiful the virgin」にギターで参加。

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アンコールではライブでの人気曲「Succubus」にManaがキーボードとして参加する嬉しいサプライズが発生。サウンドチェックでManaがMALICE MIZERの「再会の血と薔薇」イントロ部分を演奏し、会場かた悲鳴にも似た大歓声が起こる一幕も。


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明日17日の大阪公演では同じくMALICE MIZER_ZIZのKoziがゲスト出演、名古屋公演にはKein/deadmanの眞呼がゲスト出演することが決定している。

昨日15日には初となるベストアルバム(15曲入りアルバム2種)が発売となったSchwarz Stein。

ビジュアル系シーンの歴史を変えた伝説のバンド・MALICE MIZERの美意識を正当に受け継ぐゴシックユニットの活動に今後も注目したい。



Photo:Mayumi Fukaminato

 

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【Release】
『Schwarz Stein THE BEST -LICHT-』『Schwarz Stein THE BEST -DUNKELHEIT-』発売中
ZEAL LINK全店およびライブ会場、オフィシャル通信販売にて発売。
オフィシャル通信販売 http://traumerei.theshop.jp/

【Schwarz Stein Profile】
MALICE MIZER/Moi dix MoisのリーダーManaプロデュースで2002年にデビュー。現在ソロシンガーとして活動するKayaと、Kayaソロ楽曲の大半も作曲するコンポーザーHoraからなる2人組ユニット。耽美な歌詞とノスタルジックなメロディをEDMやトランスサウンドといったダンスサウンドで構築し、唯一無二の世界を作り上げている。

【Schwarz Stein LIVE情報】
11月17日(金)ワンマン公演@大阪RUIDO ゲスト:Közi(MALICE MIZER/ZIZ)

11月12日(日)ワンマン公演@今池GROW ゲスト:眞呼(Kein/deadman)

【Mana LIVE情報】
12月2日(土)Moi dix Mois15周年スペシャルイベントライヴ15th Anniversary ~Grand finale〜Dis inferno XV@新宿ReNY


【Kaya LIVE情報】
11月23日(木)アコースティックライブ『CafeNOIR』@サラヴァ東京

12月06日(水)『シャン!シャン!シャンソンフェスティバル2017』@第一生命ホール
12月24日(日)クリスマスディナーショー@サラヴァ東京

 

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★Kaya★

http://kaya-rose.com/

 

★Schwarz Stein★
http://schwarz-stein.jp/

★Mana★
http://manamonologue.blog16.fc2.com/(Mana)
http://www.moidixmois.net/(Moi dix Mois)

 


2017年11月15日 (水)

【ライヴレポート】<umbrella>2017年11月12日(日)高田馬場AREA【Chapter.5「切開」】◆進化し続けるumbrellaがワンマン公演で見せた、眩しい未来の風景。

REPORT - 22:41:26

10月に6thシングル「管」をリリース。その作品を受け11月12日(日)高田馬場AREAを舞台に、umbrellaは「【Chapter.5「切開」】」と題したワンマン公演を行った。
この日は、会場へ訪れた人たちへLoopの音源も無料配布。
今年のumbrellaは、Frontier「管」と新境地を切り開いた2枚のシングル盤をリリース。
この日のライブは、進化し続けるumbrellaの一つの過程の姿を斬新に投影した内容だった。

 心地好い穏やかな幕開け。やがて悲しみの淵へと導くよう、厳かな音色が波紋を広げるよう会場中に染み渡りだす。
ジワジワと沸き上がる気持ちの昂りを音と唄に乗せ、umbrellaは「管」を唄いだした。
想いを忍ばせ揺れる音の波は、ゆっくりとフロアーを呑み込んでゆく。
遥か遠い過去、母親の体内で微睡みながら生を覚えていたような感覚を与える「管」。
荘厳壮麗な音のうねりに呑み込まれながら、しばし夢見心地に酔いしれたい。

 将のドラムカウントを合図に、一気に演奏は躍動。シューゲイズしたギターの音とタイトなビートへ導かれ、
観客たちがヨルノカーテンに乗せ一斉に跳ねだした。熱を持った感情を解き放つように歌う唯。
身体は覚えていた、ジワジワと躍動する高揚を…。

 柊のギターがザクザクとした音を突き付けた。唯の「拳ください」の言葉を合図に、演奏は掌ドロップへ。
ノイジックな音が、唸るグルーヴが、この空間を熱色に染め上げた。
唯は沸き上がる感情を、腹の奥底まで響くビートに乗せ突き付けてゆく。荒ぶれ、もっともっとこの空間に熱を撒き散らせ!!
「今日は何もかも捨ててください、飛べー!!」、スカイフィッシュが、フロアー中の人たちの感情へ瞬時に翼を生えさせた。
なんて懐の大きな楽曲だ。躍動と興奮二つの翼をこの唄は授けてゆく。umbrellaは僕らに自由を与えてくれた。
共にイッちまおうぜと、音の成層圏で泳ぐ楽しさを伝えてきた。「もっと恥ずかしいことしようよ、いいかー!!」。
広大な荒れ野から吹きすさぶ大地の音が、身体をリズミカルに揺らす。Frontierに飛び乗り、
雄々しく音の荒野を駆け抜けろ。熱した轟音と化した演奏が、感情を野生へ揺り戻す。そう、もっともっと荒ぶれと…。

「umbrellaが誇らしげに思えるライブをみなさんに届けたいと思います」(唯)

熱気躍動した風景に続いて広がった痛い衝動や刹那な高揚。歪みを上げた音が導いたのは、心を突き刺す蒼い衝動。
蒼白な音を塗り重ねるワスレナグサの唄と演奏に心は釘付けだ。
一緒に切ない色を抜きながらモノクロームな姿へと変えてゆく、その哀しい心模様へ寄り添い続けたい。

「叶わないものは、それでも…」。夜空へ蒼い色を塗り重ねるようアンニュイな表情の絵筆で奏でた「月」。
光を携え一気に駆けだした演奏。心でハミングするように、僕達が描いたパノラマを彼らと一緒に口づさみたい。
umbrellaは目の前に広がった音のパノラマへ時間や感情の流れをまぶしながら、
胸をギュッと締めつける痛心地好い想いを次々と描き出してゆく。

「9年前くらいに出来た曲です」。
壊れそうな心の叫びを憂いたスロウレインは、umbrella誕生以前から大切にしてきた楽曲。
悲哀を抱いた三拍子のリズムが、悲しみの涙の滴によって生まれた深淵へ心を導いてゆく。
「本当に愛している人を見つけてください」。哀切さを抱きながら弾む音色が、ときめきの影を映してゆく。
LoV、なんて刹那くて美しくも悲哀なラブソングだ。ジワジワと胸に染み入るその愛しさを、このまま感じ続けていたい。
押しつけな愛情よりも、壊れそうなくらい脆い愛情のほうが、抱きしめたくなるほど愛おしい。

サイコティックなエレクトロシューゲイズナンバーアンドロイドと果実が、意識を夢想と現実の中で混濁させる。
アバンロックな演奏の上で秘めた情熱をぶつけるように歌う唯、
何時しか大勢の人たちが、大きく手を振り音のうねりへ身を寄せていた。
意識を震撼する重厚な演奏が炸裂。Laboに合わせ大きく身体を折り畳み、熱狂へ墜ちてゆく観客たち。
「乱れろ!!」、果ての世界へ意識をトリップさせるヒステリックな音の衝撃が、今宵はたまらない快楽だ。

「暴れるとき暴れたらいいじゃない!!」、春の重厚なベースの演奏が狂喜への合図だった。
猛々しく轟きだした黒猫が通るへ飛び乗り、轟音と一緒に熱狂へドライブだ。
沸き上がる気持ちのままに騒げばいい。ここは、己を開放してゆく自由区。自分を野生に変えてゆく無法地帯。
激しい熱を抱いたまま、演奏はumbrella流EDMダンスロックなWitch?へ。
サイコパニックな楽曲に触発され、大勢の人たちが踊り狂う。止まることなく跳ねる観客たち、2STEP踏みながら歌い踊る唯。
興奮が凄まじい速度で増殖してゆく。その熱を、会場中へ…世の中へ伝播してやれ!!

「唄物だからとか、静かだから盛り上がらないとか無視しませんか?。
売れるためにとか、そういう奇麗事は通用しない時代なんですよ。
いろんな音楽を楽しむためにumbrellaがあるように、幅広いんです。
僕、辞める理由がないんで音楽を続けています。
好き勝手やってるし、うちの曲を好きと言ってくれる人たちがいるから、ここに立てています。
続けるって難しいんですけど、みんなが必要としている音楽が出来ているように、これからも会いに来てください」

掻き鳴らす唯のギターへうねるように絡む春のベース、タイトな将のドラムと歪みを上げた柊のギターが重なり、
楽曲はレクイエムへ。あの頃の記憶を思い返し確かめるよう、切な感情のままに唄を放つ唯。
物語るように唄うその想いを、ギュッとつかみたい。
荘厳に揺れる音の景観の中へ溶け込み、一緒に哀切な想いを抱きしめたい。

最後にumbrellaは、ほとばしる情熱を濃縮しぶつけるように箱庭を演奏。すべてのわだかまりを吐き出し、
彼らと一緒に浄化したい。歪んだ意識さえ、熱した興奮が何もかも燃やし尽くしてゆく。
突き上がる無数の拳に感情を乗せながら、彼らは演奏という懐ですべてを呑み込んでいった。

アンコールは、この日に会場無料配布した音源に収録したLoopからスタート。
とても明るいギターロック/ビートナンバーした楽曲なのが嬉しい驚きだ。
これまでのダウナーな印象を一気に覆す表情へ、この日は戸惑う人たちも多かったのが正直な反応。
とはいえ、とてもノリ良い楽曲だけに、Loopが今後umbrellaのライブの中、
どんな立ち位置を持った楽曲として成長してゆくのか楽しみだ。

「今回の「管」は、何時死んでも誇りに思えるシングルになったと思っています。
TSUTAYA O-WESTを決断したように、決断力って本当に大事なこと。この家族と一緒にTSUTAYA O-WESTへ行って、
今日以上の景色を見たいと思います。死に物狂いでumbrellaを加速させていきます」(唯)

最後にumbrellaはアランを投影。タクトを手にした唯の振りに合わせ、会場中の人たちが共に歌いだした。
激しくタクトを振り、観客たちを熱狂詰め込んだ交響曲の中へumbrellaは連れ出した。場内から響き渡る観客たちの合唱。
その興奮と高揚を後々まで語り継ぐように、umbrellaはアランを通し、その存在を眩しい輝きに変えていった。

umbrellaは、2018年3月14日「傘が生まれた日」にTSUTAYA O-WESTでワンマンを行うことを告げた。
彼らは、この日に向かって進みだした。これからumbrellaが何を仕掛けてゆくのか、
今後の活動にも、ぜひ熱い視線を注いでいただきたい。

 

写真◎荒川れいこ/chi.yow

文◎長澤智典

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<umbrella ONE-MAN 【Chapter.5 「 切開 」】SETLIST>
M1「管」
M2 ヨルノカーテン
M3 掌ドロップ
M4 スカイフィッシュ
M5 Frontier
M6 ワスレナグサ
M7「月」
M8 僕達が描いたパノラマ
M9 スロウレイン
M10 LoV
M11 アンドロイドと果実
M12 Labo
M13 黒猫が通る
M14 Witch?
M15レクイエム
M16 箱庭
-ENCORE-
En1 Loop
En2 アラン

 

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<LIVE情報>
■umbrella ONE-MAN 【Chapter.6 「 傘が生まれた日 」】
 2018 年 3月14日(水) TSUTAYA O-WEST
 開場 18:00 開演 18:30 終演予定時間 20:30
【チケット料金】前売 4,000円 / 当日 4,500円 (入場時ドリンク代別途)
【チケット先行受付】チケットデリ http://ticket.deli-a.jp/
 [受付期間] 11/12(日)21:00〜11/30(木)16:00



■umbrella 年末感謝祭acoustic oneman【雨やどり-其ノ㈪-】
 12月16日(土) Bigtwin Diner PANHEAD GROOVE 
 開場 17:00 開演 17:30 
【チケット料金】前売 3,500円 / 当日 4,000円 (入場時ドリンク代別途)
【一般発売日】 11月18日(土)



<リリース情報>
■6th SINGLE 「管」 NOW ON SALE
 収録曲 01.管 02.アンドロイドと果実 03.箱庭
 DCCNM-008 1500円(税込1620円)
 MVフル視聴 https://www.youtube.com/watch?v=FlOUk6Lidrs 


umbrellaオフィシャルサイト  http://xxumbrellaxx.com/  











2017年11月14日 (火)

【ライヴレポート】2017.11.7 新宿ReNY<BadeggBox設立 5周年記念イベント『Bible-想像する未来はいつも楽しい-』>

REPORT - 22:49:47

 BadeggBox設立 5周年記念イベント『Bible-想像する未来はいつも楽しい-』が11月7日に新宿ReNYにて開催された。BadeggBox所属バンドのThe Benjamin、怪人二十面奏、THE BEETHOVENをはじめ、過去に所属していたthe Sherry、ギガマウス、RUVISHが1日限定で復活。さらにえんそく、Dear Loving、ミニーを褒め称える会(Vo:慎一郎、Gt:TφRU、Ba:リウ、Dr:K)、ADAPTER。、Dacco、慎一郎&杏太といったBadeggBoxと親交のあるバンドやアーティストが集結した。フロアの上手に“お祝い駆けつけステージ”が設けられ、メインステージと交互に出演する構成でおよそ6時間にわたって繰り広げられた。この日はBadeggBoxの代表を務めるミネムラ“Miney”アキノリ(The Benjamin / THE BEETHOVEN)の誕生日ということもあり、会場は終始お祝いモード一色に包まれていた。

 

 トップバッターはTHE BEETHOVEN。“『Bible-想像する未来はいつも楽しい-』へようこそ!今日は最高の1日にしようね!”とマコト(Vo)が声高らかに言い放ち、「L・S・L・G」の重厚かつダンサブルなサウンドが場内を支配する。次々と繰り出される躍動感あふれる激しいサウンドと、耳に絡み付くような色気のあるマコトの歌声が観る者の心と体を解放していく。そんなTHE BEETHOVENのどこかレトロ感漂う妖しく魅惑的な世界に観客たちは酔いしれた。

 

 最初にお祝い駆けつけステージに登場したのはコントラリエ。“短い時間ですが僕らのできることを精一杯やりたいと思います”とぼん。(Vo)。12月20日発売のBadeggBox所属第1弾シングル「雪椿-ユキツバキ-」、そしてThe Benjaminメンバーの前身バンド、花少年バディーズの楽曲「乙女桜」の2曲をアコースティックバージョンで披露。初々しくも熱のこもった演奏と歌で聴かせた。

 

 Dear Lovingは胸をくすぐるポップなロックチューン「今世紀最大限のラブソング」でライブをスタート。 “グリコサイン”で観客と一つになる「グリコ」や、The Benjaminの曲「バスタオル」のカバーなどを披露。“何より今日一緒に祝えたことが嬉しいし、またこうやって一緒にステージで歌える未来を描いて頑張っていきたいと思います”と語ったMASA(Vo)。リスナーの心に寄り添うようなサウンドと歌声で、場内はハートフルな心温まる空間を作り上げた。

 

 The Benjaminからツブク“Mashoe”マサトシをゲストベーシストに招いて行った慎一郎&杏太。“残念ながら我々は明るい曲がありません。少し暗い歌詞ですが祝う気持ちはたくさんあります!”と笑いを誘って演奏されたのは「バースデイ」、そして花少年バディーズから「落陽」。シンプルながらも温かなアコースティックサウンドと共に、少し影のある伸びやかな歌声で丁寧に歌い上げた。

 

 大きな歓声とデスボイスで迎えられたRUVISH。“俺たちがRUVISHだー!!ぶち上がるぜ、東京―!!”と威勢よく煽り、「ININITY」から激しいロックサウンドで一気に熱を高めた。“(1年8ヶ月での1日復活は)カッコいい、カッコ悪いあるけど、一番お世話になった人たちに何か恩返ししたいなっていう気持ち、それだけッス!”とレオン(Vo)。幾度となく笑顔でアイコンタクトを取りながら伸び伸びと演奏。久々のファンとの空間が楽しくて仕方ない様子だった。

 

 お祝いの気持ち全開で登場したえんそく。熱狂する観客たちに、“わかるよ、キミたちの気持ち。みんなの幸せパワーを受けながら俺も絶対的ハピネスを感じてる”とぶう(Vo)。Mineyがアレンジを手掛けた「流星雨」では、Mineyがキーボードとコーラスで参加し初共演。メンバー全員楽器を置いて横一列になって踊る「狂い時計のネジ巻きマキナ」では、ぶうの誘いに渋りながらも曲が始まった途端、センターで踊り始めるMineyに観客たちは大爆笑だった。

 

 スペシャルシークレットゲストとして登場したのは、謎の”とりん星”出身アーティスト、TЯicKY。“ちゃお!”と元気に挨拶し、ニューシングル「バナナの皮を捨てるな」を披露。間奏中には“ミネムラさんからOKをもらいました!”と言ってバナナをフロアに投げ、観客たちのハートを狙い撃ち(!?)する場面も。TЯicKYならではの一人エンターテイメントでお祝いした。

 

 ギガマウスは活動休止から半年ぶりの1日復活。“新宿―!ギガマウスがやってきたぞー!今日はBadeggBox5周年、派手に祝ってやろうぜー!!”と叫ぶライ(Dr)。BadeggBox所属第一弾シングル「GIGA SPEAKER」から凄まじい勢いを持って飛ばしていく。当時とは違い、同期モノは一切ナシ。とはいえ音の薄さを一切感じさせることなく、むしろ3ピースバンドとは思えない圧倒的なパワーと熱いパフォーマンスでギガ級のカッコ良さを観せた。

 

 続いてのお祝い駆けつけステージはDacco。ノーメイクにサングラスでステージに現れたLida。その訳は“ものもらい”ではなく、Lida曰く“恋わずらい”なのだとか(笑)。しばし漫才のようなテンポの良い掛け合いトークを繰り広げた後、歌いながらフィットネス並みの振り付けを観客と一緒に元気に踊って盛り上げた。

 

約3年ぶりの一日復活を果たしたthe Sherry。黒を基調とした衣装に身を包み、シックで大人っぽさを醸した彼ら。KØU(Vo)が深々と一礼してライブをスタート。“ただいま、the Sherryです”とKØUが挨拶すると“おかえり!”の声が飛び交う。ファンの大きな声援と嬉しさを全身で表現する姿に、自然と笑みがこぼれ、一日復活に至ったこの奇跡的な日を心から楽しむ彼ら。the Sherryの明るい未来を歌った音楽は今も光輝いたまま観客たちの心に届けられた。

 

 慎一郎(Vo)&リウ(B)、TφRU(G)&K(Dr)、それぞれ花少年バディーズ時代の衣装を着て登場したミニーを褒め称える会。選曲はもちろん花少年バディーズの楽曲。ウスイ“Tacky”タクマがメインボーカルの「ブシドーマン」では、武士の格好をしたTacky本人が、「未来へと」ではMineyがギターを持って登場して盛り上げた。ラストの「バナナ」では大小のバナナのぬいぐるみが飛び交い、当時のライブ定番の光景のまま演奏された。

 

 神奈川県横浜市が生んだテクノ番長、ADAPTER。。“さあ皆さんはりきっていきましょ~か~!ハイッ!”と呼びかけ、ピコピコ・テクノ・サウンドとヴォコーダーヴォイスに合わせて一斉に踊り出す観客。曲中、“ハイ、どうぞ!”と福助。が掛け声をかけて扇動し、観客たちは手を挙げたり飛び跳ねたり手拍子したり……会場がテクノダンスフロアと化した。

 

 赤いペンライトがフロア一面に揺らめく中、颯爽と登場した怪人二十面奏。「愛増悪」の演奏が始まった途端、体を激しく揺さぶる観客たち。昭和レトロ感漂う音世界へと一瞬にして誘った。“(所属して)この1年半で素晴らしいレーベルなのはもちろん、ミネムラアキノリに魅せられた人間がこれだけいるっていうことです。最高にハッピーな空間にしようぜ!”とマコト。哀愁を抱いた躍動する甘美な世界観の中で観客たちは恍惚とした様で踊り狂った。

 

 トリを飾ったのはThe Benjamin。TackyとMashoeの2人が登場した後、壮大なシンフォニックのSEが流れ、神々しい雰囲気の中、ステージに現れたMiney。結成以来、60年代のブリティッシュビートのポップでキャッチーなサウンドを根底に、世代を超えて支持を得る普遍的な音楽を生み出してきたThe Benjamin。この日もまた、良質な曲と歌と演奏で観る者の心と身体を躍らせるスタイルで、会場にいるすべての人をハピネスな空気に包み込み笑顔いっぱいにした。

 

 アンコールはイベントを華やかに彩った出演者たちが再登場し、5年前のこの日にリリースした「Bible」(花少年バディーズ/1stアルバム『Bible』収録)を大セッション。“未来へ!未来へ! 二人で!”と心から幸せな未来を思い描き、願う気持ちが綴られたこの曲を、各バンドのボーカリストたちが順番に歌を紡いでいった。“これからもみんなで楽しい未来を描いていきましょう!!”とMineyが力強く言い放ち、最後はMineyの胴上げでイベントは終了した。

 

 想像する未来はいつも楽しい──。今、世の中は子供も大人も夢や希望を描けなくなっている。人生を楽しく生きるのも幸せになるのも自分次第。楽しい未来への鍵はいつでも自ら開けられる。それを自ら証明するかのように、たくさんの笑顔で溢れていた『Bible-想像する未来はいつも楽しい-』。これからもBadeggBoxは音楽の持つ無限の可能性を信じて楽しい未来を想像し、そしてファンと共に創造していくだろう。

 

文:牧野りえ











2017年11月13日 (月)

【ライヴレポート】<Jin-Machine>11月12日(日)渋谷チェルシーホテル◆新ヴィジュアル公開!新ベーシスト「レジデンス涼羽—178」正式加入!他最新情報てんこ盛り!!

REPORT - 18:58:15

 Jin-Machineが11月12日に渋谷チェルシーホテルにて、【Jin-Machineツアー2017秋 じんましーんのプンプンガッツマン!】のツアーファイナル公演を行った。

今回のツアーは10月15日から全国7都市8公演で開催。

会場はツアーの集大成を目に焼き付けようと駆けつけた満員の平民(Jin-Machineのファンの呼称)で埋め尽くされた。

 

 

今回のツアー用に制作されたSEに乗ってメンバーが1人ずつ登場。

最後に登場したfeaturing16(以下、16)が“渋谷!楽しんでいこうぜー!”と呼びかけると一気に会場のボルテージがあがり、「New Life」からミサ(Jin-Machineのライブの呼称)はスタート。

テンションを高く保ったまま「シャンゴリラ」「たのしい日本語」「スーパーハッピー」と立て続けに4曲を披露。

 

各地で行ってきたミサを思い返しながら、いつも以上に緊張を感じながらファイナルを迎えたというMCを挟んで、16がアコースティックギターを持ちJin-Machineの代表的バラード「夢の中で」を演奏。

今回のツアーは勢いを重視したセットリストが組まれ、バラードの後はヘビーなサウンドの楽曲「ロックミュージックシンドローム」「やったぜ!バイトリーダー」「モンスターペアレンツ」と続き、‘モッシュ’や‘折り畳み’、‘ヘドバン’などヴィジュアル系ではおなじみの動きが次々と展開されていく。

このセクションのラストは12月13日発売の新曲「売れたくて」を演奏。

平民の発売1ヶ月前とは思えない一体感のある動きからは、今回のツアーで新曲として猛烈にアピールしてきた楽曲の深い浸透を感じた。

 

 

 今回のツアーを振り返るMCコーナーではメンバーそれぞれの思い出の場所、食べ物などをスライドで紹介。

笑いを誘った。

テンポよく進んできたミサも最後のセクションとなり、「ゴリラ」「お野菜天国」のネタ曲、逆ダイの定番曲「救声」、フリップ芸を取り入れた「環境デストロイ」と個性豊かな楽曲が並んだ。

本編ラストナンバーはJin-Machineにとって特別な楽曲である「FIVE」を披露。

この楽曲をラストに演奏したのには、感動的なフィナーレを演出することとはまた別に大きな理由が隠されていた。

そのことを平民はまだ知らない。

 

Jin-Machineではお馴染みとなっているアンコールの‘帰れコール’が鳴り響く中、スクリーンに動画が流れる。。。

 

ツアーに参加してくれた平民への感謝の言葉が続いた後、「FIVE」の答えとなるメッセージが現れた。

 

 

『涼羽 正式加入決定』

 

 

今年の7月からサポートベースとしてバンドを支えてきた涼羽の正式加入が決定し、ステージネームも“レジデンス涼羽―178(読み方:れじでんすりょうは いちななはち)”と発表された。

Jin-Machineが新たなメンバーをむかえて、また“5人”で歩み始めるというサプライズ発表に大きな歓声が上がり、会場全体が喜びに沸いた。

発表後一人でステージに現れた涼羽は深いお辞儀の後、丁寧な口調で正式加入にあたっての決意表明を語った。

真面目で律儀な性格が伝わるその言葉は平民の涙を誘った。

 

 

メンバーがステージに再登場し、改めて正式加入を報告。

真っ先に伝えたかった平民への報告を済ませたからか、メンバーそれぞれに安堵の表情が印象的だった。

新しいスタートを切ることになった新生Jin-Machineの最初の演奏曲は「ENCORE」、そしてラストはJin-Machine定番曲である「マグロに賭けた男たち」を披露し2ヶ月に渡ったツアーの幕を閉じた。

 

 

16は「新しい一歩を踏み出すのは怖い・・・」と語っていたものの、新メンバーを迎えさらに加速度を増すJin-Machine。

ミサ終了後には2018年2月から始まる新ツアー【Jin-Machine 2018 tour「今日から一歩」】が発表された。

18都市19公演のワンマンミサとなっている。

さらに12月21日(木)に渋谷チェルシーホテルにて【平民vs国民「売れたくて」リリース記念フリーイベント】の開催も決定。

Jin-Machineのファンである平民に対し一般的な音楽ファンを国民と称しイベントを行う。

普段ヴィジュアル系のライブに足が向きにくい音楽ファンに門戸を開放するJin-Machineならではの新しい試みが展開する予定。

 

 

そして今回『売れたくて』商品特設ページがオープン、ニューシングルに収録される新音源が視聴できるクロスフェード動画も公開予定となっている。

特設ページには今後のミサ情報やメディア情報、フリーイベントのことなど情報が満載。

初めてJin-Machineに出会った方でも見やすいページとなっているのでぜひチェックしてほしい。

 

 

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■セットリスト

 

2017年11月12日(日)Jin-Machine ツアー2017 秋 じんましーんのプンプンガッツマン!

渋谷チェルシーホテル

 

 

01.New Life

02.シャンゴリラ

03.たのしい日本語

04.スーパーハッピー

-MC-

05.夢の中で

06.ロックミュージックシンドローム

07.やったぜ!バイトリーダー

08.モンスターペアレンツ

09.売れたくて

-MC-

10.ゴリラ

11.お野菜天国

12.救声

13.環境デストロイ

14.FIVE

 

En01.ENCORE

En02.マグロに賭けた男たち

 

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Jin-Machine『売れたくて』商品特設ページ:

http://www.yamahamusic.co.jp/uretakute

 

 

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●平民vs国民「売れたくて」リリース記念フリーイベント

2017年12月21日(木) 渋谷チェルシーホテル

 

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<シングルリリース情報>

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『売れたくて【TYPE-A】』

■発売日:2017年12月13日(水)

■品番:YCCW-30066

■形態:シングルCD

■価格:1,800円(本体)+税

■Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/B076DCXCSS

■CD収録曲:<全9曲>

01.売れたくて

02.マグロに賭けた男たち

03.売れたくて(カラオケ)

04.マグロに賭けた男たち(カラオケ)

【「全日本おもしろ選手権ツアー」 2017.05.01初台DOORSミサ音源】

05.ようこそJAPAN

06.さくら~NEVER DIE~

07.通勤モッシュはエブリデイ

08.パンチ伝説

09.ゴリラ

 

商品情報:

http://www.yamahamusic.co.jp/artist/detail.php?product_id=934&artist_id=232

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『売れたくて【TYPE-B】』

■発売日:2017年12月13日(水)

■品番:YCCW-30067

■形態:シングルCD

■価格:1,800円(本体)+税

■Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/B076DDBJPM

■CD収録曲:<全10曲>

01.売れたくて

02.maria.

03.売れたくて(カラオケ)

04.maria.(カラオケ)

【Jin-Machine TOUR 2017 kiss-キス- ~愛 miss 優~ 2017.07.09原宿アストロホール ミサ音源】

05.ようこそJAPAN

06.贈る言葉(トーク)

07.がんばれ!桜、アディオス

08.FIVE

09.さよならアキラメロン

10.スーパーハッピー

 

商品情報:

http://www.yamahamusic.co.jp/artist/detail.php?product_id=935&artist_id=232

 

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『売れたくて【TYPE-C】』

■発売日:2017年12月13日(水)

■品番:YCCW-30068

■形態:シングルCD

■価格:1,400円(本体)+税

■Amazon:http://www.amazon.co.jp/dp/B076DD8K7M

■CD収録曲:<全6曲>

01.売れたくて

02.恋してせんべろ

03.パチンコ イェーイ!!!

04.売れたくて(カラオケ)

05.恋してせんべろ(カラオケ)

06.パチンコ イェーイ!!!(カラオケ)

 

商品情報:

http://www.yamahamusic.co.jp/artist/detail.php?product_id=936&artist_id=232

 

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<公演情報>

 

■ワンマン公演

【Jin-Machine 2018 tour「今日から一歩」】

 

2018年

02月03日(土)横浜BAYSIS

02月04日(日)高田馬場AREA

02月10日(土)西川口Hearts

02月11日(日)千葉LOOK

02月12日(月)HEAVEN’S ROCK 宇都宮VJ-2

02月17日(土)神戸VARIT.

02月18日(日)大阪MUSE

02月24日(土)名古屋ハートランド

02月25日(日)静岡Sunash

03月10日(土)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE

03月11日(日)金沢GOLD CREEK

03月17日(土)岡山LIVE HOUSE IMAGE

03月18日(日)広島BACK BEAT

03月21日(水)福岡DRUM SON

03月24日(土)仙台HOOK

03月25日(日)郡山HIP SHOT

03月31日(土)札幌KRAPS HALL

04月01日(日)札幌KRAPS HALL

04月15日(日)CLUB CITTA’ KAWASAKI

 

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■イベント公演

【えんそく新章突入記念主催-モラトリアム†パイロキネシス-】

2017年11月18日(土)新宿BLAZE

 

【THE冠アルバム発売記念 奪冠ツアー2017/2018】

2017年11月19日(日)柏PALOOZA

2017年12月17日(日)西川口Hearts

 

【ジンマシーン歳末謝恩大市】

2017年12月30日(土)仙台イービーンズ

 

【non stylish wave’17 秋ら100%】

2017年11月21日(火)高田馬場AREA

 

【澁谷奇想舞踏会vol.05】

2017年12月01日(金)渋谷チェルシーホテル

 

【ART POP ENTERTAINMENT PRESENTS 「睦月旅情’18~西へ向かって走っちゃえ ! ~」】

2018年

01月13日(土)神戸VARIT.

01月14日(日)岡山IMAGE

01月15日(月)広島SECOND CRUTCH

01月17日(水)福岡DRUM Be-1

 

【Anli Pollicino Presents 3ヶ月連続 東名阪2マンツアー 三本勝負! 1st round Anli Pollicino VS Jin-Machine】

2018年

01月20日(土)高田馬場CLUB PHASE

01月27日(土)名古屋ell.FITS ALL

01月28日(日)阿倍野ROCKTOWN

 

 

 

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■Jin-Machine オフィシャルウェブサイト

http://www.jin-machine.net/










2017年11月09日 (木)

【allure idea】14年ぶりの一日限定再結成!オーディエンスと共に動かした止まった刻。

REPORT - 18:45:57

去る9月2日、全国区で活動していた「allure idea」の一日限定復活ライブが行われた。

バンドの紹介などは以前に行わせていただいたが、

http://www.visunavi.com/news/227075/

今回はその様子を遅ればせながらレポートさせていただく。

 

この日は地元北海道を中心に活動しているバンド「シックス」の20周年を記念した企画で、北海道バンドはもちろんの事、沖縄からはDEAD BLAZE、東京からはemmureeと幅広い出演者でイベントが開催された。

当日各バンドの転換時には、シックスのレーベル惨劇レコードの鬼脳-KINO-さんが楽しいトークやバンド紹介をしており、集まった各バンドのファンが全バンドを楽しめる様、開場を盛り上げていた。

 

allure ideaは後半の出演となったのだが、転換時の音出しからオーディエンスのテンションは押さえきれず、ドラムの翔が現れた時には最高潮を迎えていた。

「雪の約束」から彼らのステージは幕を開けた。

やさしいイントロのアルペジオから、会場の想いを集め1曲目が始まる。

神羽は変わらぬ透明感で歌い上げ、そのステージに応えるかの様にファンも当時の記憶が甦り、自然と振り付けをし、口ずさむ素敵な光景が拡がった。

 

「allure ideaの聖域へようこそ」との煽りから、「mental derangement」の暁、朱莉のによるギターの掛け合いが鳴り響く。

激しい楽曲に否が応にも会場のボルテージは上がり続ける。

一度MCを挟み、3曲目にはラストライブでも演奏していないという「黒猫の首輪」を演奏。

この曲はミディアムテンポで、ギターのチョーキングが印象的。

一曲の中に静と動が詰め込まれた感情的な楽曲だ。

間髪いれずに「見テ見ヌフリ」のギターカッティングが始まると同時に歓声が起きた。

煽る神羽の声にも一層の力を感じ、当時を想わせる歌いまわしが自然と溢れてきていた。

続く「糸」では深く心に響く歌詞と、耳に残るメロディの楽曲。

オーディエンスと一体となり歌い上げるセクションは、感動と共に様々な感情が湧き上がってくる瞬間であった。

そしてラストに演奏された「Psychology」はallure ideaにとって絶対にはずせない楽曲だ。

当時と変わらぬノリや振り付けをするオーディエンスに連られてか「意外と覚えているもんだな」と神羽も振り付けが自然に出てきていたようだ。

今回「allure idea」の一日再結成に至るまで決して簡単な道のりではなく、神羽・暁・朱莉が現在活動中のバンド「KAUXS」が、主催バンドである「シックス」からのオファーを受けるところから始まり、すでに北海道から離れているにも関わらず参加を決意した雫、音楽活動から遠のき、出演を幾度と断りながらもメンバーに幾度も誘われる事で出演を決めた翔。

こうしたいくつもの偶然が今回の奇跡を生み出し、共に「allure idea」を作り上げてきたファンが集まった。

 

ラストのMCでも「俺たち5人を作ったのは俺たちだけでなく、今日来てくれているみんながallure ideaを作った」という感謝が告げられた。

またいつか「allure idea」のライブが行われる事を祈りながらも、変わらぬ世界観を生み出し続けているライブを、裏づけされたパフォーマンスで繰り広げる「allure idea」の進化や一つの答えと言っても過言ではない「KAUXS」の活動にも注目していきたい。

 

文◎熊田 雪

 

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-セットリスト-

2017年9月2日(土)

札幌Crazy Monkey

1.雪の約束

2.mental derangement

3.黒猫の首輪

4.見テ見ヌフリ

5.糸

6.psychology

 

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◆official HP

https://kauxs.wordpress.com/

 

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◆LIVE SCHEDULE

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【公演日】2017年12月17日(日)

【会 場】札幌Crazy Monkey

【公演名】Miracle that there is in you Vol.8

【時 間】開場16:30/開演17:00

【料 金】前売2,000円(D別)/当日2,500円(D別)

【出 演】KAUXS / キズヅラダンディ / AMI’s company(東京) / THE DAYSIES(旭川) / STELLA(帯広) / No Colors Actor / STONE DEAD CRAZY(釧路) / JADESTER

【チケット】DMにて予約受付

https://twitter.com/kauxs_official

【問合せ】札幌Crazy Monkey TEL:011-211-4480

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◆リリース情報

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【タイトル】

「Voice of Mind」

「were wolf」

iTunes storeにて発売中

https://kauxs.wordpress.com/profile/

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2017年11月09日 (木)

【ライヴレポート】2017年10月24日(火)新宿ReNY◆豪華対バンや異業種コラボなど多様なコンテンツ盛りだくさんのVisUnite Fest Special Edition vol.01、大盛況!!

REPORT - 01:27:45

 業界初のバーティカルプラットフォームアプリ“VisUnite”が、初の大型フェスを主催。それが、「VisUnite Fest Special Edition vol.01」。

 

  1024()に新宿ReNYを舞台に開催したイベントへは、MEJIBRAY/NOCTURNAL BLOODLUST/The THIRTEEN/Initial’L/AllS/MORRIGAN/NvMの計7バンドが出演。

 

OAトップを飾ったNvMは、「VisUntieアプリ内ランキング1位」に輝き出演を獲得。MORRIGANは、このフェスへの出場を賭けたイベントで堂々の「動員1位」を記録。それぞれに実績を持って「VisUnite Fest Special Edition vol.01」へ参戦してきた。他の出演者たちは、今のヴィジュアルシーンで高い人気と実績を誇るバンドたちなのはみなさんもご存じだろう。

 

  この日はライブと同時に、ロビーに設置した物販ブースに於いて甘党スタイルさんによる「ハロウィン仕様のスイーツの無料試食ブース」や「コスプレイヤー占い師による占いブース」も登場。開場時や転換時にも飽きさせない工夫が成されていた。

 

そして終演後にはVisUntieオリジナルのお土産袋にフライヤーや湘南ゴールドエナジードリンクをプレゼントなど最後まで面白い演出をしていた。

 

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NvM

 ギターの音がハウると同時にNvMのライブは始まりの合図を告げた。冒頭を飾った『CALL YOUR NAME』を武器に、NvMは、轟くビートと重低音の効いたギターサウンドを荒々しく突き付け、「かかってこい!!」と観客たちへ挑み出した。演奏は、激しさと雄大さを交錯するように1曲の中で多様に変化。ヴォーカルの朋は、ラップやデスボも交え楽曲へ黒い衝動を塗り重ねてゆく。終盤へ向かうにつれ攻撃性とスケールを増す演奏。フロアーでも前方の人たちが中心ながら、黒く唸る音へ、身体を折り畳みながら想いをぶつけていた。

  オープニングアクトという現実など、この舞台に上がったら何も関係ない。続く『BRING IT ON DOWN』でも、重厚で黒いリフ&ブラストビートを叩きつけ、自由に暴れ狂えとNvMは観客たちを煽りだした。最後尾まで詰めかけた観客たちまでとは言わないが、熱した様は、次第に後ろへ伝わり始めたのも事実。身体にズンと響く重い音の衝動。意外とサビ歌がメロディアスなのも特徴的だ。

  「俺たちが、この日のフェスにまずは火をつけてやる!!」「「アプリで選ばれた実力を見せてやる!!」、その気合いを具現化するよう、最後もNvMは激重なデスリフナンバー『ESSENTIAL PUNCHLINE』を叩きつけ、観客たちへ痛い興奮と熱を注いでいった。終盤には客席を二分しウォール・オブ・ デスもNvMはぶち噛ましてゆく。NvM、瞬時に現れ暴れ尽くし瞬時に消えていった、まるでハリケーンのような連中だった。

 

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MORRIGAN

 MORRIGANは、黒い奈落の底から這い出るように姿を現した。ベースのKULOE

に至っては棺桶の中から登場。ライブは、重厚ながらも凄まじい勢いを持って駆けだした『THE DAWN DEEP DOPE』からスタート。MORRIGANが突き付けたのは、攻撃的かつメロディアスな、暗黒な香りを携えたダータメロなスタイル。ただ重く激しく攻めればビジュアル系ではない、つかみを持った歌と楽曲全体が醸すダークな匂いへどれだけ酔いしれ、我を忘れ熱狂出来るか。彼らが存在する意味を、MORRIGANは『THE DAWN DEEP DOPE』を通し教えてくれた。

  「闇に踊れ!!」、ヴォーカルARYUの煽りとソリッドな音を突き付ける『Everlasthing』へ触発され、大勢の観客たちが右へ左へ駆けだせば、思いきり拳を突き上げ跳ねだした。神経を次々と断裁するような激烈なギターのリフ。真っ黒い奈落へグイグイ引き込むように、MORRIGANは黒い刺激と衝撃を与えてゆく。ダークでラウドだけではない、そこへ強烈な存在感を重ねてゆく。彼らがここへ登場するチャンスを手に入れたのも、なるほど納得だ。

最後も、凄まじい轟音の弾丸を連射するように、MORRIGANは『UNDER WORLD.』をブチ噛ました。身体を熱く昂らせる演奏、でも歌は、拳振り上げ寄り添いたくなるメロディアスさを携えている。唸る音に興奮を覚え、心へ染み入る歌に陶酔してゆく。90年代ダーク系の匂いも抱かせながら、最新なラウドスタイルで攻めてゆくMORRIGAN。彼らも、今後が気になる存在だ。

 

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MEJIBRAY

  心へ響く美しい衝動。その音色は、演奏が唸りを上げると同時に華激さを加えだした。『VENOMS』を通しMEJIBRAYが突き付けたのは、壊れそうなほど痛く美しい衝動と高揚。躍動を抑えられない身体、でも気持ちは耽美でメロウな歌へグイグイ引き込まれていた。いきなりの美しい衝動に我を捨て去り身を任せてゆく。それが、たまらなく嬉しかった。

  VICTIM(ism)』が飛び出すと同時に観客たちが右へ左へ騒ぎだした。グサグサ突き刺さるエッジ鋭い音の衝撃。身体は熱く興奮を覚えながらも、妖艶な歌を投げつける綴の歌声に心は陶酔を求めていた。ザクザクと唸るギターを含め、妖しい音の唸りへ溺れたくなる。次第に鋭さを増す演奏へシンクロするように綴が猛り狂いだした。ヒステリックさと壊れそうな耽美さが織りなす『-XV-』に合わせ、会場中の人たちが身体を大きく揺らしていた。

  トライヴァルな音色が場内へ響き出す。その演奏に合わせ大勢の人たちが歌い出した。気持ちを一つにした『ナナキ』の始まり。その演奏は、一気に激しい鎧をまといだした。酔いしれたいほど胸を刺激する歌、でも演奏は、鋭い音を突き付けながら観客たちの身体へ熱狂を注ぎ続けてゆく。なんて毒々しくも華やかな存在だ。墜ちサビでふたたび生まれた合唱。気持ちを魅了してゆくその様は、痛みを携えたその歌声と演奏は、快楽を呼び起こす最高の刺激剤だ。

  枷と知能-それってとても人間らしいって神様は笑ってるの-“』の演奏に合わせ、右へ左へ騒ぎだす観客たち。感情を高揚させるメロウでトリップな楽曲を通し、MEJIBRAYはフロアーを大きく揺さぶる衝動を与えてゆく。ノンストップで突き付けるサイコメロディックな音のグルーヴに身を委ねていたい。それが、たまらない恍惚だ。

  激しさと雄大さをまとったMEJIBRAY流スタジアムロックナンバー『“DECADANCE – Counting Goats …if I can’t be yours -“』を通し、彼らはフロアーに生まれた熱気と興奮へどんどん熱を加えてゆく。それは、華やかさをまとった毒のよう。その音を飲み干すほどに、心に輝きを抱きながら心地好く酩酊していける。「生きてるか」「お前、今そこに立ってるか、歩き続けろ」。強いメッセージをぶつけてゆく綴。MEJIBRAYの音楽は揺るぎない芯を持っている。その叫びに寄り添い、一緒に快楽へ溺れる続けていたくなる。「ちゃんと明日へ向かって歩いてけよ」。つねに痛みを共有しながらMEJIBRAYは仲間たちへ寄り添ってゆく。だからその歌や演奏を、何度も何度も熱した感情でつかみたくなっていた。

 

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TheTHIRTEEN

幕が開くと同時にメンバーらが姿を現した。「ここにあるそれがすべて!!」、真緒が絶叫すると同時に、演奏は『BITES THE BLACK』へ。猛り狂った音が会場中を縦横無尽に駆け巡る。全力で疾走する歪んだ音の衝撃、剥きだした野生の心を持って歌の牙を突き付けてゆく真緒。沸き上がる感情を互いにどれだけぶつけあえるか、The THIRTEENのライブは戦いだ。剥き出しの感情をぶつけあう戦闘の地だ。

  叫び声と共に、フロアー中から突き上がる無数の拳。そこには、黒い躍動が渦巻いていた。観客たちの感情に熱い火を注ぎ込む真緒。ダークでサイコティックな『PHANTOM PAIN』が、嬉しいほどに痛い興奮を注ぎ込んでゆく。「かかってこい!!」の叫びは、互いを熱狂の中で結びつける呪文。黒い熱狂にまみれたい、それが、何よりも本能を剥き出しにするこの場へ相応しいユニフォームだからこそ

 気持ちが沸き立つ感覚と言えば良いだろうか、歪みを上げた漆黒な音の渦へ巻き込まれてゆくことが、たまらなく刺激的だ。歪んだ音の唸りの中、歌心を持った『MONTAGE』が胸に響いてきた。真緒の歌へ導かれながら、今は激烈な音の渦の中へただただ溺れていたい。

 胸を心地好く刺激する美月のギターリフとテンポ良く駆ける演奏。メロディアスでタイトな演奏の上で、歌謡メロな魅力も隠し持った『WHITE DUST』が懐の中へグイグイ飛び込んできた。歌に刺激を覚えれば、真緒の煽りに興奮を返したくなる。歌に魂と身体を揺さぶられる。何時しか大勢の観客たちが、一緒に「オーオーオー」と歌い叫んでいた。いや、そうしたくなるほと心が嬉しく震えていた。

  「一つになれるかーい!!」。最後は理性の箍をぶち壊す感情破戒熱狂ブラストナンバー『Abnormal Bullets』だ。猛り狂う演奏に立ち向かい、ともに感情を振り絞りぶつかっていけばいい。沸き上がる絶叫。己を剥き出してこそ、The THIRTEENと一緒に絶頂を迎えていける。延々と続くかと思われた煽りの応酬。熱狂という時間の中、The THIRTEENは終始、魂を振り絞りぶつけあう戦いを描きだしていった。そこへ参加してこそ、忘れられない興奮を身に纏えただろうとでも言うように

 

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Initial’L

 とても耽美でメロウで繊細でトライヴァルな演奏と歌声だ。『Fly Of Angels』に乗せ一人唄う悠希。その後ろには、次々とステージに足を運び出したメンバーの姿が

「君たちの声を聞かせろ!!」。ライブは、エレクトロなダンスビートもミックス、ワイルドでヘヴィネスでグリッターなロックンロールナンバー『VISION』から幕を開けた。妖しく熱狂へ導くInitial’L流のダンスロックは、とても艶かしくてクレイジーで心地好い。その演奏へ身を委ねるだけで、身体を揺らし跳ねたくなるのも納得だ。

  「まだまだ全員の声が聞きたいぜ!!」、飛び交う絶叫を受け、楽曲は『HIVE』へ。唸るロックンロールな演奏。疾走する楽曲の上で、悠希は心地好く歌を這わせてゆく。ワイルドでタフな、何よりグルーヴィな演奏に魂を揺さぶられ、拳を振り上げずにいれなかった。

  「イケるか、ReNY!!。もっともっと一体感を出そうか!!」「いくぞ、飛べー!!」。エレクトロなダンスビートとワイルドな音をミックス。感情を昂らせる演奏へ飛び乗り、大勢の人たちが『LAST FIGHT』に合わせ、無邪気な笑みを浮かべ跳ね続けていた。Initial’Lは、この会場を巨大なダンスフロアーに変えてゆく。グルーヴを導き出す唸る音楽に飛び乗れば、自然と跳ねたくなるだろうと言わんばかりに。

  「警戒心とかまったくないでしょ、好きになってくれたらそれでいいので一緒に楽しんでくれますか」。悠希の言葉に続き披露したのが、美しくも雄大な景観を描き出すスケールあふれた『FIRE FLY』。歌や演奏が進むごとに、楽曲が彩りと広大さを増してゆく。歌に詰め込んだ愛しき想いへ胸がグッと惹かれだす。「僕らが明日へ連れていくよ」、その歌は身体へ熱を与えながらも、触れた人たちの心に温かい雫も浮かべさせていた。

 「こっからぶっ飛ばしていくぞ、いいかーっ!!」、華やかなダンスビートとザクザクとしたワイルドなギターサウンドをコンフュージョン、『Stop my heart』が無条件に身体を揺さぶりだした。心地好くトリップする楽曲に触れながら、誘われるままに高く掲げた手を打ち鳴らし、気持ちを熱く躍動させるダンスロックの上で誰もがはしゃぐように跳ね続けていた。

  悠希に導かれ、フロアー中を埋め尽くした「オーオーオー」の声。艶かしくも感覚をトリップさせる『Light My Fire』を通し、Initial’Lは満員の観客たちを温かいグルーヴで包み込んでいった。とても刺激的なダンスロック/グルーヴミュージックを届けてゆくInitial’L。こういうとんがった奴らの生み出す音楽だもの、何時しか陶酔しイッちゃう気分へ溺れてしまうのも納得だ。

 

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AllS

  グサッと身体へ重く突き刺さる音の衝動。MAKIががなると同時に、演奏は凄まじい速さを持って轟きだした。贅肉を削ぎ緒としたソリッドな音とエモい歌声を突き付け、AllSは観客たちへ挑みかかってきた。『Identity Disorder』のサビで作りあげた高揚も、この楽曲の魅力。何よりAllS自体が、鋼のような音が唸る演奏を通し、触れた人たちの身体へダイレクトに音のナイフを突き付けてゆく。

  「さぁ始めようか」。その言葉が本格的な戦いへの合図だった。凄まじい勢いで襲いかかるラウドなブラストナンバー『Adrenaline』。エモーショナルさも抱きながら、その演奏は鋭い刃をずっと突き付けてきた。研ぎ澄ました演奏に刺激を受け、思いきり頭を振り乱す観客たち。その様こそがここには、AllSのライブにはとても相応しい光景だ。

  腰をズンズンと揺らすスラップベースからの始まり、歪みを上げたギターが唸りを上げ重なると、楽曲は『DRIVEN』へ姿を変えだした。ヘヴィ&タイトな演奏の上で雄々しく歌いあげるMAKI。エモーショナルな歌に、ぎらついたソリッドな演奏を重ねてゆく様が刺激的じゃない訳がない。最初は様子見という感じだったオーディエンスもMAKIの歌声に心惹かれ次第に拳や叫びを上げ、強烈なブラストビートへ肉体が揺さぶられ続けていた。

 勢いを加速させるように、演奏は『FLASH BACK』へ。歌謡メロした歌に絡むメロディアスでハードエッジなサウンド、AllS流メロディアスハードロックなスタイルも、ガッとハートを掴まれ一緒に高揚の中で溺れたくなる表情だ。演奏が進むごとに熱を帯びてゆく会場。激しさに暴れ狂うだけではない、AllSの歌に嬉しく心が興奮と熱狂を覚えてゆく様が、そこには広がっていた。

  跳ねたラウドグルーヴソング『Life Of Sorrow』をブースト。歌心を持った楽曲のように、メロな歌に気持ち揺さぶられながらでも、黒く唸る音の衝撃へ身を預けずにいれなかった。「腹から声だせ!!」、終盤に飛び出した「オイオイ」のやり取り。終始熱した空気の中へ観客たちを巻き込み続けたAllSのライブ、その姿はとてもアグレッシブじゃないか!!。最後に叩きつけた今後の彼らの代表作となるであろう『Limelight』でも、AllSは気持ちを昂らせ続ける雄々しい歌物ハードナンバーを叩きつけ、突き上げた拳を下ろすことない熱狂の様を描きあげていった。

          

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NOCTURNAL BLOODLUST

 まさに、トリを飾るに相応しい貫祿を持ったバンドの登場だ。幕を開けたその先に、彼らは姿を現した。凄まじい、いや、凄まじいなんてものじゃない、すべてを破戒するほどの衝撃を持ってNOCTURNAL BLOODLUSTの演奏が轟きだした。『DESPERATE』の始まりと同時に、瞬時にして会場中がヘドバンの嵐に包まれた。巧みな転調を施したプログレシッブでラウドな音の唸りが、熱狂のドラマを描き出してゆく。彼らのライブは体感するドラマだ。理性を失くさねば参加する資格のない、魂を熱く解放するドラマだ。

  尋の煽りに先導され、絶叫と共に突き上がる無数の拳。続く『Obligation』でも、NOCTURNAL BLOODLUSTは鋭く研いだ爪をガッと突き付けた。いや、研ぎ澄ました音の爪で観客たちを串刺しにしていった。凶器のような音?!。でもそれは、間違いなく観客たちに狂喜を呼び起こしていた。無邪気にモッシュし暴れ騒ぐ観客たちの、なんて楽しそうなことか

 「揺らしていくぞ、ぶっ潰すぞReNYを」。『BRAKE THIS FAKE』の演奏へ触発され、思いきり飛び跳ねた観客たち。その振動は、上の階にまで伝わってきた。なんて凄まじい熱気だ。激熱でラウドなマシンビートを突き付けられ、感情のレッドゾーンを越さないわけがない。そこへはまさに、生まれるべくして生まれた暴れ狂う宴の様が広がっていた。

  「好きなだけ暴れろや!!」、メロディックでラウドな『Strike in fact』だ。雄々しい歌に心は踊りながら。それ以上に鋼の塊のような強靱な音に身体はガンガン弾かれていた。拳振り上げずに、演奏に合わせ跳ねずに、この興奮を解き放つのは不可能だ。雄々しさと荒れ狂う情熱を混ぜ合わせた音に、身体が熱を発せずにいれない。

  「もっともっと暴れようや」「お前らの本気を魅せてもらいましょうか」「馬鹿になって何が悪い、ライブハウスは自分自身を解放するところだ」。尋の声に続き轟いた『Liberation』に合わせ、フロアー中の人たちがくるくる回転、モッシュしながら好き勝手にはしゃいでゆく。なぜか、水を一気飲みする尋。誰もが激烈な音に合わせ身体をぶつけあい、自分を解放してゆく。理性じゃない、本能が導くままに騒ぎ祭ることが、ここでの答えだ。

  「オーオオッオッオッオー!!」、尋に煽られ場内から生まれた雄叫び、激しさと華麗さを折り重ねたドラマを『I-V-III』が描き出した。激しく変幻してゆく演奏に身を任せ、絶叫上げ騒ぐ満員の観客たち。宴は、まだまだ熱狂を欲してやまないようだ。「もっともっと」と求める声。もっともっと上がり続ける熱気。そして

  「最後はパーティの時間です、よろしいですか!!」、「V」「I「「P」の叫びを合図に、最後にNOCTURNAL BLOODLUSTは『V.I.P』をブースト。誰もがクレイジーな野獣と化し、頭を空にしたパリピになり、突き上げた拳をエンジンに、猛暑以上の熱狂の空間の中、限界へ挑むように暴れ狂っていた。フロアーには大きなサークルモッシュも誕生。己を開放し馬鹿になる。その楽しさをNOCTURNAL BLOODLUSTが知らしめ、今宵のフェスの幕を閉じていった。

         

                

  終始、観客たちが詰めかけ、満員状態が続いたこの日のフェス。最近は、大勢の観客たちの作りあげる熱気を感じるイベントが少ないように、その起爆剤として、今後も定期的に開催して欲しい。この日のフェスを体感し、その気持ちがとても強くなった。

 

PHOTO:Seka

TEXT:長澤智典

 

VisUnite Fest Special Edition vol.01

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