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2015年06月29日 (月)

【ライブレポート】史上最狂のロックフェス“LUNATIC FEST.” 歓喜の終演!

REPORT - 13:44:48

結成25周年を迎えLUNA SEAが初めて主宰する史上最狂のロックフェス“LUNATIC FEST.”が幕張メッセにて開催され、全行程が終了し感動のフィナーレを迎えた。

初日に起こったスペクタクルの数々が早くも伝説となり、参加した方はもちろん参加出来なかった方も巻き込みSNSで昨日の衝撃が交わされている中、2日目のスタートが切られた。初日同様、オープニングアクトには結成当時のバンド名をあえて名乗った“LUNACY”が登場。

「今日も1日楽しんでいってくれよ!」とクールに魅せるRYUICHI。

初日に続き、何が起こるのか想像出来ない、最狂の最終日が幕を開けた。


この日出演したのは、凛として時雨、ROTTENGRAFFTY、minus(-)、AION、KA.F.KA、MUCC、[Alexandros]、GLAY、D’ERLANGER 、BUCK-TICK、そしてLUNA SEAの全12組(出演順)。

それぞれが絶対的な存在感を放つアーティスト達が次々と各ステージに登場し、世代とジャンルを超越した競演にオーディエンスは魅了されていった。


そしてこのフェスの大トリはもちろん“LUNA SEA”。

両日のオープニングアクト“LUNACYに”始まり、数々のバンドへ飛び入り参加しての熱唱、そしてトリとなるLUNA SEAのステージまで、全力、全開で駆け抜けた代償として、RYUICHIの声帯はすでに過度の炎症を起こして出血を起こすほどの状態で、本来なら歌えるような状況ではなかったという。

他のメンバーも同様に満身創痍で、ある意味体力の限界へのチャレンジでもあった。

そんなメンバーを最後まで突き動かしたのは、このフェスに込めた強い信念と、出演者への感謝とリスペクト、そして会場に集結した同志たちからの大きな声援に他ならない。

RYUICHIの声はまるで不死鳥のごとく蘇り、本編11曲を見事に歌い切ったのだ。


アンコールでは、初日に続きセッションが行われた。

出演者が次々とステージに呼び込まれ、満面の笑みで迎えるLUNA SEAメンバー。

演奏されたのはLUNA SEAのファーストシングルでもある名曲「BELIEVE」。

BUCK-TICK、GLAYを始め、そうそうたる面々で、他では存在し得ないピースフルな空間が生み出され、初日同様に伝説のセッションとなった。



LUNA SEA 25周年の締めくくりという前提はあったが、終わってみればこんなに楽しく、笑顔で、しかも涙が溢れるほど感動出来た空間はルナフェスにしか存在し得ないであろう。

そしてこのフェスのもう一人の主役であるオーディエンスたちからも、2日間全20時間を完走した心地よい疲労感と共に、何よりも清々しい笑顔が溢れていた。


とにかく語り尽くせない程の物語があったLUNATIC FEST.。
LUNA SEA自身が歩んできた軌跡とその根底にあるアティテュードこそが、日本のロック史上類を見ない狂気の祭典を生み出したのである。


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LUNATIC FEST.
2015年6月27日(土)、28日(日)幕張メッセ 1~4ホール


■出演アーティスト
<6月27日(土) *全12組>
LUNA SEA、X JAPAN、DEAD END、DIR EN GREY、Fear, and Loathing in Las Vegas、SIAM SHADE、LADIES ROOM、coldrain、TOKYO YANKEES、the telephones、9mm Parabellum Bullet、LUNACY(Opening Act)

<6月28日(日) *全12組>
LUNA SEA、BUCK-TICK、D’ERLANGER、GLAY、[Alexandros]、MUCC、KA.F.KA、AION、minus(-)、ROTTENGRAFFTY、凛として時雨、LUNACY(Opening Act)











2015年06月28日 (日)

【ライブレポート】史上最狂のロックフェス“LUNATIC FEST.”、熱狂の中、1日目が終了!

REPORT - 10:10:25

LUNA SEAが主宰する史上最狂のロックフェス“LUNATIC FEST.”の初日が627日、幕張メッセにて開催された。

 

大きな期待に胸を震わせる会場から地響きのような大歓声が沸き上がる中、まずはオープニングアクト“LUNACY”が登場。結成当時のバンド名をあえて名乗り、初期衝動が詰まった楽曲たちをインディーズ時代さながらに披露したその姿は、まさに最狂の宴にふさわしい幕開けとなった。

 

初日に出演したのは、9mm Parabellum Bulletthe telephonesTOKYO YANKEEScoldrainLADIES ROOMSIAM SHADEFear, and Loathing in Las VegasDIR EN GREYDEAD ENDX JAPAN、そしてLUNA SEAの全12組(出演順)。SUGIZOいわく「同じDNAを共有する」最強かつ最狂のメンバーが集結した。

 

巨大な1フロアにセットされた「MOON」「SHINE」「FATE」と名付けられた3つのステージで、次々と強烈な個性がぶつかり合い、しのぎを削る出演者たち。そんな中、出演バンドのステージにLUNA SEAのメンバーそれぞれが飛び入り参加する場面が幾度もあり、そんなサプライズも重なって、会場は世代もジャンルも超えた興奮と熱で加速するように一体となっていった。今日ここに集結したバンドだけではなく、集まったオーディエンスまでもが同じDNAを引き継いでいる同志達なんだと実感させられる。それこそが“LUNATIC FEST.”ならではの醍醐味なのだ。

 

そしてSUGIZOもメンバーとして参加するX JAPANのステージでは、彼らのニューアルバムに収録予定の新曲のメロディを会場全員で大合唱、その歌声を急遽録音するというサプライズまで起こった。

この日、最後にあらためて“LUNA SEA”が登場すると、RYUICHIが「X JAPANとかLADIES ROOMとかTOKYO YANKEESとか、たくさんの先輩たちが駆けつけてくれて、そして仲間たちや若いバンドたちも出てくれて、まるでロックの地層みたいな、この何十年の歴史をここで一気に感じてもらえるような1日になりました」と初日を振り返って語り、さらに中盤では、「本当は一緒にこのステージに立ちたかった」と、hide with Spread Beaverの「ピンクスパイダー」をカバー。スクリーンに大きく映し出されたhideの姿と、その演奏に込めたLUNA SEAメンバーの熱い想いに思わず涙する人も見受けられた。その他本編では、「TONIGHT」「I for You」「STORM」「ROSIER」など代表曲を含む全12曲を披露し、会場の熱気は最高潮へと上り詰めた。

 

アンコールで再び登場したLUNA SEAは、X JAPANをはじめとする今日の出演者たちを次々にステージへと呼び込み、最後にYOSHIKIhideの象徴ともいえるイエローハートのギターをかけ登場すると、「今日は本物のhideも連れてきました」と心からの笑顔を見せた。そして全員でLUNA SEAの「PRECIOUS…」を大セッション。お祭り騒ぎのステージ上では、最狂かつ最高の笑顔が満ち溢れ、このフェスだからこその瞬間が会場を包んでいった。

そしてこの日を彩った最狂のラインナップ陣がステージを後にすると、ラストは5人で「WISH」を会場に集まった同志たちと大合唱。熱狂と愛に満ちた初日のステージを締めくくった。

 

本日28日(日)は、いよいよLUNATIC FEST.最終日。

25周年の集大成には、果たしてどんな結末が待ち受けているのだろうか。

LUNA SEAにしかなし得ない答えは、もうすぐそこに迫っている。

 

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【LUNATIC FEST.特設サイト:http://lunaticfest.com/
【LUNA SEAオフィシャルサイト:http://www.lunasea.jp/ 】

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LUNATIC FEST.

2015年6月27日(土)、28日(日)幕張メッセ 14ホール

OPEN 9:30/ START 11:00 / END 20:00予定

 

28日(日)最終日、当日券販売情報】

AM 9:30より当日券売り場にて販売開始!

料金17000(税込み、ドリンク代込み)

無くなり次第販売終了となりますのでご了承ください。

 

【インフォメーション】 LUNATIC FEST.実行委員会:0180-993-12224時間テープ対応)

 

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出演アーティスト

627日(土) *12組>

LUNA SEAX JAPANDEAD ENDDIR EN GREYFear, and Loathing in Las VegasSIAM SHADELADIES ROOMcoldrainTOKYO YANKEESthe telephones9mm Parabellum BulletLUNACYOpening Act

 

628日(日) *12組>

LUNA SEABUCK-TICKD’ERLANGERGLAY、[Alexandros]、MUCCKA.F.KAAIONminus-)、ROTTENGRAFFTY、凛として時雨、LUNACYOpening Act











2015年06月27日 (土)

【More】圧巻の始動公演@高田馬場AREA!そして早くも2nd DVD発売決定。

REPORT - 00:07:31

先日1st DVD「hypno」をリリースした「More」の始動公演が高田馬場AREAにて行われた。
映像による演出など、息を飲むのも躊躇うような静寂から、オーディエンスにハンドクラップを求めるシーンまで。
目まぐるしくテンポ、展開を変える独自の音世界に乗せたLokiの妖艶かつコミカルとも呼べるパフォーマンスがオーディエンスを魅了した。

終演後、再び映像により早くも2nd DVD「morphe」のリリース、それに伴うレコ発ライブが発表された。

年内かなり精力的なライブスケジュールが組まれているMoreだが、その全貌を知るには今後の展開から目を離せなそうだ。

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「More」
2nd DVD 「morphe」Autumn リリース

 

「morphe」リリース記念イベント
「the Banquet of Energeia」
10月02日(金)高田馬場AREA


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●その他出演イベント
2015年07月13日(月)名古屋ell fits all
2015年07月17日(金)高田馬場エリア
2015年07月20日(月・祝)池袋EDGE
2015年07月31日(金)渋谷TSUTAYA O-WEST
2015年08月 8日(土)池袋Black Hole
2015年08月10日(月)【beauty;tricker】~渋谷が大変~
2015年08月13日(木)埼玉会館小ホール
2015年08月18日(火)池袋手刀
2015年08月23日(日)大阪・心斎橋paradigm
2015年09月12日(土)新宿RUIDO K4
2015年10月12日(月・祝)仙台HOOK
2015年10月16日(金)大阪RUIDO
2015年10月17日(土)神戸VARIT
2015年10月18日(日)名古屋HeartLand
2015年10月24日(土)初台DOORS


●More
http://more-web.jp






2015年06月23日 (火)

【ライヴレポート】★カメレオ@6月20日(土)川崎・CLUB CITTA’★ニコ生で2万7千人以上が注目した川崎公演でハートフルな空間を演出!!

REPORT - 19:48:06

カメレオが、47都道府県ツアー“カメレオ ワンマンツアー2015 「47都道府県に会いに行くバンドマン」”の神奈川公演を、6月20日(土)川崎・CLUB CITTA’にて行なった。

ツアーコンセプトに「WE ARE KAMELEO」を掲げ、5ヶ月に渡って全国47都道府県ツアーを敢行中のカメレオ。「エンターテインメントを軸にした進化と挑戦」を目指した今回のツアーは、行程的に日本を2周する形をとっているのだが、この日の神奈川公演で1周目が終了。ツアー前半戦の締め括りとなるこの日のライヴは、ニコニコ生放送で生中継が行なわれ、約2万7333人のユーザーがステージを目撃した。

ステージに姿を現すやいなや「楽しむ準備はできてるか!?」とHIKARU.(Vo.)は叫び声をあげ、「代償を支払い文明を買う」でライヴがスタート。会場に駆けつけたカメコ・カメオ達(カメコ・カメオはカメレオのファンの愛称)を激しく飛び跳ねさせると、そこからも「で?」「現代病写」とアッパーチューンを連続で披露。今まさにツアーを通して磨きあげているバンドサウンドを力強く轟かせると、そこから楽器を置き、メンバー全員がボーカルを務める「変幻×自在+連鎖反応=∞」へ。ステージにはダンサーも登場し、序盤から会場の興奮をピークまで高める勢いでひた走っていく。

MCでは、Daisuke(Gt.)がステージにいながらニコ生の中継を見ていることを告白したり、神奈川公演ということで、TakeshiとHIKARU.が「中華街でのナンパの仕方」というショートコントを繰り広げたり、ツアー中に襲いかかった不幸な出来事をTakashiが話したりと、まるでバンドマンとは思えないトークを繰り広げるメンバー達。そんなポップな面を見せながら、中盤ではミディアムナンバー「結末の見えない映画のように」や、所属事務所の先輩であるシドのカヴァーである「妄想日記」では、Takashiがキーボードをしっとりと奏でる場面も。また、Kouichiは、現在彼らが行なっている國學院大學の学生とのチャリティー企画について再び呼びかけるなど、ただ「楽しい」だけでは括れないカメレオらしさが垣間見えた。

再びギアをあげた終盤戦の「ニート姫」では、メンバーが書いたラブレターとメンバーが抱き合って撮影したポラロイドがつけられたポテチをばらまき、「捏造ピエロ」ではタオルが乱れ舞うフロアへ、2階から大量のビーチボールを投入し、演出面でも会場を喜ばせていた。その中でも、「↑アゲていこう歌↑」では「チケット消化率がアレだったんで出してみた」という花道の上で激しく踊り狂い、コール&レスポンスを繰り広げるなど、終始全力のパフォーマンスで会場を盛り上げ続けていた5人と、それを心から楽しんでいるオーディエンス達の姿が、なによりも印象的だった。

アンコールで登場したカメレオは、5人ボーカル曲「WE ARE KAMELEO!!」で、ソロパートを交えたダンスを披露。会場の熱気を再び高めて行く。

HIKARU.「このツアーは、どの会場でも最高の空間をみんなと作れている気がします。僕らみたいに楽器を置いて、5人で歌って踊っちゃったりなんかしてると、“お前らなんかロックじゃねえ!”とか言われたりもするんですけど。でも結局、音楽って好みの問題だと思うので、カメレオを好きで集まってくれる人がいて、みんなとハッピーな空間を作れることだけで、それだけで僕達は最高の気分になれます。これからも誰に何と言われようとカメレオらしさを貫いていこうと思いますのでよろしくお願いします!」

HIKARU.の力強い宣言に、フロアからは大きな拍手が送られ、ラストは「万歳\(・∀・)/Music!」。会場をハートフルな空気でパンパンに満たし続け、ツアー前半戦を締め括った。

いよいよ後半戦に突入する「47都道府県に会いに行くバンドマン」だが、この日の神奈川公演が今回のツアーで23本目。昨年行なわれたツアー「会いに行くバンドマン」が、全国22カ所23会場での開催だったので、ここから先はカメレオにとっても未知の領域に突入して行くこととなる。

その集大成として、9月19日(土)東京・中野サンプラザホールにて開催される“ワンマンツアー2015「47都道府県に会いに行くバンドマン」ファイナル『THANK YOU 47 ~WE ARE KAMELEO!!~』”は、現在彼らのオフィシャルホームページでは、3次先行チケット予約を受付中。締切は6月28日(日)23:59までとなっているのでお早めに。年齢性別問わず楽しめるエンターテイメントを進化させた彼らのパフォーマンスを、是非とも会場で体感してほしい。


TEXT:山口哲生
PHOTO:藤川正典 / 飯岡拓也

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■カメレオワンマンツアー2015「47都道府県に会いに行くバンドマン」ファイナル
『THANK YOU 47 ~WE ARE KAMELEO!!~』
9/19(土)中野サンプラザホール

【時間】OPEN 16:00 / START 17:00
【料金】前売¥4,500 / 当日¥5,000(税込・全席指定)

【オフィシャルHP3次先行(先着受付)】
受付期間 6月3日(水)12:00~6月28日(日)23:59
チケットのご購入はコチラ→http://eplus.jp/kameleo15/ (PC・携帯・スマホ)

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■カメレオ ワンマンツアー2015「47都道府県に会いに行くバンドマン」
開催中♪

6/24(水)HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2
6/27(土)新潟LOTS
7/3(金)札幌PENNY LANE24
7/4(土)札幌PENNY LANE24
7/7(火)青森Quarter
7/9(木)秋田club SWINDLE
7/11(土)仙台Rensa
7/18(土)柏PALOOZA
7/19(日)HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3
7/25(土)甲府CONVICTION
7/26(日)富山Soul Power
7/28(火)福井CHOP
8/2(日)名古屋ダイアモンドホール
8/4(火)松阪M’AXA
8/8(土)米子laughs
8/9(日)岡山CRAZYMAMA KINGDOM
8/13(木)松山サロンキティ
8/15(土)高松MONSTER
8/16(日)周南LIVE rise
8/20(木)佐賀GEILS
8/22(土)大分DRUM Be-0
8/23(日)鹿児島CAPARVO HALL
8/28(金)京都MUSE
8/29(土)梅田クラブクアトロ
9/5(土)桜坂セントラル

【料金】前売¥4,500 / 当日¥5,000(税込・全立見・入場時ドリンク代別途必要)
チケットのご購入はコチラ→http://www.kameleo.jp/schedule/



★カメレオ Official HP★
http://www.kameleo.jp/

★47都道府県ツアー:特設サイト★
http://www.kameleo.jp/47/



まだまだたくさん公演がありますね♪
ニコ生でご覧になった方も気づいたかもしれませんが、本当にいつも笑顔が絶えないカメレオのライブ☆
熱いライブではあるけれど、あたたかい気持ちにもさせてくれるライブです(^-^)
行ける所があったら、是非一度遊びにいってみて下さい!











2015年06月23日 (火)

【ライブレポート】Sick²たくま生誕主催『たくまたくまたくまたくまぁ~?』★2015年6月18日@池袋Black Hole!!

REPORT - 14:52:40


————●ZON

オープニングアクトであるたくまセッションが良い感じに場内を温め、続いて登場したのはZON。
出演バンド名の記載はあったものの、ZONの正体が一体誰なのか、この時まで明かされていなかった。
ゆったりしたSEが真青なステージを包み、幕開けに4人のシルエットが浮かぶ。遂にZONの全貌が明らかとなった。
悲鳴に近い歓喜の声の中、『Heads Up!』Vo.Azu#の「初っ端行くぞ! 頭振れ!」の煽りから場内の空気は一変。ストロボが視覚を刺激し、客はヘドバンで呼応する。
叫ぶように歌うAzu#、しかしその声はとても伸びやかに広がってゆく。
Dr.834とBa.卓美が刻む重いリズムの中、軽快なクラップが響くと、クルクルと回るような同期がこちらの感覚を麻痺させようとする。
続く『monkey clap』、ノリやすい曲調で全身を使って歌うAzu#の姿が記憶に残る。
「沈める準備は出来てるか」と問うと、暗がりの中で折り畳み。緑の光が差すステージは、その、沈んだ状態から見えている世界なのだろうか。
ラスト『umbrella』。更に激しくなる場内。途中、構成を間違えてしまったのはご愛嬌か。
Azu#の「真ん中空けろ」の指示で場内は十戒のように真っ二つ。サビに入るタイミングでぶつかり合うようにモッシュ!そしてシャウトに合わせてヘドバン、拳と熱を放出。
この日が初ライブだった彼ら、そんな事は微塵も感じさせない程、客を引き付け、動かしていた。


————●ワンネス

フラッシュリングでキラキラと彩られた場内。ワンネスのステージだ。
「はしゃいでいこうぜ!」と始まった『GO!!』、声 に合わせて拳で応え、「畳め」と言われればG.Dai、Ba.帝-mikado-と共に折り畳み。アップテンポだが、青のステージはどこか寂しさを感じさせる。ミラーボールとフレネルの中で歌う姿が寂しさをより増長させた。
電子音の同期から始まり、楽しそうにジャンプする『A storyteller』。エールを贈るような、励ますような言葉が体に入ってくる。
続く『メカクシゴシップ』、客はVo.ジュキと共に踊り、曲が始まると激しく折り畳む。メンバー全員、体を揺らしながらプレイ。フレネルとミラーボールの中で歌う姿が印象的だ。
疾走感のある『浮世トラジェディ』、飛び跳ねながら歌うジュキに合わせ、客もジャンプを繰り返す。
ラストは「全員でかかってこい!」と『星屑ドロップ』。激しく腕を振りながら歌うボーカル。客も応えるように体を動かす。
終始笑顔で歌うジュキに、こちらも自然と表情が緩む。
最後にジェネ様★を真似た煽りを挟み込んできたが、何とも棒読みで思わず笑ってしまった。


————●エルム

悪魔の街からやってきたエルム。
真っ赤なステージと脳内でループするようなSEが見ている者をどこか不安にさせる。
『精神科医ノ「歪」ンダ性癖』、Dream Master.ジキルに合わせて振りをする客席、折り畳みからヘドバンと、場内は除々に熱を帯びて行く。
怪しげにタイトルコールをし、そのタイトルに合わせたのか、ステージが緑に染まり、『愛しのミドリちゃん』へ。激しい曲調の中、軽快に手拍子が行われたが、それも束の間、再び場内は激しさに包まれた。
続く『Vendettaに花束を』、ジャジーな曲調にマゼンタの照明が重なり、先程までとは全く違う世界観を見せてくれる。
G.琉杏とG.Keiがポジションチェンジをしてプレイしたり、Ba.27-NINA-がシャウトで熱を高める『ハッピーアイスクリーム』、ジキルが見つめる中、客はジャンプを繰り返す。
MCでは彼らの持つ世界観からは想像もつかない人間味溢れるトークを見せ、ラストは『切り裂きジャックの憂鬱』。
シャウトに合わせて拳を振り上げ、左右にモッシュ!
終始爆音で場内を沸かせてくれた。


————●Neverland

「派手にやらせて頂きます!」の言葉から始まったNeverland。
照明、客席、ステージングの全てが合わさり、もみくちゃになった『憂鬱チェリー』。
「足りねぇぞ!」と鬼気迫る様子で煽るVo.涼太、正反対に笑顔で客を前に呼び込むG.一輝。その2人とは違った、クールな表情で挑発するBa.てら、そして後ろから支えるDr.琥珀。4人が皆違う表情を見せつつ、客席との距離を縮めて行く。
曲終わり、一輝と客と某番組のようなコール&レスポンスから、『666Hz』。マゼンタの照明でどこか妖しげな雰囲気を出しながらも、モッシュやジャンプ、折り畳みと激しさを増す。
クールで熱いてらのプレイからスタートした『ハイカラ輪舞曲』、涼太はマイクスタンドに置かれていたウサギの頭を被り、タンバリンを手に客と共に手拍子したり踊ったりと、軽快に曲は進む。
続く『嘘と月』、先程までの軽快さから一変。鼓動の音、それに重なる赤い照明、てらはもがくように頭を抱える。しなやかに、どこか気怠そうに歌う涼太の姿が印象的だった。
そして、警告音が頭に響き、重さと激しさ、開放感を併せ持った『アグリマン』で幕を閉じた。


————●サウイフモノ

ゲーム世界を思わせるSEの中、手拍子で迎えられたサウイフモノ。
初っ端から飛ばしていく『UN-DEADHOUSE』。音で体を揺らしにかかるDr.カムイ、G.nonoは姫のような見た目とは裏腹にテクニカルなプレイを魅せてくれる。
Ba.ぬっぺとVo.SACCIのシャウトに合わせて逆ダイで迫る『PHOTOGRAPHER』、客席はモッシュ、ステージ上ではくるくると回りながらプレイするG.ヒロバッキーと、スピーカーに上ってプレイするnonoと、縦横無尽に動き回る。
「新曲です」と披露したのは『BOMB×BOMB×BOMB』。敬礼のように腕を振り上げながらジャンプするSACCIの姿を見て、すぐさま応える客。新曲と思えないくらいの一体感を見せてくれた。
チャイナ要素満載で、「ハッピーバースデーに相応しい曲」と始まった『タンヤオ』、ぬっぺとSACCIは掛け声のように、本日の主役たくまの名前を連呼していた。
メンバー全員が歌う『真夏のサマータイガー』は、タオルを回したり、一緒に踊ったりとかなり楽しめる曲だ。畳み掛けるように5曲を演奏し、最後はたくまに改めてお祝いの言葉を贈った。


————●Sick2

そして本日の主役、たくまが所属するSick2の登場。
Vo.ジェネ★様、「たくまバースデー、皆笑顔で頑張ろうぜ!」と普段では絶対に言わないような爽やかな台詞!しかし、すぐさま「んな訳ねぇじゃん、調子こいてんじゃねぇぞ!」といつもの毒舌。『deep:sleep』から幕開け。ジェネ★様の導きで左右に歩く客とメンバー、敬礼のポーズ、両手を広げるジェネ★様に向かって大きく折り畳み……それらの動きは崇拝の意識を持っているかのよう。
続く『isotope』、ジェネ★様は上手下手とスピーカーに上って歌い、G.まつり-、G.Yuzu、Ba.たくまは所狭しと動き回る。
千切れそうな声で叫び、煽り、人形のような動きを見せるジェネ★様と、たくまを笑顔で見ながらプレイする祭-まつり-、祭-まつり-の頭をくしゃくしゃっと撫でるYuzuの姿が対照的な『VOID』を演奏し、MCへ。
いつもの掛け合い、この日はたくまも掛け合いを。
そして、皆で『Happy Birthday』を歌い、ケーキが運ばれた。たくまの誕生日を和やかにお祝いし、『CLUBSICK』へ。間奏で繰り広げられるジェネ★様と客とのコール&レスポンス、たくまをお立ち台へ立たせる。
タイトルに沿ったステージングを見せる『カッターナイフ』、更に激しさを増す『ヴィデオドローム』と立て続けに演奏し、メンバーはステージを降りた。
即座にかかるアンコール。
何の曲を演奏してほしいか客に問うものの、聞こえてくるタイトルを全て却下し、「そっか、『Lavi!!』が聴きたいかー」と話を進めるジェネ★様。
ラストは『Lavi!!』。曲中の「運命の人それは君だって」と言う歌詞の所で、ジェネ★様はたくまの方を向いて歌う。
最後は再びたくまをお立ち台へ立たせ、一斉にジャンプ!

各バンドがそれぞれのやり方でたくまをお祝いした一日だった。


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<セットリスト>

●ZON
1.Heads up!
2.monkey clap
3.umbrella

●ワンネス
1.GO!!
2.A storyteller
3.メカクシゴシップ
4.浮世トラジェディ
5.星屑ドロップ

●エルム
1.精神科医ノ「歪」ンダ性癖
2.愛しのミドリちゃん
3.Vendettaに花束を
4.HAPPY I SCREAM
5.切り裂きジャックの憂鬱

●Neverland
1.憂鬱チェリー
2.666Hz
3.ハイカラ輪舞曲
4.嘘と月
5.アグリマン

●サウイフモノ
1.UN-DEADHOUSE
2.PHOTOGRAPHER
3.BOMB×BOMB×BOMB
4.タンヤオ
5.真夏のサマータイガー

●Sick2
1.deep:sleep
2.isotope
3.VOID
4.CLUBSICK
5.カッターナイフ
6.ヴィデオドローム
アンコール.Lavi!!








2015年06月23日 (火)

【ライブレポート】umbrella@6月21日大阪・福島LIVE SQUARE 2nd LINE:ショーケースワンマン。

REPORT - 02:11:39

梅雨の季節の真っ只中。

6/21、大阪・福島LIVE SQUARE 2nd LINEにてumbrellaの最新ミニアルバム「キネマトグラフ」リリースに伴ったショーケースワンマンが開催された。
umbrellaは昨年、マーヴェリックDCグループとソニー・ミュージックが開催した新人発掘イベント「J-ROCK EXPLOSION 2014“BATTLE OF THE BRAVE”」の優勝バンド。
同イベントは1年を通して東西で行われてきたバトル式ライヴイベントであり、umbrellaは西日本勢「DEAD WEST」にて優勝したバンドでもある。
優勝者、そして東西の代表バンドには多くの賞が与えられ、今回リリースしたミニアルバムは「DEAD WEST」代表となった彼らに賞品として約束された、DANGER CRUE RECORSからの単体音源リリースなのだ。

 

昨年末のイベント終了から約半年、待ちに待った音源リリースとあって会場には多くのファンがかけつけた。
開演前の会場にはしとしとと雨の音が鳴り、ノスタルジックな雰囲気が漂う。
実はこの日演奏される曲目は音源の曲順通り。
まだ耳にしたことのない新しい作品がライヴで披露される、その音がどんな世界観を描くのか。
期待高まる中、1曲目「軽薄ナヒト」でステージの幕が開けた。

 

バイオリンの音色が情緒を高めるなか、唯(Vo&Gu)が静々と物語を語るように歌い出し、将(Dr)は淡々と軽快なリズムを弾きだしていく。
柊(Gu)が描くメロディーの美しさが強く主張するも、春(Ba)のベースが足元から揺さぶりオーディエンスの体温を上げていく。
続く「スカイフィッシュ」、唯の激しく刻むカッティングから一気に開放感ある音世界を描き出す。
唯の透明感ある高音域の歌声と相反するパワフルなサウンドに魅せられる観客たち。繊細なだけでなく、芯の強さまでしっかりと音に現す。
umbrellaはこれまでも「静と動」のバランスをうまく楽曲に盛り込んできたバンドだが、そこにさらに剛健さが増している。
たった2曲とはいえ、今回の作品が今まで以上にバンド感を強めたものだということがひしひしと伝わってくる。

 

3曲目「掌ドロップ」は童謡「かごめかごめ」を引用した楽曲、重く厚みのあるサウンドに御伽話のような陰のある詞世界が絶妙にはまり込んでいる。
将の叩きだすリズムはシンプルながらもバンドの核を強め、楽曲により迫力を与えていく。
続く「造花」では激しさの裏に見える切なさは、ぐっと心を引き付けられる。
“準備はいい?”、唯が会場を煽り披露したのは「Witch?」。
デジタル音に重低音を効かせたダンサブルな楽曲は、瞬発力も抜群♪
オーディエンスらも一緒になって跳ね上がる。
そして、ステージは早くもラスト「僕達が描いたパノラマ」へ。
透明度の高い唯の歌声、深々と音を積み重ねていく柊のメロディー、春の豪気なリズム、楽曲の臨場感をさらに増す将のドラミング。
これまでとは違うバンドの一面を目の当たりにしたオーディエンスらはなんとも言えぬ嬉々とした表情をしているように見えた。

 

全6曲、あっという間に終わってしまったステージにスクリーンが登場した。
そこに映し出されたのは先ほど演奏したばかりの「軽薄ナヒト」のMV。
楽曲に映像がプラスされることでさらに世界観がリアルに伝わり、観客らは夢中になって魅入っていた。

 

さらに映像が終わると、更なる情報が告知される。なんと、9/4に大阪・umeda AKASOにてワンマンライヴの開催が決定!!
バンド史上最大級の規模となるライヴへの挑戦、ライヴ開催に向けてumbrellaがどう成長していくのか。

 

ぜひとも注目していきたい!

 

TEXT:黒田奈保子
PHOTO:廣江修

 

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◆ミニアルバム「キネマトグラフ」発売中!!

1. リュミエール
2. 軽薄ナヒト
3. スカイフィッシュ
4. 掌ドロップ
5. 造花
6. Witch?
7. 僕達が描いたパノラマ

¥2,300(本体)+税 / DCCA-58

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◆LIVE Information

 

umbrella one-man【Chapter.1「軽薄」】
9月4日(金)大阪・umeda AKASO

 

OPEN18:30 / START19:00
チケット料金:前売4,000円 / 当日4,500円(D代別途500円)

■チケット購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002160814P0030001

 


umbrellaオフィシャルサイト http://xxumbrellaxx.com