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2015年10月05日 (月)

【ライブレポート】PENICILLINライブにクマムシ飛び入り参加!一夜限りの“KUMACILLIN(クマシリン)”結成!!大ヒット曲「ロマンス」のコラボも実現!

REPORT - 11:27:48


お笑い芸人のクマムシが10月3日に恵比寿 LIQUIDROOMで行われたPENICILLINの「千聖 BIRTHDAY LIVE “ROCK×ROCK11(イイ)ライブ”」に飛び入り参加をした。


クマムシが「もしヴィジュアル系バンドだったら」という設定で作られた新曲「Could you tell me…」のミュージックビデオにPENICILLINのギタリストの千聖とドラムのO-JIROが出演し、このミュージックビデオ限定でPENICILLINとクマムシの合体バンド“KUMACILLIN”という架空のバンドが誕生したこともあり、“KUMACILLIN”のバンドメンバーでもある千聖の誕生日を祝うべく駆け付けた。

 

クマムシの2人はライブのアンコールから登場したが、その出で立ちは、千聖がプロデュースしたヴィジュアル系メーク&衣装。
パンチのあるその見た目に満員のPENICILLINのファンから笑いが巻き起こった。

「何が面白いんですか。。」とクマムシ長谷川扮する“KUMACILLIN”のボーカル、鬼切丸司(おにぎりまるつかさ)は、あくまでクールなカリスマボーカリストのキャラクターを崩さない。

一方、クマムシ佐藤扮するベース、鬼切丸さと子は場内から「かわいい!」という声が多数上がるほど、女装が板についている。
ドラムのO-JIROに何度もスカートの中を見せ、セクシー?に挑発する。

 

「Could you tell me…」を披露すると、「Could you tell me the way to the library ?」と図書館までの道を延々と訪ね続ける、不思議な歌詞と、芸人離れした長谷川の歌唱力に会場は盛り上がる。
もちろん佐藤は弾けもしないベースを持ちながら、会場をさらに盛り上げる。

長谷川は千聖のためにつくってきた、“あったかいんだからぁ♪”バースデーバージョンも披露し、会場のファンとともに千聖に“おめでたいんだからぁ♪”とメッセージを捧げた。

長谷川に煽られたHAKUEIも“あったかいんだからぁ♪”を披露し会場が和やかなムードになる一幕も。

 

この日のサプライズはそれだけでなく、長谷川とHAKUEIのダブルボーカルで、大ヒット曲「ロマンス」が演奏された。
「ロマンス」はクマムシ長谷川のカラオケ十八番ということもあり、PENICILLINファンにも受け入れられるパフォーマンスとなった。

 

ステージ前は2人にとってアウェイとなる環境に多少、不安を感じていたクマムシの2人だったが、PENICILLINのメンバーやファンに“あったか”く迎えられ、特別な一夜となった。
 

PHOTO 小林 裕和

 

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ライブ情報


PENICILLIN HAKUEI BIRTHDAY LIVE「SUPER HEART CORE ’15」
12/13(日) 新宿 BLAZE


クマムシ「Could you tell me…」ミュージックビデオはこちら

 
「Could you tell me…」好評配信中。
ダウンロードはこちら
iTunes http://po.st/couldyoutellmeitms
レコチョク http://po.st/couldyoutellmereco
 

PENICILLIN New Single 「Stranger」
2015.10.14 Release
Type-A、Type-B 2種同時リリース。

詳細はこちら http://www.penicillin.jp/

 

クマムシさん、まさにあったかく迎えられて良かったですね(^-^)

 








2015年10月01日 (木)

【ライブレポート】ALSDEAD、活動停止へ向けたワンマンシリーズ「「Born To Be Dead」の2回目を開催。9月18日高円寺二万電圧。

REPORT - 21:06:17

10月9日に高田馬場AREAで行うワンマンライヴを持って、7年間に及ぶ活動を一度停止し、眠りにつくALSDEAD。

「音楽を愛して、ALSDEADを愛して導いた結果を…その先に何があるかをみんなと一緒に導いていきたい。
信じる力が強ければまた出会えるし、未来を作っていけると思う。
ぜひ、未来をポジティブに考えていて欲しいです」(MAKI)と、
メンバー自身もステージ上で前向きな言葉を発し続けているように名言を避けてるとはいえ、解散ではなく、
新たなる始まりへ向けて一度眠りに就くと今回の行動については捉えて欲しい。


ALSDEADは、活動休止に向け「Born To Be Dead:PROLOGUE/ch1/ch2/CODA」と
それぞれにタイトルを付けた、明確なコンセプトを掲げた4本のシリーズワンマンを展開。
メンバーの言葉を借りるなら、「9月12日に新宿LOFT BAR LOUNGEにて行われた【Born To Be Dead:PROLOGUE】は、
全曲アコースティックによる公演。
2本目に当たる9月18日東高円寺二万電圧にて開催した【Born To Be Dead:ch1】は、全編激しい曲のみで構成。
3本目、9月19日渋谷REXでの【Born To Be Dead:ch2】は、ファンからアンケートを取り、
人気上位の曲のみでセットリストを組んだリクエストライヴとなった。

今回は2本目となる9月18日東高円寺二万電圧を舞台に開催した
ALSDEAD presents ONEMAN【Born To Be Dead:ch1】をお届けしたい。

後ろまで人の波押し寄せたぎゅうぎゅう状態の中、ライブは『Behind The Pride』からスタート。
ALSDEADは、満員の観客たちへ、ド頭から鋭い 牙剥き出しに挑みだした。
客席で一心不乱に頭を振りまわす観客たちも、同じよう牙を剥き出しにメンバーへ挑みかかってゆく。
早くもライブは、真っ向から戦いを挑む戦(いくさ) の場へと変貌していた。


激しく唸りを上げた演奏。『D.9.N』に合わせ針山のよう無数の拳が突き上がり、場内へ高ぶる熱を蓄えだした。
身体を貫くNIKKYのブラストビートが、否が応でも感情を沸き上がらせてゆく。
猛々しいハードコアな演奏が爆発。野獣と化し、暴れ続ける観客たちと音と歌のバトルを繰り広げた『Adrenaline』。
序盤から場内の熱気は、ヤバいくらいに沸騰状態だ。



「メチャクチャ熱くなって大暴れしましょう。思いきり音でぶつかっていこうか!!」(MAKI)
全身を刺すラウドな衝撃に、身体中のアドレナリンが沸騰した激情高揚歌『VOR』。
猛々しい音の衝動は、続く『Puzzle』を通し、さらに熱と加速度を上げて襲いかかってきた。
ヤバい、高揚した気持ちを放熱しないと、この身が壊れそうだ。
凄まじい音の稲妻が全身を一気に貫いた。感情を高揚させる『INAZUMA』に全身が嬉しく武者震い続けていた。
絶叫と絶叫のやり取りも炸裂。会場中を猛り狂うヘドバン空間に塗り上げた『Hacktvism』。
暴走した演奏は、止まるどころかどんどん激しさと速度を上げてゆく。


激しい演奏の中にも開放的な匂いをかぐわせた『Worlds End』では、タオル振りながら飛び跳ねる観客たちも登場。
すべてのフラストレーションを解き放つように、ヘドバンする観客たちの髪の揺れが、場内中に熱気を攪拌していった『EVO㈽』。
ヤバいくらいの狂い咲きっぷりだ。拳を降ろすことなく満面の笑顔で跳ね続けた『STARLESS』。
重轟音なマシンビートが炸裂。熱い絶叫のやり取りも生まれた『Dirty Evil』。
中盤のブロックへは、激しい中にも高揚感与える歌物楽曲をALSDEADは並べていった。


激しくドライブした演奏に触れ、暴れずにいれるわけがない。
緩急な表情を巧みに描きながら、高揚してゆくエナジーを身体中に注ぎ込んだ『乖離』。
「熱いか!!お前ら激しいのが好きなんだろっ、違うかっ!!」。VOIVOIとした絶叫のやり取りも登場。
高揚した歌を導線に,鋼の轟音にまみれ、頭カラッポに踊り狂った『Life Of Sorrow』。
全力で左右に駆けながら暴れ祭っ た『Pandemic』。最後に叩きつけた『Cynical』では、
誰もが気力の限界まで声を振り絞り、全力で身体を揺さぶり、咲き乱れながら、
熱狂の限界の壁を超えた恍惚を味わい続けていた。
ヤバいくらいに火照った身体は、もう静まらない!!


「最高に熱いねっ!!メンバーの音も、みんなの熱狂も至近距離でぶつかってくるんで、
今日はとてもパワフルなライヴです」(MAKI)。
アンコールでぶつけた『FLASH BACK』の頃には、誰もが理性を消し去り、
高 揚爆裂した歌と演奏へ全力でぶつかりながら、嬉しく絶頂に酔いしれていた。


この日のライブ中、「10月7日に高田馬場AREAで行うライブの模様をシューティングする」ことをメンバーが発表。
活動休止前最後の熱狂のバトル劇を映像作品として残すように、ファンたちにとっても嬉しい報告の場になっていた。

TEXT:長澤智典

PHOTO:玲人


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9/18 【Born To Be Dead:ch1】 
高円寺二万電圧-セットリスト-

1.Behind The Pride
2.D.9.N
3.Adrenaline
4.VOR
5.Puzzle
6.INAZUMA
7.Hacktvism
8.Worlds End
9.EVO㈽
10.STARLESS
11.Dirty Evil
12.乖離
13.Life Of Sorrow
14.Pandemic
15.Cynical
en
FLASH BACK

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★LIVE情報

■9月12日(土) 新宿LOFT BAR LOUNGE 
ALSDEAD presents ACOUSTIC ONEMAN 【Born To Be Dead : PROLOGUE】
THANK YOU SOLD OUT!


■9月18日(金) 東高円寺二万電圧  
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.1】
THANK YOU SOLD OUT!


■9月19日(土) 渋谷REX  
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : ch.2】
THANK YOU SOLD OUT!


■10月9日(金) 高田馬場AREA
ALSDEAD presents ONEMAN 【Born To Be Dead : CODA】
開場 18:30 開演 19:00  
前売 ¥4,000/ 当日 ¥4,500  ※税込/ドリンク代別
<一般発売> 9月19日 (土) 10:00〜
イープラスhttp://goo.gl/Xq8Dsp  (パソコン/スマートフォン/携帯共通)
(問)高田馬場AREA 03-3361-1069

 

ALSDEAD Web http://alsdead.com/

 


2015年10月01日 (木)

9月30日、赤坂BLITZ。lynch.、sadsとの夢の対バン実現!

REPORT - 17:50:06

9月30日、赤坂BLITZにてlynch. presents 「THE VERSUS」feat. sadsが開催された。

 

先陣を切ったsadsは、初っ端の「HONEY」から貫禄あるステージを見せつけ、終盤でlynch.葉月(Vo.)を迎え入れて「Because」をコラボで歌唱。

 

“赤坂ぁ~!暴れようぜ!”の一言で始まったlynch.も、先輩バンドsadsに負けまいと爆音を唸らせる。
長年、清春を尊敬して音楽活動を続けて来た葉月は“夢は叶う人の方が少ないけど、辞めなければ叶うこともあるということを証明しに来ました!”と語り“今日この場所でシャウトできて嬉しいです!”と感極まると、フロアからは“おめでとう!”の言葉が行き交った。
アンコールでは、今度は葉月が清春をゲストボーカルに呼び、互いに肩を組んで「ADORE」を披露。後にも先にも味わうことのできない貴重な一夜となった。

 

lynch.は今後、10月7日にニューアルバム「D.A.R.K. -In the name of evil-」をリリースする。

このアルバムは、第1弾「EVOKE」(8月5日発売)、第2弾「ETERNITY」(9月2日発売)に続く3ヶ月連続リリースの第3弾作品で、収録曲「BEAST」は2016年早春より全国ロードショーとなる映画『復讐したい』主題歌。10月11日より全国ツアーlynch.TOUR’15「DARK DARKER DARKNESS」を開催。

 

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■商品情報
オフィシャルインタビュー公開中! http://www.lynch-special.com/interview.html

 


New Album「D.A.R.K. -In the name of evil-」
発売日:2015年10月7日(水)


【初回限定盤】KICS-93256/¥3,333+税/DIGIPAK&OUTER CLEAR SLEEVE仕様
[CD]
1.INTRODUCTION
2.D.A.R.K.
3.ANTARES
4.EVOKE(8月5日発売シングル表題曲)
5.GHOST
6.ILLUMINATI
7.ETERNITY(9月2日発売シングル表題曲)
8.FALLEN
9.BEAST(映画「復讐したい」主題歌)
10.INVADER
11.COSMOS
12.MELANCHOLIC
13.MOON 
[DVD]Music Video [EVOKE / ETERNITY]
※ 3作連動企画応募ハガキ封入
 


【通常盤】KICS-3256/\2,778+税
[CD]初回限定盤と同内容
※初回プレス分のみ3作連動企画応募ハガキ封入

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■lynch.TOUR’15「DARK DARKER DARKNESS」
10月11日(日)
会場:広島 CLUB QUATTRO OPEN 17:00/START 17:30
10月13日(火)
会場:滋賀 U☆STONE OPEN 18:30/START 19:00
10月15日(木)
会場:新横浜 NEW SIDE BEACH!! OPEN 18:30/START 19:00
10月17日(土)
会場:仙台 Rensa OPEN 17:00/START 17:30
10月18日(日)
会場:LIVEHOUSE 新潟 SHOW!CASE!! OPEN 17:00/START 17:30
10月20日(火)
会場:HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3 OPEN 18:30/START 19:00
10月24日(土)
会場:福岡 BEAT STATION OPEN 17:00/START 17:30
10月25日(日)
会場:鹿児島 SR HALL OPEN 17:00/START 17:30
10月27日(火)
会場:熊本 Django OPEN 18:30/START 19:00
10月29日(木)
会場:出雲 APOLLO OPEN 18:30/START 19:00
10月31日(土)
会場:高松 MONSTER OPEN 17:00/START 17:30
11月1日(日)
会場:高知 X-pt. OPEN 17:00/START 17:30
11月3日(火祝)
会場:名古屋 DIAMOND HALL OPEN 16:45/START 17:30
11月6日(金)
会場:なんばHatch OPEN 18:15/START 19:00
11月14日(土)
会場:札幌 PENNY LANE24 OPEN 17:00/START 17:30
11月15日(日)
会場:旭川 CASINO DRIVE OPEN 17:00/START 17:30
FINAL11月22日(日)
会場:TOKYO DOME CITY HALL OPEN 17:00/START 18:00


チケット一般発売中!
スタンディング¥4,320(税込)
11月22日TOKYO DOME CITY HALL公演チケット一般発売中!
アリーナスタンディング¥4,860(税込)/バルコニー指定 ¥5,400(税込)

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lynch.オフィシャルサイト>> http://lynch.jp

 

 




2015年10月01日 (木)

【ライブレポート】—Sadie—9月21日、Zepp Tokyo—また重なり合う未来で、会いましょう。

REPORT - 16:57:19

 2005年の結成以来、悲しみから生まれるヘヴィネスを生きる力に変え、シーンで確固たる地位を築いてきたSadieが9月21日、Zepp Tokyoにて活動休止前のラストライブを行った。今年4月には地元の大阪城野外音楽堂で10周年ワンマンを敢行し、これからという矢先の活動休止発表だったため、ファンはもちろん同業者の間にも動揺が広がり、そのニュースはYahoo!ニュースのトップに上がったほど。しかし、その真意はこの日のオープニング映像に映し出されたフレーズが、すべて物語っていた。

 

 This is not ending ceremony. But beginning to the new start——.
(これは終わりの儀式ではなく、新たな始まりへのスタート)

 

 発表以来メンバーが繰り返し語ってきたように、これは“未来の未来”のための決断。あくまでも前を向いての選択であることは、真緒(Vo)の「いくぞ東京!」という声で幕開けたライブからも明らかだった。2008年発表のヒットシングル「Ice Romancer」を皮切りに次々と投下されるヘヴィチューンは、常にも増して鋭利に客席に襲いかかり、それに応えて観客で埋め尽くされたフロアも、まるで未知の生き物のように大きくうねる。それでも美月(G)は「聞こえへんって!」と容赦なく声を欲し、さらにオーディエンスは拳を振り上げるという、その互いを求め合う引力は強烈にして壮絶。シングル&人気曲を中心にアグレッシヴなナンバーを切れ目なく、かつテンポ良く叩き込みながらも、決して勢い任せになることなく、観る者の心に1曲1曲を刻み付けんとするプレイは、今までに観た彼らのどのライブよりも熱が籠り、かつ噛み合ったアンサンブルを聴かせてくれた。

 

 中盤の「Rosario−ロザリオ−」ではスクリーンに大写しになった教会をバックに厳かに迫り、苦悶のシャウトから始まった「Demons cradle」ではアコースティックギターも交えて妖しいカオスから美しい夜明けへと感動的に展開する。また、激しさだけではなくメロディックな旋律も持ち味とするSadieでは真緒の歌唱表現も大きな武器で、哀愁の中に朗々たる芯の太いヴォーカルを響かせた「嘆きの幸福」から、リリカルな曲調に激情が滲む「サイレントイヴ」への流れは見ごたえ十分。後者の歌詞を“弱さに救われた”と過去形に歌い換えた叫びは、まさしくSadie10年の活動における彼のリアルな心境だったろう。そもそもSadieは真緒自身が抱える悲しみ、痛み、怖れ、願いを刻み続けてきたバンドである。「THE NEVER」「DEAD END」とアッパーなブロックに戻っても、現状にリンクするフレーズがたびたび耳に飛び込み、前者では“未来を……変えるぞ!”と雄々しく宣言。必然的にヒートアップするフロアからは「Grieving the dead soul」に「クライモア」と合唱が自然発生し、“聴こえるか? 生きてるか?”“いつまでも声枯らして歌わせてくれ!”と、歌詞を借りた真緒の叫びが場内に轟く。初期からのライブ鉄板曲「サイコカルチャー」でも「お前たちの居場所はここだ!」という号令により、10年間で最大にして最激のヘッドバンギングの海が出現。銀テープが飛んで華やかにフィナーレを彩った本編ラストの「陽炎」まで、一瞬たりとも緊張感の途切れることのない迫力のステージに、“これだけ良いライブをできるバンドが活動休止だなんて”という口惜しさを止めることができなかった。

 

「ホントに今日が活動休止の日とは思えないくらい、当たり前に日が過ぎて、当たり前に起きて、当たり前にメンバーと会って、当たり前のようにステージの袖にみんながいてくれて。何も変わらない今日が、ホントに幸せだなと思いました。10年間、Sadieは前を向いて、ずっと歩いてきました。あっという間に過ぎた10年間、たくさんの記憶が胸の中にいっぱい詰まってます。その記憶の断片には、いつも……いつも傍でみんなが歌って、叫んで、頭振って、Sadieを愛してくれました。何と言っても言い切れないほどの感謝の気持ち、この曲に乗せて届けたいと思います」(真緒)

 

 満場の“アンコール!”に応えて5人が再登場し、そう前置いて贈られたのは最新アルバム『GANGSTA』収録のメッセージソング「MESSAGE FROM HERE」。極限まで音数を抑えたシンプルなサウンドの中で綴られる言葉の一つひとつが胸に沁み入り、力強く歌い上げられた“ときに離れる日々は別れる意味じゃない また会える出会い この命は消えない”のフレーズに籠った真実の願いに心が震える。曲終わり、スクリーンに10周年ライブでステージに並んだ5人の背中が映し出されると、あちらこちらからすすり泣く声が。その涙を振り切るように躍動的なナンバーを畳み掛け、Sadie随一の暴れ曲「妄想被虐性癖」では、真緒も繰り返しフロアにダイブ! そこからSadieが“生きる”を歌うようになった大きなターニングポイント曲「a holy terrors」へ続くと勝手に大合唱が沸き起こるが、それはSadie最大の代表曲「迷彩」でも同様だった。亜季(B)はお立ち台に上がってトレードマークとも言える、しかし、昨今は封印されがちだった振りを披露し、真緒は“キミたちがくれたものは、本当に多かった!”と歌い放って、悲鳴ともつかない大歓声を全身に浴びる。そう。Sadieはいつだって、リアルを叫び、歌ってきた。だから、こんな極限状態で、その言葉は何より強く、観る者の魂を貫くのだ。

 

「最後に、みんなとまた必ずお互いの未来の先で待ち合わせできるように、約束の歌を届けたいと思います」

 

 そう真緒が語ってダブルアンコールに贈られた曲は、活動休止発表直後にリリースされたシングル「Voyage」。後ろを向いてメンバー一人ひとりを指差しながら“掲げてる未来図の配役はこの5人!”と叫ぶように歌う声は力強く、観る者の心を大きく揺さぶる。そして5分割されたスクリーンには、ギターをかき鳴らしながら頭を振る美月、鋭い眼光でジッとカメラを見据える亜季、時に笑顔さえ浮かべながらオーディエンスを煽る剣(G)、自らの務めを果たすべく黙々とスティックを振るう景(Ds)の姿が。五者五様の姿を瞼に刻みつけようとステージを見つめるオーディエンスは声を合わせて“lalala…lalala…”と合唱し、そんな彼らに「もっとくれ! 消えない傷を残してくれ! 刻ませてくれ!」と胸をマイクで叩いた真緒は、涙ながらにこう告げた。

 

「必ず、必ずまた一緒に……生きような。少しだけ……ワガママを許してください」

 

 すべての演奏を終えたあとは、メンバー一人ひとりから感謝の言葉が。それぞれに“らしい”語り口ながら、その台詞からは誰もが再会を願っていることが伝わってきた。

 

「ホントに今まで10年間、Sadieを支えてくれてありがとうございます。いったん今日で活動休止ですけど、また、いつかみんなの元気な顔と笑顔を見れるように、それぞれの未来に向かって頑張っていくんで。また、いつか絶対会えることを心より願ってます。俺たちが刻んだ、この愛と絆は絶対に消えないと思うんで、これから前向きに生きていきます。ホントみんな愛してます。ホントありがとうございました」(景)

 

「勝手だけど好きなメンバー、Sadieに対する想いは活動休止しないでもらえたら嬉しいです。俺は君たちへの気持ちは活動休止するつもりはありません。次に会うときは個人的には、また、此処で会いたいです」(亜季)

 

「ホントにSadie10年やってこれたのは皆さんのおかげ。それ以外にない。時間って絶対過ぎていくもんやん? 何でもそうやけど、生まれたものは必ずいつか消えていくやん。俺たちは無くなったわけではないし、活動休止を選んだわけですけど、いろんな景色見て、Sadieじゃできなかったこと吸収して。いつか未来で、この5人で集まれたらいいなと思います。だから今日は寂しいかもしれへんけど、明日に向かうスタートの日でもあると俺は思ってるから。みんな思ったより笑顔で、俺たちの気持ちが伝わってるのかなと思いました。また、今日ライブが終わって、家に帰れば、何でもない明日がまた来ます。しゃーないねん! もちろん待っててくれるのは嬉しいんですけど、一緒に進みましょう。俺らはメンバー個々が試される期間になるから、ついてきてください」(剣)

 

「まさか自分がバンドをやろうと志したときに、こんなふうになるとは思ってもいませんでした。僕はSadieが初めてのバンドでした。何もわからないままこの人たちの背中追いかけて、いつの間にか自分たちだけでツアーができるようになって、昔、描いていた夢が一つひとつ叶っていくのが嬉しくて……でも、どこかで頭打ちするんですよね。すべてが上手くいってたら活動休止もしません。だけど、決めたのは止めることだったんですよ。誰も終わりは選ばなかった。それが嬉しくて、だから今日も泣き崩れるんじゃないかと思っていたけど、全然泣けなかったです。それは、やっぱり前を向いているから。ただ、みんなに次の約束ができないのが、すごく申し訳なくて。何を残せるかな?と考えたとき、このSadieを追っかけてきた年月が“無駄やったな”じゃなくて、“大切なことを教えてもらった”と思わせられるラストツアーと生き方をしようと、発表してから今日まで心がけてきました。何回も言いますけど、最後じゃないんです。今日もみんな笑顔で、すっごく良いライブしてました。ホントに自慢のファンです。これからホントに厳しい戦いに、この5人出ます。一人ひとりが人間として戦っていきます。誰も助けてくれません。でも、一人ひとりがレベルアップして、また、Sadieやろうぜ!って帰ってきたときには、今日以上のSadieを見せられると思うと、それが楽しみで。なので、この5人をこれからも愛してください」(美月)

 

「10年前に一人になって、いろんな想いを背負って、メンバーと出会いました。俺はホントにこの4人と会えて良かったと思います。4人に出会ってSadieをしなければ、みんなにも出会えなかったし、ファンクラブも出来なかったし、自分の選んだ道は間違ってなかった。みんなと一緒にライブしたこと、一緒に頭振って、いっぱい叫んで、いっぱい笑って、ホンマに幸せでした。歌を歌わなければ、ただの弱い男です。このステージを去ることが、どれだけ怖いか、どれだけ辛いか……明日メンバーに、スタッフに、“スタジオ何時?”って聞きそうで。当たり前の日が無くなってしまうと思うと、寂しくて怖いです。けど、俺はたくさんの言葉と経験を歌詞に綴ってきました。それがみんなの生きる人生に、少しでも為になればと思って、歌ってきました。きっとこの先、お互いにまた、辛いことや乗り越えられない壁が待ってると思います。けど、絶対に君たちなら乗り越えられるはず。その強さをこの5人で、みんなで作ってきたし、この想いを、いつまでも絶やさないように生きていってください。そして俺は、また、みんなと一緒に生きていたいです。しばらく会えなくなるけど、(胸を指して)ココにいっぱいみんなの声を叩き込みました。消えることのない傷が、お互い残ってると思います。それを糧に、また重なり合う未来で会いましょう」(真緒)

 

 センターに5人並んで手を繋ぎ、深々と一礼すると、真緒は景、剣、亜季、美月と順にメンバーを掴んでハグ。そして剣は「またね! 今日はありがとう」と、美月はマイクレスで「愛してます。ありがとうございました!」と、笑顔で感謝を叫んだ。真緒は「また、必ず……帰ってきます。約束」と左手の小指を差し出し、さらに「Sadieは俺の人生のすべてでした! ありがとうございました!」と再会を約束。その顔には清々しい達成感と、たった一人で戦わなければいけない未来への不安と同じだけの希望があふれていた。

 

 10年のすべてを注ぎ込んで誓った、“未来の未来”に向けての新たなスタート。その模様は12月30日にDVDとしてリリースされる。5人の戦いは、まだまだ始まったばかり。その過酷な道の果て、映像にも記録されたSadieというバンドの強さとファンとの絆は、きっと重なり合う未来を引き寄せるはずだ。

 

 

取材、文・清水素子/ライブ写真・青木武史

 

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10th ANNIVERSARY LIVE DVD
「DECADE OF SADNESS at 20150411 大阪城野外音楽堂」

2015.10.21 wed RELEASE

 

2015 年 4 月 11 日大阪城野外音楽堂にて大盛況に終えた Sadie 10th Anniversary Special GIG 2015 DECADE OF SADNESS 公演が遂に LIVE DVD 化。 約 4 年ぶり7枚目となる LIVE DVD。

10 年目にして初の野外ワンマン公演の映像を全 25 曲収録!

 

《通常盤》 MRSV-0021 ¥5,940-(tax in) 全 25 収録曲

- 収録曲 – 迷彩 / GIMMICK / MAD-ROID / 愛の罠 / Rain fall / Rosario- ロザリオ – / 心眼 / Crimson Tear / Ice Romancer Grieving the dead soul / クライモア / サイコカルチャー / Regret / 嘆きの幸福 / DEAD END / bleach / THE NEVER サイレントイヴ / 陽炎 / true word / HOWLING / Deadly Masquerade / METEOR / 妄想被虐性癖 / a holy terrors

発売元:株式会社フェイスミュージック

販売元:ダイキサウンド株式会社

 

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Sadie 活動休止前ラスト公演

「forever and ever at 20150921 Zepp Tokyo」

2015.12.30 wed RELEASE!!

 

2015.09.21 Zepp Tokyo にて活動休止した Sadie。

10 年という長くも早い年月に終止符を打った。 10 年のすべてを注ぎ込んで誓った、“未来の未来” に向けての新たなスタートを切った旅立ちの日。 10 年分の思いを込めた全身全霊の 1 夜を 12 月 30 日に DVD としてリリース決定。

 

詳細近日告知。

 

★Sadie★

http://www.sadie-web.com/

 

 

「未来への不安と同じだけの希望」。

なんだかSadieを、強く信じられる気がしませんか?

またいつかびじゅなびから、素敵なお知らせをお届けすることができますように。

写真は到着したもの全てを、一枚残らず全て掲載致しました。

↓ 

 











2015年09月29日 (火)

【ライブレポート】ギルガメッシュ、初のメキシコ公演で1,500人を動員!!!!!

REPORT - 16:17:31

2015年9月25日、『Are you ready!!』の合図と共に幕を開けた、ギルガメッシュ初のメキシコ単独公演、「girugamesh en Mexico」。
本公演を開催する経緯は、現地プロモーターとファンからの熱いラブコールによるものであり、2016年1月にリリースを控える最中、そのラブコールに呼応するかのように、満を持して初上陸することとなった。


ギルガメッシュはヨーロッパ諸国、アジア、アメリカツアーを過去に幾度も成功させており、数々の国で単独公演の実績があるので、今回のメキシコ公演も彼らにとってはいとも容易く自分のものに出来たのは言うまでもない。


1,500人の観客が今か今かと開演を待ちわびる中、暗転と同時にSE”MONSTER”が流れると、会場の熱は一気に最高潮。
1曲目の”Break down”で会場はすでに熱の逃げ場を失う程の状況に。
立て続けに”Drain”、”gravitation”とリード曲を連発。昨今のギルガメッシュを代表するラウドな楽曲でメキシコのファンを魅了する。


ライヴ中盤では”volcano”、”睡蓮”と一昔前のギルガメッシュを彷彿とさせる楽曲も演奏。
後半戦は、またギアを上げて”斬鉄拳”、”VOLTAGE”、ラストには”evolution”と、ギルガメッシュの定番且つ鉄板の流れで有り余る熱を残して本編を終了。
メキシコのファンがそれに満足する訳もなく、その圧倒的なアンコールに応え、”絶頂BANG!!”、”BORDER”とシングル曲を叩き込み、アンコールラストは”壊れていく世界”で壮大に締め括った。
まさにベストアルバムと言わんばかりのセットリスト、計22曲でメキシコのファン達を魅了した。


全世界を飛び回り、初のメキシコ単独公演でも1,500人を動員。
日本国内でジャンルの壁を越え続けながら活動をしてるギルガメッシュが何故ここまで海外でウケるのか。

11月29日には新宿BLAZEにて、およそ半年振りとなる国内単独公演も決定しており、girugamesh ONEMAN SHOW「2015→2016″鵺”」と、意味深なタイトルが付いている。
日本、海外と快進撃を続けているギルガメッシュの真髄をじっくりと目の当たりにするチャンスでもあるので、その目で是非確かめて欲しい。

 

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◎SETLIST
1 Break Down
2 Drain
3 gravitation
4 INCOMPLETE
5 antlion pit
6 CRAZY-FLAG
7 driving time
8 ALIVE
9 volcano
10 Resolution
11 睡蓮
12 終わりと未来
13 Go ahead
14 斬鉄拳
15 DIRTY STORY
16 VOLTAGE
17 Another way
18 evolution
EN1 絶頂BANG!!
EN2 BORDER
EN3 arrow
EN4 壊れていく世界

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オフィシャルサイト  http://www.girugamesh.jp/

 

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【PICK UP LIVE】
girugamesh ONEMAN SHOW 「2015→2016″鵺”」
11月29日(日)新宿BLAZE


OPEN 17:15 / START 18:00
【チケット料金】
前売¥4,000 当日¥4,500(税込・全立見・ドリンク代別)
※未就学児入場不可

【チケット一般発売】
2015年10月24日(土)

(問)DISK GARAGE 050-5533-0888

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【EVENT LIVE】
10月24日(土) 仙台PARK SQUARE
w/Crystal Lake

10月25日(日) 新潟CLUB RIVERST
w/Crystal Lake

11月8日(日) 横浜BAYSIS
w/NoGoD

11月26日(木) 松山サロンキティ
w/ROTTENGRAFFTY/MEANIG

11月27日(金) 高知X-pt.
w/ROTTENGRAFFTY/MEANIG

12月6日(日) 新木場STUDIO COAST
w/Dragon Ash/MY FIRST STORY/SUPER BEAVER/and more…

 

★ギルガメッシュ★

http://www.girugamesh.jp/jp/

 







2015年09月28日 (月)

【ライブレポート】★DaizyStripper★2015年9月27日(日)新宿BLAZE「ONE-MAN TOUR「NEVER ENDING SIRIUS」FINAL」!緊急記者会見では、バンド10周年を記念する特別プロジェクトを発表!

REPORT - 15:38:05

DaizyStripper、7月からスタートしたバンド史上最長のツアー、“NEVER ENDING SIRIUS”も遂にツアーファイナル。会場となった新宿BLAZEは満員の観衆で膨れ上がっていた。


オープニングは「La Vie en Rose」からスタート。
いきなり縦横無尽にステージを駆け回るフロントの4人。
全30公演にも及ぶ長いツアーで鍛え上げられた強靭なステージパフォーマンスに、オーディエンスから大きな歓声があげる。


全国のライブハウスを“夏色”に鮮やかに彩った「SUMMER VACATION」、「色彩ヴィヴィッド」、「-Z-UNIVERSE」などキャッチーな楽曲が並ぶ中盤戦のMCでは、メンバー各々が今ツアーの思い出やバンドとファンの絆を再認識したエピソードを語り、会場をハッピーな空気で満たしていく。


一転、「酸欠革命」から始まる後半戦は一気呵成。
激しいリズムワークでバンドのボトムを支えるRei(Bs)と風弥(Ds)のリズム隊もこの日は絶好調。
疾走感を保ちながら安定したビートを叩きだせるのも、長いツアーの賜物だろう。


「ヒステリカ」、「ARREST」、「マネキン」と激しい楽曲でオーディエンスを攻め立て、最後はしっとりと「SWEET DREAM」で本編終了。
激しくシャウトを繰り返した後にも、伸びやかな声でバラードを歌いきる夕霧(Vo)の歌唱力が際立つセットリストに感服である。


アンコールは「トレゾア」、「KISS YOU」とバンドの代表曲を一気に並べ、オーディエンスを圧倒ラストの「STAY GOLD」ではまゆ(G)となお(G)のエモーショナルなツインギターソロが爆発し、大歓声の中、メンバーはステージを降りた。


……と思いきや、ステージを覆ったスクリーンに、突如、ロッキンママ・東海林のり子さんが登場!
お馴染み「現場の東海林です!」からメンバーへ突撃し、なんと緊急記者会見を行うことに。
会見会場の金屏風前で5人の口から述べられたのは、バンド10周年を記念する特別プロジェクト“decade”。


この日はメンバーソロプロジェクトの展開、シングル&カップリングコレクションアルバムの発売、全国47都道府県ツアー、ツアー会場限定販売のMV集発売、そして2015年6月5日に行われる日比谷野外大音楽堂でのライヴ。


質疑応答では、「バンド結成時の自分へメッセージはありますか?」という質問に、夕霧が「自分を信じて、大丈夫だよ」などと答える深いひと幕も。



その後、再びステージに立ったバンドからファンへ最大の感謝を込めた「decade」が放たれ、感動のツアーファイナルの幕は閉じた。



結成10周年に向け、一層勢いを増し疾走するDaizyStripper。彼らの活動から目が離せない。


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■DaizyStripper 10th Anniversary Project「decade」始動!



【1】「SINGLE COLLECTION」&「COUPLING COLLECTION」 Release
【2】全国47都道府県制覇TOUR「47 Runners High」
【3】「COMPLETE MV COLLECTION」DVD Release
【4】2016.6.5 DaizyStripper全国47都道府県制覇TOUR FINAL & 9th Anniversary Special Live
  「KISS THE FUTURE〜47 Runners High FINAL〜」in 日比谷野外大音楽堂
【5】各メンバーSolo Project

※【6】〜【10】は後日、発表

■DaizyStripper 10th Anniversary Project「decade」特設サイト
URL: http://daizystripper.com/pages/10_anniversary

 


■DaizyStripper Official WebSite
URL: http://daizystripper.com/