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2017年03月30日 (木)

【ライヴレポート】<Soanプロジェクトwith手鞠 Oneman Tour『静謐を制し征する音~東京編~』>2017年3月23日 渋谷Mt.RAINIER HALL★

REPORT - 12:00:46

 

ミニアルバム【静謐を制し征する音】をリリースし、初の東名阪ワンマンツアーを開催したSoanプロジェクトwith手鞠。

そのファイナル公演が、3月23日(木)東京・渋谷Mt.RAININER HALLで行われた。

この会場は、SoanがMoranでの活動中にアコースティックワンマン、手鞠がamber grisとして初のホールワンマンと、それぞれが過去に大切な日を過ごした思い出深い場所。

そして、このプロジェクトが予てより目標のひとつとして掲げてきたシッティング形式でのホール公演という夢を叶える記念すべき日となった。

 

 場内が暗転し、拍手に迎えられたメンバーがステージへと姿を現す。

ゲストミュージシャンは、アコースティックギターにタイゾ(from Kra)、同じくアコースティックギターとコーラスに祐弥、ヴァイオリンにSachi(from 黒色すみれ)、チェロにAkiko Yamazaki。サポート陣は黒を基調とした装い、Soanと手鞠は揃って真っ白なスーツに身を包んでいた。

 

Soanが鳴らしたウィンドチャイムの音色が、現実世界を遮断する魔法のように響き渡る。

静まり返った空間に手鞠の言葉が零れ出し、Soanのカウントからそっと音の波が押し寄せ始めた。

1曲目に届けられたのは【そして君は希望の光の中に消えた】。

ステージを照らし出すオレンジの光のように柔らかな感触を覚える楽曲だが、その光に満たされ自らの道を切り開いていく愛しい存在をどこか寂しげに見つめる主人公の想いが切ない。

 

「Soanプロジェクト。そこに織り成された“静”と“動”。

その表現が、挑戦が、試みが、また新たな『音楽を楽しむ姿』として成り立っている。

1人の作曲者と、並行し存在する2人の作詞者。

3人の思考が共存する、その世界。今、その片鱗をお見せしましょう。

【sign…】。」

 

タイトルコールされた【sign…】は元々、もうひとつのプロジェクトであるSoanプロジェクトwith芥で完成し披露されていた楽曲。

それを、楽器編成からして全く異なるこちらのプロジェクトでリアレンジし、芥の付けた歌詞を基に手鞠が言葉を紡ぎ直す新しい試みへの挑戦。

2本のアコースティックギターと、ヴァイオリン、チェロ。4本の弦楽器が絡み合うようにして奏でられ、ドラムが歌に沿った感情の起伏を伝えるように表情をつける。

手鞠が歌い上げたのは、荒々しく目に見えた激情ではなく、内に秘めた鋭利な熱情。

“3人の思考が共存する世界”という言葉どおり、Soanというアーティストを軸に同時進行する2つのプロジェクトが融合して新たな表現を生み出した素晴らしい瞬間であった。

 

「改めまして、渋谷Mt.RAINIER HALLへようこそ。Soanプロジェクトwith手鞠です。

必要以上の補足は、もはや要らないのではないかと思っています。

楽曲が、歌詞が、演奏が、我々の存在そのものが、定義であり提示する形です。

初めてのシッティング公演、最後までごゆっくりお楽しみください。」

 

客席に沸き起こった拍手の中へ、タイゾが鮮やかに切り込んでくる。ギターのボディを叩きながら弾き倒す迫力に満ちたスパニッシュなソロから、【感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛】へ。

まるで音を宙に舞わせるがごとく、腕の動きでも魅せながら叩くSoan。

各楽器の音色を引き出すように、或いはその音色に自らが操られるように、手の動きも含めて表現する手鞠。

終始、情熱的な演奏を貫くタイゾと、手鞠とタイゾの双方と絶妙なバランスを取りつつギターとコーラスを響かせる祐弥。

憎しみと葛藤を艶やかに彩る、SachiとAkiko Yamazakiのストリングス。

アウトロの連続ブレイクまで、圧巻の演奏であった。

 

不穏なギターと怒りの籠もった語りから始まった、【正否の相違、或いは利害の不一致】。

立ち上がり全身を使って伝える手鞠の伸びやかな歌声を筆頭に、音の塊が空間を突き抜けていく。

本質的に孤独な人間という生き物、相容れない価値観の存在、“理解できる”だなんてただの自惚れ。

「僕は君のように生きられない」

美しいメロディーに乗せて投げ掛けられたそのフレーズが、心の奥深くに突き刺さる。

 

ドラムセットからピアノへと移動したSoanの叙情的な音の調べは、【投影された在りし日の肖像という名の亡霊】だ。

悼むようなストリングス、2人のギタリストで繋げるように奏でたアルペジオのギターソロ、透明感のあるコーラス、そして繊細さと力強さを兼ね備えたピアノ。演奏に後押しされた歌声は、より感情的に熱を帯びた。

「わかってる・・・わかってる・・・」徐々に涙声になりながら何度も繰り返し、最後に「でも、わかりたくない。」と呟くと、その嗚咽にピアノが寄り添った【林檎の花の匂いと記憶野に内在する存在。】。

林檎を残して遠くへと旅立った、大切な“彼”への鎮魂歌。

語り掛けるように演奏するSoan。音は優しく哀しく降り注ぎ、目頭が熱くなる。

「そこから見えるかい?」

そう歌い、空を見上げながら高く手を差し伸べた手鞠。

きっと、きっと、届いている。心から信じたいと思った。

 

短い語りを挟み、【相対する質量の交錯する熱量】のあたたかなメロディーが光のように射し込んでくる。

時折、手鞠はSoanのほうに身体を向けて歌い、その度にSoanは微笑んでアイコンタクトを交わす。

そんなステージの穏やかな空気感と、愛しい存在の癖や仕草を思い返して幸福を感じる歌詞が相まって、会場は優しい雰囲気に。

 

祐弥のギター、Sachiのヴァイオリン、Soanのピアノに乗せて語られたのは、抗うことはできない人間の“命”のお話。

どこかで誰かの命が尽きた時、違うどこかでは新たな産声が上がっている。

何度生まれ死のうとも、自らの意思とは無関係に輪廻を繰り返す。全ては神の天秤次第なのだろうか?

ピンスポットに照らされながら【それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福という名のカルマ】を演奏するメンバー達は、実際には存在していない紗幕の向こう側の、異なる世界の住人のように映った。

 

暫しのインターバルの後、手鞠が口を開く。

「君たちがそうであるように、僕の命を救ってくれたのもきっと音楽だと思っています。

消費する事に慣れた社会が、消耗品を使い棄てたとしても、僕らは自らのその意志で音楽を作ってきたし、作っているし、作っていく。そして、それを僕たちは楽しむことを忘れない。

誰かに言われたからじゃない。そうしたいから、そうするんだ。

偉大な先人たちが作り出したものがそうであったように、僕たちが作り出したものも、誰かの支えとなっていることを願っています。」

このステージに立っている全てのメンバーの気持ちを表した言葉から演奏された、【それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ】。

再びドラムへと移動したSoanの軽快なリズムに合わせて手鞠が手を左右に振ると、客席もそれに応えて揺れ始め、その様子を見たメンバーにも笑みが浮かぶ。

感情を歌に乗せ自由自在に表現している手鞠も、とても楽しそうに感じられた。

 

【焦燥の日々の帷、憔悴する白雪姫】は、澄んだメロディーが美しく印象的だ。

青い光に照らされたステージに零れ落ちる氷の粒のようなピアノフレーズと歌のメロディーはどこか郷愁を感じさせ、記憶の中の懐かしく大切な光景を蘇らせて心を打つ。

空間をどこまでも拡げていくストリングスとアコースティックギターの繊細な音色、切なく力強い歌声が、真っ白な雪の上にそっと触れるかのごとく余韻を残した。

 

【夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処】で語られた物語は、ある種の決意表明のように響く。

「けれど、また途方も無い道のりを歩く事にしたのだ。

その先に何があるかはわからないけれど、きっとそこに帰るべき場所があるのだろう。そこには、自分を待つ何かがあるのだろう。

ねぇ、君の帰る場所はどこだい?君の帰る場所は?あなたの・・・帰る場所は?」

ステージから手を差し、観客1人1人に問い掛ける手鞠。

夕暮れ時のオレンジ色の空、家路へと急ぐ道程が目に浮かぶ。

その光景に、タイゾのギターソロ~Sachiのヴァイオリンソロという美しい流れがとてもよく似合った。

「『ただいま』私を知る人。『おかえり』私を信じる人。『ただいま』笑顔をくれる人。『おかえり』待ち疲れた人。・・・私の、愛する人。」

そう、帰る場所はきっと―――。5人の奏でるハーモニーと手鞠の言葉が胸にあたたかな明かりを灯し、素晴らしい本編を締め括った。

 

鳴り止まない拍手に応えてのアンコール・・・と思いきや、叫びながら勢いよくステージに飛び込んできた祐弥に度肝を抜かれるオーディエンス(笑)

「緊張と緩和・・・緩和の部分を司っております、祐弥です!」と元気よく自己紹介した彼は、本編で張り詰めていた場内の空気を一気にリラックスさせると、手鞠と共にツアーの感想なども交えた軽妙なトークを展開して客席を盛り上げてくれた。

メンバーを呼び込み1人1人を紹介した手鞠が、

「ヴィジュアル系の可能性、音楽の可能性を感じられるライヴになったと思います。

それぞれのフィールドで活躍する素晴らしいアーティストが揃って音楽を生み出せる、それは偶然や必然ではなく、凄く奇跡的なものであって。

音楽が導いた、そしてSoanさんが作り上げた絆みたいなものが音に込められていて皆さんに伝わっている、そう実感できるライヴでした。今日は本当にありがとうございました。」

と挨拶すると、大きな拍手が送られた。

「また逢えることを願って。ラストに、この曲を贈ります。」

和やかな空気の中、6人はアンコールとしてもう一度【それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ】を届けてくれた。

手鞠・タイゾ・祐弥も立ち上がり、心底楽しそうに演奏するメンバー達。

弾むようなそのサウンドにステージも客席もみんな笑顔で、ツアーファイナルは幸福感に満ち溢れたエンディングで幕を下ろした。

 

観る者の心を、時に深く抉るように、時に温かく包み込むように、そして蒼い海の底へと誘うように。ドラマティックに描き出される、Soanプロジェクトwith手鞠の世界。

シッティング形式のホール公演というひとつの夢を叶えた彼らは、次にどんな音楽を届けてくれるのだろう?今は、それが楽しみでならない。

2月・3月と2ヶ月連続で行われたSoanプロジェクトwith芥/手鞠それぞれの初の東名阪ワンマンツアーで得たものにより、2つのプロジェクトがどう成長し進化していくのか。

アーティストとして、プロジェクトのプロデューサーとして、その才能を遺憾なく発揮するSoanと、彼の音楽を圧倒的な歌唱力とストイックな精神で彩る手鞠と芥。そして、ライヴやレコーディングで見事な化学反応を生み出してくれる、多彩なゲストミュージシャン達。

既に発表されているとおり、Soanのバースデーでありプロジェクト始動1周年記念日でもある6月1日には記念ワンマンも開催される。

その耳で、その目で、その感性で、ぜひ彼らの音楽に触れてみて欲しい。

 

 

TEXT:富岡 美都(Squeeze Spirits/One’s COSMOS)

 

 

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【Member】

Piano & Drums:Soan

Vocal:手鞠

Acoustic Guitar:タイゾ(from Kra)

Acoustic Guitar & Chorus:祐弥

Violin:Sachi(from 黒色すみれ)

Cello:Akiko Yamazaki

 

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【Set List】

1.『そして君は希望の光の中に消えた』

2.『sign…』

3.『感情を媒介として具象化する感傷の逝く宛』

4.『正否の相違、或いは利害の不一致』

5.『投影された在りし日の肖像と云う名の亡霊』

6.『林檎の花の匂いと記憶野に内在する存在。』

7.『相対する質量の交錯する熱量 』

8.『それは呪いと同義語の魂の鎖 永遠に続く祝福と云う名のカルマ』

9.『それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ』

10.『焦燥の日々の帷、憔悴する白雪姫(スノーホワイト)』

11.『夕闇に鳴動する衝動と幸福の在処』

 

En. 『それを僕は普遍と呼び、君はそれを不変と詠んだ』

 










2017年03月29日 (水)

【シェルミィ】3月29日(水)大阪・心斎橋FANJ単独公演 「第一次【負け犬】下剋上計画」大盛況で閉幕!

REPORT - 23:42:33

3月29日、大阪・心斎橋FANJにてシェルミィの無料単独見世物公演「第一次【負け犬】下剋上計画」が開催された。

場内は平日にも関わらず、ホール全体を埋め尽くす“負け犬”で溢れる程の大盛況。

 

一新されたSE.「負け犬の忠誠」から始まり、“下剋上”がキーワードの復讐ナンバー「放課後の凶室」と共に幕を開けたステージ。

この世界に、こんな現代に提示する数々の皮肉ナンバーを投下。見事にフロアを共感を伴った歓声で湧かせた。

 

アンコールのMCでは豹(Vo)の口から、「第二次【負け犬】下剋上計画」の開催を6月9日、東京・高円寺二万電圧にて行うことが発表された。

今回の無料単独公演が成功すれば、開催を決定する予定だったそうだ。

ラストは拍手と歓声の中、定番ナンバー「絶交」にて幕を閉じた。

 

今後は主催公演、ワンマンツアーなども予定されている。

 

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◆リリース情報


2017年3月8日発売
3rdシングル「優しい世界」

 

BnG-004
¥1200(税抜き価格)

 

1.優しい世界
2.依り糸
3.※これは病気です。


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☆NOW ON SALE☆
1stミニアルバム「オカルトフルコース」

 

2017年初夏発売
1stフルアルバム「ぼくらの残酷激情」

 

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2017年4月10日(月)心斎橋FANJtwice
シェルミィ3rdシングル「優しい世界」発売記念主催公演
「激しい世界」

 

■出演 
シェルミィ
CANIVAL
Sick.
ゴア
$”Casper.
NIL UNDER RAIN
アイムグリード

 

※お腹に「優しい」ドリンク入場者全員無料配布
※バンドマンに「激しい」ドリンク出演者全員無料配布
※お客様に「優しい」タイムテーブル公開となっております。

 

OPEN/START 15:30/16:00
チケット料金 前売3500円 当日4000円

 

★チケット:

■チケット発売日2月3日
A.e+
■購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002215179P0030001

B.バンド予約
C.当日券

 

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◇2017年4月16日(日)
「楽しい世界」(Gt.友我生誕)

 

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◆シェルミィ一周年記念単独見世物公演ツアー


◇2017年5月12日(金)目黒鹿鳴館
「目黒グランギニョル」


◇2017年5月15日(月)心斎橋VARON
「心斎橋グランギニョル」

 


【シェルミィ OFFICIAL WEBSITE】
http://shellmy.net/



2017年03月29日 (水)

★Acid Black Cherryの10年を振り返る【2014年編】★(8)

NEWS - 22:27:09

 

2017年7月18日よりソロデビュー10周年に突入するAcid Black Cherry。

 

記念すべき10周年に先駆けて、今週3月22日に「10th Anniversary Live History -BEST-」と銘打った、初収録映像満載の、総収録時間7時間32分にも及ぶライヴ映像作品を発売した。

そこで、Acid Black Cherryの10年を見てきた音楽ライターの武市尚子氏が、ABCの10年の歴史を1年づつ振り返る連載がスタート。


8回目の本日は、約10ヶ月に及んだProject『Shangri-la』を走りきった2014年に迫る!

 

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【2014年】 「Project『Shangri-la』4th Season ~ Final Season」

 

 Acid Black Cherryが2013年8月からスタートさせたProject『Shangri-la』は、同年の12月末までに『3rd Season~関西・中国tour~』を終了し、年を跨ぎ、翌年の2014年2月から『4th Season~関東tour~』をスタートさせた。

 大雪の影響もあり、「Shangri-la Meeting」の千葉公演が延期されるなどの混乱もあったが、yasuはただただ自分の音楽を求めてくれる人たちに、誠実に向き合っていった。

 

 そして。3月11日。yasuはProject 『Shangri-la』のラストを飾るシングル作品として「君がいない、あの日から…」をリリースしたのである。

 この曲はリリース直後からスタートした『5th Season~四国・九州・沖縄tour~』から披露されていった。


 全都道府県で行われてきたShangri-la Meetingは、 FM沖縄の公開録音とハイタッチ会を以て、すべてを終え、全都道府県ツアーも、2014年4月26日の沖縄公演で無事にファイナルを迎えた。

 ファイナル公演に集まったファンたちは、【新作のリリース】【全都道府県ツアー】【全国での触れ合いイベント】、という自分たちと交わした3つの約束を有言実行したyasuに、たくさんの“ありがとう”を投げかけ、yasuも“とにかく、ありがとうの一言しかないです”と心からの感謝を伝えていた。


 全都道府県ツアーとして届けられたライヴを無事に終えたyasuは、5月13日の大阪城ホールを皮切りに、日本ガイシホール、日本武道館の全国3ヶ所6公演で『Encore Season~Arena tour~』、代々木第一体育館2days、宮城セキスイハイムスーパーアリーナで『Final Season』と、Project『Shangri-la』の追加公演を行うことになる。

 このアリーナツアーでも「君がいない、あの日から…」は披露されていたのだが、中でもとても印象的だったのは最終公演の宮城セキスイハイムスーパーアリーナでyasuが、この曲を唄う前に言った一言だった。


「この日、ここで唄う為に生まれてきた曲だと思います」


もともと「君がいない、あの日から…」は、Project『Shangri-la』の最後のシングルにしよう思って作っていた曲ではなかったのだ。

このProject『Shangri-la』を通して、ファンの声を聴き、ファンの笑顔に触れたことで、自然と産まれてきた楽曲なのだという。

照明で作られた満天の星空の中で、心を込めて唄うyasuの姿は、

限りなく無垢なものだった。

笑顔をくれた“君”への想いと、笑顔を見せに来ることができなくなってしまった“君”への想い。ただただ真っ直ぐに“君”に届けようとするyasuの純粋な気持ちが、痛いほどに伝わってきたのを感じた。


 また、このセキスイハイムアリーナでのライヴでもう1つ印象深かった出来事がある。Project『Shangri-la』では全公演、アンコールでファンからのリクエストに応えるコーナーを設けていたのだが、この日までオリジナル楽曲の中で唯一リクエストされなかった曲があり、それをyasu自身がリクエストして披露したことである。


 その曲は、「その日が来るまで」。


「その日が来るまで」は震災後、yasuが最初に作ったという曲。この曲がなければ『2012』が生まれることもなかっただろうし、その先に生まれたこのProject『Shangri-la』も開催されることはなかったであろう。そんな「その日が来るまで」を、この宮城の地で披露したことは、非常に感慨深かった。


「僕らが“日本中を笑顔に”って言って廻ったツアーだったんですが、僕らが笑顔にするというよりも、まさに僕らがお客さんに元気をもらって日本一周をしてきたんじゃないかと、本当に心から思うツアーでした。この『Shangri-la』というプロジェクトは、今日で終わるわけなんですけど、思い起こせば、このツアーは『シャングリラ』という曲が生まれてから『2012』というアルバムができて、本当に導かれるように今日という日を迎えたんじゃないかなと心から思います。みんながいたから僕は日本を廻って来れたんだなと今、心から思っています。人間としても、ミュージシャンとしてもすごく成長できたそんな10ヶ月でした。僕はあまり安い言葉で皆さんを励ましたりしたくないし、僕は音楽をやってて良かったって思ったことはそんなにないんですけど、皆さんが “とても感動した” って言ってくれた言葉を、今回ほど強く嬉しく思ったことはないかなと思います。今日ほど音楽をやっててよかったなと思った日はないです。これは本当に心から思ってる言葉です。ありがとうございました」


 こうして約10ヶ月に渡って届けられた【Project『Shangri-la』】は、たくさんの笑顔に包まれる中、幕を下ろしたのだった。

どの街でも、ファンが温かな笑顔で会場を後にしていたことが、今でも心に残っている。

 

 

Writer 武市尚子

 

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Acid Black Cherryリリース情報

LIVE DVD&Blu-ray『10th Anniversary Live History -BEST-』

2017年3月22日(水)発売

 

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■youtube

https://www.youtube.com/user/AcidBlackChannel

■オフィシャルブログ

http://ameblo.jp/abcdream-cup/

■facebook

https://www.facebook.com/TeamAcidBlackCherry

■オフィシャルサイト

http://www.acidblackcherry.net/

■twitter

https://twitter.com/TeamABCofficial



2017年03月29日 (水)

【ユナイト】新ヴィジュアル公開! 8月から全国ワンマンツアー<君はまだユナイトを知らない>開催決定!

NEWS - 22:00:22

ユナイトが8月より全国ワンマンツアー<君はまだユナイトを知らない>開催を発表、合わせて新ヴィジュアルも公開された。

 

これは昨日の主催イベント<トモダチコレクティブ>に続き、6周年の記念日である本日、3月29日にEX THEATER ROPPONGIにて行われたワンマンライヴにて発表されたもの。

ハク(B)がさいたま出身ということもあり、8月9日(ハクの日)に開催されるHEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3を皮切りに、ファイナルの沖縄桜坂セントラル2DAYSまで計14本を行う

 

またその後、9月30日に新宿BLAZEにて裏ファイナル<Q:ユナイトとは?>を開催する。

この意味深な問い掛けは何を意味するのか。ツアーを超え、この裏ファイナルで果たして答えは出るのであろうか。

 

ユナイトのモバイルFCサイト「elite U’s」では、本日よりチケットの最速受付がスタートしている。 

 

 

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LIVE情報

 

UNiTE. 2017 SUMMER ONEMAN TOUR 「君はまだユナイトを知らない」

8/09() HEAVENS ROCK さいたま新都心VJ-3

8/11(金・祝) 郡山CLUB #9

8/13() 仙台CLUB JUNK BOX

8/15() 札幌DUCE

8/16() 札幌DUCE

8/19() 金沢AZ

8/23() 高崎club FLEEZ

8/25() 名古屋CLUB UP SET

8/27() 大阪 阿倍野ROCKTOWN

8/29() 岡山IMAGE

8/31() 広島SECOND CRUTCH

9/02() 福岡DRUM Be-1

9/16() 沖縄 桜坂セントラル

9/17() 沖縄 桜坂セントラル

 

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UNiTE. 2017 SUMMER ONEMAN TOUR 裏ファイナル 「Q:ユナイトとは?」

9/30() 新宿BLAZE

 

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●ユナイト主催2マンライヴ 「トモダチコネクト」

6/07() 渋谷REX [出演]:ユナイト/ HERO  

6/08() 渋谷REX [出演]:ユナイトDevelop Ones Faculties

6/14() 高田馬場AREA [出演]:ユナイ / CHISA&将吾

6/25() 吉祥寺CLUB SEATA ※ハクバースデー [出演]:ユナイト / SHARE LOCK HOMES

6/26() 高田馬場AREA [出演]:ユナイト / Chanty

 

 

ユナイト オフィシャルサイト

http://www.unite-jp.com/   

 

 


2017年03月29日 (水)

【lynch.】新作EPに豪華ベーシスト陣が参加!第一弾アーティストを発表!<T$UYO$HI(The BONEZ / P.T.P)、YOSHIHIRO YASUI(OUTRAGE)、YUKKE(MUCC)>

NEWS - 12:18:30

 5月31日(水)に発売されるlynch.の新作EP「SINNERS-EP」のレコーディングに参加する豪華ベーシストの第一弾発表としてT$UYO$HI(The BONEZ / P.T.P)、YOSHIHIRO YASUI(OUTRAGE)、YUKKE(MUCC)の3名が発表された。

今作は全5曲収録で、それぞれ異なるベーシストが楽曲に参加予定。

残る参加ベーシストと曲タイトルの発表も、後日行われる予定なので楽しみにしていてほしい。

 

 lynch.は、4月18日(火)に新木場STUDIO COASTでおこなわれるワンマンライブ『THE JUDGEMENT DAY』で再始動する。

こちらのチケットはすでにSOLD OUT。

また、本日12:00よりTOUR’17「DEADLY DEEP KISSES」-SHADOWS ONLY-のチケット発売も開始。こちらもSOLDOUT必至の公演なので楽しみに待とう。

 

<lynch.「SINNERS-EP」レコーディング参加ベーシスト>

左から

T$UYO$HI (The BONEZ / P.T.P)http://thebonez.com/ / http://www.paymoneytomypain.com/

YOSHIHIRO YASUI(OUTRAGE)http://www.outrage-jp.com/

YUKKE(MUCC)http://www.55-69.com/

 

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■新譜情報

New EP 「SINNERS-EP」(読み:シナーズ・イーピー)

発売日:2017年5月31日(水)

【初回限定盤】KICS-93497/¥2,222+tax/CD+DVD

CD:全5曲収録(予定)

DVD:Music Video+特典映像(予定)

【通常盤】KICS-3497/¥1,852+tax/全5曲収録(初回限定盤と同内容)

 

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■「THE JUDGEMENT DAY」

日程:2017年4月18日(火) OPEN 18:15/START 19:00

会場:新木場STUDIO COAST

※チケット情報など詳細はlynch.公式HPに記載。

 

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■TOUR’17「DEADLY DEEP KISSES」-SHADOWS ONLY-

5月4日(木・祝)赤坂BLITZ

5月10日(水)名古屋BOTTOM LINE

5月12日(金)梅田TRAD

※SHADOWS(ファンクラブ)限定。詳細はlynch.公式HPに記載。

 

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■2017年全国TOUR「TOUR’17「THE SINNER STRIKES BACK」

6月9日(金) 川崎 CLUB CITTA’ 18:15/19:00
6月17日(土) 米子 AZTiC laughs 17:00/17:30
6月18日(日) 岡山 YEBISU YA PRO 17:00/17:30
6月20日(火) 福岡 DRUM Be-1 18:30/19:00
6月22日(木) 熊本 Django 18:30/19:00
6月24日(土) 宮崎 SR BOX 17:00/17:30
6月25日(日) 大分 DRUM Be-0 17:00/17:30
6月27日(火) 山口 LIVE rise SHUNAN 18:30/19:00
6月29日(木) 松山 サロンキティ 18:30/19:00
7月1日(土) 高知 X-pt. 17:00/17:30
7月2日(日) 徳島 club GRINDHOUSE 17:00/17:30
7月9日(日) 山梨 KAZOO HALL 17:00/17:30
7月11日(火) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心VJ-3 18:30/19:00
7月12日(水) 水戸 LIGHT HOUSE 18:30/19:00
7月15日(土) 北見 オニオンホール 17:00/17:30
7月16日(日) 旭川 CASINO DRIVE 17:00/17:30
7月18日(火) 札幌 KRAPS HALL 18:30/19:00
7月20日(木) 函館 club COCOA 18:30/19:00
7月22日(土) 青森 Quarter 17:00/17:30
7月23日(日) 秋田 Club SWINDLE 17:00/17:30

7月25日(火) 仙台 darwin 18:30/19:00
7月27日(木) HEAVEN’S ROCK 宇都宮VJ-2 18:30/19:00
7月29日(土) 金沢 AZ 17:00/17:30
7月30日(日) 富山 MAIRO 17:00/17:30

※チケット情報など詳細はlynch.公式HPにて後日発表。

 

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■葉月 単独公演「奏艶」

Piano:匠 (sukekiyo)
5月28日(日) 日本橋三井ホール 16:15/17:00

 

 

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■商品情報

Album『AVANTGARDE』 (読み:アヴァンギャルド) 発売日:2016年9月14日(水)

【初回限定盤】KICS-93415/¥3,333+税/スペシャルパッケージ仕様/CD+DVD

【通常盤】KICS-3415/¥2,778+税/CD only

 

lynch .公式HP http://lynch.jp

 

 





2017年03月29日 (水)

【速報ライヴレポート!】3月28日(火)EX THEATER ROPPONGI<ユナイト結成6周年記念ツアー「トモダチコレクティブ」>堂々のツアーファイル!

REPORT - 01:15:10

ユナイト結成6周年を記念して行われた、全国6ヶ所主催ツアーのファイナル公演を3月28日にEX THEATER ROPPONGIにて実施した。
 
ファイナルである東京公演では、レーベルメイトであるカメレオや、元レーベルメイトであるCHISA&将吾、さらに、HERO、ダウト、A9、少女-ロリヰタ-23区という《トモダチ》が集まり、対バン形式で行われた。
 
トップバッターを飾ったのは、CHISA&将吾feat.ユナイト。
CHISA&将吾に今日はユナイトのLiN、ハク、莎奈がサポートメンバーとして2人を支える。
そして、ユナイトの曲を2曲立て続けに披露したあとには、DIVの曲を披露して存在感を発揮してくれた。
それゆえに、もっと見たいと思わせてくれるライヴ内容だった。
 
続いて登場したのは、HERO。
yusukeとともに、LiN、ハク、椎名未緒がステージへ。“盛り上げないと高橋尽が殺す”と言ってきたと暴露する未緒。
彼がAメロのみボーカルをつとめた「to you…」でフロアが盛り上がったのは言うまでもない。
ときに毒舌を交えながら展開される独特のライヴスタイルはHEROならでは。
この日も、演奏はもちろんのこと、MCでも結成10周年の貫禄を見せつけてくれた。
 
ダウトは真っ赤なライト照らされるなか、ライヴをスタートさせた。
トモコレだけあって、ユナイトから見て友達だと思ってくれたんだなぁと、しみじみ語るボーカル幸樹。
友達の友達も仲良くなれると思うとフロアに提案すると、初めて彼らのライヴに参加した観客から拍手が起こる。
こうした雰囲気のなか最後まで笑顔あふれるステージを展開してくれた。
トモコレらしく、ユナイトとカメレオのメンバーが曲中にステージに現れたのも、友達だからこそと言えよう。
 
初めてのアジアツアーを一緒に廻ったのをきっかけに親交を深めたユナイトとA9。
特に結は、ボーカル将を尊敬してやまないため、今日のライヴもステージ袖から観ていたという。
それだけにライヴ中盤でステージに呼ばれたのはさぞかし嬉しかっただろう。
将と一緒に「TSUBASA」を歌った瞬間、満面の笑みに。
それはまた、最近対バンイベントに積極的に出演するA9にとっても、自分を支持してくれる後輩の存在に背中を押されたはずだ。
 
少女‐ロリヰタ‐23区は、活動休止からしばしの年月を経て活動再開に至ったわけだが、イベントライヴに出演するのは、これが活動再開後初。
それだけに、全力で派手な演奏をやってくれた。ブランクをまるで感じさせないライヴをするあたりさすが。
昔はイベントによく出ていたが、あのとき以上に各メンバーが力をつけて戻ってきた。
旧曲と新曲の合わさったセットリストは魅力的であり、途中にはユナイトメンバーが参加する一幕も。
今後もイベント荒らしとして恐れられるバンドになるはずだ。
 
カメレオはこれまでビジュアルシーンを引っ張ってきたバンドなだけに、6月の解散を控えた今、カメレオとしてイベントに出演するのはこれが最後というのがさみしい。
だが、さみしい気持ちは前に出さずとびきりの笑顔でライヴを進めていった。
CHISA&将吾、ユナイトメンバーもステージに乱入して盛り上げる。
切磋琢磨して頑張ってきた仲間だからだそ、全員でステージに立った姿は感動的だった。
最後に、良い友達ができたなぁと感謝している、と語ったHIKARU.。
ユナイトもレーベルメイトがカメレオで良かったと思っているに違いない。
 
トリを飾ったのはユナイト。
翌29日に控えた6周年記念ワンマンを前にして、勢いのあるステージを見せてくれた。
結の伸びやかな高音にメンバーのコーラスとフロアの合唱が合わさることで幸せな空間を作り出した「A Little Picture」、対照的に激しさを提示した「イオ」など、バンドの幅広さをうかがわせる選曲だ。
かと思えば本日出演したバンドのメドレーを演奏し、イベントらしく柔軟なところも出していく。
また、ダンスユニットSHARE LOCK HOMESを呼び込み一緒に曲を盛り上げる場面も。
CHISAとカメレオのTakeshiも加わるなど、まさにトモコレの名にふさわしい自由な演出だ。
心に残るツアーだったとトモコレを振り返る結、その言葉どおり、最後に演奏した「チュリップ」まで、みんなの心に残る楽しいライヴを展開したのだった。
 
なお、終演後にはオフィシャルサイトにて、ユナイト主催2マンイベント「トモダチコネクト」が発表された。
こちらは「トモダチコレクティブ」に参加したHERO、Develop One’s Faculties、SHARE LOCK HOMES、CHISA&将吾、Chantyとのそれぞれの2マンライヴとなる。チケットは、3月28日より先行受付を開始した。
 
 
TEXT:水谷エリ
PHOTO:藤川正典、西槇太一

 

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<LIVE情報>
 
■6th Anniversary oneman live [U&U's -PICTURES-] at EX THEATER ROPPONGI
3/29(水)  EX THEATER ROPPONGI  OPEN 18:00 / START 19:00
 ※当日券若干あり。
 
■ユナイト主催2マンライヴ 「トモダチコネクト」
6/07(水) 渋谷REX  [出演]:ユナイト/ HERO  
6/08(木) 渋谷REX  [出演]:ユナイトDevelop One’s Faculties
6/14(水) 高田馬場AREA  [出演]:ユナイト / CHISA&将吾
6/25(日) 吉祥寺CLUB SEATA ※ハクバースデー  [出演]:ユナイト / SHARE LOCK HOMES
6/26(月) 高田馬場AREA  [出演]:ユナイト / Chanty
 
 
ユナイト オフィシャルサイト
http://www.unite-jp.com