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2022年09月29日 (木)

【ライヴレポート】<deadman 2man live series 2022 「co staring of the dead」>2022年9月27日(火)新宿BLAZE◆

NEWS - 16:59:46

長く続くコロナ禍。声の出せるライヴがいまだ取り戻せない音楽シーンにおいて、deadman2022年現在も活動していることは僥倖と言えよう。

期間限定だった復活が、コロナによるライヴの延期をきっかけに続行されているのだから。

そんな彼らが、ここに来て俄然やる気を見せているのがまた嬉しい。

3か月連続で行われる、2man live series 2022 co staring of the dead」では、対バンとして9月はRAZOR10月はアルルカン、11月はDEZERTと、世代の異なる、活きのいいバンドをチョイスしたことにも、彼らの意気込みが現れている。

 

そのシリーズのトップバッターを務めたのがRAZORだ。

927日、新宿BLAZEに集った興味津々のオーディエンスに向けて、まずは「ANOTHER」でこの夜の幕は開いた。

「瓦礫」「LIQUID VAIN」と、メロディが印象的な曲を続け、激しくもキャッチーで耳に残る歌を持つ彼らの魅力をさらけ出す。

さらに、手拍子にヘドバン、ジャンプと、オーディエンスがノれるポイントをいくつも設け、飽きさせない。

 

DISRESPECT」ではラップを取り入れるなど、挑戦的なアプローチにメンバーの意欲がうかがえる。

華やかなピアノのイントロから、明るい光に満ちた世界を広げた「眠れぬアステカ」では、ファルセットを交えた大サビで解き放たれるような心地よさを体感させてくれた。

 

2マンライヴの対バンに選ばれた喜びを素直に口にした猟牙が、「MAD INVISIBLE」を硬軟使い分けながら歌い上げると、次の「ブルータルモダン」でその歌声はさらに自在に変幻する。猟牙に負けじと弦楽器陣もオーディエンスを煽り、焚きつけていった。

 

ライヴの最後を飾ったのは、来月リリースを控えた新曲「CRIES OF ART」。

壮大な世界がドラマチックに描き出され、会場を圧倒した。猟牙はフロアへ視線を投げかけ、確かめるように何度もうなづく。

先輩の胸を借りたこのステージで、またひとつ何かをつかんだのかもしれない。

1022日札幌からスタートする6周年記念ワンマンツアーで、その姿を確かめたい。

 

続く後攻のdeadmanがどう迎え撃つか、期待が高まる中、登場した眞呼の姿には何か違和感が。それは顔面に巻き付けられた包帯。

ネコの耳のように髪の毛が顔をのぞかせ、可愛いとも不気味とも言えるその風貌は、眞呼ならでは。

オーディエンスの反応などどこ吹く風、「lunch box」で初っ端からトバし、そのまま「please god」へ。

「兄弟!」「welcome!」と、いつもの調子で呼びかける。

 眞呼(Vo)_IMG_2457

 

aie(G)_ IMG_2455

鼓動のように刻むビートの上に、哀しみに満ちた歌声が流れ出したのは「盲目の羽根と星を手に」。

生きていくうえで逃れられない絶望を美しく歌い上げる。青い照明に光るミラーボールが哀しみを増幅させるよう。

「体温」では、ギターの音色からかすかな温もりを感じ、4人の音と声のみのシンプルなサウンドにこそ体温が宿るようだった。

 aie(G)_ IMG_2459

 

眞呼(Vo)_IMG_2461

ギタートラブルのため、代わりにMCをとった眞呼が、曲中とのギャップで空気を和ませたところで、猟牙の登場。

この2マンライヴに対して、キッズの自分は「ヤッタ!」と盛り上がっているとMCで語っていただけに、リスペクトを込めて「blood」を眞呼とともに歌う。世代を超えて刺激し合う、貴重なシーンとなった。

猟牙(RAZOR)・deadman_IMG_2470

 猟牙(RAZOR)・眞呼_IMG_2466

猟牙(RAZOR)・眞呼_IMG_2467

quo vadis」「re:mark」とたたみかけ、しばしの沈黙に、aieが弦を弾く音が零れ落ちて始まったのは、additional cause for sorrow」。ステージ上に光が満ちるに連れ、切なる想いが張り詰めていく。

そんな美しい光景が影を帯び、黒く塗り潰され、訪れた闇に続くのは、「蟻塚」。

真っ暗闇に、ブラックライトに照らされた眞呼の顔が浮かび上がり、口から吐き出される液体が光る。

ステージはほぼ何も見えない状態だが、確かにそこに何かがあるという存在感がひしひしと迫りくる。

それは、死体が持つただならぬ存在感ではなかったか。

 眞呼(Vo)_IMG_2460

何も見えないのにまるで目が離せないステージは、ドラムの深い深い一打に合わせて暗転し、得体のしれない存在もふっと消えたよう。緊張がほどけていく中で沸き起こった拍手が、終演を告げていた。

deadman全景_IMG_2463 

11月に6周年を迎えるRAZOR2006年に活動休止したdeadmanが、それぞれの個性を見せつけ合ったこの夜。

改めて、いわゆるヴィジュアル系の面白さ、奥の深さ、そしてこれだけの歴史が紡がれてきていることを実感した。

この2マンシリーズでは、そんな魅力がもっと楽しめそうだ。

この後、deadmanと対峙するアーテストはアルルカンとDEZERT

どんなステージが繰り広げられるのか、今から待ち遠しい。

 

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<ライブスケジュール>

 

deadman 2man live  series 2022 co starring of the dead

会場:新宿BLAZE

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日程:20221024日(月)  w/アルルカン

        2022111日(火)  w/DEZERT

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【開場/開演】17:45/18:30 (2公演共に)

【チケット代】 前売 7,500円(税込) オールスタンディング(整理番号付き/全自由)

         入場時ドリンク代別途必要/スマチケのみ(分配可)/同行者登録有り

【チケット発売中】イープラス https://eplus.jp/sf/word/0000004967  

 

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deadman オフィシャルホームページ http://deadman.jp

deadman オフィシャルTwitter https://twitter.com/deadman_fuz 

 

眞呼 オフィシャルTwitter https://twitter.com/maco_nightlight 

aie オフィシャルTwitter https://twitter.com/thegod_aie 

 











2022年09月28日 (水)

【MUCC】12月21日に発売するミニアルバム「新世界 別巻」詳細が発表!リリースに伴った記念ライヴの先行受付もスタート!

NEWS - 22:00:33

MUCC1221日に発売するミニアルバムの詳細が発表、リリースに伴う記念ライヴの先行受付もスタートした。

 

結成25周年を記念して6月に発売されたフルアルバム『新世界』のリリースから、間髪入れずに発売されるミニアルバム「新世界 別巻」。

今作では『新世界』の制作中に泣く泣くアウトテイクとなった楽曲や、「新世界」を完結させる意味合いを込めてツアー中に作曲された楽曲が収録されるとのこと。

 

ファンクラブ限定販売となる“特別書籍特装盤”には、アルバム『新世界』のリリースツアー<MUCC TOUR 2022「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary~>のファイナル・Zepp DiverCity Tokyo公演のライヴ映像及びツアードキュメント、『新世界』リリース時に話題となった全曲MVのオフショット集が特典映像として収録。

初回限定盤には<MUCC TOUR 2022「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary~>のツアードキュメント映像が収録される。

 

また、ミニアルバムのリリースを記念して1222日、23日に恵比寿LIQUIDROOMで行われる公演<MUCC TOUR 2022 「新世界」~The Beginning of the 25th Anniversary~「新世界 別巻」発売記念公演 「新世界 完結編」>の先行受付もスタート。

当日のライヴ会場では、ミニアルバム購入者全員を対象とした『「新世界 完結編」開催記念応募者全員「栞」送付キャンペーン』も実施されるとのことで、チェック必須だ。

アルバムと合わせて、ライヴも存分に楽しんで欲しい。

 

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<NEW RELEASE>

 ミニアルバム_新世界別巻_告知画像

★NEW MINI ALBUM「新世界 別巻」

20221221日(水)発売

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6曲入り 

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【特別書籍特装盤】MSHN-169/170 / 13,000(税込)

<受注受付期間>2022928日(水)22001019日(水)2359まで

[特別書籍特装盤]は数量限定での受付となります。

※受付数に達し次第終了となりますので、あらかじめご了承ください。

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<特別書籍特装盤特典>

・映像版『MUCC TOUR 2022「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary~』@Zepp DiverCity Tokyo 

※ソールドアウトとなったツアーファイナル公演を収録

・「新世界」映像全集別巻  「新世界」の目玉特典である全曲MVの撮影オフショット集

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【初回限定盤】MSHN-171/172 / 3,960(税込)

【通常盤】MSHN-173 / 2,530(税込)

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<特別書籍特装盤、初回限定盤、共通収録>

Documentary of MUCC TOUR 2022「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary~』

新世界ツアーの密着映像にメンバーインタビューを交えたドキュメント映像

 

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<LIVE>

 ライヴ_新世界完結編_告知画像

■『MUCC TOUR 2022 「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary 「新世界 別巻」発売記念公演  「新世界 完結編」』 

20221222()1223() LIQUIDROOM 

 

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開場17:30 開演18:30

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【チケット料金】 スタンディング 9,600(税込) ※入場時ドリンク代別途必要

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【朱ゥノ吐+SWAMP会員先行】

受付期間:928()22:00104()21:00  入金期間:107()13:001011()21:00

【朱ゥノ吐+会員・虚無僧DU MODE会員先行】 

受付期間:105()12:001011()21:00  入金期間:1015()13:001019()21:00

【一般発売日】 20221029()

【問】DISK GARAGE 050-5533-0888

 

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<LIVE連動企画>

 

●「新世界 完結編」開催記念 応募者全員「栞」送付キャンペーン

初回限定、特別書籍特装盤に同封のハガキを『「新世界 別巻」発売記念公演 「新世界 完結編」』に持参した方全員にオリジナル栞を後日送付

 

 

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<インストアイベント>

 

●MUCC NEW MINI ALBUM「新世界 別巻」発売記念インストアイベント『生写真渡スンです会 完結編』

20221220() 都内某所  <参加メンバー>ミヤ

20221221() 都内某所  <参加メンバー>YUKKE

20221224()都内某所  <参加メンバー>逹瑯

 

 

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<NEW RELEASE>

 

★NEW SINGLE「空 -ku-

MUCC 25th Anniversary TOUR Timeless」〜是空・朽木の灯〜

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会場限定発売 / 2,500(税込)

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<収録曲>

01.「空 -ku-

02.「空 -ku- (Original Karaoke)

03.MUCC TOUR 2022「新世界」~Beginning of the 25th Anniversary -Official Bootleg- (2022.06.19 金沢EIGHT HALL)

 

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<TOUR>

 

■『MUCC 25th Anniversary  TOUR Timeless」~是空・朽木の灯~』

2022109日(日) 高知 CARAVAN SARY

20221010日(月・祝) 岡山 CRAZYMAMA KINGDOM

20221016日(日) 名古屋 Electric Lady Land ※SOLD OUT

20221017日(月) 名古屋 Electric Lady Land  ※SOLD OUT

20221023日(日) 浜松 Live House窓枠  ※SOLD OUT

20221025日(火) 大阪 BIGCAT 

20221031日(月) CLUB CITTA’ 

2022114日(金) 神戸 Harbor Studio

2022115日(土) 神戸 Harbor Studio  ※SOLD OUT

20221115日(火) 鹿児島CAPARVOホール

20221117日(木) 長崎 DRUM Be-7

2022124日(日) 大阪 松下IMPホール

20221214日(水) KT Zepp Yokohama

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【チケット料金】 前売9,600  (税込)  ※入場時ドリンク代別途必要

【チケット発売中】 イープラス(全公演) https://eplus.jp/mucc-2022/ 

 ぴあ(CLUB CITTA’、鹿児島、長崎、ZeppYokohama公演) https://bit.ly/3QrtAvr

 ローチケ(CLUB CITTA’、鹿児島、長崎、ZeppYokohama公演) https://bit.ly/3Dlc3SG

 

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<EVENT>

 

MUCC25周年特別企画 ムックスJAPAN展示会 「伝説の1日の記録」

1030()111()開催  会場: BLACKBOX³

【開催時間】1030() 13:00-21:00 1031() 12:00-21:00 111() 10:00-19:00

30分毎の入れ替え制となります。

【チケット料金】 前売り2,500円(税込) 当日3,000円(税込)

【一般発売(先着)】 1022()10:00

詳細はこちら https://55-69.com/news/10488 

 

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<NEW GOODS>

 

●CDレコ MUCC 25TH LIMITED【スマートフォン用CDレコーダー】CDレコ6CD-6Wシリーズ)

MUCC 25th Anniversary TOUR Timeless」~是空・朽木の灯~』会場限定発売 

価格:29,800円((税込)

詳細はこちら https://55-69.com/news/10420 

 

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MUCC結成25周年特設サイト≫ https://mucc25th.55-69.com/ 

<Official HP> http://www.55-69.com/ 

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2022年09月27日 (火)

【ライヴレポート】<LM.C 15th Anniversary Live “左耳のピアス。”>2022年9月25日(日)LINE CUBE SHIBUYA◆恒例となりつつあるハロウィンライブの告知も!

REPORT - 19:30:07

 一瞬のきらめきは刹那的であるからこそ美しい。しかし、幾つもの貴重な瞬間を繋げていくことにより、何時いかなる場合でもしかと輝き続けるものに対して、美しさだけではなく深い尊さまでをも感じてしまうのは…その根底にたゆまぬ英気と揺るがぬ志が存在しているから、なのではないだろうか。

 

〈僕らの物語どんな宝石よりも輝いてる〉


 このたび、9月25日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて開催されたLM.Cのワンマン公演[15th Anniversary Live 左耳のピアス。]は、彼らにとって昨年10月から続いてきた15周年イヤーの最後を締めくくる大切な場となった。

約2時間にわたり、ここまでの日々を集約したかのような神セトリとも言うべき新旧の名曲たちが集ったオーディエンスに向けて供されていった中、今宵の最後をしめくくる重要な役割を果たしたのは「PUNKY ❤ HEART」。


 これまでのライヴでも常にそうであったように、ヴォーカリスト・mayaは「俺たちの志!」と高らかに叫んでからこの曲を歌い始めることになり、ギタリスト・Aijiが響かせた躍動感あふれる音を背景に、ここで力強く紡がれていった歌詞には前述したフレーズが織り込まれていて、それはこの夜も燦然とした光を放っていたのである。

ダイヤモンドでさえ手入れを怠れば曇ったりくすんだりしてしまうそうだが、メジャーデビューから15年の月日を経た今、LM.Cは輝きを保ち続けるどころか往時よりもさらに磨きのかかった状態で我々の目前に存在していたのだ。


 ちなみに、今回のライヴにおいて冒頭を飾った曲は「LET ME’ CRAZY!! 」で、この曲タイトルはそもそも“LM.C”の名前が組み込まれたものでもある。と同時に、こちらの歌詞の中では今回のライヴのタイトルに冠されていた言葉を聴くことが出来た。


〈左耳のピアスが揺れる 忘れないように見失わないようにと〉


 そればかりか、ライヴ中盤にはその名もずばりの「左耳のピアス。 」という楽曲も演奏されることになり、ここでは以下のような歌詞が歌われることに。


〈”生きている”という事 いつか”死んでしまう”事 忘れてしまわないように ピアスが揺れる〉


 元をたどれば、15年前に彼らが始動した時。LM.Cはウサギを模したバンドロゴを各アイテムや公式サイト上などで頻用していたのだが、このウサギの左耳部分にあしらわれていたのが“ピアス”で、どうやらここには明らかなる意味が託されていたようなのだ。

なんでも、その由来は中世ローマ時代にまでさかのぼり、当時の騎士たちは利き手を何時でも使えるように護るべき人の右側を歩いていたそうで、その結果として護る人と護られる人が互いに眼で確認出来るように“護る人”は左耳にピアスをするようになった、という説があるのだとか。そのことから、何時しかヨーロッパ全体で男性の左耳ピアスは“勇気と誇りの象徴”とされるようになったらしい。


「どうもLM.Cです。今日は我々の15周年記念ライヴということで、ようこそお越しくださいました。気付けばもう、15年以上LM.Cとして生きているんですよねぇ。ほんと感謝しております。今日はその気持ちを余すところなく爆発させて楽しんでいきたいと思ってますので、みなさんよろしくお願いします!!」(maya)


 今春に発表された 最新アルバム『怪物園』からの先鋭的なサウンドと意味深な歌詞が炸裂するアッパーチューン「Elephant in the Room」や、歌というよりメッセージの詰まった詞をリーディングしていく際にmayaが〈ただ そこに鳴り響くのは〉→〈ただ 渋谷公会堂に鳴り響くのは〉とアドリブを加えた「In Future, New Sensation」 
など、どれもこれも今日現在のLM.Cにとっての大切な布石となってきた楽曲たちがたくさんふるまわれていったこのライヴは、もちろん演者側のみならず観衆にとっても感慨深い曲たちが揃っていたことはいうまでもない。


 たとえば、2010年に発売されたアルバム『WONDERFUL WONDERHOLIC』に収録されてからというもの、壮大かつロマンティックなバラード「meteorion」は、2009年秋にmayaとAijiが流星群を観に千葉の海ほたるまでドライブをしに行った際の出来事が元になって生まれた、というエピソードも込みでファンに愛されてきたもので、歌詞の中の〈10年後の僕達はなにを見てる?〉という1節が印象的なものとなる。

 


「このLINE CUBE SHIBUYAはLM.Cとして初めてなんですけどね。この15年の中で、建て替えるまでの渋谷公会堂では10回以上やってたのかな。(中略)初めてやった時(2008年7月19日[☆Rock the PARTY☆’08])はまだC.C.Lemonホールっていう名前だった頃で、建て替え前には88ナイト(2015年8月8日[★☆★☆Good-bye渋公!! 88ナイト☆★☆★「Over The Fantasy, Under The Rainbow.」])とかもやったよね。

そういえば、10年前も9月に渋公(2012年9月30日[LM.C LIVE TOUR 2012 -STRONG POP- FINAL])やってるんですよ。いやー、実際に10年後もこうして渋谷公会堂でまたやれてるって嬉しいなと歌いながら思ってました。ありがとうございます」(maya)

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 むろん、LM.Cとてこの15年ずっとただ順風満帆に進んできたわけではない。始動時に何かと逆風が吹いていたことは今や懐かしい思い出のひとつであるし、この数年に関してはコロナ禍もありライヴの在り方を試行錯誤する日々が続いていたのも事実となる。

また、今年に入ってからはmayaの体調不良により一時ツアーが中断になったり、6月にはAijiが突発性難聴を発症してツアー[怪物園]のファイナルが延期になったこともあった。幸い両者とも無事に復調して今に至っているとはいえ、確かにシビアに考えれば音楽活動なるものは“続けられてあたりまえのもの”とは言い切れないところがあり、今こうして15周年をLM.Cが迎えられているという事実は、なかなかどうして特別なことなのだ。

そう思って聴く、コロナ禍を横目に彼らがアーティストとしての覚悟と矜持を託した「End of the End」と、LM.Cの基本的スタンスが音にも詞にも凝縮された「JUST LIKE THIS!!」から、圧倒的説得力をあらためて感じたのは何も筆者だけではないはず。


「15周年といっても、数日後には16周年ですし(笑)。次は20周年を目指していくのかなぁ。まぁ、まだその先はわからないけど。LM.Cとしてはこれからも活動を続けていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。(中略)もしかしたらだけど、この先にはLM.Cが存在しない未来っていうのも生まれてくる可能性があって、その未来では今日のライヴを映像とかで初めて出会って、LM.Cのことを好きになってくれる人もいるのかもしれないよね。そんな全てのLM.Cに向けてこの曲を…trust me!」(maya)


 このとき、mayaが「LIAR LIAR」を歌う前に発した「LM.Cが存在しない未来」という言葉。これはつまり、今のZ世代がマイケル・ジャクソンのMVや音楽にYouTubeやサブスクで初めて出会う=Z世代がMJのいない未来を生きている、ということを意味するようなものだと筆者は理解している。逆に言えば、仮にLM.Cが存在しなくなったとしてもLM.Cの生み出した作品や曲はそれでもなお生き続ける、ということになろう。そのくらい、彼らはLM.Cとして積み重ねてきた歴史に対しての自信と誇りを持っているということにほかならない。


〈掛け替えのない愛しき全てに 終わらない未来を描き続けるよ〉

 と歌われた「The LOVE SONG」にしても、LM.Cの描く真理がハイテンションな音像の中で炸裂していった「The BUDDHA」、記事冒頭でも言及したラストソング「PUNKY ❤ HEART」についても。全ての曲にあふれ返っていたLM.Cの意思は、ある意味でどれも共通していたと解釈することが出来る。


〈煌めく思い出と変わらない想いは時が過ぎても色褪せることはない〉
 もっと端的に言えば、まさに「PUNKY ❤ HEART」の最後で歌われたこの詞も、彼らの15年の日々どころかこの先の未来さえも含めた全てを示唆したもの、と言えるような気がした。


「ここにいるLM.C、今日ここには来られなかったLM.C、過去や未来でLM.Cと出会ってくれる人たち。全てのみなさん、ほんとにありがとうございます!」(maya)


「どうもありがとう。いろいろあった中ではありましたが、15周年ライヴを無事に出来て良かったと思います。今日ここにどうしても来られなかったという方たちがいるのだけは残念ですが、その人たちには近いうち僕らの方から会いに行きたいと思ってますし、どうかこれからも引き続き応援よろしくお願いします!」(Aiji)

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 というわけで、10月4日には早くも始動から満16周年を迎えるLM.C。次の動きとしては、恒例になりつつあるハロウィンライヴが今年も10月31日に白金SELENE b2にて開催されるそうで、なんとこれは今夏に行われたツアー[怪物園]の振替ファイナルとなった渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演の時と同様に“政府ガイドラインを遵守したうえでの発声可能”なものになるとのこと!!!


 たゆまぬ英気と揺るがぬ志を持ちながら、彼らふたりの信じる道を邁進し続けていく先に待ち受けるLM.Cの未来。それはきっと美しく尊い輝きとともに在る。

 

 


Text by 杉江由紀
Photo by 山内 洋枝(PROGRESS-M) / キセキミチコ

 

 

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<セットリスト>

 

NO.9
LET ME’ CRAZY!!
Elephant in the Room
Virtual Quest
GaMuShaRa
In Future, New Sensation
ChainDreamers
Panic Time
MOGURA
No Emotion
左耳のピアス。
meteorion
Be STORNG, Be POP.
Ah Hah!
pOlyLifE
Avocado
DREAMscape
End of the End
JUST LIKE THIS!!
LIAR LIAR
The LOVE SONG
The BUDDHA
PUNKY ❤ HEART

 

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<LIVE>

 

LM.C ハロウィンライブ開催決定!!
2022年10月31日(月) 白金SELENE b2

 

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