Kαin interview Part.3

■知らない人にこそ前情報なしに見てほしい特別なライヴ

――5月2日赤坂BLITZでライヴが決まっていますが、もうやりたいことは見えているわけですよね。

「『Paradiselost』を最初に出してから、アルバムをもっと表現できるようにライヴで頑張ってきて、ある程度できるようになった。今は、ライヴでできることをどんどん高めていって、音源になっていない曲でどれぐらいお客さんを引っ張っていけるかということをしているわけですよね。自慢するわけじゃないけど、僕らに魅力がなければ、7年もCDを出してなかったらお客さんは来ないですよ。でも、今でも来てくれている人たちはいるし、それぐらいの曲ができた自信があるんですね。まだCDは発売しないですけど、5月2日のライヴでは、次のアルバムはこうだよっていうものがやっとできるんじゃないかと思います。それを披露するにあたってどんな会場がいいか考えたら、BLITZかなと思ったんですよね。だから当日は、CDになってない曲が中心になると思います」

――次のアルバムの『Kaleidscope』は、どういうコンセプトのものになりそうなんですか。

「メンバーのパーソナリティに照準を当てたアルバムにしたいという話をしています。作曲も全員やりますし、この曲ではSHIGEのいいところを見せますよ、この曲では幸也さんの幸也さんらしいところ見せますよっていうのをバランスよく組み合わせて、かと言って統一感のないものになってもしかたないんで、そこは考えながら。だから入れ替えが激しくて、この曲を2曲目にしようと思ってたけどやっぱりみたいなのをここ何年かやっててたんですね。でも、やっと曲が揃ったかなと思うんです。そういうコンセプトだから、タイトルが『Kaleidscope』=万華鏡かなって」

――赤坂BLITZのワンマンのこのタイトルは?

「僕らは、メンバーだけでわりとこもってやりがちなんですね。ここ何年かのKαinは曲を育てることをずっとやってきたんですね。そのことに対して、僕らが勝手に思ってるだけだけど、ファンの人もアルバムが出たときに一緒にこの楽曲を育ててきたみたいな、そういう思い入れを持ってもらいたいと思って、お互いにっていう意味での、One Another Dayと。それと、さっき言ったみたいに、インディーズで規模の大きなライヴをやろうとするとシビアなリスクを背負わなくちゃいけないから、こんなライヴがあと何回できるのか考えると、年に2回が限界で、あと10年やっても20回しかできないんです。僕らKαinをあと10年もやらないから、はっきり言ってこのライヴをやるのはあと数回ですよね。そう考えたときに、これが終わりじゃなかったらいいのにっていう想いをこめて、Die Another Dayというタイトルをつけました」

――メンバーさんにとっても、ファンにとっても、貴重なライヴになりそうですね。

「どのバンドも本来はそうなんですけどね。でも、僕らみたいにやってるバンドは特にそうですね。皆考えたらいいと思いますけどね。僕らぐらいの歳になると、親がもう亡くなったりもするでしょ。俺はもう父親はいないし、お袋も70後半っすよ。じゃあ一年に一回しか会わないとしたら、あと5回しかおふくろにしか会えないかもしれないでしょ。じゃあもうちょっと会っておいた方がいいのかなって思うよね。それと同じ感じですよね。頑張ってもこういうライヴは年に2回しかできないし、あと5年Kαinをやったとしても10回しかできないからね。そして間違いなくKαinは5年続かない。僕の体調的なこともあるし、今ものすごくいいバランスでできてるのは、皆の中でこれが永遠に続くことじゃないと思ってるからだと思うんです。この貴重な機会をぜひ見に来てほしいですね」

――音源になっていないということは予習もできないですし、いきなりワンマンはハードルが高い面もあるかもしれないですけど。

「その面については大丈夫ですし、本来インディーズのバンドってそういうものでしたよね。昔は、白黒の変なコピーのちらしを見て、このバンドカッコいいんじゃないかと思って、ライヴハウスに行ってましたよね。YouTubeで何でも見られるのはインディーズバンドじゃないです、本当は。昔がばっかり言う必要はないと思うんですけど、自分がやってるんだから、もっともっと純粋に、自分が10代の頃に好きだったことを追求すればいいと思ってるんです。だって、あの頃Z.O.Aのライヴを見たときは、ビックリしすぎて死ぬかと思いましたもん(笑)。あれをインターネットとかで事前に映像とか見てからライヴに行ってたら、そんな衝撃なかったと思いますもん」

――確かにそういう楽しみはありましたよね。思い切り期待して、どんなカッコいいものが見られるだろうと思って足を運んでもらえればいいですよね。

「そうしてもらえれば、嬉しいです」

取材・文:村山幸





【開催日】

2016年5月2日(月)

【会場】

Kαin 赤坂BLITZワンマン
「one another day / die another day」
開場 17:30/開演 18:30

【料金】

一般チケット:
自由席¥4,500-
入場整理番号付
入場時ドリンク代別途

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