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2020年07月07日 (火)

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【XANVALA】完売音源集「陸重奏」7月8日通販限定発売!<リリースインタビュー連載 第5回:知哉(Dr)>「止まってしまってはいけない。僕らは今も、最善の状況を模索しながら進み続けている」

NEWS - 17:00:13

 ソーシャルディスタンスという制限のもと、全国的にライブハウスの規制も緩和され、ようやく爆音が空間に鳴り響き出した今。

とはいえ、事の状況を見守りながらどう対応していこうかと試行錯誤しているバンドやアーティストたちもいまだ数多い。

 

 XANVALAも、延期になっていた数々の公演が決まりだし、7月中旬時期より本格的にライブ活動を再開する。

そこへ至るまでの間はもちろん、ライブ活動再開後も今行っているオンラインを通したライブ配信活動は続けていく。

 

  XANVALAの配信ライブと言えば、他とは異なる独自の見せ方をしていることでも話題になっている。

とくに最近は多くのカメラを用い、一つの画面の中に全体や各メンバー個々の姿を同時に投影した『MULCH ANGLE REVOLUTION』というスタイルを実践。

つねに他とは異なる斬新なアプローチや新しい試みを率先して行ない続けているXANVALAらしい、これも新しいライブ配信スタイルだ。

ライブハウスを舞台に毎回シューティングしているのも、ライブの臨場感を味わううえでも嬉しいこと。

 

  定期的に配信しているライブを通し、このたびXANVALAが嬉しい報告をしてくれた。

それが、78日に通販限定で完売音源集「陸重奏」を販売することだ。

 

  ライブ配信を通し全国各地にファンを広げたXANVALAだけに、今もCD店へ足を運ぶのが難しい人たちや、地方在住で行動範囲が制限されている人たちのため、彼らは確実に手に届く方法として通販を選択。

嬉しいのが完売音源集という言葉も記されているように、すでに入手困難な「鮮やかな猛毒」「CREEPER」「文明開花」の3作品を本作でまとめあげたこと。

 

 今回、「陸重奏」の販売を受け、メンバーのパーソナルインタヴューを実施。

ここでは、ドラマー・知哉の言葉をお届けしたい。

 

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現状を冷静に受け止めながら、その時代に適応した表現方法をXANVALAは示してゆくべき、という気持ちを強く持っていました。

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――1月末時期に行った始動ワンマン公演を完売し、XANVALAの活動がスタート。

日を追う毎に支持を集め、早い時期にブレイクしそうと話題になっていたところ、始動から2ヶ月経たない中、コロナによってライブ活動を自粛せざるを得なくなりました。

現在は「無観客ライブ生配信」という形でライブを届けつつ、7月中旬頃より集客ライブも再開します。

今へ至るまでの日々を、巽知哉さはどのように受け止めています?

 

知哉:最初にこういう状況へ陥ったときは「マジか」とショックだったんですけど、嘆いてばかりもいられないんで、当時は気持ちを無理やりプラスに変えていました。

そこから「今しか出来ないことって何だろう」と、メンバーと一緒にアイデアを出しながらライブ配信などを始めて、今のところは行動していることをすべてプラスに変えながら前へ進んでいけてるんじゃないかと思っています。

 

――XANVALAは、始動ワンマン公演のチケットを完売させた上でスタート。

とても勢い良く駆けだしていただけに、その動きを止められことでのショックも大きかったんじゃないですか。

 

知哉:始動ワンマン公演をソールドアウトして、このまま勢いを持った流れに乗って走っていけるかなと思っていたところでのコロナ騒動だったので、ちょっと出鼻を挫かれた感を最初の頃は感じていました。

始動前から年間プランをしっかり立てて、そのためにいろんな準備も行っていたので。

それらが一度すべて白紙になったときは、なおさらその気持ちは強かったんですけど、そこで悲観的になっていても決して前には進めないじゃないですか。

だからこそ、無理やりにでもポジティブに意識を変えていこうとしていたんだと思います。

僕自身、根はかなりネガティブですけど、バンドに関してはいつだってポジティブに考えようという意識でいます。

 

――いつ、どんな状況下でも「いかにバンドの環境をプラスへ導いてゆくか」を考えることが大事なわけですよね。

 

知哉:何もしないのは一番駄目なことだと思っていて。この状況だからこそ出来ることは絶対にある。

これまでもそうだったし、これからもいろんな模索をしながらも、さまざまなことを仕掛けていこうと思います。

 

――それがライブ配信へと繋がったわけですもんね。

 

知哉:そうなんです。

もともとライブ活動を主軸にしていく中、そのライブ活動の場を失くしたときに「じゃあ、今のXANVALAには何が出来るんだろう」と考えて。

そのときにも「根っこにあるライブ活動」だけは絶対に継続させたかった。

今はSNSが自分たちを伝える場のひとつとしてあるので、「一時的な措置とはいえ、オンライン上へ活動の場を移したほうが良いのではないか」という話が出て。

メンバーみんなそこは同じ意志だったので、その方向へ力を入れ出した形でした。

正直、始動後間もない時期にリアルからオンラインへ移した形でのライブ活動になってしまい、最初はファンの人たちも戸惑ったかと思いますけど、どのバンドさんも同じ状況に置かれているので。

むしろ現状を冷静に受け止めながら、その時代に適応した表現方法をXANVALAは示してゆくべき、という気持ちを強く持っていました。

 

――ライブ配信を見ているファンの反応や、ライブ配信中のメンバー自身のテンション面についても聴かせてください。

 

知哉:お客さんを前にしてのライブとはまったく異なる環境なので、最初は僕らも、たぶん観ているお客さんも、気持ちの持っていき方やテンションの上げ方などに戸惑いもあったと思いますけど、今はお互いに楽しんでいます。

やはりライブ配信というスタイルを取ることで、お客さんたちも何処か冷静な視点で観るじゃないですか。

なので目の前で観るのとは異なる視点や見え方も味わえるようで、みなさんそこはプラスに変えているようにも感じています。

自分たちでも後で撮った動画を見返すと、「ここ、もうちょっとテンションを上げておけば良かった」などの反省も見えてきて、なかなか集客ライブのようにはいかない感覚も正直あります。

だけど、それもまたバンドが成長していくための修行なんだと自分は受け止めています。

 

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この音源集は、始動から今に至るまでのXANVALAのすべてを詰め込んだ作品になります。

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――ここからは「陸重奏」に収録した全曲の解説をお願いします。

まずはインストナンバーの「WARNING COLOURATION」からいきましょうか。

 

知哉:先に全体の話になりますが、「陸重奏」に収録した曲はすべて、始動前からデモ音源が上がっていた曲たちになります。

まさにこの音源集は、始動から今に至るまでのXANVALAのすべてを詰め込んだ作品になります。

しかも、どの楽曲もすべてシングルにしても良いくらい力を持った曲ばかり。

それらを集めた音源集なので、とても良い内容に仕上がりました。

作品の冒頭を飾った「WARNING COLOURATION」はライブのSEであり、入場曲として使っています。

ライブの導入部分ってすごく大事じゃないですか。

そこで、いかに勢いを出すか。

のっけからテンションを上げてゆくうえで、とても似合う楽曲だと思います。

 

――続いて流れるのが、XANVALAの顔とも言える「鮮やかな猛毒」になります。

 

知哉:XANVALAが始まりを告げた楽曲になります。

「鮮やかな猛毒」を通してXANVALAのことを知った人たちも多いように、本当に名詞変わりの1曲として、聞き手の受け口も広い楽曲になりました。

先にも言ったように、始動前からここに収録した曲たちのデモ音源は上がっていました。

その中から「最初に世の中へ提示するのはどの楽曲が良いか」と、いろいろメンバーと議論をしてゆく中で、結果的にライブの激しい部分とメロディーの持つキャッチーさなど、様々な要素を含め「XANVALAの世界観と言えば、これでしょ」ということから「鮮やかな猛毒」を選んだわけですけど。

今でも「XANVALAと言えば「鮮やかな猛毒」」という言葉がしっくり来ていて、この曲を最初に持ってきて本当に良かったなと思っています。

 

――お客さんたちからも好評ですからね。

 

知哉:良い意味で意表を突きながらも、つかみを持った楽曲ですからね。

前から僕や70.(Ba)、Yuhma(Gt)のことを知っている人たちからしたら、もっとゴリゴリでラウドな感じで来ると予想していたかと思うんですけど。

そこを「あっ、こう来たか!」と良い形で裏切れたんじゃないかと思っています。

 

――続いては「ジセイ」になります。

 

知哉:この曲は、ぜひ歌詞をじっくり読んでもらいたくて。

ものすごく明るい曲調に対して歌詞が暗いという、そのギャップやアンバランスさがすべてプラスに働いた楽曲が「ジセイ」です。

 

――確かに、それは感じました。

 

知哉:明るい曲に明るい歌詞がついても、暗い曲調に暗い歌詞を乗せても、正直、意外性を感じることは少ないと思います。

最初にこの曲のデモ音源を聞いたときは「めちゃくちゃ明るい曲だなぁ」と思っていました。

そこへ歌詞が乗ったとき「あっ、こうきたか!」と俄然面白さを感じました。

「ジセイ」には自分の得意とするラウド系の要素から、ヴォーカルの歌声の良さを活かしたキャッチーでメロディアスな面も加味されていて、A面に持ってきてもぜんぜん差し支えないですね。

「夏曲」として宗馬(Gt)が作ってきた曲で、実際にライブではお客さんが一斉にタオルを振り回すのですが、こういう曲を野外の夏フェスで演奏してみたいですよね。

それくらい取っつきやすい曲です。

 

――CREEPER」は、知哉さんが作曲を担当しました。

 

知哉:CREEPER」は、MVも作り上げたことで今のような際立つ世界観が生まれました。

最初は「ライブで激しい曲を演奏したい」という想いから制作しました。

そこへ巽(Vo)が歌詞を乗せたとき、「あっ、こう来たか!(再)」と嬉しい意表を突かれた感覚がありました。

しかも、その世界観を描き出したMVも秀逸で、そこはぜひセットで観てもらいたいなと思っています。

CREEPER」は、「鮮やかな猛毒」と歌詞の世界観が対を成しています。

リリースした順番は「鮮やかな猛毒」「CREEPER」でしたが、逆に「CREEPER」「鮮やかな猛毒」の順番で聞いてもらえたら、また違った視点や解釈を持ってこの2曲を楽しめるんじゃないかな。

 

――ゴリゴリとした曲調は、知哉さんの得意な面じゃないですか。

 

知哉:得意ですね(笑)。

一番身体にしっくり来るというか、ドラムの面でも一番叩きやすくて慣れている感覚だから、ライブで叩いてても楽しいです。

 

――実際、ライブでとても映える楽曲ですからね。

 

知哉:この作品集の中でも、一番ライブ向けの楽曲だと思います。

結果的に宗馬の作る曲とはまた異なる世界観なので、そこの差が出たのもすごく良かったと思います。

 

――続いては、「独善」になります。

 

知哉:XANVALAを始めるにあたり、僕らは異なる名前を名乗ってデモンストレーションライブをやっていた時期がありました。

そのときにこの5人が集まり、一番最初に作った楽曲になります。

5人で最初に作り上げた曲という理由もあり、個人的にとても強い思い入れを持っています。

楽曲からも、「ここから始まるんだな」という感覚を強く覚えます。

 

――「独善」のデモ音源を聞いたとき、「このバンドはこういう音楽性を追求していくんだ」という印象もあったのでしょうか?

 

知哉:今の「独善」は、デモ音源を元にみんなで改良しながら理想となる形を求めていった形なので、最初から「こういう世界観で」というのが見えていたわけではなかったです。

それを言うなら、「鮮やかな猛毒」のほうこそ「このバンドはこういう音楽性なんだ」という印象で受け止めていたと思います。

 

――次は「文明開花」になります。

 

知哉:この楽曲はXANVALAのテーマ曲というか、バンドのコンセプトを根っこに据えた想いを、そのまま歌詞に落とし込んだ楽曲になります。

この曲も、「鮮やかな猛毒」と同じ時期にデモ音源として上がっていました。

あの頃は「「文明開花」を1stシングルにしよう」という声もありましたけど、この曲を最初に出すと和要素の強いバンドに見られてしまう恐れもあったことから、あえて出し惜しみをして3rdシングルとして発売しました。

結果、その流れはすごく良かったなと思います。

 

――1stシングルで「文明開花」を出していたら、バンドを捉える印象は今と確実に違っていたでしょうからね。

 

知哉:そうなんです。バンドのテーマソングを最初にバーンと出すのも正解ですけど、楽曲の持つ印象までも色濃くついてしまうので、「文明開花」を3枚目のシングルとして持ってきたのは結果的に良かったなと思っています。

もし、最初に「文明開花」を出していたら、次にリリースする曲の選択が難しくなっていたでしょうしね。

 

――最後は「誰が為の幸福論」になります。

 

知哉:「誰が為の幸福論」は、歌詞がとにかくストレートというか直球です。

そのぶん、聞いてくれる人たちにも伝わりやすいし、関係者の方々からも「この曲すごくいい」と評判の高かった楽曲です。

世の中には回りくどい表現や濁した言い方をしている歌詞も多いですが、「誰が為の幸福論」の歌詞はド直球だからこそ、逆に新鮮で目新しさを覚えるんじゃないかな。

作り上げた時期的にも、最初に「独善」が生まれ、次に完成したのが「誰が為の幸福論」でした。

あの当時は「独善」よりもさらにキャッチーというか、ストレートな表情を求めていた記憶もあります。

ちなみに、その後に作ったのが「CREEPER」。

それを受けて「鮮やかな猛毒」「ジセイ」「文明開花」が同時期に生まれた流れになりました。

 

――完成した「陸重奏」、知哉さんにとってどんな作品に仕上がりました?

 

知哉:もともと出す予定ではなくて、こういう状況の中だからこそ生まれた作品集なんですけど。

とてもクオリティの高い作品として完成して手応えを覚えています。

それに、先に発売した3枚のシングル盤すべてが完売しているので、手にしたくても手にできていない人たちは、この機会に「陸重奏」をぜひ手にしてください。

まさに、ここまでのXANVALAの姿が、この作品には詰め込まれていますから。

 

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初めてライブ配信をした頃に比べたら、内容のクオリティも配信方法や見せ方などの環境面も、確実に上がっているのは自分たちでも感じています。

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――間もなくお客さんを前にしたライブ活動も再開します。

今は、どんな意識でいるのでしょうか。

 

知哉:正直、今も先が見えなければ、日に日に状況にも変化が生まれているので、その場その時期にしっかり対応していかないと時代の中にバンドが置いていかれてしまう。

そういう懸念は強く感じています。

 

――つねに、社会情勢に合わせバンドの動きも対応していくべきだと。

 

知哉:そうしていくべきだと思います。

それこそ「今日からライブがOKです」と言われても、その時期の環境にバンド自体が適応していないと、結局はその時代の波に乗り切れないと思うんです。

だからこそXANVALAはつねに、「今の時代に相応しいスタイル」を持って対応していくことも考えながら進み続けています。

もちろん完璧な状態でライブを再開出来ることを理想として求め続けています。

そこへ順応してゆくためにも、止まってしまってはいけない。

だからこそ、僕らは今も最善の状況を模索しながら進み続けているわけですからね。

 

――ライブ配信も回数を重ねていく中、どんどん進化し続けていますからね。

 

知哉:初めてライブ配信をした頃に比べたら、内容もクオリティも、配信方法や見せ方などの環境面も確実に上がっているのは自分たちでも感じています。

その面でも、つねに前へ進み続けている実感は覚えています。

 

――どんどん進化し続けてゆく様には、これからも期待していますので。

 

知哉:表立ったライブ活動が出来てないだけで、表現活動は止まることなくコンスタントに続けているので、ぜひXANVALAの動きをチェックし続けてください。

あと、いつでもベストな体力でライブへ参加できるように、身体が鈍らないようにしておいてください。

自分でもそこは日々心がけているので、お互い最高のコンディションで再開できるようにしておきましょう!

 

 

TEXT:長澤智典

 

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XANVALA 完売音源集「陸重奏」Trailer / XANVALA

 

 

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<リリース>

 

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型番:PICD-006

発売元:PARAGUAS inc.

価格:4,400(税込)

限定:完全限定300

 

CD収録曲:

1. WARNING COLOURATION

2. 鮮やかな猛毒

3. ジセイ

4. CREEPER

5. 独善

6. 文明開花

7. 誰が為の幸福論

8. 鮮やかな猛毒(Instrumental)

9. ジセイ(Instrumental)

10. CREEPER(Instrumental)

11. 独善(Instrumental)

12. 文明開花(Instrumental)

13. 誰が為の幸福論(Instrumental)

 

DVD収録曲:

1. 鮮やかな猛毒(MV)

2. CREEPER(MV)

3. 文明開花(MV)

 

ご購入方法:

https://starwave.official.ec/

 

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Official WebSitehttp://xanvala.com

Official twitter:https://twitter.com/XANVALA

PARAGUAS INC. YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCq1DiSYb5VybCRkwcebXJvQ

 

「鮮やかな猛毒」MV

 

CREEPERMV

 

「文明開花」MV