1. HOME
  2. NEWS
  3. XANVALA × BugLug 2MAN LIVE 「バグバラ」開催記念、巽&一聖フロントマン対談!

XANVALA × BugLug 2MAN LIVE 「バグバラ」開催記念、巽&一聖フロントマン対談!

自身初となるZepp Shinjukuワンマンを大成功させ新世代の急先鋒として走るXANVALA。“胸を借りる”姿勢のものBugLugをGUESTとして召喚する動機、そしてBugLugが男気を見せる理由。巽と一聖、キャリアには大きな開きがあるものの互いに認め合い、何より分かり合えた。だからこそ実現した2マンライヴに向けて和やかな対談をお届けする…はずだったが、終盤で巽が吐露した言葉で空気は一変した。

それぞれの思想と文化が交わる7月16日、新宿BLAZEに向けて必読のフロントマン対談。

朝4時まで一緒に飲みましたね(笑)


巽:そうですね。

────昨年から摩天楼オペラをはじめ、先輩バンドとの2マンや対バンがXANVALAは多いですよね。

巽:もう胸を借りる気持ちで。そういう想いで声をかけさせてもらいました。

一聖:渋谷REXのイベントで一緒になった時に話したんだよね。うちが[BUG PANIC2023]という企画で都内のライヴハウスでよくライヴをしてた時に巽くんと出会いましたね。

────昨年9月から12月にかけて、言ってしまえばBugLugの本来の規模感ではない小さなステージに怒涛のスケジュールで出まくる企画でしたよね。

巽:そういう場でBugLugを観たことで“かっけぇ!”って俺は思ったんです。最初はキラキラしたイメージだったんですけど、ロックだし展開も目まぐるしいしこれはすげぇと。一気に好きになっちゃいました。そしたらメンバーも同じ気持ちだったらしく、“2マンしたいね”ってなったので、そこからは押して押しまくって(笑)

一聖:嬉しいです。でも、本当に初めましてだったんですよ、その時が。

巽:初対面だったので自己紹介からでした。

一聖:XANVALAの存在はもちろん知ってたんですけど、共通の知り合いがいることがわかったので、その人の話題を糸口に巽くんと話してみたら、好きな音楽が僕と似てることもわかったのでそこから打ち解けてって感じ…だったよね?

巽:メタルコア系のところで好きなところが重なったんです。

一聖:そう、俺もやっぱりね、好きなんですよ。激しいのが。

巽:そういうこともあってより一緒にライヴをしたい気持ちが高まっていたんですけど、本当に実現できるとは思ってなかったのでもう…ありがとうございます!っていう気持ちです。

一聖:まぁでもそれでいうと僕らの企画にも参加してもらったので恩返ししたい気持ちがありました。

────3月に公開され話題を呼んだ「WGMM」のMVとリバイバルテイクのことですよね。

一聖:そうです。でも最初は、それこそXANVALAの主催ライヴに呼んでもらってから段階を踏んだ方が良いんじゃないかとかも考えましたけど、お客さんが嬉しいのは2マンなのかなって思ったのでこういう形になりました。

────そもそも「WGMM」のMVは錚々たるヴィジュアル系ヴォーカリスト12名のコラボ企画だったじゃないですか。その中でも巽さんはかなり若手の位置づけでしたけど…。

一聖:XANVALAのライヴを観たからです。

────キッパリと。

一聖:[BUG PANIC2023]で実際に観て、良いなと思ったから。出会ったのは確かに最近かも知れないけど、素直に声をかけたいと思った。それに尽きます。その後に続いた<Re: G.A.G TOUR 2024「わがままなままありのままのさま」>もまさに曲とツアータイトル通り、僕の好きなようにやりたいっていうテーマで、僕が一緒にやりたいと思ったヴォーカルならうちのメンバーも迷わずOK出してくれるだろうなと思ってああいう形に至りました。

────時系列的には相思相愛のような形で一緒に何かしてみようという欲求が湧いた。互いに気になる存在だったわけですね。

一聖:若いんだけど、ライヴや発言が誠心誠意っていうかすごい真っ直ぐでブレもない。野球でいうと速いストレートをバコーンと投げてくるタイプだなと思って、“お!いいじゃん!”って思いました。

────巽さんはあの「WGMM」のラインナップの中に選ばれたことは率直に期待を感じました?

巽:最初電話もらってまあその場で出ますと言ったんですけど、その後でラインナップを聞いて“その中に俺か…”と正直驚きました。でも嬉しいですよね。

────なので、XANVALAとBugLugは今回が初2マンですけど、BugLugのツアーの福岡公演に巽さんはゲストヴォーカルとして参加しているんですよね。

巽:朝4時まで一緒に飲みましたね(笑)

一聖:いたねぇ(笑)

────あ、いきなりライヴ後の話ですか(笑)

一聖:ずっと音楽の話してたよね。

巽:そうですね、覚えてます。

一聖:あとは何の話したっけ?

巽:…………。

────頑張って下さい。

巽:まぁ覚えてないってことはあんまり大した話じゃなかったってことで(笑)

一聖:アハハハハハ!

巽:楽しくて2人ともベロベロだったことだけは覚えてるんですよ(笑)

一聖:あのツアーって各地にMVで共演したゲストヴォーカルを招いたんですけど、みんな日帰りだから打ち上げってなかったんですよ。ただ、巽くんの日はたまたま帰りの飛行機が飛ばなかったんだよね。

巽:強風だから心配だったんですけど、個人的には先輩と深い話が出来るぞと思いましたね。

一聖:打ち上げじゃ~!ってなりました(笑)

巽:一聖さんも多分何も覚えてないだろうなと思ったんで、もう何言ってもいいやって。シラフの時は敬語使ってますけど、あの時はタメ口でしたよ(笑)

一聖:僕、タメ口歓迎なんで。

巽:最初はもちろん大先輩なんで話しかけるのも恐る恐るだったんですけど、一聖さんもすごい歩み寄ってきてくれる方で、人としてもすごい素敵な方だなって思います。

────お互いにヴォーカリストとしてはどういう印象をお持ちですか?

巽:激しい音楽を好きな人なのが分かるアツさが好きです。つられてこっちもアツくさせられる。あと、自分がゲストヴォーカルで呼んでいただいた曲以外も聴きこんだんですけど、歌詞がすごいぶっ飛んでるんですよ。あ、この人、頭の中がわかんない人だなっていう。解析できないから余計に知りたくなる人です。もちろんめっちゃ良い意味で。だからこうやって交流が生まれた今でも謎なところはまだまだあります。

一聖:巽くんはやるべきことをしっかりしてるなと思います。福岡公演では「WGMM」だけじゃなく「ENMA」って曲でもコラボしたんです。巽くんに似合うと思って「ENMA」をセレクトしたんですけど、イメージ通り素晴らしくて2人が綺麗にマッチングしましたね。さっき言ったライヴのスタイルと同じなんですけど、紳士なヴォーカルだなって思います。

巽:すごい緊張しましたけどね。アガってた。

────良いバンドマン=破天荒でもないですもんね。

一聖:でも、最新のMVでついにグラサンかけ出したからね。

巽:ちょっと(笑)あれも結構勇気出してやったんですよ。

一聖:まじか。「CULTURE」のMV。あれ似合ってるじゃん。

巽:良かったです。昔、メガネ屋さん行って俺がグラサン試着したら店員さんが爆笑したことあったんですよ。それがすごいトラウマで。それ以降、俺かけてないので今回踏み出した勇気を褒めてもらえるのは本当に嬉しいっすね。

関連キーワードでチェック

この記事をSNSでシェアする