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【umbrella】ライヴレポート<umbrella presnts「路地裏サーチライト」>2024年10月24日(木)味園ユニバース◆CASCADE、deadman、NoGoD、メリーが集ったディープな奇跡の夜。3月14日、umbrellaは最後の味園ユニバースワンマン決定!

来年3月で結成15周年を迎えるumbrellaにとって大一番となる主催公演となった「路地裏サーチライト」。
日本屈指の趣きある会場の味園ユニバースは来年春に閉館が決定している。
まさに大阪の裏シンボルともいえる場所を、大阪に拠点を置きヴィジュアル系ロックシーンで活動してきたumbrellaが選ぶのは必然だったのかもしれない。
また、そんなumbrellaへの友情、愛情、そして味園ユニバースへの羨望を抱いて、NoGoD、メリー、CASCADE、deadmanが集結することとなった。
極上のフルコースが煌めいたディープな一夜の模様を本レポートでお届けする。


●NoGoD

1番手として登場したのはNoGoD。
キャバレーにメタルサウンドが鳴り響く様は意外性の塊でもあるが、のっけの一音から一瞬にしてNoGoDの世界を作り上げた。煌めくネオン管、鳴り響く轟音、そしてその中心に鎮座するボーカルの団長は白塗りと、まさになんでもありの見世物小屋の様相を呈することとなった。

オープニングナンバーは2006年リリースの『赫布教』から「愚蓮」。本イベントに至るまでの対談企画の中で、umbrella柊が、バンドを志す以前から「NoGoDを聴いていた」と語っていたのは、まさにこの「愚蓮」のことだ。この日の選曲にどれぐらい作用したかは知る由もないが、続け様に披露されたのは「黒灰」と結成初期の楽曲が並ぶこととなった。抜群の演奏に支えられた力強い歌唱は、そのメロディラインと相まって耽美にも響く。シンガロングも誘発したお馴染み「最高の世界」、さらには近年のキラーチューンとも言える「What do you say」、「ヘヴィメタルを見せてやる!」とドロップされた「Burning Heart」とまさに灼熱のフェス状態となった。

▲団長(Vo)

▲Shinno(Gt)

▲Iyoda Kohei(Support Gt)

▲hibiki(Ba)

▲K(Dr)

ラストの堂々たる「ジョン・ドウに捧ぐ」までNoGoDの年表を辿るようメニューとなった。
結成初期から味園ユニバースの上階にそびえたつ味園ビルとは深い縁があったというNoGoD。大阪遠征時は宿泊地としても、酒場としても思い入れと思い出が詰まった場所に触れる最後の機会となった。メンバーチェンジを繰り返しながらも来年で20周年を迎えるバンドは、同会場に別れの挨拶をせんばかりに最新系を刻みこんでみせた。
途中、団長は「この後に出てくるバンドはこの会場のネオン管が似合う。ただ、若干俺たちには持て余している感じもある」と語り爆笑を生んだが、裏を返せばコアな世界観を有するバンドの中においても、NoGoDが彼らの土俵を全うした証でもある。事実トッパーにして、イベントの意志を紡ぎながら最もラウドな音像を叩きつけた。
興味深いことに、年を追うごとにソリッドなサウンドメイクはメタリックに研ぎ澄まされていて、バンドとして足踏みをすることを許さない強靭な意志を感じさせるものではなかったか。

早い時間から会場に集結したオーディエンスを大いに沸かせたNoGoDはハリケーンのような勢いで疾走しステージから去った。来年結成20周年となるバンドは、12月21日に川崎クラブチッタでその皮切りとなる重要なワンマンを開催する。そのアグレッシブな動向からは今後も目が離せないだろう。



●メリー

2番手はメリー。


本日のラインナップでは、この味園ユニバースに最も所縁があり勝手を知っている存在でもある。思えばメリーはこれまでの活動の中で、東京キネマ倶楽部、かつしかシンフォニーヒルズ、横浜文化体育館とセオリーに捉われない会場選びや動き方を見せてきた。かと思えば、近年では若手ヴィジュアル系バンドにとってTHE・王道とも言える池袋EDGEで主催公演を打つなど、常に開拓者のメンタリティを持つバンドである。そんなメリーにとってもひときわ思い入れのある場所が味園ユニバースだ。
閉まった幕の奥から差す青白い光に目が眩むと、ガラ(Vo)のアカペラが響いた。
「聞こえるか、“俺の”声が」と歌い終わると同時に、幕が開きリズムイン。名刺代わりにいきなりの「ジャパニーズモダニスト」で風速を上げていく。メリーはガラのドライかつ味わい深い歌声に様々な要素を掛け合わせ、無二のオリジナリティに昇華していくが、暴発性だけでなく、その年輪が生み出すコクはわずか1曲にして圧巻だった。だが早くもここで耳を疑う事態となった。結生(Gt)の刻むギターから始まったのはなんと「陽の当たらない場所」だ。テツ(Ba)は硬質に、ネロ(Dr)はパワフルに驚嘆するフロアと対峙する。ガウンを頭に巻きシスターのような風貌を見せたガラの艶めかしさも印象的だ。

▲ガラ(Vo)

▲結生(Gt)

▲テツ(Ba)

▲ネロ(Dr)


2003年リリース『現代ストイック』収録の名曲を惜しげもなく2曲目に披露したことからもこの夜に賭ける覚悟を感じる。続いた「[human farm]」ではブラストしながら一層の気迫を見せ、球体式の照明が点灯した「林檎と嘘」は染みるようにメリーの真骨頂であるレトロを嗅ぐわせる。
すると琴の音が流れるなか、ガラがMC代わりにステージ中央に配された学習机で習字を始める。

「ようこそろじうらへ」
「最後の夜です」
「もっともっと」
「声をくれ」

往年のパフォーマンスで、この思い入れのある会場と交わる残り時間が少ないことを告げると、ここから秩序は決壊。ダンサブルな「不均衡キネマ」ではガラがステッキを股間に擦りつけ、オーディエンスはシンガロングで応えた。
さらに「まだまだいけるでしょ?アレがほしいのかい?」と挑発し、「愛国行進曲」へ。墨汁を吐き、黒い拡声器で放送禁止用語を叫ぶガラ。

▲墨汁を吐いたガラ


これぞメリー。どんな規模感だろうと、このバンドが現れただけでアングラに誘ってしまう力強さに飲み込まれる。
ラストナンバーは「夜明け前」。

エモーショナルに微熱が肌をつたう切ないメロディが琴線に触れるが、そのタイトル通り決して後ろ向きではない生命力を感じさせる力強いバラードだ。この名バラードを彩る背景のネオン管はピンクや黄色と猥雑で淫靡にも見えた。エログロから歩みが始まり、バンドとしての幹の太さを見せつけたメリーに実に映える見事なクロージングだった。
会場に響くアウトロのピアノ音が、メリーから味園ユニバースへの感謝と餞別のように聴こえたのは決して気のせいではなかったはずだ。
「咲き誇ってやるよ この路地裏の片隅で。生きていこう一緒に。」

▲ラストはお馴染み三転倒立


「ここにそっと置いていきます」と告げ、お馴染みの三転倒立を最後に披露。
これまでの足跡と対峙しながら最後の夜を嚙み締めた。



●CASCADE

3番手はCASCADE。
このイベントにCASCADE登場すること自体が大きなサプライズと言えよう。

その存在感は流石で、民族音楽調のSEに招かれメンバーがステージに現れると大歓声が巻き起こる。最後に登場したTAMA(Vo)は日本着物を想起させるロングガウンとハットでキメるハイセンスな出で立ちだ。

▲TAMA(Vo)

イントロから会場の空気を一気に変えてしまったのは「Sexy Sexy,」。一時代を築いたレジェンドバンドは言葉を選ばずに言えば、この夜の出演バンドの中で最も世間に認知されている存在だ。ジャンルに囚われることなく絶大な支持を集めたのは、テクノ的な音像とファッショナブル、さらには開けたポップネス故とも言えるが、「Sexy Sexy,」はむしろどこかシークレットレイヴのように妖しく響いた。umbrella唯が以前語っていた「CASCADEはこの会場が似合う」の答え合わせができたところで続いたのはなんと「FLOWERS OF ROMANCE」。ポップサイドに転じることで、一層CASCADE×味園ユニバースのケミストリーを感じさせる。

▲MASASHI(Gt)


心地よいビートに乗じ、ダンスホールと化した会場に「S.O.Sロマンティック」が投入されると、カスケーダーだけでなく集まった聴衆は思い思いに身体を揺らして呼応する。深みと奥行を感じさせる立体的な音像に加え、細かな所作やわずかな流し目一つで空気を掌握してしまう。まさしくやりたい放題。時代を築いてきたキラーチューンをこれでもかと叩きつけ、この祭典に好戦的な華を添える姿は圧巻であった。ニューウェイヴの要素だけでなく肉感的なバンドサウンドとの共存がこの2024年においても全く色褪せるものでないことも特筆すべき点だ。CASCADEの音楽として確立されているのはもちろんのこと、ソリッドなポップネスの強度は今なお刷新性を感じさせるものだ。
「唯くんの夢の実現に参加できてめっちゃ嬉しいです。じゃあ皆さんで踊りましょう!」で始まった、チャイニーズなイントロが身体を揺らす「Dance Capriccio」ではパンキッシュな側面も見せる。
「まだまだいきまっせー!」とツイストも発生した最新の「debug」を経て、ついに待望するフロアに放たれたのは黄色に染まった「YELLOW YELLO FIRE」。
その存在は正直圧倒的で、淡々としながらフレーズの起伏で会場を網のように的確に取り込んでいく。

▲HIROSHI(Dr)

ロックのダイナミズムを発する「VIVA NICE TASTE」、変拍子から加速し、コール&レスポンスと共に駆け抜けた「しゃかりきマセラー」まで、結成から30年以上の歴史の中から持ち時間いっぱいまでこの夜に相応しい楽曲を演奏する大盤振る舞いっぷりで、拍手喝采のなかCASCADEのステージは幕を下ろした。


●deadman


イベントも終盤戦になってきたところで登場したのはdeadman。
転換BGMが鳴りやむとステージ後方から4本の赤色が客席を鈍く照らす。
淡々と現れた楽器隊、最後に登場した眞呼(Vo)は痙攣しながら中心部に歩を進める。定位置につきブラックライトで闇に浮かび上がらせたシルエットがdeadmanの闇の訪れを告げる。
これまで以上に精力的な活動してきた2024年を象徴するように、冒頭3曲はいずれも最新作からドロップするという充実っぷりだ。ラウドで荒々しい「rabid dog」、情景の展開が美しい「真夜中の白鳥」、理性が崩壊する「in the cabinet」はそれぞれ連なるように襲い掛かってきた。

眞呼はファルセットとシャウトを交互に繰り出しとかと思ったら、突如茫然として幻覚に苛まれたように一点を見つめ立ち尽くす。
目に見えない精神的圧迫で閉塞感と緊張感を増幅させるのがdeadmanとも真骨頂とも言えるが、最新の楽曲群は多分にそのエッセンスを含みながらもこれまで以上に開けている印象だ。

▲眞呼(Vo)

無論、一般的なポップとは対極に位置するが、これまでのdeadman以上にシンプルな攻撃性が増している。実際、フロアに集結したオーディエンスは拳をかかげ、頭を振り乱し応じてみせた。
「路地裏サーチライト」の見どころとして、味園ユニバースと各バンドの掛け算が織りなす世界観があったが、オープニングからここまでの展開で、このバンドにはその枠組みが当てはまらないことも感じる。場所や環境に左右されない無二の世界は問答無用に客席を飲み込んでいく。チューニングの余韻もノイズのように想像を掻き立てそれぞれの心に宿る混沌を増した。

▲aie(Gt)


だが、この日驚いたのはここからである。続いたのは地の底からふり絞るような咆哮に震えた「lunch box」、うねるような轟音の「re:make」とレパートリーの中でも一層アグレッシヴなナンバーを連打することとなった。この「どうぞ、暴れてご覧なさい」と言わんばかりの意外な構成は問答無用にボルテージを高めていく。

▲kazu(Ba)

▲晁直(Dr)


ラストは囁くような眞呼の歌声から世界に引きずりこむ「静かな口づけ」。喪失と縋るような情念が渦巻く圧巻のバラードだ。
激しい楽曲においても、バラードにおいても眞呼の紡ぐ世界は無二のザラついた深部に触れてくるものであり、その感触こそがdeadmanの音楽の本質ではないか。
屈みこんで声を震わせながら渦巻く情念。洞穴に飲まれるような深く感情過多な歌唱で、最後の最後で突き放されたような感覚に陥りながらそんなことを思った。


意外にも同会場に初出演だったというdeadman。その最初にして最後のステージはどこまでもこのバンドと4人のメンバーのオリジナリティを浮き彫りとするものだった。
照明が点き、BGMが鳴ると夢から醒めたように止まっていた時が動き出した。


●umbrella

イベントを締めくくるのはもちろんumbrella。
この夜の首謀者がどのようなステージを見せるのか期待感が入り混じるなか、いつも通りおどけた将(Dr)、淡々とした様子の柊(Gt)、春(Ba)が登場。
この時点ですでにとてつもない大喝采が沸き起こっていた。
最後に現れた唯(Vo&Gt)はその声をしっかり確かめるように一瞥し、ギターをかける。
コスモティックな音を奏でゆっくりと時間を使い、空気を充満させて始まった1曲目は「管」。

彼らの音楽的な湿度を体現するバラードを、呼吸を重ねるように優しく丁寧に紡いだ。淡々とした音像の中で揺らめくように美しいメロディが浮遊していく。絶望でも希望でもない奥ゆかしさに位置する詩世界が染み入るが、この夜に至っては、自身がリスペクトする出演バンドと彼らの間に繋がった「管」を象徴するようなエモさも感じさせた。
「準備できてんだろうな!?」と聴衆の鼓動を徐々にあげていくように「「愚問」」、「dilemma」とアッパーなナンバーを立て続けに披露。

この夜の出演バンドに共通することでもあるが、量産的なヘヴィネスのような雑味は皆無で、一音一音の純度が高いからこそ、楽曲の中心に位置する歌がとにかく際立つ。umbrellaも同様で張りと伸びやかさを持つ唯のヴォーカリゼイションは淡々としながらも、確実に耳を奪っていく。

▲唯(Vo&Gt)


主催バンドとしての自信と地元大阪の誇り、そしてこの夜への覚悟は鬼気迫るオーラを発揮し、「dilemma」の時点で地響きのような歓声が巻き起こり続けた。
「バラードバンドだというイメージを払拭したい」と常々発言している彼らだが、バラードバンドでないことは観れば一目瞭然であるし、一方でやはり歌とメロディが抜群のクオリティであることを再確認させる。

▲柊(Gt)

焦燥感を煽る「orbit」の彩り、「一番ネオンに合う曲です」と告げられたシンフォニックな「軽薄ナヒト」。タイトで抜けの良い将、フレーズの中に動静の小気味よい緩急が映える春のプレイも光り、バリエーション豊富な楽曲で押した中盤もその演奏力がもたらす心地よさは見事だ。

▲春(Ba)


言ってしまえば、知識的な前情報がない層でも一聴して掴んでしまうポップセンスはこのバンド最大の武器であるし、ジャンルに縛ることのできないものだとも感じる。
終盤はおよそ4時間近くに渡ったイベントを主催として盛り上げるべく、ついに「Witch?」を披露。柊の背面ギターもこの熱狂の炎に燃料投下するものだったし、唯の「全員でかかってこい!飛んでこい大阪!!」でリミットがぶっ壊れたオーディエンスは大爆発。4バンドが繋いできたバトンを見事に受け取り、この日最も会場を揺らしてみせた。

▲将(Dr)


想像を遥かに超える熱狂のなか迎えたラストは唯が指揮棒でタクトをふるう「アラン」。
会場全体から大合唱と無数の拳があがった光景は、正直言葉にならないものだ。立ち止まらず使命を持って進むumbrellaに対する賛辞の光ではないか。中盤のブレイクで唯がマイクを取った。

「ちょっと俺たちの話を聞いてください。来年3月で15周年になります。先輩たちには全然遠いですけど…俺たちにはすごい長い道のりでした。そんな中で、来年2025年1月から15周年に向かって5年ぶりに全国ツアーやります。……で、ツアーファイナルは結成記念日、3月14日…場所は………ここ。味園ユニバースでワンマンやります!」

この宣言に嬌声が巻き起こったことは言うまでもない。
途中、感極まるように目を潤ませる瞬間もあった。ずっとこんな景色が見たかったんだ。
彼ら自身も発言していたように、主催とは言えキャリア・実績面ではもっとも後輩にあたるイベントに対する不安もあるにはあった。
だが、会場ではNoGoDから最後までを多くの観客が目撃し、堪能し、umbrellaは大トリに相応しい爆発的な盛り上がりを見せた。

主催とはいえあくまで対等であることを大切にするべく、アンコールには応えないことが予め決まっていたが、想像を遥かに超える声量のアンコールはバックステージまで響き、楽屋に待機する仲間たちから“出たほうがいい”、“行ってこい!”と送りだされ最後に「アメイジング」を急遽披露。
完全燃焼でこの夜を締めくくった。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

来年3月で15周年を迎えるumbrella。
まさにこれまでの歩みと、このイベントに賭ける想いがNoGoD、メリー、CASCADE、deadmanを召喚し得た理由だが、その中心に存在する決意を抱いたumbrellaは主催として見事な説得力と強靭なエネルギーでイベントをまとめあげた。
誤解を恐れずに言えば、この夜集ったバンドはいずれもストリームの中心にいるかいないかで評価が左右されない存在ばかりである。究極のアウトローと捉えることもできれば、最も中心に位置するとも言える。他者との比較を必要としない存在が集結した結果、浮き彫りになったのは、やはりそれぞれのオリジナリティであった。
また異なる世界線に位置するのにも関わらず、その座標は自体は決して遠くないような共通点も感じさせた。この言葉にしがたいセンスを共有できたからこそ、路地裏に光を当てる名を体とした「路地裏サーチライト」は見事に完遂された。
そして集まった光は、サーチライトとは例えがたいほどに眩く強く輝くものだった。

残念ながら同会場で同じラインナップが集うことは今後ないのであるが、3月14日にumbrellaは最後にもう一度、味園ユニバースに還ってくる。
余談だが、この日umbrellaを目的に来場したオーディエンスはこの15年の中でぶっちぎりの最多人数だったそうだ。
キャリアなんて関係ない?果たして本当にそうだろうか。
これまでの歩みがあったからこそ差し込んだ光がある。この15年近くに渡る、少し長かった“助走”はここで終わりだ。次なる道は確実に拓いた。
諦めないこと、挑戦することの大切さ。言葉にするとシンプルなものを、全身で精魂果てるまで体現した彼らに拍手を送りたい。

大阪にumbrellaあり。出会いは突然に訪れる。
またここから始まる、大阪の路地裏に咲く新しいストーリーを照らしてほしい。


Text:山内 秀一
Photo:おにてん。
Photo:田澤里美(▲墨汁を吐いたガラ、ラストはお馴染み三転倒立)


2025年3月14日(金)味園ユニバース(大阪)
umbrella 15th anniversary oneman
【アンブレラ】

前売 5,000円
当日 5,500円

出演:umbrella

OPEN 17:30
START 18:00

【チケット情報】
・一次先行抽選受付
2024年10月24日(木) 22:00 〜 2024年11月09日(土) 23:59
https://t.livepocket.jp/e/wc3-k

・二次先行抽選受付
2024年11月14日(木) 22:00 〜 2024年11月24日(日) 18:00
https://t.livepocket.jp/e/wc3-k

・三次先行抽選受付
2024年12月08日(日) 12:00 〜 2024年12月22日(日) 23:59
https://t.livepocket.jp/e/wc3-k

・一般発売
2025年01月12日(日) 12:00 〜 2025年03月14日(金) 18:00
https://t.livepocket.jp/e/wc3-k

●全国雨宿りツアー【傘巡り】~Road to 15th Anniversary~
2025年
1月9日(木)HOLIDAY NEXT NAGOYA(w/DARRELL)
OPEN18:00/START18:30
1月10日(金)四日市CLUB CHAOS(ONEMAN)
OPEN8:00/START18:30
1月11日(土)滋賀U★STONE(ONEMAN)
OPEN17:30/START18:00
1月24日(金)Live House Kokura FUSE(ONEMAN)
OPEN18:00/START18:30
1月25日(土)岡山PEPPERLAND(ONEMAN)
OPEN17:30/START18:00
2月4日(火)music zoo KOBE 太陽と虎(詳細後日)
2月19日(水)京都磔磔(唯生誕祭 ONEMAN)
OPEN18:00/START18:30
2月20日(木)奈良NRVERLAND(詳細後日)
2月26日(水)EDGE Ikebukuro(将生誕祭 w/Neu:NOIZ)
OPEN18:00/START18:30
2月27日(木)Music Lab.濱書房(詳細後日)
2月28日(金)SENDAI BIRDLAND(詳細後日)
3月4日(火)千葉 LIVE HOUSE Route Fourteen(詳細後日)
3月5日(水)新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE(詳細後日)

<チケット料金>
前売¥4,000/当日¥4,500(税込・ドリンク代別)

<チケット先行発売>
1月公演:2024年10月24日(木)22:00〜10月31日(木)23:59
2月公演:2024年11月30日(土)22:00〜12月8日(日)23:59
3月公演:2024年12月28日(土)22:00〜2025年1月5日(日)23:59

<チケット一般発売>
1月公演:2024年11月17日(日)12:00
2月公演:2024年12月15日(日)12:00
3月公演:2025年1月12日(日)12:00


チケットページ
https://t.livepocket.jp/p/pifq0

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【umbrella OFFICIAL】
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