ΛrlequiΩ PRESENTS「friend&fiend」2025開催に向け、暁の呼びかけで行われた全3回に渡る座談会第2弾!

笑いの絶えない楽しいひとときは、2月15日に川崎CLUB CITTA' で開催される[ΛrlequiΩ PRESENTS 「friend&fiend」2025]への期待を高めるのに充分なものとなったはず。
ΛrlequiΩのフロントマンである暁からの呼びかけで行われた全3回に渡る座談会・第2弾は、ぶう(えんそく)と春芽(ザアザア)を迎えてのキャリアもパートもキャラクターもまるでまちまちな、どこか異種格闘技的な面白さを含んでいくことに。
なかなかに赤裸々なギリギリトークをご堪能あれ。
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ファンの人たちにもイベント前からワクワクしてもらえたらいいな
────今年は2月15日に川崎CLUB CITTA'にて開催されることが決まった[ΛrlequiΩ PRESENTS 「friend&fiend」2025]ですが、ぶうさんは昨年の恵比寿LIQUIDROOMで行われた前回公演にも参加されていたのですよね。
ぶう:出ました、骨折した状態だったけど(苦笑)。でも、去年はこういう風に事前に話すみたいなのってなかったよね?
暁:やってないです。去年は今回よりも超気軽に組んだイベントだったというか。ただ集まるだけでも普通に楽しかったんやけど、今年の場合はさらに楽しみたいなと思ってて、そのためにもみんなといろんなことをしゃべっておきたいなと思ったんですよ。
ぶう:そうなんだ。俺の場合、去年なんて全然気軽じゃなかったよ。骨折って入院して、退院した翌日があのLIQUIDROOMだったんだから。本来は「絶対安静!」って言われてたんで、腕を吊った状態で演歌歌手みたいにずっと固まったまま歌うしかなくて。あれはほんと、メチャクチャ悔しかった!
暁:悔しそうだったのは覚えてますよ。でも、その状態なのにメチャクチャかまして盛り上げに行ってたじゃないですか。
ぶう:いや、それがさ。今度もまた2月でしょ。ほんとだったら1年後にプレートを抜く必要あるから、また入院しなきゃいけないわけ。だけど、そうすると俺はまたこのイベントで動けなくなっちゃうじゃない?だから、今回は手術の方を[ΛrlequiΩ PRESENTS 「friend&fiend」2025]の後に延ばしてもらったよね。もう今年は絶っ対に復讐するつもり。リベンジしてやる!(笑)
────その気概に圧倒されます。ぶうさんは、それほどまでに[ΛrlequiΩ PRESENTS 「friend&fiend」2025]の場を大事に思ってくださっているのですね。
ぶう:そりゃそうですよ!3月には自分の誕生日ワンマンがあるんですけど、逆にその時はまた動けなくなってるかもしれないですね(笑)
暁:えぇー(苦笑)
ぶう:だって、どっちをとるかっていったら確かにワンマンも大事ですよ?ただ、そこはうちのファンに対してだったら「すまん!」って理解してもらうことが可能じゃないですか。だとしたら、俺は対外戦で動ける方を選びますよ。
暁:言うて、去年もちょっとぶうさん動いてたから凄いよなぁ。
ぶう:なんなら、あれは俺の方が全然リアルにザアザアっぽい世界観だったでしょうね。包帯して腕吊ってなんて、そういう傷を負った感じは完全に初期ザアザアでしょ?
春芽:確かに!あはは(爆笑)
ぶう:で、今日はこの3人で何を話せばいいんでしたっけ?(笑)
────暁さんからは「とにかくみんなと会話がしたい」とのご要望を頂戴しております。
ぶう:あー、その気持ちわかる。せっかくやるわけだから。ただその日だけ集まるんだと、ちょっともったいないもんね。
暁:去年はイベントだけでも楽しかったんですよ。でも、次にまたやるならもっとその楽しみを大きくしたいと思ったし、来てくれる人たちや各バンドのファンの人たちにもイベント前からワクワクしてもらえたらいいなと思ってて、今回はその日が始まる前から周りを巻き込んでいきたいなっていう気持ちでいるんですね。で、これはぶうさんと春芽くんに質問なんですけど。そういう、周りとか人を“巻き込んでいく”のが上手な人って誰か知ってます?ステージ上っていうよりは、人間付き合い的に。

▲暁(ΛrlequiΩ)
ぶう:それはなー、俺が“巻き込まれない”タイプだからちょっとよくわかんない。
暁:とはいえ、えんそくって去年レーベル作って独立したじゃないですか。で、今年は20周年っていうことでいろいろ周りを巻き込みつつ、各関係先とかにも「20周年なんでよろしくお願いします」って挨拶したうえで活動を進めてますよね?
ぶう:まぁ、そうだね。前までだったら事務所がやってくれてた部分を、自分から動いてっていうのはここまでやってきて初めてか。
暁:ぶうさんはフロントマンやし、言うたらえんそくのスポークスマンであるわけで、やっぱり人と交わってく機会も増えてるのかなと。
ぶう:そういうのが上手いのは団長(NoGoD)とかじゃない?
春芽:あぁ、そうかも。
ぶう:もし、俺に団長くらいのああいうスキルがあったらね。えんそくはもっと売れてると思う(笑)
暁:団長はなぁ…あれはちょっと異常って言ってもいいレベルですよね(笑)
ぶう:そこは20年やってきてやっとわかったよ。フロントマンがあれくらい「うちのバンドをよろしくお願いします!」をやれるようじゃないと、多分ダメなんだなって。
────なるほど。これはとても繊細なお話にはなってくると思うのですけれど、ぶうさんがおっしゃるとおりで団長さんの凄さはわたしもよく存じ上げておりますし、おそらくバンドマン界隈、ファンの界隈も含めて、このシーンで団長さんの存在を知らない方はそういないように思うのですよ。それだけに、NoGoDもそれこそ“もっと売れていいのでは?!”と個人的には思えてしまうところもありまして…
ぶう:あぁ、そういうところは実際あるでしょうね。間口は凄く広いバンドだけど。
暁:じゃあ、今日はNoGoDの話をしますか!!
ぶう:それだとイベント関係なくなっちゃうじゃん(笑)。それに、ライヴの内容自体はえんそくだって面白いよ!あっちも今年でちょうど20年だけど、えんそくも今年は20周年なんでみなさんよろしくお願いします!!
────ちなみに、周年といえば。ザアザアは去年が10周年でしたよね。
春芽:2014年結成だったんで、そうですね。
ぶう:あれ?っていうことは、ΛrlequiΩと同期くらいなのかな。
暁:うちが1年だけ先輩です。
ぶう:さっきの間口の話でいったら、ザアザアはすげぇ間口狭いバンドですからねぇ。
暁:そうっすか?そんなかな??
春芽:うちはメチャクチャ狭いと思います(笑)
暁:『デュエル・マスターズ』のタイアップとかやってたのに??
────そうでした。ザアザアが2023年秋に『デュエル・マスターズWIN決闘学園編』のEDテーマ「ドロー」をリリースされた際には、あの『おはスタ』にもフルメイクで出演したということで相当バズっていた印象です。
ぶう:でもあれは、ザアザアのメンバーが自ら間口を拡げてるわけではなくない?
春芽:だと思います。周りに拡げてもらってた感じではありますね。
ぶう:だってね。俺たちザアザアとは2マンを確か3回くらいやってんるんだけど、対バン相手とあんなに距離縮まらんかったことないよ?
暁:ほんまですか?俺、今回のイベントに誘う前ほかのバンドとの絡みとか一応訊いたんですよ。春芽にも。そうしたら、えんそくとは「そんなない」って言ってたのに。ツーマン3回もやってたんだ?!
ぶう:っていうくらい、ザアザアはほんとに間口狭いのよ(笑)
春芽:すいません、うちは間口狭いっす(苦笑)
ぶう:俺らなんて、メンバー全員が面白オジさんなのにさ!ザアザアはそれでも全然打ち解けてくれないんですよ。
────ザアザアで社交性が高いメンバーというと…
春芽:ドラムの亞んですかね。
ぶう:亞んくんはそうだわ、コミュニケーション能力わりと高い。
春芽:深みはあまりないですね(笑)
暁:そういうことなんか(笑)。でも、春芽は自分が好きなヤツに対しては自分から“ちゃんと行く”よね?
春芽:そうね、狭く深くというか。
暁:それがあって、俺は今回この鼎談に春芽を誘ったんですよ。まぁ、バンドのフロントマンっていう意味では一葵を呼んだ方がいいのかもしれないですけどね。
ぶう:いや、一葵が来てもしゃべんなさそう。
暁:っていうイメージはありますよね。
春芽:イメージじゃなくて、ほんとにしゃべんないと思う(笑)