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【sugar】◆スペシャルインタビュー◆8月3日開催の“1st ANNIVERSARY ONEMAN「どこにもない夜」”に向けて加速中の4人が語る、主催ツアー“sugar presents 滅裂ミキサー”のことやバンドの向かう先について


2ndワンマンは芸術と人生を感じさせるステージに






────そして、8月3日にはSpotify O-WESTにて“1st ANNIVERSARY ONEMAN「どこにもない夜」”が開催されます。池袋EDGEでの1stワンマンからスケールアップしたステージになりますが、プレッシャーは感じていますか?

Siz:プレッシャーしかないですね。

けんたろう:先月ぐらいまでは現実味がなかったんですけど、そろそろマジな感じが出てきて。楽曲制作と並行して、演出についても考えだしたところです。

────演出やセットリストについて、1stワンマンからどのような進化が感じられる内容になるのか、ファンの皆さんも気になっていると思います。

けんたろう:同じライヴはしないっていうのは絶対に決まっていることなので、そりゃ曲も増える……かもしれないし(笑)。1stワンマン以降もう聴けない曲も、2ndワンマンでしかやらない曲もあるかもしれない。どんなライヴになるのか自分でも楽しみです。

────当日はどんな景色を描きたいと考えていますか?

けんたろう:そりゃやっぱり、満員御礼のフロアが良いですよ。あとは、泣いて帰ってくれる人が多いと嬉しいなって思ったり。って言うと補正がかかって観られちゃうかもしれないけど(笑)。「良いもの観たな」と思って帰ってほしい。

諭吉:感動させたいですよね。「カッコ良かった」も嬉しいけど、感情が動くライヴをしたい。



────それは、「sugarというバンドが一年でここまで成長したぞ」っていう感動? それとも、純粋にその日のステージが作る感動?

けんたろう:ステージが作る感動を目指してます。もちろん今までずっと見てきたファンの人たちには一年でここまで来たっていう感動もあるだろうけど、初めて来る人も当然いると思うんですよ。そういう人に“こんな芸術があったんだ”って思わせられたら本望です。

Nea:笑おうと思って出る笑みじゃなくて自然と出る笑みが良いし、泣こうと思って見るライヴより自然と涙が出るライヴのほうが絶対良いじゃないですか。僕は歌詞に人生観を乗せたりしてるんですけど、ライヴ一本を通して、「こういう人生もあるんだよ」っていうのを伝えられたら良いなって思います。

Siz:記憶に残るライヴにしたいし、明日からも頑張ろうって思ってもらえるようなライヴにします。



sugarが作る新たなV系黄金期のヴィジョン




────ところで、話したいことがあって。先日、ヴィジュアルロックの黄金期のバンドが出演する“CROSS ROAD Fest”の開催が発表されて話題になりましたよね。そのニュースを見て、レーベルヘッドであるキズの来夢さん(Vo)に新たな黄金期を託されたsugarのことを思い出したんです。そもそも、いわゆる黄金期とされる90〜00年代のヴィジュアルロックについてはどのような印象を抱いていますか?

けんたろう:僕は遡ってめっちゃ聴いてましたよ。生で触れてないからなんとも言えないですけど、その時代特有のエネルギーやトゲを感じますよね。めっちゃ憧れるし、羨ましいです。

────“CROSS ROAD Fest”開催には様々な反応がありましたけれど、その一連の盛り上がりを見て感じることはありましたか?

Nea:やっぱり過去は強いですよね。青春時代の補正もあるし。過去の記憶に今から出てくるアーティストはなかなか勝ちづらい。ヴィジュアル系が衰退していると言われている現状が悔しくもありますし、先輩が今もヴィジュアル系を盛り上げようとしてくれてることが嬉しくもあります。複雑な気持ちだし、弱気になる時もありますけど、どれだけ先輩だとしても表現者としてはライバルなので。新たな黄金期を任されたバンドとして、偉そうに見てます。

けんたろう:やっぱりヴィジュアル系好きな人ってたくさんいるんじゃんって思うと、嬉しいですよ。俺も好きだし。そういう人たちにどうやって知ってもらおうかなって考えてます。



────では、sugarがこれから作っていく新たなヴィジュアル系黄金期とは、一体どんなものになるのでしょう?

諭吉:界隈の壁を超えて、色んな場所で前線を走るバンドがヴィジュアルロック界に増えるのが黄金期のイメージです。“ROCK IN JAPAN FESTIVAL”に出演したりとか。そんなシーンを我々が作っていきたいですね。

けんたろう:新しいファッションに落とし込まれていったら面白いだろうなって思います。僕も高校生の時からヴィジュアル系ファッションが好きでしたし、そういう服を渋谷や原宿に買いに行くみたいなのって、ブームの象徴なのかなって。音楽以外の部分でも盛り上がる人がいっぱいいるのが、ヴィジュアル系の面白さなので。服のカタログにも載りたい。音楽以外の場所でも活躍できる人が増えるのが黄金期なのかなって思います。

Nea:派手な髪型のヤツが増えたらいいですよね。カラフルな頭に囲まれて電車に乗りたいって思いながらバンドやってます。あとは、真似してバンドを始める子が増えるのが一番だと思うので、その火付け役になれれば。

けんたろう:シグネチャーモデルのギターとか出したいね。ヴィジュアル系の人のモデルの楽器がいっぱい出たら良いな。

Siz:ヴィジュアル系はちょっと怖いっていうイメージを持たれることもありますけど、蓋を開けてみれば寄り添ってくれる良い曲をやってるバンドがいっぱいいるから。TikTokの音ハメだけのためじゃなくて、意味のあることを歌ってる。サラリーマンできない見た目をしてるっていう非日常的な面白みもあるし。自由で良い文化だと思ってるので、それがもっと日の目を見ればいいな。

────そう考えると、「みんなが好きな格好をしたらいいじゃん」っていう時代の流れとヴィジュアル系のカルチャーは相性が良いはず。

けんたろう:そう思いますね。ヴィジュアル系って元から懐が深いものだったので。

Nea:俺は、昨今の流行りの音楽って、旬が過ぎたらすぐ腐っちゃうなって思うんですよ。でも、僕らが昔から聴いてた曲って、いつまでも色褪せないんです。だからsugarも、100年後に残るバンドになりたいなって。人の記憶にも、歴史にも。

けんたろう:100年後も残る音楽が8月3日にWESTで聴けるので、よろしくお願いします!

Nea:締めた(笑)。



取材・文 サイトウマサヒロ

LIVE


sugar presents 滅裂ミキサー

■日程 / 会場 / 出演
6月21日(土)名古屋ell.FITSALL
sugar / THE MADNA / CHAQLA. / NICOLAS
6月22日(日)OSAKA MUSE
sugar / THE MADNA / CHAQLA. / NICOLAS
6月29日(日)Spotify O-WEST
sugar / THE MADNA / CHAQLA. / NICOLAS / 東京花嫁 / ビバラッシュ

■開場 / 開演
※名古屋 / 大阪公演
OPEN 16:30 / START 17:00
※東京公演
OPEN 16:00 / START 16:30

■チケット料金
※全公演共通 前売¥5,000+D / 当日¥5,500+D

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8月3日(日) Spotify O-WEST
1st ANNIVERSARY ONEMAN「どこにもない夜」
OPEN 17:15 / START 18:00

■チケット料金
前売¥4,000+D / 当日¥4,500+D

関連リンク

【sugar OFFICIAL】
official site:https://su-gar.jp/
official X:https://x.com/_sugar_officiai
official Instagram:https://www.instagram.com/official.sugar_

【MEMBER OFFICIAL X】
Nea:https://x.com/sugar_Nea
けんたろう:https://x.com/sugar_kentaro
Siz:https://x.com/sugar_Siz
諭吉:https://x.com/sugar_yukichi

【MEMBER OFFICIAL Instagram】
Nea:https://www.instagram.com/sugar_nea
けんたろう:https://www.instagram.com/sugar_kentaro_
Siz:https://www.instagram.com/sugar_siz_
諭吉:https://www.instagram.com/sugar_yukichi

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