【詩泉】ヴィジュアル系VTuber始動!デビューMV3本を解禁。詩泉本人からメッセージも到着。

ヴィジュアル系VTuber「詩泉(シセン)」が、新曲「VIRTUAL IZ DEAD」「THA SUDDEN DEATH」「珪砂海」のMusic Videoを公開した。
詩泉はクリエイティブチーム「ニトモワスタジオ」に所属するVTuberで、バーチャル・ネオヴィジュアル・シンガーソングライターを名乗る新アーティスト。
2025年8月末にデビュー作となる「Epitaph ep」のリリース・各種サブスク配信が行われるが、それに先立って始動となる全3曲の映像が公式YouTubeにて解禁された。
楽曲「VIRTUAL IZ DEAD」では、総勢22名がコーラスに参加しており、Dark MärchenのKenzy.、アメリカからはCANARY COMPLEX、フランスからはCantavanda、ヴィジュアル系ライブラリサイト「vkgy」CEOのJOHN、詩泉と同じくヴィジュアル系VTuberを標榜する響缺リタなど、国内外のアーティストやクリエイターが多数、名を連ねている。
タイトルが示すとおり、自身が属するVTuberシーンの社会構造や闇について、激しいサウンドと共に踏み込む風刺性のある楽曲である。
楽曲「THA SUDDEN DEATH」は、ラウドなサウンドに狂気的なシャウトを乗せ、3DCGやリリックモーション等を駆使したMVとなっており、昨今、注目されるメタバース技術の世界において、ヴィジュアルロックの表現がかけ合わされた、他に類を見ないハイクオリティな映像となっている。
楽曲「珪砂海」は攻撃的な前2曲とは打ってかわり、ポエトリーリーディングやアンビエントなどのメロウな表現が織り交ぜられ、一曲のなかで同じ展開がやって来ないオルタナティブな楽曲となっている。
詩泉は全楽曲の作詞、作編曲、演奏や録音、デザインから映像に至るまですべてを単独で手掛けており、シーン全体においても稀有なマルチクリエイティブを発揮した存在となっている。
既存のヴィジュアル系バンドやアーティストが一堂に会するオムニバスCD企画「NO VISUAL, NO LIFE」シリーズでは、2023年のvol.3に「臨死遺言」、2024年のvol.4に「罪過水葬」という楽曲で参加しており、今日の始動までの長い準備期間が窺い知れる。

彼は最初のティザー映像の概要欄にて自身の活動理念を掲げており、VTuberとしてヴィジュアルロックを表現することの決意について表明している。
これからの活動を通し、彼が据えている決心を知りたい方は、覗いてみるとよいだろう。
始動に際し、本人からコメントを預かった。
COMMENT
「お初にお目にかかります。シセンです。ヴィジュアル系でVTuber……?
おそらく怪訝に思う人も少なくないでしょう。色んな意見があると思います。
でも、最後に残るのはきっと音楽や詩なのだと思います。
偉大なV-ROCKの先輩方もそのアティテュードがあって、美しい生き様になっていた。
僕はそれぞれの『V』カルチャーを守るため戦います。偏見や差別も覚悟の上。
まずは最初の3曲のEP、8月末にリリースとなります。どうぞお見知りおきを!」
楽曲「VIRTUAL IZ DEAD」「THA SUDDEN DEATH」「珪砂海」を含む「Epitaph ep」のリリース・各種サブスク配信は8月末を予定している。
音源情報

「Epitaph ep」
01 SE
02 VIRTUAL IZE DEAD
03 THA SUDDEN DEATH
04 珪砂海
8月末よりデジタルリリース・各種サブスク配信開始
関連リンク
◆詩泉 OFFICIAL X:https://x.com/CiXEN_X
◆詩泉 OFFICIAL YouTube:https://www.youtube.com/@CiXEN-OFFICIAL
◆ニトモワスタジオ:https://nitmoi-studio.com/