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【SHAZNA】◆スペシャルインタビュー◆<JAPAN and LATIN AMERICA tour 2026>開催、チケット11月30日(日)一般発売!「ライヴが終わったら“ちょっと恋したいかも”“恋をするのって楽しいかも”と思えるライヴになっていると思う」(IZAM)

‘90年代のミュージック・シーンにあって、その上質な音楽性や特異な存在感などが無数のリスナーを虜にし、ブレークを果たしたSHAZNA。2009年に惜しまれつつ解散した彼らは結成30周年となる2023年に活動を再開し、2024年8月に最新アルバム『参華三釼』がリリースされた。新たなスタートを切ったSHAZNAは大きな注目を集めると共に、本腰を入れた活動に対するリスナーの期待が高まっている。

現在のSHAZNAのリアルに迫るべくメンバー3名をキャッチして、ここ数年の動きや『参華三釼』の制作、さらに今後のライヴ活動予定などについて大いに語ってもらった。



◆   ◆   ◆

────SHAZNAは2017年に“新華”として6人編成で再始動を果たした後、2023年にオリジナル・メンバー3名で、あらためて活動を再開しました。まずは、この辺りの流れから話していただけますか。

A・O・I:2017年というのはSHAZNAにとって、デビューして20周年というタイミングだったんです。その前は活動休止という形を採っていて、なにかきっかけがないと動けなかったというのがありまして。
その時に、「SHAZNAを、やりませんか?」と声をかけてくれた事務所の方がいらっしゃったんです。そこと組んでやろうという話で動いていたし、アルバムも作ろうという話になっていました。
それに、SHAZNAらしいといってはなんですが、あの頃のSHAZNAではない、新しいものを出したいという欲から6人編成という形を採ったんです。

────守るのではなく、攻めていきたいという気持ちがあったんですね。

A・O・I:そう。だけど、レコーディングの途中で、コロナ禍が起こったんです。2020年の春にライヴ・イベントをすることも決まっていたのですが、ご存じのとおり総てが飛んでしまって、レコーディングも頓挫してしまった。さらに、活動できない状況の中で、事務所ともうまくコミュニケーションが取れなくなってしまった部分がありまして。
それで、どうしようかと悩んでいたんですけど、だったらもう1回3人に立ち返って、フットワーク軽くSHAZNAとしての活動をしたいという気持ちになったんです。心機一転、初心に帰って3人で始めようと。
そして、30周年という旗印のもとに、2024年1月8日に活動を再開しました。

────新華で思うように活動できなかったことは残念ですが、3人編成のSHAZNAのほうが嬉しいというリスナーは多いような気がします。

NIY:そうですね。新華は、いろいろ言われました。新しい人が入ってくるということにまず1つ拒絶反応があって、入ってきたメンバーが女性であるということに、さらに拒絶反応があって。
こちら側としては女性として見てはいなくて、純粋に新しいメンバーとして見ていたんですけど、その気持ちというのはこんなに伝わらないものなんだなと思いました。全くもって伝わらないんだなと。もう、散々言われましたから。
なので、結果的にではありますけど、結局3人に戻ったというのは、いいことなのかなと思います。

IZAM:僕ら3人は、もう30年以上一緒にいるわけですよ。なので、3人というのは当たり前という感覚がある。逆に、新鮮な気持ちは、あまりないですけど(笑)。
応援してくれている方々はいつも新鮮な気持ちで見てくれていると思いますが、僕は新曲を作って、リリースして…ということをしていても新鮮さは感じない。でも、それでいいと思っています。
再始動して3人で『参華三釼』(2024年8月)というアルバムを作っていて、「最後に核になる1曲がほしいよね」という話になった時に、レコーディングの前々日に曲ができあがってきて、歌詞をすぐに書いて、すぐにレコーディングできてしまったんです。それは、もう熟年の夫婦みたいな感じというか(笑)。特になにも言わなくても自分が食べたいものが出てきて、さらにこのクオリティーだよねという。僕にとってそれは嬉しいことで、新鮮さはあまり求めていない。そうではなくて、SHAZNAらしいものであればいい。お客さんがステージに出てきた今の僕らを見て、“ああ、変わらずSHAZNAだ。でも、令和のSHAZNAになっている”というのがあればいい。僕らが元々持っている、僕らにしかできない当時の斬新さを、令和版で出せればいいなと思っています。

▲IZAM(Vo)


────『参華三釼』を聴くと、それを実践されていることがよく分かります。ロマンチックだったり、洗練されていたり、美しい翳りを帯びていたりといったSHAZNAらしさを継承しつつ現代にフィットする音楽になっています。

A・O・I:そこに関しては、今IZAMが話したことは、僕も一致しているというのがあって。
我々は’97年にデビューしているんですけど、その頃は'90年代の音楽を客観的に見れていなかったんです。みんな、見れていなかった。当時の我々は自分達ができる、自分達の1番いいものを出そうと思っているだけの音楽活動をしていて、今になってみると、あの時代の音楽というよりはSHAZNAという個性なんですよね。
現代にフィットする音楽とおっしゃっていただけましたが、我々は’90年代以降に流行った音楽をSHAZNAに採り入れようとスタンスではなくて。その時の我々の1番いいものをさらに磨いていく作業ができたらいいなと思っていて、それを1つ形にできたのが『参華三釼』です。
ちょっと4つ打ちが多かったり、16ノリが増えたりしていますが、とはいえなにかに乗っかっているような音楽ではない。完全にSHAZNAにできているというところで、すごくやり甲斐がありました。

IZAM:歌詞は基本的に僕が全て書いているのですが、今回久しぶりに僕が歌詞を歌詞先行で書いた曲もあって、A・O・Iが曲を書いてくれて、できあがったものを聴いた時に安心感がありましたね。
A・O・Iが時代に染まっていないことに安心したし、新しさもあるけど、それはみんながやっている新しさではなくて、自分達の中になかった新しいものを採り入れようとしているんです。それを『参華三釼』に沢山入れることができて、いいアルバムになったなと思います。

NIY:『参華三釼』というアルバムは楽曲とか、詩の世界とかがコンセプチャルに感じると思うんですよ。でも、それは狙っているわけではなくて、A・O・Iが曲を作って、メロディーを作って、IZAMが詩を書いている時点で、どの曲が並んでもコンセプチャルに聞こえてしまうという。SHAZNAは、そういう不思議さはあるなと思います。

A・O・I:今のSHAZNAの音楽性に関しては思うことはいろいろありますが、『参華三釼』というアルバムを作って、その後ライヴに突入したんですね。『参華三釼』の音をライヴで押し出しているからというのもありますが、だいぶライヴでもこなれてきたことを感じています。とても楽しく演奏できているということが、すごく気持ちいい。
僕らの中には、「Melty Love」(1997年8月)という曲を超えなきゃいけないという幻想もあるわけですよ。周りからもそういう声があったりするし、自分とてしても、ソングライティングとしても、そういう意識を持っていた時期もありました。
でも、今は「Melty Love」や当時のシングル曲に頼らなくても、今の僕達が自信を持って出せる曲が揃っているという感覚がある。最近は「Melty Love」をセットリストから外すこともごく稀にありますが、だとしても今の自分達を出し切れている楽曲が揃っているということが我々の強みになっていると思っています。
今は『参華三釼』の楽曲もライヴでだいぶ育ってきていて、すごく自然に身体から出せる音になっているので、とても心地いいです。

▲A・O・I(Gt)


────自分達の過去にしがみつくことなく、今なお進化されているということにワクワクします。ライヴの話が出ましたので、続いてSHAZNAのライヴについて話しましょう。まずは原点を知るという意味で、それぞれの人生初ライヴがどんなものだったかを話していただけますか。

IZAM:うっっ……それは、ヤバい(笑)。

一同:ハハハッ!(笑)

A・O・I:僕は初めてライブハウスで演奏したのは、友達と地元千葉のライブハウスを借りて音楽発表会的なライヴをしたんです。コピーバンドでPERSONZとかREBECCA、渡辺美里さんとかをやりました。当時はビートロックが結構好きだったんです。あとは、高校の文化祭で布袋(寅泰)さんバージョンの「ジョニー・B・グッド」とかを演奏したのが最初でした。
初めてライヴハウスでライヴをした時は、ギターだけのソロ・セクションがあったんですよ。その頃はX(後のX JAPAN)のHIDE(g)さんに結構憧れていて、Xの武道館ライヴでTAIJI(b)さんとかHIDEさんがソロをやったんです。ギター1本だけで魅せるということをしていて、“こういう世界があるんだ。自分もやってみよう!”という(笑)。

────人生初ライヴでギターだけのソロを披露するというのは、中々なことですね。ちなみに、その時は衣裳などは、どういう感じだったのでしょう?

A・O・I:なんかね、黒い……ホストみたいな恰好(笑)。肩パッドの入ったジャケットに、ペイズリー柄のスカーフみたいな(笑)。

IZAM:時代を感じるな(笑)。僕は、聖蹟桜ヶ丘に500人くらい入るホールがあって、そこを高校生の時に借りてライブをしたのが最初でした。
僕は、学校の文化祭に出られなかったんです。僕がやりたい音楽をやっている人が誰もいなくて。だから、学校の外から集めたメンバーと、唯一高校で仲がよかったベースの子で、とりあえずその日だけのためにバンドを作ったんです。それで、聖蹟桜ヶ丘のホールでライヴをしました。

────500キャパということは、複数のバンドでライヴをされたのでしょうか?

IZAM:いえ、自分達1バンドだけです。バンドをやっている友達がいないので(笑)。それで、チケット代を2,000円とか、2,500円とかにしたんですよ。それを何枚売れば会場代をペイできるかというようなことを全部計算して、チラシみたいなのを手描きで作って、それを沢山コピーして、みんなで学校で撒いて。そうしたら、400人くらい来てくれました。僕は、学校にはほとんど行っていなかったんですけど(笑)。「珍しいぞ。あいつが何かやるみたいだぞ」「音楽やっていたんだね」みたいな感じだったんじゃないかな(笑)。

NIY:その時は、どんな曲をやったの?

IZAM:デュラン・デュランとA-haと、あとメタリカと……。

────えっ? ニューウェイブから、いきなりメタルですか?

IZAM:ギターの子が、メタリカが好きだったんです。メンバー募集で来たギターで、完全にメタラーでした。デュラン・デュランを聴かせて、これをやりたいと言ったら「なんだ、これ?」と言われて(笑)。それで、「いや、メタリカもやるから、これをやろう」という(笑)。あとは、かまいたち。

一同:おおっ?

IZAM:ベースの子が、かまいたちが大好きで、やりたいということで(笑)。そんな感じで8~9曲やって、終わった後にサイン会もやりました(笑)。

A・O・I:えっ? 別にファンでもない、友達なのに?(笑)

IZAM:そう(笑)。そこで一生懸命サインを考えて、サインを書きました(笑)。

────いろいろな意味で高校生らしくて、微笑ましいです(笑)。ちなみに、衣裳などは?

IZAM:衣装は、紫のロングコートで、ボトムはピチピチのブラック・デニムに、尖ったブーツ(笑)。

────おおっ! スタイリッシュなロック・ファッションですね。

IZAM:そう。ただ、お化粧はしていました。その時点で、すでに。

NIY:僕は、生まれて初めてやった1stライブは、ベースを始めて2~3週間くらいの時でした。なにも分からずにダウン・ピッキングをしている自分がいて、僕の横で弟がギターを弾いている……もう“ミィーン!”という音なんですけど(笑)。で、ボーカルがいなかったので、後ろでIZAMがドラムを叩きながら歌っているという。そういうバンドが1番最初でしたね。衣裳は、普段着でした(笑)。衣裳という概念が分かっていなかったので(笑)。

一同:ハハハッ!(笑)

IZAM:たしか、18才くらいの頃だよね?

NIY:うん、19才かな。高校を卒業して、ちょっと経った頃だったから。やった曲は、かまいたちとか、LADIES ROOMとか。僕はLADIES ROOMでIZAMとつながったんです。僕は日本のインディーズ・シーンの刺々しい音楽を知らなかったので、初めて聴いて、これは凄いぞとなって。
それで、IZAMが「これを聴いて。これも聴いて。これとこれをやりたいからコピーして」みたいな感じで、いろんなミュージシャンが入ったカセットテープをくれて、カッコいいなと思ってずっと聴いている…みたいな。そうやって、少しずつ育てられた感じです。

────皆さんがいろいろなアーティストから受けた影響が混ざり合ってSHAZNAという個性が生まれたことが分かります。

A・O・I:そうですね。個性といえば、僕らの昨日、今日(取材日は10月19日)のライブは、さらに個性的です。ハロウィーンのライヴをしているので、仮装しているわけですよ。NIYの昨日の仮装は、落ち武者だった(笑)。で、今日はケンタウルス(笑)。ちょっと意味が分からない(笑)。

一同:ハハハッ!(笑)

NIY:いや、僕はふざけているのがすごく楽しくて、だったら突き抜けていたほうが見ている側も楽しいと思うんですよ。なので、もうとことんやってやろうと思っています(笑)。

────最高です(笑)。続いて、それぞれここ最近ステージに立つにあたって大事にされていることを教えていただけますか。

IZAM:僕は『参華三釼』というアルバムができたことで変わったことがあって。それまでは、“よし、やるぞ!”みたいな感じだったんです。インディーズの頃は“対バンのお客さん、取るぞ!”という気持ちがすごく強かったし。当時はそれはそれで良かったけど、空回っている部分も沢山あって、それが歌の中に出ていたんですよね。
僕は演劇もやっていたことがあって、自分の劇団では演出とかもしていたんです。僕が演者として舞台に立っているのを見た人に、演出家が舞台上にいて芝居をしているのが分かるとすごく言われたんです。要は、周りとのバランスを常に取って、気を張って…という。それを言われた時に、自然とそうなっていたんだなと思って。
思い返してみると、SHAZNAでも“やるぞ、やるぞ! 今日は絶対に、こういうアプローチだ! 絶対にピッチを外さないぞ!”というふうにいろいろ考えているうちに、歌っている自分をずっと客観的に見ている自分がいて、楽しくやっているように装っている自分がパフォーマーとしていて…という状態になっていた。それは違うなと思ったんです。そういうのは一旦取っ払って、ステージに出たらこう動こうとかではなくて、その時の自分のノリというか、今日は“静”で歌いたいとか、“動”で歌いたいというのがあったら、そういう気持ちに正直に歌おうと思うようになりました。

────それこそがライヴだと思います。

IZAM:ですよね。昔はお客さんの顔色をうかがって、お客さんを楽しませなきゃいけない、不安にさせないようにしないといけない…と考えていたけど、今はその瞬間の気持ちというのを大事にしています。
たとえば、ライヴでキレてしまったら、それを隠したりしない。それで、みんなが“えっ?”と不安になってしまったのを、5秒もあれば戻せる自信があるので。だから、今はもうすべてナチュラルですね。MCも、もうその場で喋っています。だから、長くなるんですけど(笑)。みんなが笑ってくれるから、もっといく…みたいな(笑)。
ただ、散漫な喋りではなくて、楽しんでもらえる自信はあります。僕は演劇でコメディーをやっていたので、お客さんの呼吸に対してどう笑わせるかということは熟知しているんですよ。逆に、ここでこういう話をすれば、お客さんはきっと感動してくれるだろうなというのがあれば、だったら泣かせてしまおうと思う。それで、お客さんの呼吸に合わせて喋るタイミングをずらしていくと、ちゃんとみんな泣いてくれる。そういう演劇で学んだことを、今はこっちでもやっています。

NIY:MCが長いのは、僕はいいことだと思っています。IZAMは喋るのが本当に上手いし、そういうものがあることで、演奏して歌うことだけを提供するライヴじゃなくなりますから。僕らの中には、楽しい空間を提供したいという思いがあるんです。
で、僕がライヴをするにあたって大事にしているのは、健康です。体調を崩してライヴ中に身体も、心も挫けるということがあるんですよ。ワンマンをすると、そういうことが結構多いんです。結構な打率で、ヤバいことになってしまう。そこを改善するためにライヴの前段階からの生活リズムだとか、食事であったりに気をつけてはいるけど、どうしてもそうなってしまう時はそうなってしまう。なので、健康を大事にしています。

▲NIY(B)


A・O・I:僕が大事していることは……僕は、結局バンドというのはメンバー間だと思っているんですよね。今年の春に久々にツアーをまわったんですけど、そのツアーを成功させよう、今のSHAZNAをより良く見せようと考えた時に、やはりメンバー間が大事だなと思って。そうなると、メンバー・リスペクトということが重要になる。そのマインドがあるからこそ、みんなに伝えられるから。なので、メンバー間が、なによりも大事だと思っています。
かといって、言いたいことを言わないとかではなくて。言ったことによって、ちょっと考え方が違うな、どうしようかな…という時もありますが、そこをちゃんと見ていくというか。ちゃんとライヴで1つの塊になれるように、メンバー同士がそれぞれを認めて、尊敬し合うことが大事だと思っています。アルバムが出て、また次のツアーも決まって、そういう中で野心とかよりも、バンドがいい状態で音を発することができる状態をキープできるのが大切だなというのはありますね。

────皆さんが大事にされていることがいい方向に出て、SHAZNAのライブは独自の魅力を湛えたものになっています。そして、“次のツアー”という言葉が出ましたが、SHAZNAは来年2月から4月にかけて国内と南米をまわり、さらに香港でもライヴを行ないます。

NIY:住んでいる場所が遠くてなかなかライヴに来れなくて、ツアーで近くに来た時ならいけるという人がすごく沢山いるんですよ。なので、ツアーは楽しみですね。もちろん曲を聴きに、生演奏を聴きに、メンバーの人柄に触れに…ということもあると思うけど、トータルとして今のSHAZNAのライヴは圧倒的に楽しい空間になっているので、まずはそれを体感ていただきたいです。
それに、我々は毎回同じようなライヴを繰り返しているわけではないので、一期一会の楽しい空間を絶対に作れていると思う。なので、今度のツアーに来てくれた方は、次に来てくれた時に、また違った楽しい空間を味わってもらえることを約束します。

IZAM:それこそ全通していただいても飽きないと思いますね。前回のツアーもそうですけど、毎回曲が全部違うんですよ。次の国内ツアーは過去にやってきたツアーを再現する場所が多いし、海外はまた別リストを組むので、全公演また違ったものになってしまうという(笑)。
前回も全通してくれた方が結構多かったんですけど、毎回違う顔が見れるし、毎回曲が違うからSHAZNAのツアーは面白いと言ってくれます。その集大成がツアー・ファイナルで、ヒューリックホールはすごくいい会場なので、みんなにヒューリックホールにきちんと集まってもらって、他のライヴももちろんそうですが、特にファイナルは満席の中でライヴができるといいなと思っています。
「みんなを楽しませるので、来てください」という言葉はありきたりだけど、それに尽きると思うんですよ、ライブをやっている側としては。ただ、うちは多分レベチです(笑)。ただ楽しいだけじゃなくて、ライヴが終わったら“ちょっと恋したいかも”“恋をするのって楽しいかも”と思えるライヴになっていると思うし。いや、さっき“多分”と言いましたが、完全にレベチです(笑)。レベチの楽しさを味わってもらえるので、ぜひ来ていただきたいです。

A・O・I:今度のツアーは、当時のツアーのセットリストを再現します。ただ、その時のセットリストを再現しているように見えるかもしれないけど、最新の僕達が当時のセットリストを自由に楽しんでいる姿を見せたいですね。その僕達の自由度を、みんなが感じ取って気持ちが上がる。それが、見てくれた人のなにかのためになるといいなと思っています。
特に、ツアーの最終公演は我々の1stアルバムと『参華三釼』を戦わせるみたいなイメージになっていますが、両方を演奏している僕達自身がSHAZNAというバンドを楽しんでいる姿を、ぜひ見てもらいたい。それが国内ツアーのコンセプトで、海外はベスト・ライブ的な、みんなが聴きたい曲を組み立てたいと思っていますが、それを演奏する僕達はそのセットリストに頼ることはありません。
今はどんな曲であれ、ちゃんと演奏と表現ができる自信があるので、みんなの“あの曲が聴けるんだな”という期待を超えるパフォーマンスを見せられると思います。



取材・文:村上 孝之


◾️Tour'98 MOONLIGHT DREAM〜真夏の夜の夢〜
2月11日(水・祝日) 心斎橋 MUSE HALL
open17:00 / start17:30
※スタンディング

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◾️Tour '98-'99 "BRIGHT OF FAIRY"
2月21日(土) 仙台 darwin
open17:00 / start17:30
※指定席

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◾️Tour '97-'98 "Dear My LOVERS"
2月28日(土) 埼玉 西川口HEARTS
open17:00 / start17:30
※スタンディング

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◾️Tour '98 "SILVER AND GOLD"
3月1日(日) 新横浜 NEW SIDE BEACH
open17:00 / start17:30
※スタンディング

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◾️LATIN AMERICA Tour
3月16日 MEXICO
3月19日 BRASIL
3月21日 CHILE

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◾️-Tour Final-
4月18日(土)
ヒューリックホール東京
open16:45 / start17:30
※全席指定

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Ticket
前売 : ¥7,500-
当日 : ¥8,500-
※1drink別・日本公演のみ
※前売で完売の場合、当日券はございません。

一般発売
11月30日(日)10:00~
イープラス:http://eplus.jp/shazna/
ローソンチケット:http://l-tike.com/shazna/
チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/shazna/

問い合わせ:DISK GARAGE https://diskgarage.com/

関連リンク

SHAZNA 
https://x.com/SHAZNA_1993
https://ch.nicovideo.jp/shazna

IZAM
https://x.com/IZAM_official
A・O・I
https://x.com/a_o_i_official
NIY
https://x.com/NIY_SHAZNA

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