【KAKUMAY】真虎(Vo) & GEN(Gt)インタビュー。再び5人体制になったバンドが次に進むために“REBOOT”する理由。Road to Zepp DiverCity(TOKYO)への新章────「なにより素敵なアーティストじゃないといけない」

昨年11月に新たなギタリスト=GENが加入して5人体制となったKAKUMAY。
新体制から3ヵ月に満たない期間でZepp Shinjuku(TOKYO)ワンマンを迎えた佳境から一呼吸つき、彼らは今、何を感じているのか。
短い期間だけに確信的なことはあえて言わないが、KAKUMAYを包む空気は明らかに好転した。
真虎とGENの2人の会話から、その理由を感じることができた気がする。
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バンドの空気感が良くなったって言ってもらえることが多い(GEN)
────昨年11月にGENさんが加入して、KAKUMAYは再び5人体制になりました。これはどういった経緯だったんですか?
真虎:メンバーのアザミ(Gt)が加入させたいって言ったのがきっかけです。アザミはもともとGENと前のバンドが一緒なんですよ。そういう接点もあって。
GEN:俺もアザミも九州にいた頃ですね。
真虎:俺はもともと5人バンドが好きだし、全然いいんじゃない?って感じでした。あのまま4人で続けていくのもアリだったけど、もともと5人でやってきたバンドなので、もう1人ギターが加入してくれたほうがしっくりくるし、俺自身は嬉しいことでした。誰でもいいから急いでギタリストを入れなきゃって感じではなかったんですけど。
GEN:2025年2月にZepp Shinjuku(TOKYO)でやったKAKUMAYのワンマンを観に行ってたんですよ。それもアザミに誘われて。そのときは一緒にやってた仲間があんなに立派なステージに立っててすごいなって思ってたんですけど、そのすぐあとくらいに「加入しない?」って誘われるんです。
────そして1年後には自分も同じZepp Shinjuku(TOKYO)に立つことになるんですよね。
GEN:そうですね。加入を決断したのは去年の夏前なんですけど、バンド活動から5~6年遠ざかっていたので、モチベーションも含めて、ちゃんとやっていけるのか悩みました。あと、福岡のシーンでしか活動経験がなかったので、東京のシーンでバリバリ活動しているバンドについていけるのかってことも考えましたね。
────2人のファーストコンタクトはどんなシチュエーションだったんですか?
真虎:カフェで会いましたね。あれ、いつだっけ?
GEN:加入のお話をもらってすぐだったから、去年の2月とか3月じゃないかな?
真虎:でも、そのカフェでのミーティングの前に会ってはいるんだよね。
GEN:そうそう。
真虎:あの時期ってワンマンを結構やってたんですけど、池袋BlackHoleでのライヴのときに下手に男子ファンが何人かいて。“おぉ! KAKUMAYに男のファンがいるの嬉しいな!”と思って、「女の子を大切にしろよな!」ってステージから話しかけたんですよ。
GEN:実はその相手が俺で(笑)。
真虎:そのあと楽屋に来てて、“あれ? 君さっきの子だよね?”ってなりました。
GEN:ファンと間違われたのが、本当に一番最初の出会いです(笑)。
真虎:その後、カフェで俺とアザミとGENの3人で話をして。俺としては、その時点で“加入してほしい”っていう気持ちを持ってました。アザミが間違いないっていうギタリストなら間違いないんだろうなっていう彼への信頼もあるんで。っていうか、俺と会う前にほかのメンバーとはもう会ってたんでしょ?
GEN:加入の誘いがあったあとに、アザミから「GENちゃん家行くよ!」って連絡がきて、そこにドラムのハル坊(ハル)も一緒に来たんです。じゃあどっかでごはん食べるかって話になったら、流れでベースのゆいと。も来て顔を合わせることになりましたね。
真虎:そう。楽器隊は先に会ってるんですよ。その時点で反対するメンバーがいなかったのも大きかった。俺自身、こう言っちゃなんだけど、メンバーに高望みしたことってないんですよ。それは期待してないってわけじゃなくて、協調性を持ちながら自分の芯を大事にしてるかどうかに重きを置いてるんです。まずはそこが一番大事なんで。GENに関しては、メンバーとうまくやっていける人だろうなって印象でしたね。俺は友達同士で組んだバンドはないし、そのなかで合わなかったヤツもいたんですけど。でも、これってメンバーになってみないとわからないことも大きいんですよ。だから、GENとアザミに強い関係性があることは、かなり安心材料でもありましたね。
────九州出身のギタリスト同士がここで再会することも界隈では盛り上がってます。
GEN:九州時代からの仲間たちが喜んでくれるのはやっぱり嬉しいです。
────実際、GENさんが加入してみてどうですか?
真虎:俺はすごい良いと思ってる。というか、今のKAKUMAYを観た人はみんなそう思うんじゃない? GENはどう?
GEN:バンドの空気感が良くなったって言ってもらえることが多くて、それはありがたいです。
真虎:お客さんからもそういう声が届いてますね、実際。

────YouTubeや企画ワンマンもGENさんありきのものが増えて、ステージでもそのイジられキャラで一気に愛されている印象があります。
真虎:そこに関しては彼の返しが秀逸なんで。
GEN:いやいや(笑)。
真虎:まぁ、最初からイジられキャラにしたろ!って思ってましたけど。
GEN:ここの2人が一緒にいる時間一番少ないのにね。
真虎:ね(笑)。でも、いい感じになってますよね。その辺の空気とかテンション感もすごいフィットしてるし、それは自然とステージにも出てると思います。何年もやってきたバンドに加入するってプレッシャーもあるだろうし、俺だったら何かポジションを作ってもらえたほうが助かるなと思って、それでイジりまくってます。まだ、GENが開けていない引き出しもあるし、これからに対する期待感はかなり強いですね。ほかのメンバーも楽しそうにしてるし。それは俺も含めて。



