XANVALA × CHAQLA. TWO MAN LIVE TOUR「CHANVALA.」開催に向けてCHAQLA.・ANNIE A&XANVALA・巽が自身の現在地とこの2年を振り返る対談敢行!

XANVALA × CHAQLA. TWO MAN LIVE TOUR「CHANVALA.」が4月24日(金)に渋谷CYCLONE、4月29日(水・祝)に心斎橋somaで開催される。
本公演は2024年8月31日に池袋BlackHoleで開催された公演の続編でもあるわけだが、2年近い期間が空いた理由も、今再び交わる動機も実にこの2バンドらしいもので、言ってしまえば“自然な流れ”のようにも思える。
今だから起こせるムーヴメントの前哨戦として、ANNIE Aと巽にリアルな今を語り合ってもらった。
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俺たちのストーリーを語るうえで欠かせない存在
────2024年8月以来となる「CHANVALA.」ですが、今回は東京・大阪の2箇所開催に拡大されました。そのタイトル通り、CHAQLA.とXANVALAのツーマンライヴではあるんですけど、まず、前回の発案者はどなただったんでしょう?
ANNIE A:俺の記憶だとBikkyだった気がする。巽くんとBikkyがもともと友達なんだよね?
巽:そうですね。もともと友達で、一緒に焼肉食いに行った時に決まった気がします。
ANNIE A:焼肉屋で決まったんだ。それは知らんかった。
巽:ちょこちょこ行ってるんですよ。自分たちが2020年に始動してから、2年後くらいにCHAQLA.が始まったんですけど、その後から仲良くなりましたね。始動して間もない時点で、CHAQLA.は相当アグレッシヴなライヴをしているってことは噂になっていたので、自分たちとしてもツーマンをやることで刺激を受けられるんじゃないかなって思ってました。
ANNIE A:いつ頃、発表したんだっけ?
────VISUNAVI Japanの「KHIMAIRA」3DAYSの最終日が、CHAQLA.から大トリのXANVALAに繋がる流れで。XANVALAのステージ上でアニィ(ANNIE A)さんが「CREEPER」でコラボして、そこで発表する流れだった気がします。
巽:あれも、もう2年前とかなんですよね。XANVALAとしても、CHAQLA.からはうちにはないエッセンスを感じてたんですよBikkyも前向きだったし、ツーマンをすること自体にはなんの障壁もなかったです。それに、ただやるだけじゃなくて、明確にバンドの成長に繋がることが見えてましたね、「CHANVALA.」は。
────2024年の8月に池袋BlackHoleで開催された際は超満員。この2バンドが交わることへの期待値の高さを感じさせるものでした。
巽:あと7枚でソールドアウトだったのかな。ちょっと刺激が欲しいところもあって、ソールドしなかったらもうやらないって言ってたんです。それもあって今回に至るまでに時間がかかりましたね。CHAQLA.とはいつでもやりたかったんですけど、宣言した手前、そこは大事にしようと。
────アニィさんは当時を振り返るといかがですか?
ANNIE A:XANVALAが相当アグレッシヴなライヴをしていることは噂になっていたんで…。
────いいですよ!そんな被せなくて(笑)。
ANNIE A:あはは!(笑)お互いにとって意味のあるライヴだったと思う。俺たちも相当自信があったし、何より勢いづいてて、怖いもの知らずだったんだけど、やっぱりXANVALAは強かったしね。結成したてのうちとやりたいって思ってくれたことも嬉しかったし、そりゃやるしかねえなって感じでした。
巽:うちもCHAQLA.とやれて、いい勢いをもらった感覚はありましたよ。あと、今後に繋がる関係性ができたのも大きかった。それこそ、鷹乃助はうちの70.とよくご飯に行くようになったらしいし。
ANNIE A:鷹乃助に「バンドマンで一番仲いいの誰?」って訊いたら、70.さんだって言ってたよ。
巽:マジっすか?やめた方がいいですよ(笑)。
ANNIE A:俺もね、70.さんと鷹乃助がバリバリに酔っぱらってるところには入りたくない(笑)。でもさ、お互いに違う角度のかっこよさがあるバンドなんじゃないかなって理解もできたし、自信も深まったんだよね。だから、「CHANVALA.」としてはすこし時間が空いてしまったけど、今回こうやってまたやれることにも意味があると思うな。なんかね、すごい意外と思うかもしれないけど、親和性があったんだよね。それは前回観てくれた人はわかると思うんだけど、前回の「CHANVALA.」を知らない人たちも少なくないだろうから、今回の2公演の現場で直接感じてほしいところではある。

▲ANNIE A(CHAQLA.)
────硬派なXANVALAがいて、新しさを見せるCHAQLA.と一見、まったく違いそうなものですけどね。
ANNIE A:それこそCHAQLA.は「PLAY BACK!!!」って曲のブレイクで“「かかってこいよ!」”ってリリックがあって、これはCHAQLA.の発明だと思ってたんだけど、蓋を開けたらXANVALAにも同じノリがあって(笑)。全然知らなかったから、あれっ?こんなところでもシンクロしてるんだってちょっと嬉しかった。
────「デスパレート」のことですね。XANVALAの力強さを感じさせる1曲だと思います。
ANNIE A:XANVALAの持ってる熱量はやっぱり素晴らしい。
巽:独特な化学反応が生まれる2バンドだと思います。
ANNIE A:当時7枚足りずにソールドできなかったとはいえ、また一緒にやりたいって気持ちはずっとあったんですよ。すごく楽しかったし、新しい世代でシーンを動かしていけると思えた気がする。
────そういえば、「CHANVALA.」を発表した日の夜中に、アニィさんから誤爆LINEが来たのを思い出しましたよ。
ANNIE A:え、何それ怖いんだけど。
巽:訊かせてください。
────酔っぱらって送り先を間違えたんだと思うんですけど、「CHAQLA.とXANVALAで一緒に時代変えようぜ!」みたいな連絡がきましたね。
ANNIE A:俺、そんなこと送ってたの?恥ずかしい~。まぁ、でも、間違ってはないよね。
巽:マジな話、ソールドアウトしたらツーマンツアーをやろうねって話をしてるぐらいだったんですよ。
────それこそ今回の次がいつになるかなんてわからないからこそ、目撃してほしいところではありますね。
巽:あと7枚なんて、ソールドアウトって言っちゃえばいいじゃんって話なんでしょうけどね。実際、お客さんもフロアに入りきれないぐらいパンパンだったし。ただ、そこはこの2バンドなんで正直にいかせてもらいました。

▲巽(XANVALA)
────ところで、アニィさんと巽さんのおふたりも、実はかなり前から知り合いなんですよね?
巽:お互い今のバンドになる前にいたレーベルが一緒でした。すごく交流があったわけじゃないけど、当時からアニィさんはかっこよくて、そう気軽に話せない先輩でした。むしろ、XANVALAとCHAQLA.になってからの方がこんなにフランクに話せてます。
ANNIE A:巽くんがLIMのときに、俺がやってたアマンジャク。のライヴに挨拶に来てくれたのとか覚えてるな。当時から巽くんはなんか持ってる感がすごいあった。そのポテンシャルがXANVALAになって一気に開花した印象がある。だから、すごい進化はしてるけど、変わってるとは思わないんだよね。これは自分も言われることでもあるんですけど。
巽:アマンジャク。ぶっちゃけ、めちゃめちゃかっこよかったですからね。アニィさんすごいなって印象だったんですけど、CHAQLA.でそれをさらに超えてきた。今にして思うと、当時からアニィさんはシーンで最新のことをやろうとしてる人だったと思う。
────進化はしているけど、変わってはいない、と。
巽:そういう意味でも、すごく境遇が似てるっちゃ似てるんでしょうね。アニィさんは今でもトガり散らかしてるのが良いですよ。
ANNIE A:当時から、先輩バンドとか周りを殺す気でライヴしてたからね。全員を超えなきゃって向上心を持ってただけなんだけど、それがトガって見えるのかな。巽くんとは一緒にいた時期がそこまで重なったわけじゃないから、そんなにバチバチした感じはなかったけど。だからかわかんないけど、CHAQLA.とXANVALAは先輩後輩って感じじゃないんだよね。たしかに俺は巽くんより先輩にあたるけど、鷹乃助からしたら70.さんは先輩だったりするし。バンドとしてはほぼ同期みたいな感覚かな、今は。ただ、XANVALAは先を走ってる存在だと思う。
巽:去年の9月にSpotify O-EASTで「XANVALA PRESENTS “VASALA FEST.2025”」をやったときにもCHAQLA.に出てもらっていて。“VASALA FEST.”は伝統と革新を織り交ぜたイベントにしたいと思ってるんですけど、新しい世代の仲間にもいてほしくて、CHAQLA.とAzavanaに声をかけたんです。そういう意味ではAzavanaも含めて、同世代って感覚を俺も持ってるかもしれませんね。CHAQLA.が先陣を切ってくれたらイベントの革新性も勢いづくと思ってトップバッターを頼んだんですけど…まぁ、そのあとHAZUKIさんが「オープニングアクトなら出るよ」って言ってくださったから、HAZUKIさんの後に出てもらうことになりました。
──── 一方で、CHAQLA.主催の「開眼万博2025 -浪速編-」にXANVALAも出演されてます。
ANNIE A:あの主催は自分たちにとって、格上のバンドさんとぶつかっていこうっていう趣旨だったんですよね。そのなかにXANVALAにもいてもらいたかった。と言うのも、CHAQLA.を組んだ初期に、「まずはXANVALAを超えようぜ!」って目標にさせてもらってたところがあるんですよ。俺たちのストーリーを語るうえで欠かせない存在だと俺は思ってる。
巽:お互いの主催はカラーが違いすぎて、比べるところはないんですけど、実は両方にvistlipが出てるんですよね。こうやって手を貸してくれる先輩の存在は、めちゃくちゃありがたいなって感謝の気持ちです。
ANNIE A:たしかに。でも、俺らからするとXANVALAもラスボス感はあるよ、正直。


