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【NIGHTMARE】47都道府県ツアーファイナル・日本武道館ワンマン目前にリリースされる『√25』は初のメンバーそれぞれによる作詞作曲。25年歩んできたバンドマジックの全容を解剖するフルメンバーインタビュー────「これがNIGHTMAREですってものを表現できてる」

NIGHTMAREが9月24日に5曲入りの新作『√25』をリリースする。
既報の時点で大きな反響があったが、本作では各曲の作詞作曲をそれぞれのメンバーが担当している。
地元・仙台から羽ばたきこの25年間で歩んできた足跡を感じさせるとともに、フラットなバンドのモードも伝わる仕上がりだ。
史上初となる47都道府県ツアーに続く新しい試みの先には11月9日に迫った日本武道館ワンマンがある。

過去と今、そして未来を繋ぐヒントを、ツアーの模様を振り返りながらフルメンバーに語ってもらった。




◆     ◆     ◆


25年やってきたバンドのマジック



────まずは、バンド史上初の47都道府県ツアーをまわってみての手応えを教えてください。

咲人:どこも楽しくまわれてますね。細かいトラブルはありつつもかなり順調。

────全国をまわろうっていうアイデアはRUKAさん発信なんですよね?

柩:たしか去年の打ち合わせでRUKAさんが言いだしたような気がする。

RUKA:そう。こういうロングツアーをやれる機会はなかなかないなと思ってやってみたって感じ。

────3月の横浜公演から始まって、過去から現代に遡ってグラデーションしていくセットリストの変遷も話題ですよね。

Ni~ya:47都道府県をまわるって決まったときにRUKAさんが「全曲覚える気でやろう」みたいに言い出したのかな?去年の野音ワンマンが終わった時点ですでにそんなアイデアが出てた気がする。もう1年前ぐらいか。

YOMI:そうだね。昔の曲はどうしてもキーが高いものが多いんで、そのへんだけケアできれば全然、楽しそうだなって思って臨めましたね。

柩:昔の曲をやることにそもそも抵抗ないもんね。ただ、これまでの歴史でずっとやってない曲もあるんで、思い出せるかなぁとかそういうシンプルな心配はありましたけど。ここまで終盤までやってきて結果的に全く問題なかったですね。

────ツアースケジュールを拝見すると、おそらく当日リハではじめて合わせる状況も多かったと思うんですよ。

Ni~ya:いやぁ~やっぱものすごい緊張感っすよ。

RUKA:寿命縮んだよね?

Ni~ya:ね!いつもだったらスタジオに入ってあそこはこうだったよね?みたいにみんなで確認して作っていけるけど、そういう時間もなかったから。それぞれ個人練して、当日合わせるっていうなんせバタバタなスケジュールでした。

────セットリスト自体はどなたが考えてるんですか?

咲人:ベースは俺が考えてます。でも、さじ加減が難しかった。あの曲をやってほしいみたいなリクエストもどんどんきてたし、なるべくは応えてあげたい気持ちもあったんだけど、全曲叶えられるわけじゃないからねぇ。でも、個人的には当日リハで合わせて緊張感持ってライヴする感じはあんまり嫌いじゃなかったかも。まぁメンバーみんながそうかって言ったらわかんないんだけど(笑)。でもそこは、みんなゴメン!って思いながらセットリストはガンガン変えていった感じかな。

────久々にやってみてグッと刺さった曲ってあります?

咲人:結構あるけど…なんだろう。

RUKA:割と後半で演奏したところで言うと「リライト」。

YOMI:あー、そうだね。

RUKA:いい曲だなって思った。ツアーの8月ぐらいでやってたのかな。

Ni~ya:それで言うと俺はメドレーっすね。お客さんの反応も良かったし、スリリングで逆に今こういうことやってるバンドあんまりいないかもって発見もありました。自分が子どもの頃にテレビで見てたバンドがやってたイメージ。

────メドレーの内容も各地で変わっていってますもんね。

Ni~ya:それもおもしろいなって。

柩:いや~難しい質問だなぁ。あるっちゃある…っていうかいっぱいあるんだけど、1曲挙げるってなると浮かばないっすねぇ。たくさんありますよ。

────4月の岐阜公演が終わったあとに柩さんが「縷々~lulu~」で締めくくるライヴが痺れたって話をされてたのは覚えてますよ。その1つ前の三重公演のラストナンバーが「縷々~lulu~」で。

一同:あ~!

RUKA:あれも良かった記憶ある。

柩:なんかああいうムード好きなんですね。

YOMI:俺は「crevasse」かな。なんか当時より全然良く感じる。

咲人:俺もそこは思うな。「crevasse」だけってことじゃ全然ないんだけど、年齢重ねてある程度も経験を積むとスローめな曲の方が入り込めるんだと思うんだよね。当時は若いなりにいろいろイメージして作ってたけど、大人になってみてより良さがわかるというか、時間を経たからこその説得力が出てるんじゃないかな。激しいものは激しいものでずっとやってるし、スローな楽曲の方が変化を感じやすかったようには思う。

────楽曲に対する再解釈も生まれているなかですが、今回9月24日にリリースされる『√25』は全5曲収録でそれぞれが作詞と作曲を担当されています。特にYOMIさんは初の作曲でもあるんですけど、こういうスタイルで行こうっていうアイデアは誰の発信なんですか?

咲人:その辺の記憶はちょっと曖昧なんだけど、昔からゾジーさん(YOMI)に曲を作ってほしいっていうのはあったから、こういう企画は今しかできないんじゃないかと思って進んだ気がする。

────YOMIさん的には“この時を待ってたぜ!”なのか“ついにこの時が来てしまった…”なのかどっちでした?

YOMI:いやー(笑)。まぁね、ずっと前から咲人からもだし、ファンの方からもYOMIさんの曲を聴きたいですって言われてはいたので。咲人も言ったようにこのタイミングしかないだろうなと。はい、重い腰を上げてって感じですね。

────腰は重かったんですね(笑)。これまでぶっちゃけYOMIさんってどれぐらいの頻度でデモを出してたんですか?

YOMI:え、何?デモ?

咲人:これ、ちゃんと数字で訊いた方がいいですよ。

────えーっと、25年間で何曲デモ作ってきました?

YOMI:ないっす!ゼロです。でも、別にお前も作れよって空気はなかったと思うんですよね。え、なかったよね?

咲人:まぁゾジーさんは歌詞書いてるからね。ボーカルは曲作らなくても歌詞書いてくれたらそれでいいのかなぁって。

────「Baku」は激しさとダークさのなかにもメロディが立つNIGHTMAREらしい楽曲だと思うんですけど、初作曲するにあたってどういったイメージでアプローチしようと思っていました?

YOMI:あくまで自分らしさとか好みを真っ直ぐに出したらこうなりました。Aメロ、Bメロ、サビってブロックごとに分けて作っていったんですよ。というのも、そのブロックごとの繋ぎ方がわからないから、そこはアドバイスをもらいながら組み立てていきました。

────通例としては曲ありきで、あとから歌詞の世界観が生まれる順序だと思うんですけど「Baku」はいかがでした?これ夢喰いの架空生物の獏がモチーフですよね?

YOMI:そうです。でも作曲してたら心の余裕が全然なくて(笑)。コードとかもわからないからまずは順当にメロから作っていきました。

────他にも候補曲はあったんですか?

YOMI:ないっす!

一同:あははは!

YOMI:一発勝負です!

Ni~ya:男らしい。

柩:でもゾジーが好きそうな曲だよね。

RUKA:俺はもっとダークなのもってくるかなと思ってたけどね。

Ni~ya:あー、そう?もっとスローな感じで来るかなって予想してたけどなぁ。

咲人:それについては、他の4人の曲が先にあがってたっていうのもあって。全体のバランスを見たときにアッパーな曲がほしいなと思って、ゾジーさんにハードなのをオーダーしたんだよね。

YOMI:そうそう。

咲人:だから俺は想定の範囲内だったけど、ここまでダウンチューニングなのは意外だったかも。

────今回、曲順がメンバーのクレジット順なんですよね。YOMIさん曲の「Baku」からRUKAさん曲の「Mist」まで。

咲人:いろいろな意見があったんだけど、最終的にはこのパート順で並べるのがきれいなんじゃないかなって。25周年でもあるし。でも、この並びありきで作ったわけではないですね。

────当たり前ですけど、YOMIさんとしてはご自身の曲に歌詞をつけるのも初めてなわけで。

YOMI:今回の『√25』のコンセプトも理解していたんでわりとスムーズに書けましたね。

────獏がモチーフであり、歌詞のなかにも“『悪夢』”と明確なワードも出てきますけど、25周年のメモリアルなことも意識されたのかなと思うのですが。

咲人:あ、でも周年だからそれに則した内容にしようって話は全然してない。

YOMI:あくまで今出すべきものって認識の方が強いですね。

────そうなんですね。そして続いて柩さん曲が「SMILE」。かなりシニカルな1曲に仕上がっています。

柩:俺はライヴをイメージして作りましたね。ほかのメンバーが作ってくる曲を想像しながらバランスを取るような器用なこともできないんで、シンプルに俺がやりたい曲として出しました。歌詞はあとからで、メロディに関してはゾジーの苦手な早口をいっぱいいれてやろうってぐらいです(笑)。

YOMI:そうね。ちょっと早口が苦手なので大丈夫かな?って不安はありつつレコーディングしたんですけど、良い出来になったかなと思います。

柩:最初のテイクからバッチリでしたね。ライヴでも反応も上々だけどまだ探り探りな気はしてます。もっと爆発する曲になってほしいですね。

────歌詞的には現代社会へのアンチテーゼも含みとれます。この曲に「SMILE」ってタイトルをつけるあたりが辛辣ですよね。

柩:タイトルは候補がいくつかあったんですけど、思い出せないですね。

RUKA:わかる。物を思い出せなくなってくるんだよね。

柩:そうそう。たしか英語のタイトルでいくつか候補があったなかで一番最後に出した「SMILE」に着地した気がします。歌詞と真逆の方向性のタイトルにしたいとは思ってましたね。

────3曲目は「Jubilee」。まさに25周年のタイミングに相応しいタイトルの曲ですね。

咲人:まさにそのとおりで、最初は全体のタイトルを「Jubilee」にしようかって考えてたんだけど、結果的に『√25』になったから、じゃあ自分の曲のタイトルで使おうと思いました。この言葉を使いたかったんですよね。

────補足すると“Jubilee”というワードは25周年期の祝祭などに用いられる言葉ですが、楽曲もこれまでの足跡をたどるような逞しさと温もりが感じられます。それでいて咲人さん曲らしいフックになるさまざまな音色も交えながら。

咲人:実はもっと激しい曲を最初は作ってたんですよ。でも、このタイミングしか作れない曲を出すべきなんじゃないかって考えるようになって、言ってくれたようにこれまでの足跡を感じられるスケール感の曲にしました。

────これまでコンポーザーとして咲人さんとRUKAさんが中心だったと思うんですけど、おふたりはご自身以外のメンバーさんの出してくる曲とのバランスを考えて作曲することはありますか?

RUKA:まったく考えたことないですね。

咲人:うん。俺も今回はゾジーさん以外の4曲が上がってくるまでは考えなかった。それぞれの曲がその人っぽいと思ったし。

YOMI:俺も実は最初はミディアムな曲がいいかなって思ってたんだけど、咲人からのオーダーがあってアッパーな曲にしようって切り替えました。

────「Jubilee」は咲人さん曲らしく言葉数も多いのですが、内容はバンドのこれまでとこれからのことですよね。

咲人:基本的には。ステージでの光景のイメージとかね。そういえばこれ、歌詞に仕込まれたギミック気づきました?

────過去の楽曲のエッセンスですか?これまでの楽曲を想起させるワードが散りばめられてますよね?

咲人:まぁまぁそれもあるっちゃあるけど、そっちじゃないんだよなぁ。あー、気づいてないんだ?(笑)気になりますよね?じゃあ、終盤の歌詞を音読してみてください。

────「甦る日 次の示唆」…あっ。

咲人:わかったでしょ?

────「甦る日 次の示唆 帰途の国 闇は遥か」と続くわけですね。あぁ、これは盲点でした。むしろこの箇所だけ急に抽象的だから何を示すんだろうと思っていたら、他でもないNIGHTMAREそのもののことだったんですね。

咲人:熱心なファンの方は結構気がついてくれてるみたいだけど。

Ni~ya:でも、これ実は俺も今日知ったんだけどね(笑)。

────音読すると気がつきますね。すっかり「Star[K]night」や過去の楽曲の要素かなと思ってました。

咲人:アウトロでしょ?そこは「Star[K]night」と一緒にしてる。意外と気がつかないもんなぁ。かつての要素を歌詞に反映させることも意識はしてたけど、それはどっちかって言うと自分の歌詞の癖とか特徴が出てるのかも知れないですね。

────そして4曲目が「BIRTH」。久々のNi~yaさん曲です。

RUKA:これの前ってなんだっけ?「リライト」のあともあったよね?

Ni~ya:えっとね、最後に作ったのは「レゴリスの墓標」。

YOMI:そうだ!

────『NOX:LUX』以来ですね。

Ni~ya:俺、夜釣りが好きなんですけど、陽が昇る夜明けの瞬間がすっげーテンションあがるんですよ。1日のはじまりみたいな瞬間の感動ってずっと頭から離れなくて、そういうところからイメージを膨らませて作りましたね。夏の海岸だと朝4時10分ぐらいに陽が昇ってそこからどんどん明るくなっていくんですけど、あの光景が曲だけじゃなくて歌詞のヒントにもなってます。俺!って感じの曲です。厳密に言うとソロでは作詞をしてるんですけど、NIGHTMAREでももっとトライしていきたいと思いましたね。でも、引き出しも少ないしメロに関しての言葉のはまり方とかは悩みました。たった5文字が決まらなくて3時間悩んだりするんですよ。

────特に苦戦したのはどのあたりですか?

Ni~ya:「君のまだ知らない 僕達が見ている景色へ」とか。なんかもっと小難しくてわかりにくい歌詞だったんですよ、最初は。それがなんか俺っぽくねえなと思って。シンプルにストレートな歌詞の方がいいかなって考えてこの形になりました。サビの歌い出しは英語になってるんですけど、それはプリプロのときにゾジーから英語のほうがいいんじゃない?って意見が出て。

YOMI:最初は1サビの頭が英詞で2サビは日本語だったんで、統一したほうがいいかもねって話をNi~yaとしましたね。あとはタイトルと同じ言葉もいれた方がいいのかなって。

Ni~ya:そうだそうだ。それで“birth”って言葉もいれました。作詞面では苦労もあったけど、ためになったし楽しかったですね。

────ミドルナンバーですけどすごくキャッチーでポジティブですよね。

Ni~ya:みんなと一緒でどういう曲にするかはとくに意識はしてないんですけどね。こういう曲を作ろう!っていう感じではなくて、思いついたものをその都度録音して形にしていきました。

咲人:完成する前に方向性を探ってて、ベースが目立つ曲でいいんじゃない?みたいな話はしたような気がする。スラップをいれたりとか。そういう会話をしてたうえで俺が想像してたのとは全然違う曲があがってきた。

Ni~ya:実はスラップでゴリゴリ押す曲を作ってたんですけど、育たなかったんですよ(笑)。その曲は途中で離脱しちゃいまして、それで「BIRTH」を作ったんです。

────でも、全体のサウンドのバランスがめちゃくちゃ良くないですか?ベースの主張とか何かに偏った曲じゃないし。

咲人:そういう結果も含めて各曲に作曲者の性格が出てるのかなって感じる。

────そして5曲目にしてクロージングになるのがRUKAさん曲の「Mist」。疾走感とキャッチーさがエモーショナルなロックナンバーです。NIGHTMAREのひとつの王道的なものですが、原曲はもともとあったんですか?

RUKA:去年出した「Labyrinth」のときにはもうありましたね。そのときはまだ歌詞がついてなかったんですけど、それを今回入れようと思いました。深い意味はなく気に入ってたんで。

────イントロの音色が耳を引きますよね。

RUKA:あ、最初の静かな部分の?あれもデモの段階から入ってたような気がします。

────これまでの制作過程を伺っていると『√25』の締めくくりとして意識していた曲ではないってことですか?

RUKA:これがややこしくて、実は当初はミニアルバム形式で出す予定じゃなかったんですよ。5作連続シングルとして出す順番も今回の曲順と真逆のつもりで。

────なるほど。「Mist」から「Baku」の順で。NIGHTMAREの25周年の象徴になる音源のクロージングナンバーってことで聴く側にもバイアスがかかってしまうんですけど、楽曲としてはフラットな成り立ちなんですね。

RUKA:そうですね。曲も歌詞も25周年ってことは何も意識してないです。

────RUKAさん曲らしい情景的な儚さも持った曲ですが歌詞はどこから着想していきました?

RUKA:申し訳ないんですけど…俺がね、最近物忘れが激しいんですよ。それが元ネタです。…これさ、曲の解説訊く順番間違えたでしょ?(笑)

────「BIRTH」が夜釣りで、「Mist」が物忘れ…。

Ni~ya:RUKAさんから話していった方がよかったかもね(笑)。

RUKA:でも、歌詞を書くのってひとつのとっかかりから膨らませていくものだから。夜明けの空見てきれいだから歌詞にしようって思うのもすごい解るし。元を辿ったらしょーもないものから着想している曲なんてきっといっぱいありますよ。みんな言わないだけで。でも、それで全然いいんですよ、最終的にこの形になってるし。

柩:まぁなんかほんとうに始まりのテーマは些細なことが多いけど、そこから広がっていく感じはわかる。

────受け取り手のなかではそれぞれに解釈が生まれるわけで。実際、「Mist」の儚さは胸にくるものがあります。

RUKA:そうでしょうね。それでいい。俺もひとつの単語から派生していくし、キッカケは小っちゃいことの方が多いです。

────あえて無粋なことを訊くんですけど、47都道府県ツアーが終わってから歌詞を書いていたら内容変わったと思います?

RUKA:あ、それは絶対変わってると思います。たとえテーマが同じだったとしても。

────これまで強烈にメッセージを伝えたい衝動に駆られたこともありますよね?

RUKA:ありますよ。と言うか、伝えたいことがある曲とそうじゃない曲の2種類しかなくて。当然だけど。伝えたいことがあるのはむしろ運がいい時ですね。

咲人:こうやって全体を見ると、それぞれが結果的に、これがNIGHTMAREですってものを表現できてるんだと思う。思考もバラバラだからこそ、曲にも人間性がめちゃめちゃ反映されてるし、コンセプトとしては大成功。

────でも5曲通して聴いてみるとバラバラなのにすごくまとまってるんですよね。

咲人;それが25年やってきたバンドのマジックですね。きっと無意識に影響しあってるんだと思うしね。

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