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「DEZERT PARTY Vol.18」2月27日 東京キネマ俱楽部開催前にDEZERT・千秋、Royz・昴、甘い暴力・咲による13000字ボーカリスト鼎談実現!___「俺たちは悩める3バンドだと思う」


インディーズよりインディーズせなあかん



────3バンドとも周囲から見れば順風満帆だけど、当人たちでしかわからない葛藤もあるんですね。

千秋:活動してきて、お客さんが入るようになってきたことに感謝してるし、すごい嬉しいんですよ。何のためにライヴやってんだろう?ってそんなの未来のためでしかないじゃない。絶対に。未来に期待してるからバンドもするし、キャパ上げだってしたい。そこに関しては、Royzはシンプルなことに気がついてこの2年間ぐらいを上手にやってるのがわかるから、応援するし、みんな武道館を観に行ったらいいと思うんだよね。観に行ってみて、良かったとか良くなかったとか判断したらいいでしょ。これはヴィジュアル系に限らず、でかいワンマンはみんなで行けばいいってめっちゃ思うのよ、俺。

────自分のことになると“来てくれ”とは言わないのに、仲間のことになると“観に行けば?”っていうのが千秋さんらしいと思います。

千秋:だって、Royzは意識が顕著に変わったもん。咲くんとはずっと一緒にいたわけじゃないけど、“やるぞ!”って感じ出してるやん。実はそこに音楽性はほぼ関係ないよね。そういう感覚を持ってる人って、俺からするとシーンを見渡してもいないんだよ。いる?いなくない?DEZERTとキズがほぼ同時期に武道館をやったけど、どっちのバンドも武道館以上の発表をできなかったわけじゃん。俺はこれをちゃんと危惧しなきゃいけないと思ってて。

────前を走っている自覚があるからこそ。

千秋:前を走ってないと、わからん悩みもあるしね。来てくれたらわかると思うけど、「DEZERT PARTY」はそういう側面もあると思う。がむしゃらにこの3バンドが走ってることも伝わると思うし、そういうイベントに俺はしたいな。昴も武道館の3カ月ぐらい前に病むから気をつけておいた方がいいで。6月ぐらいに病むから。


昴:6月な?分かった。準備しとくわ。

千秋:6月飲み行こう。

咲:僕も呼んでください。

千秋:えっ、3人で行く?

昴:あ、いいやん。

咲:行きたいです。

千秋:え、死ぬほど飲むで?

咲:死ぬほど飲みましょう。

千秋:なんかインタビューで話せないこと話したいな。

昴:千秋がさっき言ってた、前を走ってる人にしかわからない悩みっていうのが、俺らは最近ようやくわかるようになってきて。俺らも武道館を発表して、最前線を走る立場になったけど、それまでは別に最前線ではなかったから。いざ、動員が増えて大きい場所を用意されてやっとわかることがある。DEZERTを見ていて、とんとん拍子でいろいろうまくいってるんちゃうの?みたいな感じで思ってたけど、きっとそうじゃなかったはず。この立場になってみると、めちゃ病むな。

千秋:病むよ。

昴:千秋は前に「武道館を発表してからが地獄やで」って俺に言ってたやん?もうすでにその片輪わかる。6月じゃなくてもわかったもん。千秋はこんな大変なことしてたんやって思った。甘い暴力とツアーのときも咲くんと話したりしてたんやけど、たしかに俺らにしかわからへん悩みっていうのがある。


咲:お二方よりかはまだまだ俺の悩みなんてレベルは低いですけど。

千秋:いや、咲くんも同じことをわかってると思うで。ただ、客観的に見て、俺と昴は自分との戦いをやってるのよ。でも、咲くんは分からんけど、自分以外の何かと戦ってるような印象がある。あんま話したことないけどね。ブランディングも含めて、いろいろ戦っている最中なんだろうなと。でも、答えは見出せない。だから今は、何クソって気持ちでやるべきことをやってるんじゃないかな。咲くんはさ、なんか友達いなさそうやん。

咲:いないです、ほんまに。

千秋:友達おったほうがええで、っていうのを最近思ってて。

咲:盟友みたいな感じですよね。

千秋:ムカつくな。負けたくないなって思わせてくれる友達は絶対大事だから。俺はそんな存在になりたいし。「DEZERT PARTY」は来てくれた人の人生が変わるような3マンにしたい。幕張はそれを観て考えてくれと。 Royzも武道館終わったらめちゃくちゃ思うはず。武道館ってすごい場所やけど、別にゴールじゃないって。甘い暴力にもその力あるから、ダークホース感をやめて一緒に上見ようぜって気持ち。それがきっとファンも楽しいし、さっさとでかいとこやってもっと悩んでほしい。

咲:ああ。そうですね。

千秋:じゃないとつまらん。

咲:うん。

千秋:さっき昴が、DEZERTにとっても喰らう存在だと思うって言ってたけど、今回、何のためにイベントをやるかって言ったら、刺激を受けたいからでしかないんですよ。もともとRoyzと甘い暴力から喰らわされるためにイベントやってるから。もちろん主催者として、お客さんが楽しく帰れるライヴには責任を持ってするんだけど。あ、いや、もう勝手に人のライヴ出ようかな。

昴:ええやん。

千秋:Royzは楽器隊が真面目やから。ちょっと難しいけど。

咲:出てくださいよ。

千秋:あとさ、このライヴの2日後にアルルカンの主催(アルルカン Presents「束の世界-SONOSEKAI-2026」 at EX THEATER ROPPONGI)があるでしょ?Royzは出ないけど。

昴:「束の世界」ね。

千秋:あそこで甘い暴力の出番でなんか一発やってやりたい気もするんだよな。

咲:面白いですね!

千秋:俺らは2日前に対バンして、すでにバチバチやけどお前はどうだ?みたいな。
咲:そういう状態ではいたいです。

千秋:少なくとも「DEZERT PARTY」 はなんかやります。

昴:俺もなんかしたい。まあ考えよう。

千秋:音楽って面白いよねって日にしたいね。めっちゃいろいろやろうって思うわ。

咲:千秋の旦那が出てきてくれたら嬉しいです。

────甘い暴力でお馴染みの“茶番”もありますしね。

咲:茶番に千秋くん出てきたらむちゃくちゃ面白いと思いますよ。

千秋:いや、SEから出ようかな。もう逆に。それぐらい邪魔したろうと。

咲:あははは!めっちゃいいです。なんかね、上を目指せば目指すほど、インディーズよりインディーズせなあかんなって思うんですよ、最近。

千秋:なるほどね。

咲:それが音楽なのかステージなのかマインドなのかは、はっきりわかんないんですけど。闘争心とか上昇志向みたいなものって、初期衝動以上のものを持ち続けることが絶対に必要で。自分はこの2バンドのそういう部分を客席から観てきてたんで、怖さとワクワクが両立してますね。


昴:当日はおもろいことになりそう。そうか、みんな関西人か。

────そうなんですよ。

千秋:インディーズっぽいことをなんかやりたいよね。もちろんカッコよく音楽をする前提で。

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