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【ゼラ】ライヴレポート<ゼラONEMAN TOUR2026『The Crying Before Daybreak』Tour Final>7月14日(火)渋谷WWW

炎暑となった7月14日、渋谷WWWにて、ゼラONEMAN TOUR2026『The Crying Before Daybreak』Tour Finalが 開催された。

4月から始まったワンマンツアーもこの日がファイナルということもあり、会場を埋め尽くす数多くのオーディエンスが来場し、始まりの瞬間を今か今かと待ち望んでいた。

フロアが暗転し、訪れる静寂。
幕が開くと同時にSEが流れ始めると、フロアを埋め尽くす手拍子の華。
ツアーファイナルの始まりの曲にゼラが選んだのは『VANITY』。
氷翠の歌声がフロアを包み、照明はメンバーを神々しく照らし出した。
一曲目とは思えない一体感がフロアに広がる。
楽曲の中に激しさと壮大さが共鳴し、この曲がこの日の序曲に選ばれたのも頷けた。
その勢いのまま奏でられたのは『ドグラ・マグラ』。
この曲中のギターソロ部分が、ギター陣二人の掛け合いからツインソロだったのだが、二人の関係性を視覚と聴覚で感じることが出来た。
続く『デザイア』『Fearless』でも会場の熱気と一体感が増していき、その後の『Scum』では、ステージとフロアで創り上げた一体感のエネルギーが会場を大きく揺れ動かしていた。


会場が暗転し中間SEが流れると、SEをかき消すほどの歓声が鳴り響く中、演奏された『ストレンジミルク』では先程までの激しさではなく、ステージというスクリーンに映された緊張感のある映画の世界に引き込まれそうなほど魅了された。
『TRICKSTER』では緊張感から解き放たれたかのように激しさを増し、その後の『Murder show』と合わせた3曲で一つの映画の世界に入り込んでしまったかのような感覚を味わうことが出来た。

『マリオネットパレード』はゼラなりの舞踏会といわんばかりにステージ上を舞うメンバーが印象的だった。
氷翠の「いつも以上のライブにしよう」この声にオーディエンスは割れんばかりの声援で呼応し、その勢いのままヘッドバンキングの荒波を産み出した『Uncanny Valley』。
胸に突き刺さるような唄声、耳に残るギターリフが響き、それを支えるBa.流の音色が心地よい『MURDER OF CROWS』。


SEの後、ギターでオーディエンスと会話するKIRANのギターソロタイムからの『RAVEN』がボルテージを更に上げていく。
会場内に鳴り響くコール&レスポンスが印象的だった『アンダーグリッター』、怒涛の勢いで畳みかけられた『傀儡』でフロアは灼熱の熱気に満ち溢れていた。


楽曲に込められた痛みが突き刺さってくる『It』切なさが込み上げてくるような『Octavius』。
繰り広げられた物語がクライマックスが近付いている寂しさ、もっと見ていたいという気持ちが芽生え始めていた。

ここで本日初めてのMCとなり、今回のツアーで氷翠が感じた気持ちや想いを伝えた。

-Vo.氷翠-
始動早々コロナでライブが出来なくなったりして、自分達が思い描いてた道筋を辿れなかったりとか色々経験してきた中で、それでもライブって自分たちだけが気持ちよく楽しくかっこよくライブするだけじゃやっぱり創れないものだなって、つくづく思ってて、みんなが声出してくれたりとか、暴れてくれたりだとか一緒に一体感を創ってくれるその空気感が、ライブでしか巻き起こせない大切なものを生み出してるんだなって、いつも思ってます。
みんなには本当に感謝しています。

この想いを込めて披露された『ever』。
今までの感謝、これからの未来への想いをぶつけていくメンバーに応えるオーディエンス。
歩んできた道を辿り、これからの道もゼラが創り上げていくという覚悟が見えた。
『Reaper』では、氷翠の「一つになろうか」の声をきっかけに、これまで以上の激しさが会場内を包み、ボルテージは最高潮へ。
「俺と一緒に死んでくれますか?」この言葉と共に最後の曲として演奏されたのは『革命のマスカレイド』。
鬼気迫るステージングと共鳴し、この公演で更に深まった一体感でWWWがゼラ色に浸食された。
「みんなと一つになれた景色を見ることが出来ました。ありがとう。」
お互いを讃えあいながらも名残惜しそうにステージを後にしていく。
先程までの余韻に浸る間もなく、鳴り響くアンコールの声。
ゼラを求める声は、鳴りやむことなく大きくなっていく。

照明に照らされ、ステージに戻ってきたメンバーを迎える大きな拍手の中、「途中から楽しくて自我を忘れて、気付いたら終わってた」。
はにかみながら、このツアーの感想を述べる氷翠。

「この夜が終わりたくないなって思っちゃったんで、この特別な時間が終わらないように、もっともっと楽しい夜にしようぜ」と伝え、アンコール一曲目に披露されたのは『PURGE』。
心からこの特別な時間を楽しんでいるのが表情からも見て取れた。
続く『MISSA』は、心に染み入ってくる楽曲で魅入ってしまっていた。
先程までの余韻をかき消す『Barmy Army』では会場内に無数の花々が咲き誇っていた。
この日の最後の曲に選ばれたのは、『Dystopia』。
最後何も残すことなくライブを楽しもうとするゼラ。
オーディエンスもそれにヘッドバンギングと割れんばかりに響く声で応える。
これからの未来も先導していくという覚悟や意志が伝わってきた。


エンドSEが流れ、余韻に浸り感謝を伝えるゼラ。
「またライブハウスで会いましょう」この言葉で幕は閉じられた。

ゼラのライブは、濃密な時間の中で互いの熱量をぶつけ合い、いつも高揚感を与えてくれるのだが、ツアーファイナルということもあってか、いつも以上の高揚感、そして次はどんな景色を魅せてくれるのだろうという期待感があった。

このライブ後には、斬新的な新アーティスト写真とデジタルシングルのリリース、そして全国ツアーの発表もされた。
いつも私たちの想像を超え、未来に希望を与えてくれるゼラ。
次はどんな景色を創造してくれるのか、これからのゼラから目が離せない。


取材・文:N.Kawakami

写真:春川 眞 - Sana Harukawa @SanaHarukawa

SET LIST

2026年7月14日(火)
渋谷WWW
ONEMAN TOUR2026『The Crying Before Daybreak』Tour Final
<SET LIST>
1.VANITY
2.ドグラ・マグラ
3.デザイア
4.Fearless
5.Scum
6.ストレンジミルク
7.TRICKSTER
8.Murder show
9.マリオネットパレード
10.Uncanny Valley
11.MURDER OF CROWS
12.RAVEN
13.アンダーグリッター
14.傀儡
15.It
16.Octavius
17.マジュラス
18.ever
19.Reaper
20.革命のマスカレイド
21.PURGE
22.MISSA
23.Barmy Army(レーザー)
24.Dystopia

RELEASE

2026年9月9日
NEW DIGITAL SINGLE
『サイケデリック交響曲』RELEASE!!

LIVE

―『Kinetic Horror Show』TOUR FINAL―
2026.12.7(月)新宿LOFT

━━━━━━━━━━━━
9.12(土)心斎橋soma
9.21(月)名古屋RAD NINE
10.1(木)池袋Black Hole
10.5(月)岡山CRAZYMAMA 2ndRoom
10.6(火)高松TOONICE
10.13(火)神戸live music club PADOMA
11.4(水)福岡graf
11.5(木)福岡graf
11.22(土)浦和Narciss
11.23(日)横浜Music Lab.濱書房
11.25(火)静岡SUNASH
11.30(月)OSAKA MUSE
[OPEN/START]17:30 / 18:00
[ADV./DAY]¥4,500 / ¥5,000(+1Drink)
[TICKET]https://eplus.jp/zera-khs/
※整理番号A1~10までは、顔写真付き身分証による本人確認を行います。

――TOUR FINAL――
2026.12.7(月)新宿LOFT

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Official Site https://planet-child.jp/zera/
X https://x.com/ze_raofficial
Instagram https://www.instagram.com/zera_official2020/

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