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アンフィル・翔梧生誕ライヴに向けて翔梧、RAZOR・猟牙、THE MADNA・涼太の「AB型対談」実現!

アンフィル・翔梧のバースデーイベントが10月6日(月)に渋谷ストリームホールで開催される。
そのタイトルは<anfiel PRESENTS SHOGO BIRTHDAY SPECIAL EVENT「THE AB」>
自身と同じ“AB型”のヴォーカリストを擁するバンドと対バンしたいという翔梧の意向に賛同しRAZOR、THE MADNA、えんそく、ダウトが集うこととなった。

何故AB型で集まるのか?そもそもAB型とは?
集まることでより輪郭が明確になった個性あふれる対談の様子をお届けする。



◆     ◆     ◆ 

AB型って何かしらズレてる



────今回<anfiel PRESENTS SHOGO BIRTHDAY SPECIAL EVENT「THE AB」>開催に向けてAB型の特性を探りつつ、10月6日がどんな日になるのかを掘っていきたくオンラインインタビューをさせていただくのですが、背景が外っぽいですけど、翔梧さん今どこにいるんですか?

翔梧:あ、空港です。明日から沖縄でライヴなんでこれから飛行機に乗るんですよ。

────そうなんですね。ところで今回AB型をフィーチャーしたイベントを開催しようと思った理由はなんだったんですか?

翔梧:俺自身AB型が超好きなんで、自分と同じAB型のヴォーカルのバンドだけを集めたライヴをやりたいなってずっと思ってたんですよ。なんかのイベントでメイクしてる時に急に思いついて。

────AB型ライヴをしようと?

翔梧:そうです。瞬間的にそう思って、すぐにその場で涼ちゃん(涼太)に電話しました。衝動的に決まったんですよ。

────なんかそういうところがすでにAB型っぽいなと思います。涼太さん的には即決?

翔梧:涼ちゃん今、部屋?帽子めっちゃ多いね。なのに帽子被ってないし。

涼太:え、そこよくない?(笑)えーっと、年明けに電話かかってきたのは覚えてますね。レコーディングに向かってる途中でした。

翔梧:めっちゃ忙しいときやん。ごめんごめん。

涼太:まぁまぁ。それで電話もらって、まーたバカなこと言ってんなって感じでした。ずいぶん先のこと決めるなとも思ったけど、まぁやってもいいなって。

翔梧:あ、猟牙さん来た。

猟牙:おはようございます!

────7分遅れですが…今、ちょうどAB型ライヴ開催に至った経緯を伺ってるところです。

猟牙:オッケーオッケー。

翔梧:で、続きなんですけど、涼ちゃんに電話をした時にそばにいたスタッフさんがよくRAZORも担当している方だったので、その人とも「猟牙さん出てくれないかな?」って盛り上がったんです。

猟牙:まぁ発想が変ですよね。このイベントをやろうと思うあたりがもうAB型っぽいもん。

翔梧:RAZORさんと初めて対バンさせていただいたのはRides In ReVellionの主催で。その時にBIG CATの裏で猟牙さんと話しましたね。共通の知り合いもいたんで話してみたかったし、ずっとかっこいいなと思ってたんで「はじめまして!猟牙さんってAB型ですよね?」ってご挨拶したんですよ。

────え、いきなり?

涼太:ハハハ!

翔梧:そしたら「思いっきり!」って言われたんです。質問に対して“思いっきり”っていう返事があるんだって(笑)。この人AB型だなってめっちゃ思ったし、一緒に何かやりてーってなりました。

猟牙:大人しそうな子なんだろうなと思ってたんですけど、結構グイグイ喋ってくれて。俺の中では一気に話しやすい人間だっていう認識になりましたね。

▲翔梧(アンフィル)

────AB型のライヴをやるから出てって言われたときメンバーさんにはどうやって説明したんですか?

涼太:ああ~なんかそのまんまっすね。なんかやりたいらしいよ。おもろそうじゃん?みたいな感じでしたけどね。

猟牙:そうなんだ。俺はね、そんな細かい説明しなくて。アンフィルが主催やりたいって言ってるから出ようとって言っただけです。だからRAZORのメンバーはAB型のライヴって知らないんじゃないですか?

翔梧:出てほしくてLINEしまくりましたもん。電話で誘ったのって涼ちゃんぐらいで、他のバンドメンバーには直接会い行ったんですよ。でも、AB型でなんかしたいって言ったら猟牙さんは乗って来てくれるだろうなって謎の確信はありました。

猟牙:AB型ってノリだからね。うちはギターの剣もAB型なんだけど、そういうところはある。パッションを大事にしてるんだよね。翔梧から「猟牙さんが出ないと始まらないんです!」って言われたんで、そりゃやるしかないなと。まぁ、なんて断りづらい誘い方してくんだよとは思いましたけどね(笑)。一瞬でその気にさせられました。

────出会って1年ほどで解りあえるのがすごいですね。翔梧さんと涼太さんは結構長い関係性なんですか?

翔梧:もう8年とかじゃないですか?

涼太:それぐらいか。

翔梧:前のバンドのときにも一緒にツアー廻ったりしてましたし。

────ところで皆さんが思うAB型の特徴ってどんなところだと思いますか?

涼太:うーん。

猟牙:なんだろうなぁ。

翔梧:あ、でもAB型って何かしらズレてると思うんだけど、ズレ方の方向はそれぞれ違うのかなぁ。変わってるねって言われるのが好きな気がしますね。

猟牙:わかる。

翔梧:普通って言われたくない。

────あー、それで言うと猟牙さんはめっちゃ合点行きますね。

翔梧:あははは!

猟牙:そうなんだよねぇ。さっきから翔梧が言ってることほとんど全部理解できる。THE ABなんでしょうね、俺は。俺の場合はカメレオンみたいっていうか、自分の中にいろいろな人格があって、そのモードがその場その場でボンボン切り替わるんですよ。あとAB型って結構とっ散らかっちゃうところがあると思うんですけど、翔梧はすごいマメだと思うな。細かいことだとSNSとかTikTokもマメだし。決めたことをちゃんとやれる、地に足のついたABですね。

────SNSで言うと猟牙さんもマメですけど、真夜中とか早朝の投稿とか規則性はないんですよね(笑)。

猟牙:やばいですね。

翔梧:やばいですよね。

猟牙:でも、翔梧も涼太も変わってるんだと思う。涼太って愛想もいいし感じもいい。すげえいいヤツなんだけど、俺と似ててAB型っぽいんですよ。ほら、涼太ってヴィジュアルがコロコロ変わるじゃないですか?THE MADNAのイメージっていろいろあって、そういうところはRAZORとも似てる。

────AB型の個性のひとつに“クリエイティヴィティ”とか“気まぐれ“があると言われてるんですよね。

猟牙:涼太も人格がいくつかある気がする。普段喋ってるときの可愛い涼太がいる一方で、この前ライヴ一緒になったときはMCで「RAZORライヴ押しすぎ!」とかフツーに面白くイジってくるし。

翔梧:涼ちゃんってほんとうに見た目と中身のギャップが個人的にえぐくて。あの、アンフィルと涼ちゃんで一緒にいるときにやる恒例のネタみたいなのがあるんですよ。バーガーキング食わないの?とかドクターペッパー飲まないの?みたいな。

▲涼太(THE MADNA)


────すいません。ちょっと想像が追いつていかないのですが…。

翔梧:え、涼ちゃん今日バーキン食った?

涼太:食わないよ。俺、和食しか食わないから。

翔梧:え、和食しか食えないの?今飲んでるのドクターペッパー?コーラ1リットルがぶ飲みじゃないの?

涼太:水。水しか飲まないから、俺。

翔梧:みたいなのを毎回やってるんですよ。

────…翔梧さん、もう一声解説を。

翔梧:なんか涼ちゃんってカツカレー大盛りとか食っててほしいじゃないですか。チーズトッピングもしててほしいし。なんかキャラ的に。

────なるほど。イメージと実態に乖離があるんじゃないか?っていうのが翔梧さんの考えなわけですね。

翔梧:なんか冷静に分析するのもイヤっすけど、AB型って、こうなりたいっていう本当の自分じゃない自分を持ってる人多い気がしてきた。

────あとは“クリエイティヴな感性”と“気まぐれ”以外にも“合理主義”とか“プライドが高い”、“1人の時間を大切にする”なども一般的な特徴として挙げられているようです。

猟牙:俺、それ全部当てはまるわ。気まぐれなんだけど、合理的に損得勘定する気持ちもわかる。だけど、損得勘定で動こうとするときに限って途中途中の出来事にぶれて、感情が揺れて結果的に計算高くならないんですよ。

翔梧:たしかに。最終的にパッション。

────では、お互いのフロントマンとしての印象はいかがですか?

猟牙:涼太はオシャレな感覚を持って生きてる人間だなぁとは思いますよね。お客さんとのレスポンスの取り方とかもすごく可愛いんですよ。「やばい!みんな!俺今日楽しいよ!」とか突然言い始めて素になれる感じもAB型っぽい。でも涼太のなかで計算もあると思いますよ。可愛くするための計算。

涼太:計算してねーっすよ(笑)。

猟牙:あの愛おしいクソガキキャラみたいなのは魅力的だなと思います。それで、翔梧はおカタいヤツだと思ってたけど印象が変わりましたね。アンフィルって音楽性的に暴れるというよりはオシャレで繊細で、曲を聴かせるじゃないですか。だから翔梧は俺みたいな人間嫌いだろうなって最初思ってたんですよね。

翔梧:いやいやいや!

猟牙:なんだけど、初めて喋ったときから変な勢いもあるヤツだなと思って親近感が湧いたんですよ。共通の関係者もいるし、実はアンフィルの音源をすごい聴いてたの。それで、このバンド捨て曲なくね?って褒めちぎってて。

翔梧:えー、なにそれ。初めて知りました。ありがたいです。

猟牙:でもさ、ただ良い曲をやってるだけだとライヴハウスのシーンで売れずらかったりするじゃん?だからアンフィルはそこから突破するパッションが必要になるバンドなんだろうなと当時から思ってたんだけど、実際に会ってみて、こんなやべえヤツだから逆にあのオシャレな曲やれてるのかって思うようになったかな。ロックバンドですよね。

翔梧:あ、猟牙さんと次に会ったときのこと思い出した!ユナイト主催の<ZEAL LiNkun TOUR>で全体打ち上げがあったんですけど、そこにツアーに参加してない猟牙さんがいたんです。

猟牙:あー、あったね。

翔梧:それでユナイトの未緒さんから「今4人で飲んでるから来ない?」って誘われて、そこにいたのが未緒さんと猟牙さんとmitsuと涼ちゃんだったんですよ。そんな場所だからやっぱカマさなきゃと思って。店の扉を開けた瞬間に「うえー!主役参上!いえーい!」ってそこら中の人と乾杯したんです。でも、後日猟牙さんと会ったときに「あのときお前マジやばかったよ」って言われましたね。

猟牙:思ってたのと違ってやばいヤツでしたよ、マジで。

翔梧:しかも運転があったからそのときノンアルコールだったんですよ。それを話したら余計にドン引きされました。で、フロントマンとしての印象ですよね?んー、AB型のヴォーカルって好き勝手。どうせ止められないから、もうついていくしかないってメンバーに思わせる人なのかなって思います。そういう魅力がある人が多いな。猟牙さんも涼ちゃんも何をしでかすか分からないし、もはや憧れに近いリスペクトがおふたりにはあります。

涼太:なんか質問のテーマとはちょっと違うんですけど、俺って人との接点を持つのが苦手で自分からいけないんすよ。でも翔梧はそれをこじ開けてきたんですよね。なんだこの人すげーガンガン来るじゃんみたいな印象があったっすね。でもそれが翔梧らしさなんだろうなぁって思うし、ありがたかった。猟牙くんに関しては逆に俺とめっちゃ似てるなって思ってて。周りからしたらなんでそっちへ行っちゃうの?みたいな選択を敢えてしちゃうんですよ。猟牙くんとお互いの考え方について深く話したことはないけど、行っちゃダメだよって解っていてもスリルを感じられる方向に進むのが一緒だなって思う。

猟牙:なんだろうね。やっぱ刺激に飢えてるんすかね?

涼太:ですよねー。

翔梧:やっぱり普通が嫌なんじゃないですか?

猟牙:茨の道を進みがちって言うか、普通がつまらんのですよ。常にヒリついてたいんです。

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