【SHAZNA】ライヴレポート<SHAZNA Presents 歌姫降臨 〜Beautiful Halloween Party Ⅲ>2026年10月18日(日)赤羽ReNY alpha◆SHAZNAの呼びかけのもと、個性の異なる4タイプのモンスターが集って繰り広げた、心を熱狂で彩り、満たした一夜。

2024年に再開した、SHAZNAが毎年10月に赤羽ReNY alphaで2日間にわたって開催しているイベント「SHAZNA Presents 歌姫降臨〜Beautiful Halloween Party〜」。今年も、10月17日~18日に開催された。
「SHAZNA Presents 歌姫降臨〜Beautiful Halloween Party Ⅲ〜」と題して2日目に行ったのが、SHAZNA/YUKI-Starring Raphael/ BugLug/KINGが出演したイベント・スタイルでの公演。当日の模様を、ここに紹介しよう。
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KING
ヴォーカルRYOのソロ・プロジェクトとして活動しているKINGが、イベントのトップを飾って登場した。
「派手にいこうぜ、拳上げろ!」と煽るRYOの声に応えるように、フロアから多くの拳が突き上がり、荒ぶる声が上がり続ける。「さぁ、いこうかぁ!!」、その言葉が、衝撃を叩きつける合図だった。全身を音の鉄槌で殴るような衝撃をもって、KINGは『Sol ex machina』をぶち噛ました。RYOの雄々しき声が、魂を蹴り上げる。この場にいる全員をきつく抱きしめるように、RYOは歌っていた。だから、刺々しいながらも確かな愛を感じるその歌声に抱かれたくて、たくさんの手がフロアから上がっていた。
KINGは、さらに熱を抱いた思いできつく、激しく抱きしめるように『相愛感情期待値how?』を届けてくれた。曲を重ねるごとに、ハードエッジでスリリング、しかもアグレッシブなロックンロールの歌と演奏が、身体も気持ちも熱く騒がせる。会場には、早くも熱狂に包まれて一体化した景色が生まれていた。KINGのかけたロックンロールの魔法は、とにかく糞熱かった。だから、胸がずっと奮い立っていた。

次に届けたのは、IZAMからのリクエスト曲『神風ライダー』。RYOがこの曲を歌うのも、数年ぶりのことだった。バイクのチョッパーハンドルのように高く手を掲げ、KINGは最初から法定速度を無視し、スロットルを全開にして、雄々しいロックの衝撃を叩きつけてきた。気持ちが高ぶったなら、RYOと一緒に「神風」と叫びながら、モンスターたちが蠢く世界を、ハンドル(両手)を左右に振りながら、ともに駆け抜ければいい。場内で無数に群れるハンドルさばきの手の揺れる景色が、なんて圧巻だったことか。
気持ちを一気に眩しい太陽が降り注ぐ景色の中へ連れ出すように、スロットルをさらに吹かせ、暴走する勢いで、KINGは『just be myself』を演奏していた。感情を煌めいた世界へ連れ出す、最高に気分をハイにする楽曲だ。だから、RYOと一緒に歌いながら、速いビートに合わせて拳を振り上げて騒いでいたかった。



重いスラップベースの演奏から始まった『NANANA』でもKINGは、フリーキーでクレイジーなロックンロールをぶつけ、この場を「NANANA~」の合唱も起こる、お祭り騒ぎの場に染め上げていった。気持ちが騒ぐなら、荒ぶるビートに合わせ「NANANA~」と歌いながら飛び跳ねればいい。解き放たれた自由と熱狂という楽しさは、もう誰も止められない。

MCでは、「俺らも音楽のプロだけど、みなさんもフロアのプロなんですね」「出会ってすぐに好きになるなんて、もしかして初恋ですか?」と、RYOがノリの良い観客たちを褒めたたえていた。
「燃える世界で君を抱きしめ灰になるまで笑っていよう」と、ノンマイクでRYOが声を高らかに歌いだした。胸を熱く揺さぶり、熱愛した気持ちで心を一つにしていける『WE LOVE』だ。常連だ、初見だなんて関係ない。ただ、沸き立つ気持ちが騒ぐなら、RYOと一緒に高く掲げた手を叩きながら、「Wow Oh Wow Oh」と歌えばいい。音楽は、すぐに心と心を繋げ、途切れない絆で結んでくれる。今夜のような素敵な出会いが、この世界には確かにある。だからこの歌を、全力で思いをぶつけるRYO自身を、熱く騒ぐ心で抱きしめていたかった。
続く『Delight』でRYOは、エモーショナルな思いを詰め込んだ温かな歌声で、一人ひとりのハートを包み込んでいった。なんかすごく嬉しいんだよ。今、ここでKINGの音楽に触れて胸を高ぶらせ、嬉し涙が込み上げてくるような感覚でいられることが、とにかく嬉しかったんだ。

最後にKINGは、ふたたび熱を撒き散らすロックンロールの衝撃の中で一緒に弾け飛ぼうと、『NEVER END CRY』を激しく、高らかに歌い奏でてくれた。気持ちが騒ぐなら、その気持ちのままに騒げばいい。感動したなら、嬉し涙を流せばいい。そんな純粋無垢な気持ちでロックを、音楽の楽しさを、改めてKINGのライブを通して感じていた。
BugLug
さすが、遊び心満載のバンドマンが多く出演する「歌姫降臨」らしいと言うべきか。BugLugが最初に披露したのが、SHAZNAの『Melty Love』だ。一聖が「Melty Love 離さない」と歌い、ギターがお馴染みの旋律を奏でるのを合図に、フロアのあちこちで手の花が大きく揺れだした。原曲よりも少しテンポをアップしたBugLug流の『Melty Love』が、気持ちをきつく抱きしめる。フロアでも大勢の人たちが、情熱を満載にして届けるBugLugのドロドロにとろけそうな愛に、思いきり身を浸していた。
「一瞬で惚れさせてやるよ」と煽る一聖。この会場にいる人たち全員をモンキーダンスしながら上へ、上へ飛び跳ねさせたのが、『猿』だ。強烈なスラップベースの衝撃が、身体を熱く揺さぶる。一瞬で理性のストッパーを壊す、激しく跳ねるダンスロックの衝撃を身体中に浴びたおかげで、騒ぐ気持ちが治まらない。身体が熱を求めるなら、跳ねたビートに飛び乗り、「Oh Oh Oh Oh~」と歌いながら、一つ覚えの猿のようになってモンキーダンスを死ぬまで続ければ、それでいい。それこそが、熱狂ってやつじゃないか。
『THE DEAD MAN'S WALKING』でもBugLugは、さらに激しく唸る音を轟かせて、観客たちの身体を上へ上へと揺さぶり続けていった。ときに艶かしく絡みつくような刺激的な面も見せつつ、この曲でもBugLugは、観客たちから理性を奪い取り、「何度だって何度だって 這い上がるぜ」や「走れ 走れ 前へ走れ」と一緒に歌い叫びながら、荒ぶる衝撃で、フロアをずっと揺らし続けていった。
高く掲げられた両手。その光景に向かって、さらに刺々しい刺激と興奮を一気に注ぎ込むように、彼らは『知らぬが仏』をぶち噛ましてきた。荒々しく躍動する演奏に合わせて,フロアでも、高く掲げられた数多くの手がビートに合わせて勢いよく左右に揺れ続けていた。さぁ、BugLugに煽られるまま、一緒にシンガロングしながら祭り上がればいい。今宵のこの場は、モンスターたちが集う宴の場なのだから。





続く『しこたま』では、一聖の動きとシンクロするように、大勢の人たちが同じ振りをしながら暴れ騒いでいた。サビで起きた横モッシュの光景も圧巻だ。一聖も言っていたが、常連も初見も関係ない。この場に一緒にいるだけで頭の螺子が緩み、BugLugの繰り出す激烈な音の刺激に煽られるまま、全力ではしゃいでいたくなる。それこそが、楽しむという行為の正解だ。フロア中の人たちが感情のキャパをオーバーしながら、両手を高く掲げて左右にモッシュしていた。その光景が、なんて圧巻だったことか。

後半のライブでも、BugLugのライブはさらに熱狂と狂喜を増していく。フリーキーでヒステリカルな旋律も印象的な『BUKIMI』でも、BugLugが叩きつけるロックロールの衝撃を全身に浴びた観客たちが、頭を振り乱し、身体を折り畳み、高く、高く飛び跳ねていた。気づいたら,熱狂のその先のゾーンに気持ちも身体も踏みこんでいた。ほんと、そんな気分だ。
「もっと暴れていこうか」、さらに高速化し、攻撃性を増した激メロナンバーの『ギロチン』を、BugLugはぶち噛ましてきた。誰もが猛り狂う演奏と気持ちを重ね合わせ,狂ったように頭を振り乱していた。BugLugよ、この身体も意識も真っ二つに切り裂くほどの衝撃の魔法をもって、人としての意識をすべて消し去ってくれ。そんな気持ちに染まるほど、熱狂に溺れ、ずっと狂っていたかった。
BugLugは最後にぶつけた『Original Not Found』で、この場にいる全員を狂い騒ぐモンスターに変貌させた。身体を殴りつける演奏に合わせて頭を振り乱し、熱狂に落ちてしまえば、それでいい。BugLugは最後まで熱狂した空気を作り続け、この場を熱の渦巻く空間に高めていった。
YUKI-Starring Raphael
『シナゴーグ前奏曲イ短調第一楽章』がSEとして流れ始めたとたん、時空が歪み、意識があの頃へと一瞬にして揺り戻された。これもHalloweenの一夜にYUKIがかけてくれた、素敵な魔法なのかもしれない。
YUKIのライブは、Raphaelのメジャーデビュー曲『花咲く命ある限り』から幕を開けた。イントロに触れたその瞬間に、涙腺が崩壊した人たちもいただろうか。激烈なギターの音が轟くのを合図に、楽曲は凄まじい勢いで駆けだした。聖母のように美しく、深みがあり、すべての感情を抱きしめて昇華するように響くYUKIの歌声に心を癒やされながら、でも、凄まじい唸りを上げて爆走する演奏に、身体はずっと激しく揺さぶられていた。一つひとつの言葉に深い想いを込めて歌うその声が、身を燃やし尽くしながらも、心をギュッと温かく抱きしめていた。
「盛り上がっていきましょう、みなさん」。YUKIの煽りへ応えるように、フロアからも声が上がり続ける。YUKIは『症状3. XXX 症』でも、爆走する演奏の上で、透明感のある、しかも深みを持った声を響かせ、観客たちを熱狂の渦の中へと巻き込んでいった。一度触れたら虜になって離れられなくなる魔性のローレライのように、YUKIの朗々とした歌声が、観客たちの心をギュッと抱きしめては、嬉しく締めつけていった。途中、メンバー紹介を兼ねたそれぞれのソロ演奏も組み込みつつ、美しい衝撃がずっと心を揺さぶり続けていった。それにしても、なんてドラマチックな楽曲だ。改めて、その完成度の高さに、熱狂しながらも聴き惚れていた。

MCでは、この日のために総額12万円を投じて購入したチャイナドレスを着て、IZAMの仮装をしたことを語っていた。さらにRaphael時代、日本武道館公演の前日に、華月の提案によって、春の季節に合わせたピンクヘアーに染めようと美容室に行ったところ、IZAMとLUNA SEAのSUGIZOと偶然に遭遇した。しかも、みんなピンクヘアーに染めていた想い出も語っていた。
次に届けたのが、Raphael時代も演奏していたとはいえ、カバー曲の『タッチ』が披露されたのは驚きだった。何でもあり、何が飛び出すかわからない今宵だけに、YUKIがIZAMのハートにタッチしようとこの曲を選んだのでは?なんて、つい、うがった見方もしてしまいたくなる。この曲でも攻撃的な演奏が得意な楽器陣が、刺激的な演奏を繰り出し、YUKIと一緒に観客たちのハートに熱狂のタッチならぬ、熱を抱いた掌でハートを鷲掴みにしていった。
「飛ばしていきましょう、みなさん。すべてをさらけだせ!」。さらに攻撃性を増すように、YUKIは『Gebet~祈り~』を叩きつけた。YUKIの煽りに興奮した観客たちが、高く掲げた拳を振り上げる。凄まじい勢いで爆走する演奏の上で、朗々と歌い上げるYUKI。フロアでは、観客たちがずっと身体を小刻みに揺らしていた。今はただ、YUKIと一緒に頭を揺らし、大きく両手の花を咲かせて、舞い狂えば、それでいい。
あっという間に後半だ。『evergreen』の印象深いギターの旋律が響き出したとたん、場内から心が沸き立った火声が上がった。胸をときめかせ、眩しい青春の景色の中へ呼び戻す『evergreen』に触れている間、誰もが無邪気な少女や少年に戻って、ハートを薄紅色に染めていた。YUKIの届ける言葉の一言ひと言が、気持ちを無垢な自分に戻していく。今はただ、YUKIの歌に心を預けたまま、掲げた手を揺らし、熱狂の虜になってしまえばいい。左右に動くYUKIと一緒に、心地よくステップを踏みながら横モッシュして、はしゃげばいい。



『eternal wish~届かぬ君へ~』のイントロの旋律が鳴り響いたときにも、フロアの一部から嬉しい悲鳴のような声が上がっていたのが嬉しい。今宵のこの場は、現世を忘れさせる異空の地。YUKIはこの曲を歌いながら、久しく会っていなかった親友と会えたのだろうか。ここにいる人が、同じ人を思い浮かべていたかもしれないし、その人にとっての大切な君のことを思っていたかもしれない。今宵は、この曲が鎮魂歌のように響きながらも、愛しい人へ向けた、本心を綴った手紙のようにも胸に響いていた。終わりに「目が覚めたなら〜」と生声で、しかもYUKIは独唱していた。その愛に満ちた声が、心を濡らしていった。

最後にYUKIは『夢より素敵な』を歌い、ここにいる一人ひとりの心を幸せな笑顔に染め上げ、無邪気にはしゃぐ少女や少年の姿に巻き戻していった。YUKIと一緒に両手を高く振り上げ、咲かせた手の花をずっと揺らしていたい。今はただ、この幸せな時間をお腹いっぱい味わっていたい。この喜びと楽しさと笑顔を、ずっと消えない想い出にして、また明日から始まる現実に向き合おうか。YUKIがRaphaelの歌で満たした心は、当分減ることはないのだから。ほんと、夢より素敵な夢を見せてもらえたひとときだった。
SHAZNA
IZAMの歌声を合図に始まったのが、『愛飢エテ尚、キミヲ想フ。』だ。トリを飾ったSHAZNAのライブは、意外性のある形で幕を開けた。むしろ、復活以降はとくに、少し歪んだ愛でLOVERS(SHAZNAファン)を虜にしてきたSHAZNAらしい始まり方なのかもしれない。そうそう、今宵もSHAZNAは、LOVERSの期待を裏切らない仮装姿で…いや、前夜以上のインパクトを放ちながら登場していた。胸をうずかせるように歌い奏でた『愛飢エテ尚、キミヲ想フ。』を通して迷宮の扉を開けたSHAZNAは、怪しげなHalloweenの一夜へ観客たちを誘っていた。とろけそうな甘さに、チクッとした刺激も加えながら、今宵も3人は、観客たちのハートをギュッとつかんでいった。


そこへ『Melty Love』を持ってきた展開に、胸が躍った。前夜も、今夜も、序盤に『Melty Love』を持ってきたことで、LOVERSはもちろん、他のバンドのファンたちのハートもがっちりとつかみ、しっかりとろけさせていった。IZAMが「離さない 離せない」と歌う声に向けて、場内中でたくさんの手の花が揺れていた。さらに、IZAMと一緒に観客たちが「Melty Love×3」の合唱を重ねていく。いろんな人たちのハートを一瞬にして一つに結びつける。ほんと、心をとろけさせる魔法に満ち満ちた楽曲だ。それにしても、NIYは本当に演奏しづらそうな姿だった。

MCでは、IZAMが出演者たちへの感謝の想いを述べつつ、やはり今宵もIZAMとNIYがコミカルな言葉のやりとりを交わしていた。NIYは、前日はシマウマの格好をしていたが、それをアレンジし、この日は牛になっていた。しかも、模様の一部が北海道の形になっていたところもポイントだ。
次に届けたのが、前日にライブで初披露した、11月11日に配信リリースされる『桃玉-Tougyoku-』だ。とても荒々しく、感情を蹴り上げるような曲調であり、IZAMの吐息のような声も印象に残る楽曲だ。荒々しいジャングルビートに乗せてNIYのベースが低く唸れば、A.O.Iのギターが繊細な旋律を刻みだす。IZAMも、ときに妖しく挑発しつつ、ときに声を唸らせ、高ぶる思いを、荒々しく疾走する演奏に乗せて朗々と歌い上げていた。『桃玉-Tougyoku-』、これからのSHAZNAのライブに熱狂の景色を導き出す楽曲になっていきそうだ。




A.O.Iのクリーンなロングトーンのギターの旋律が、観客たちの意識を甘く酩酊させる。『Sweet Heart Memory』を通してIZAMは、この場にいる人たちが揺らす手を、みずからの歌声の手で恋人繋ぎするように結びながら、甘いひとときに導いていった。この曲では、NIYに寄り添うようにギターを奏でるA.O.Iの姿もあった。演奏が進むごとに、互いの気持ちが深く、深く繋がりあい、永遠にほどけない恋に落ちていきたい気持ちに染まっていた。IZAMが「笑って」と歌いかけるたびに、つい笑みを浮かべてしまうのは、この曲と彼らの魅力に惚れてしまったから?!
そのうえで、ひと夏の素敵な恋の想い出をよみがえらせるように、SHAZNAは『飴色サマーライダー』を通して、甘くて淡い青春の景色へみんなを連れだしてくれた。恋の形はさまざまなれ、彼らがいろんな恋物語を通して心の機微を見せてくれるからこそ、曲ごとに描かれる恋の景色の中で、さまざまな感情に浸り続けていたくなる。たとえ切なく悲しい恋心でも、ロマンチックな恋の想いの景色にして胸に焼きつけるところもSHAZNAらしい。

「参れますかっ!」「参る!」のやりとりを合図に、後半は観客たちを妖しく、激しく、ときに艶かしく刺激するように、ジャジーなビートも胸を躍らせる『LOVE BANQUET』から始まった。少し強気な感情に染め上げたIZAMが、観客たちを刺々しく挑発する。その刺激に溺れ、心を縛られるように身を委ねる人から、攻められながら身体を小刻みに揺らす人もいるなど、反応はさまざまだったが、誰もが汗ばむ身体を3人に預けていた。
ここで、A.O.Iのギターが火を吹いた。SHAZNAは、ここから熱狂の景色を一緒に描きだそうと『一角獣-モノケロス-』を歌い奏で、この場に、たくさんの手が揺れる景色を描いていった。今はただ、熱を増し続けるこの空間の中、荒々しいビートに合わせて身体を揺さぶれば、それでいい。
最後にSHAZNAは、今宵も、この場にいる人たちを夏景色の中に招き入れ、改めて一緒にひと夏の想い出を作ろうと、『夏彩マジック』を通して、止まらない魔法をかけてきた。胸をくすぐり、最強に心をときめかせてくれるサマーチューンだ。この曲に触れるたび、一緒にはしゃぐのはもちろん、解けないILOVEの魔法にずっと浸っていたくなる。だから今宵も、SHAZNAが描きだした夏の景色の中で、胸をときめかせながら、彼らと一緒に笑顔ではしゃぎ続けていた。
ラストセッション
IZAMが、RYO、一聖、YUKIを呼び入れた。ここからはSHAZNAのHalloween Song『Beautiful Halloween Night』をセッションするコーナーへ。IZAMを含む4人の歌姫たちが、観客たちに「Trick or Treat」と魔法の言葉を投げかけた。モンスターのようなホラービートに乗せて歌う4人が「くれっ くれっ」と呼びかけるたびに、薄紅色に染まったハートを捧げたくなる。この日はIZAMの歌を中心に据え、みんなで「くれっと くれっ」と歌い、サビでは歌声を重ね合わせていた。モンスターどころか、ビューティフルな歌い手たちが共演する姿に触れている間、ずっと魔法がかかったように彼らを見つめ、頬を赤らめ続けていた。
ほんと、今年も刺激的で夢にあふれた「歌姫降臨」の宴だった。来年は、どんな仲間たちと、どのような胸をときめかせる宴を繰り広げてくれるのか、今から楽しみにしていたい。


PHOTO: by Lestat C&M Project
TEXT:長澤智典
SET LIST
KING
『Sol ex machina』
『相愛感情期待値how?』
MC
『神風ライダー』
『just be myself』
『NANANA』
MC
『WE LOVE』
『Delight』
『NEVER END CRY』
BugLug
『Melty Love』(SHAZNAカバー)
MC
『猿』
『THE DEAD MAN’S WALKING』
『知らぬが仏』
『しこたま』
MC
『BUKIMI』
『ギロチン』
『Original Not Found』
YUKI-Starring Raphael
『シナゴーグ前奏曲イ短調~第一楽章~』(SE)
『花咲く命ある限り』
『症状3. XXX 症』
『タッチ』
『Gebet~祈り~』
『evergreen』
『eternal wish~届かぬ君へ~』
『夢より素敵な』
SHAZNA
『愛飢エテ尚、キミヲ想フ。』
『Melty Love』
MC
『桃玉-Tougyoku-』
『Sweet Heart Memory』
『飴色サマーライダー』
MC
『LOVE BANQUET』
『一角獣-モノケロス-』
『夏彩マジック』
ラストセッション
『Beautiful Halloween Night』
関連リンク
◆SHAZNA Official X https://x.com/shazna_official
◆KING Official X https://x.com/KINGOFFICIAL114
◆BugLug Official X https://x.com/RR_BugLug
◆YUKI Official X https://x.com/rice_yuki



