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【花少年バディーズ】10年ぶりのワンマンに向け10年ぶりの“おもしろ”オフィシャルインタビュー。単独公演「Bonjour-10年後の夢-」、先行チケット受付開始!


花少年バディーズの曲をもう一度演奏できることが嬉しい



────楽器陣の3人は、活動休止後もThe Benjaminで一緒にステージに立ち続けてきたわけですが、花少年バディーズのライヴとなると、また違うところがあるんでしょうか。

ツブク:僕は入れるほうですね。

タクマ:僕もそうですね。

ミネムラ:キャラとしては、OFFるほうかも。

貘:僕はね、切り替えがある。バディーズはバカになんなきゃいけないんです、無邪気な少年でいなきゃいけない。バカなスイッチ入れて、何をしでかすんだ、こいつは?っていう空気を出さないと、リーダーもね、タクマもツブクもノってこないと思うから、変に気どりすないよう気をつけなきゃなと思ってます。

────ミネムラさんは、The Benjaminではヴォーカルを務めてますから、それは大きな違いですよね。

ミネムラ:大きいね。鍵盤もやらなきゃだし、テンション違いますよね。

タクマ:でも、一昨年にイベントでやってみて、心地よかったから。

ミネムラ:自然にね、見てくれた仲間もみんな、8年ぶりと思えないって言ってたからね。



────自然にスイッチが入っちゃうんですね。

タクマ:心構えだよね、たぶんその場になったら自然にパッと変わると思う。バディーズっぽくしようみたいなことは考えてるけど、切り替わると思います。

ツブク:楽屋で、当時もこれぐらい喋ってたなっていうぐらい喋るから。

ミネムラ:だって今も、2時間前にThe Benjaminのインタビューしたときと全然違う。

────話してる雰囲気が全然違いますよね。先ほどのThe Benjaminのインタビューとは雰囲気が違うんで驚きました。

ミネムラ:バディーズの自分とThe Benjaminの自分は全然違うんです。

貘:たぶん揃ってるメンツによって変わるんだよね。

────楽器隊の3人は一緒で、貘さんが加わってるだけなのに面白いですね。そんなにノスタルジックな感じはなく。

タクマ:ライヴをやってみたら、さらにそうなるのかもしれない。

ツブク:バディーズでかなり思い入れあった曲とか節目でやった曲とかをやったらわからないですけど、懐かしいなっていう感じよりは、また曲が演奏できるということが大きいですよね。あの頃はあの頃で楽しかったけど、今またやれて嬉しいし、もっと楽しいんだろうなっていう期待のほうが大きい。だからみんな、あんまり思い出にふけるみたいな感じではないんだと思います。

ミネムラ:きっとそうね。曲をまた演奏できるのが一番嬉しい。もちろんファンの方に会えるのも嬉しいけど。所属レーベルのイベントで、五、六曲やって、いっぱいいい曲があるんだよねって思ったから。

────それをまた聞かせられることが純粋に嬉しいわけですね。

ツブク:あと、演奏に集中できるのが嬉しいですね。

────集中できるとは?

ツブク:バディーズって、演奏とか楽曲の良さを届けるロックバンドであって、それに付帯して楽しいみたいなイメージが僕の中にあったんです。だから、ベースを楽しむ場になるし、ベースに集中するのが楽しみなんです。



────貘さんは、今またバディーズの曲を歌うにあたってはいかがですか。

貘:バディーズの活動を止めてから、自分で作詞作曲することも多くなったし、仕事とかではなく定期的にブルースの現場でやらせてもらったり、独唱をやったり、提供してもらった曲を歌ったり、いろんなことをやらせてもらったんですけど、この数年、自分に合ってるのはバディーズかなと再確認しましたね。お恥ずかしいですけど、リリースした作品でも自分のスキルが足りなかったかもしれないと後から気づいたりもしたんです。でも、歌の表現力とか引き出しは明らかに増えた自信があるし、イメージでしか歌えなかった歌詞を経験したうえで歌えるとも思うし、そういうワクワク感があります。



────自分の成長みたいなのが出せるだろうという感覚は、皆さんありますか。

ミネムラ:逆に俺はセンターをやるようになっちゃったから、センターの気持ちを考えるようになってますよね。今までは、(ヴォーカルに)こうやってよって頼むだけだったけど、今はその立場になって考えられるし。だから10年前よりもっと楽しませられる自信があります、エンターテイメント的なところとか、お客さんと一体感をつくるところとか。今思えばだけど、ファンの子に対する感謝というかサービス心が、今の俺よりは希薄だったような気もするから。

────そういうことがもっとわかるようになった?

ミネムラ:センターに立ってみて、お客さんが求めているものがわかるようになったかな。

ツブク:バディーズのときは、立ち位置が後ろで引っ込んでたから、よりそう感じるのかもしれないですね。一般的にはベースの立ち位置にいるから。

ミネムラ:UNICORNで言うと、阿部Bさんの位置。

────なるほど。となると、The Benjaminとはずいぶん違いますね。

貘:システムを操作して、キーボードとギターを弾いて、MCでウケて。これは大変ですよね。

ミネムラ:MCでスベってね(笑)。ウケるのとスベるのと、両方やんなきゃいけないから。

────MCはともかく(笑)、演奏については、活動休止期間の間にパワーアップした状態を期待してます。

タクマ:技術的なものはもちろん、当時よりちゃんとよくなってるんだろうという自信がありますよね。

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