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【ORSEAS】ライヴレポート<ORSEAS 2nd Oneman「WAVE DAWN」>2026年4月28日(火)SHIBUYA DESEO

世の中がゴールデンウィーク前日でお休みムードが既に始まっている中、ORSEASが2回目となるワンマンライブ「WAVE DAWN」を渋谷DESEOにて開催した。注目度がどんどん上がっているORSEASの世界観をたっぷりと堪能したライブの様子を紹介したい。

会場にはORSEASの勇士を見ようと、Ariel(ORSEASのファンの名称)が駆けつけた。ギリギリまで、会場の奥まで詰めるようにアナウンスが入る中、定刻でライブは幕を開けた。

まるで深海の中にいるようなSEが流れ、ステージの幕が開く。ステージにはメンバーが既にスタンバイしており、Arielを迎える。記念すべき公演の1曲目を飾ったのは「愛を探して」。ジャジーな楽曲で、ミステリアスな雰囲気で会場を包む。続けて、どこか懐かしいメロディが印象深い「愛葬ロマンス」をドロップ。Arielたちも「おいおい!」と一緒にワンマンを盛り上げていく。サビではヴィジュアル系特有のフリが付いているが、ボーカル・LUM.も一緒に踊っており、楽しい雰囲気で、つい体が動いてしまう。最近、オーディションに出たりと、新しい活動が目立つORSEASなので、初めてワンマンを生で体験する人も多かったことと思うが、分かりやすいノリに、早くも心はほぐれていたことだろう。
赤い衣装が目を引く、大人の色っぽいパフォーマンスでArielを魅了していくボーカルのLUM.。上手にはツノを付けた、無邪気で元気に動き回るギターの柳。下手ではどっしりと構えた、どこか涼しげにも見えるベースのGoHが1音1音を、しっかりと紡いでいく。そして、奇抜なメイクに衣装、更にはパフォーマンスも奇妙なくろ。ステージ後方では可憐な見た目からは想像も付かないような、力強いドラミングでバンドを支えているSeira。ステージ上、注目ポイントが多すぎて、どこを見ようか悩んでしまう。
「空は群青に泣く」でも会場は一緒に手を挙げたり、折りたたんだり。LUM.のがなるような歌唱もあり、メンバーのテンションも上がっているのを感じる。


一気に会場を盛り上げ、ここで初めてのMC。「よう来てくれました〜」と急な緩いお喋りにびっくりする。早速、会場がパンパンであることに触れる。また初めて観に来る人からの拍手を受け、前回の池袋EDGEのワンマン公演から、Arielが増えていっていることを実感する。
所々でLUM.節が飛び出し、思わず笑顔になる。最後にORSEASの波を作っていこうと心意気を語り、演奏へ戻る。

「楽しんでいこうぜ!」と始まったのはGoHのベースから始まる「Room No.」。こちらもジャジーな楽曲で、MCで作られたほわっとした空気が瞬時に変わる。どこか懐かしい感じもあるが、Arielも一緒に手を叩き、メンバーと一緒に会場を温め、更に楽器達もそれぞれ目立つ演出があり、各々がライブを盛り上げていく。くろのターンではArielが全員ひざまづいているのが、流石と言えるだろう。見た目の奇抜さが目立つが、楽器隊もLUM.も実力があるからこそ出来る楽曲だと感じる。
続く「黄昏オフィリア」も哀愁が漂う雰囲気で、だからこそ体が自然に動く感じもある。初めて見ても、しっかりと耳で音を楽しみながら、体も動かして楽しむことが出来るのがORSEASの楽曲なのかもしれない。最後に「あなたの香りが消えない」と熱く嘆くLUM.の思いが、確かに会場内いっぱいに伝わったのを感じた。


「"Goodbye,Ms.Lawrence”」ではメンバーのステージ前方でのパフォーマンスから始まった。メンバー熱い気持ちに応えるかのようにArielも一緒に曲を楽しんでいる。「言葉探す横顔 忘れたくない」という歌詞を、落ち着いた照明の中で歌っているLUM.の姿が、深海に差し込む光の中でもがいている人魚のように幻想的だった。
そして、いよいよ前半戦最後の楽曲、柳のソロから始まる「Swear(仮)」が披露された。前回のワンマンでも演奏されているが、まだ配信などはされていないライブでしか聞けない楽曲である。これまでとは違って、踊って楽しむタイプの楽曲ではないが、心が動くのが自分でも感じられるような1曲。会場で使用されていたブルーのライトがまさにピッタリな印象である。演奏は鳴り止まないが、LUM.とSeira、GoH、くろと順にステージを後にする。最後に柳が1人ステージに残り、曲を締めくくると、照明は暗転し、なんとステージは幕を閉じた。
すると流れてきたラジオ風の音声。先ほどまでかっこいいパフォーマンスを見ていたハズなのに、楽しく緩い雰囲気に変わり、変な気持ちである。音声では度々、Arielに呼びかけを挟むが、反応が薄いのが、逆に面白いまである。

後半戦も楽しんで行こうと盛り上がったところで幕が開く。新しい衣装に見を包んだSeiraがドラムの椅子に立ってパフォーマンスをしていた。終演後販売開始のグッズの写真が事前に告知されていなかったので、察していたArielもいたとは思うが、これまでとは雰囲気の違う衣装に、びっくりしたのではないだろうか。ここではワンマンの醍醐味であるドラムソロが披露された。新しい衣装は腕や足が見えており、まさに女の子のような可憐な姿なのに、力強くドラムを叩き続け、ステージに1人ぼっちであることを忘れるような存在感である。曲中にArielから名前を呼んでもらい嬉しそうなSeira。可愛いピンクのドラムセットの、シンバルの間からたまに顔を覗かせ、色んな人たちの顔を確認しながら演奏楽しんでいるのが見てとれ、こちらまでつい笑顔になってしまう。演奏の最後では深々とお辞儀をして締めており、人柄の良さを感じた。ドラムソロが終わると、ステージにGoHが登場し、「UNCONQUERED BLUST (Bass Solo)」が披露された。それまで、どっしりと定位置に鎮座して、ステージを守っている雰囲気があったGoHが、縦横無尽にステージを練り歩き、なんとマイクパフォーマンスも!「声出して」と甘い声で煽る姿に、目だけでなく心まで奪われてしまう。楽曲が徐々にテンポアップしていき、ベースとドラムのセッションは終わる。「後半戦、準備は良いかい?たった1度しかないこの夜を最高に熱くしようぜ」とGoHが煽り、くろがステージに戻ってくる。また奇抜な衣装に度肝を抜かれた。ぜひ公開された新しい写真をその目で見てほしい。続く柳は王子様のような可愛い衣装で、ツノの色が白から黒に変わっている。そして、待ちに待ったLUM.は大きな襟が印象的な、青と赤の華やかで存在感のある衣装で登場した。最初の幕があいたタイミングで、新しい衣装ではなかったので、期待していなかったArielも多かったのではないだろうか。ORSEASはやる男達である!5人とも個性が反映されたバラバラな衣装のように感じられるが、1つのステージに上がると不思議と馴染んでいる。
衣装が変わったORSEASが最初に披露したのは「69Mother」。少ししっとりと大人な雰囲気だった前半線、後半線は初っ端から飛ばした楽曲が演奏される。新しい衣装にテンションが上がっているのはメンバーだけでないのが、しっかりと伝わってくるフロアの盛り上がりである。
続けて、配信も始まったばかりの「冥水ラカンス」。楽曲の展開の美しさもさることながら、ミュージカルを見ているかのようなパフォーマンスも必見である。ぜひ、生で聞いて、見てほしいと強く感じさせられた。
曲が終わると、会場からはArielの黄色い声援が。「日本で1番襟が高い男」とLUM.は自身の衣装を説明し、くろの斬新で奇抜な新ビジュアルについても触れる。会場からの「可愛い!」という声にも「本当に言ってるの…?」と反応しつつ、「慣れるまで時間をください」と頼んでおり、慣れるのに時間がかかるのはメンバーも一緒なのだと思うと安心する。


続けて、しっかりとLUM.からフリの説明があり、次に始まるのはファイティングポーズの曲こと「静世界〜新解釈ザ・ワールド〜」。サビでするファイティングポーズの時には①微動だにしない、②ガンをつける、③顔を守る、の3つを守ってほしいと説明し、「行こうか!大きな声くれ!」と演奏を始める。先日、LIVEダイジェストも公開されたところなので、見てから会場に足を運んだArielも多かったのかもしれない。先ほどまでより、更に盛り上がっているように感じる。
1番目のサビでは、ステージでSeiraとGoHのタペストリーをLUM.が掲げ、振り向くとくろのタペストリーが!2番目ではステージでは柳、振り向くとLUM.のタペストリーが用意されている粋な演出。映像でもない、SNSでもない、新しい写真の公開方法が斬新である。今後、振り向くのが楽しみになってしまったのではないかと、心配すら覚えた。
「声をもっとくれ!」と始まったのは「哀傷雨」。メンバーの思いに応えるように、声を出して応援を続けるAriel。ギター隊がセンターに集まる部分があるが、見た目の印象のギャップに、やはりまだ目が慣れていない。
間髪入れずに「棘」を畳み込む。より一層激しい楽曲に、ステージの暑さに比例するかのように、Arielはフロアでタオルを振り回す。
「いけんのか、Ariel!」とドスの聞いた関西弁で会場を煽り、「ほな、いこか」と「月影ラヴドール」を始める。フロアは更に熱を上げていく。当日券が無料だったので来たという人もいたかもしれない。でもここまで見ていたと言うことは、楽しかった証拠。だからこそ、ライブの熱量も上がっていたのだろう。LUM.の宣言通り「沼った」人たちが多かったのだろうと感じた瞬間だった。パンパンな会場だったので、モッシュも大変だったと思うが、曲に合わせ、波のように動く様子が美しかった。
「幸せだなと思って、ステージに立っています。最近、周りがORSEASって調子良いよねって言って来ます。そうなんですか?ライブに来てくれるArielが増えてきて、ライブもカッコよくなっていて、調子良いのは事実でしょう。ただ、俺たちは最初からやってることは変わっていないんですよ。みんなが、ORSEASってバンドを見つけてくれただけなんです。見つけてくれて、今日のライブを選んでくれて、来てくれて感謝しています。これからもずっと一緒にORSEASって大きな波を作っていきましょう。最後に聞いてください。」とLUM.の思いが伝えられた後に始まった「ECLIPSE」。前進バンドのGrimAquaの頃から披露されている、思い入れのある楽曲だろう。最後に相応しい、しっとりとした楽曲で、壮大な世界観に、もっと大きな会場で聞いてみたいなと思わずにはいられない。「たとえ明日が無くてもあなたへ今歌うよ」「あなたへ今歌うよ 終わらないこの未来を」口ずさみながら演奏している柳に、素敵な歌詞であることを再認識させられた。
メンバーは名残惜しそうに、1人ずつステージを後にしていく。会場からは大きな拍手が届けられ、続けてアンコールの声が鳴り響く。

「本編終わっちゃったよ」と軽い口調で、ステージに戻ってきた5人。これからの活動や、これまでの活動について語る。フライヤー配りでのエピソードなども、おもしろ可笑しく話す。
アンコールの1曲目は「BUTTERFLY」。衣装を脱いで、Tシャツの姿になったメンバーが、本編よりも更に熱く演奏しているように見て取れた。初めてライブに来ても、きちんと盛り上がれるように、ジャンプのタイミングも説明があり、熱いながら優しい空気感である。
「ガラス玉」を続ける。Arielももうすぐ終わってしまうワンマンを、名残惜しそうに楽しんでいるのが分かる。「さよならしよう」の歌詞に合わせて、手を振るArielだが、本当はさよならしたくない、もっと楽曲を聞いていたいと思っているのが伝わってくる。
「俺達の魂を全部ぶつけるから、お前達の愛をでっかい声で届けてくれ!愛しあおうぜ、Ariel!ラスト!」で最後に届けられたのは「Abyssally」。「限りあるこの命の中 何を捨て 選ぶのか 迷わず僕はかけがえのない君の手を引こう」「君のために唄うよ」とある。この限りある【今】、こうしてORSEASを選んで、この会場に来てくれたArielへの感謝がこもった楽曲で締めくくられており、思わず胸が熱くなる。そんなORSEASへの気持ちに、しっかり応えるArielは、相思相愛なのかもしれない。

メンバーが後にした後、映像にて今後のスケジュール発表になった。主催ツアー、そしてLUM.、くろ、GoHの生誕イベント、そして待望の2nd Anniversary ONEMANが池袋EDGEにて開催される。
まだまだORSEASが巻き起こす波から目を離すことは出来ない。主催ツアーでは全国を駆け巡るので、お近くに来た時に体験してみてはどうだろうか?詳細はこれから発表になるので、楽しみである。

SET LIST

1.愛を探して
2.愛葬ロマンス
3.空は群青に泣く
MC
4.Room No.
5.黄昏オフィリア
6."Goodbye,Ms.Lawrence”
7.Swear(仮)

8.Drum Solo
9.UNCONQUERED BLUST (Bass Solo)
10.69Mother
11.冥水ラカンス
MC
12. 静世界〜新解釈ザ・ワールド〜
13.哀傷雨
14.棘
15.月影ラヴドール
MC
16.ECLIPSE

En1.BUTTERFLY
En2.ガラス玉
En3.Abyssally

LIVE

ORSEAS主催ツアー
“Abyssal zone
〜quested of vision〜”

8.05(水) 心斎橋JUZA
8.06(木) HOLIDAY NEXT NAGOYA

9.03(木) 川崎セルビアンナイト
9.17(木) 神戸VARIT.
9.18(金) 京都MOJO

10.01(木) 浦和ナルシス
10.15(木) 仙台space Zero
10.16(金) 新潟CLUB RIVERST

11.04(水) 札幌Crazy Monkey
11.05(木) 札幌Crazy Monkey
11.12(木) HOLIDAY SHINJUKU

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ORSEAS 2nd Anniversary ONEMAN
11.28(土) 池袋EDGE

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🎂BIRTHDAY LIVE🎁
8.01(土) HOLIDAY SHINJUKU(くろ生誕)
10.08(木) 高田馬場CLUB PHASE(GoH生誕)
11.10(火) 新宿NINE SPICES(LUM.生誕)

RELEASE

【配信】
2nd Single「冥水ラカンス」
[収録楽曲]
1.冥水ラカンス
2.静世界〜新解釈ザ・ワールド〜
3.冥水ラカンス(-Instrumental ver.-)
4.静世界〜新解釈ザ・ワールド〜(-Instrumental ver.-)
https://linkco.re/pxSaFBBF

【最新MV】
ORSEAS 2nd Single「冥水ラカンス」

関連リンク

HP:https://orseas.jp/
X:https://x.com/ORSEAS_official
Youtube:https://www.youtube.com/@ORSEAS1128

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