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【GUMMY】完売続きの話題の新人(?)ガールズバンド=GUMMY、2nd EP『GIVE ME CHCOLATE』リリースに向けてマッド・デンジャラス、康太、Lottyの独占インタビュー掲載!

話題の新人(?)ガールズバンド=GUMMYが2nd EP『GIVE ME CHCOLATE』を9月3日にリリースする。
同日は“グミの日”と銘打たれ、彼らにとって初ワンマン以来となる新宿ロフト公演を開催するのだが、この日を含め、ここまで半年間で出演したライヴはすべてが即日完売。

まさに2026年を掻き回す存在になっているバンドのテンションをマッド・デンジャラス、康太、Lottyの楽器隊に語ってもらった。



◆   ◆   ◆


ロックバラードゾーンを担う曲を集めた



────VISUNAVI Japan的には一番最初のシークレット出演時から、GUMMYには何かとお世話になっているわけですが、別件で不在のGaraさん以外の楽器隊チームの3人にお話を伺っていきたいと思います。始動から半年経つわけですけど、メンバーはどのぐらいの頻度で顔を合わせてるんですか?

マッド・デンジャラス 今はリリース前ってことで撮影とかいろいろあるから週の半分くらい会ってるかな。そうじゃないときでも月に3回くらいはスタジオに入ってますね。

康太 曲を作らなきゃいけないっていうのもありますし。今作に向けてもう3~4曲作っておいた方がいいかなと思っていたので、5月のツアーが終わってからもレコーディングをしてました。

────たしか、1st EP『GIVE ME GUMMY』リリースの段階ですでに12曲ぐらい録り終えてたんですよね。

マッド・デンジャラス そう。今回に向けて録ったのは頭とケツに入ってる「grunge」と「造花」。

────両方ともライヴではすでに披露されていたと思うんですけど、今回レコーディングするに至った経緯は?

康太 そもそも「grunge」は1枚目には入らないっていうのはだいぶ前から決まってたんですよ。

マッド・デンジャラス 2枚目にミドルな曲ばかりを集めたいっていうのがあったんだよね。ただ、いざ、こうやって作品になるとちょっと狙いすぎたかなって気もする。

────潔いくらいにミドル曲が並んでますよね。

マッド・デンジャラス 前作がコール&レスポンスが見えるライヴ感を重視した曲を並べたから、今回は“こんなのもありますよ”って感じなんだけど、狙いすぎに見えちゃうとちょっとサムいから塩梅が難しいよね。

────本日不在ですが、Garaさん節とも言えるセルフオムニバス感のある歌詞も印象的でした。

マッド・デンジャラス まぁ大人な感じにはなってると思う。激しい曲を入れても良かったんだけど、1枚目からあんまり変わり映えしない感じになっちゃうんだったら歌モノを1枚にまとめようかなって。なんだかんだ真面目なバンドでもあるんですよ(笑)。

────そういう方向性はやはり酒席で決まるんですか?

マッド・デンジャラス そうそう。次の日になるとあんまり記憶がないんだけど、メモだけはとってあるんで。今のところ3枚目まではイメージができていて、そのなかで2枚目はこういう作品になったって感じ。

▲マッド・デンジャラス(Gt)

────『GIVE ME GUMMY』と来て、今作は『GIVE ME CHOCOLATE』。“GIVE ME ”シリーズが続くんですね。

マッド・デンジャラス 次に出すのはきっと『GIVE ME PINE』。“グミ・チョコレート・パイン”ってだけなんだけど(笑)。

────そこはオーケンオマージュで(笑)。

マッド・デンジャラス 要はノリだよね。ツアーで大阪から名古屋の移動中に決めた気がする。4枚目からは違う感じにするんじゃないかな。

────ツアーはいかがでした?ゴールデンウィークの1週間ぐらいで、東名阪を周る過密スケジュールではありましたが。

マッド・デンジャラス 焼肉食いましたね。

康太 しかも2日連続で同じお店だったよね。

マッド・デンジャラス ホテルから近くて、空いてて朝までやっててタバコが吸えるところを見つけたんですよ。あと、瓶ビールがある。これ大事。

Lotty 旨いし、結構安かったんですよ。じゃあ明日もここでいいかって流れになって。

マッド・デンジャラス 2日目の打ち上げはlynch.のメンバーとかもいたね。

Lotty ツアーは個人的には人生初の新幹線移動だったのが嬉しかったですね。他のバンドでは自分が運転することが多かったから、「あ、酒飲んでいいんだ」って(笑)。ツアーってこんなにも楽しいんだなっていうのを身に沁みて感じましたね。

────Lottyさんは女装もどんどんキュートになっていて、GUMMYを楽しんでいることが伝わってきます。

Lotty それで言うと、ツアーの移動で大阪から名古屋に着いたときに、ふとキャバ嬢っぽい服を着たいなと思って、そういうドレスとか売ってるお店に行ったのが大きいかもしれない。

────男性がそういう服を見てて、お店の人はなんか言ってこないんですか?

マッド・デンジャラス 言わない。それはあっちもプロだから。

Lotty また、あそこ行きたいですよね。

マッド・デンジャラス 名古屋まで行かなくてもいくらでもあるよ、ああいうお店(笑)。

────3月にやった新宿ロフトのワンマンの頃はお客さんからの「かわいいー!」っていう歓声も新鮮でしたけど、それが今や当たり前の光景になってるんだから、恐ろしいですよね。

マッド・デンジャラス そこはそういう設定になったよね。聖飢魔Ⅱ的なさ。

────10万飛んで何歳的な。

マッド・デンジャラス うん。

Lotty 女装してるけど、中身はちゃんとおっさんのままでいたい気がしますね。Garaさんはちょっと違う気がしてますけど。

────「造花」のMVと言い、Garaさんは何というか…どんどん可愛くなってますよね。

マッド・デンジャラス いや、あれはおばさんだよ(笑)。1月にVISUNAVIの「バトルキマイラ」にシークレットで出たでしょ。あのときはマリリン・マンソンの「スウィート・ドリームス」を意識していたはずなのに、そこから状況がどんどん変わってきて。自分が女子なのか女言葉のおじさんなのかがまだふわふわしてる気がする。でも、真面目だからあの人。ちゃんと決めたいんだと思うけど、実はそんなちゃんと決めない方が面白いと思う。

────そもそもGUMMYの発起人は康太さんなんですよね。

康太 aieくん(マッド)のギタースタイルも人間性も好きで、一緒にやってみたいと思ったのがきっかけですね。そういう話になったのはもう今から3年前とかなのかな。音楽性的にこうしていこうみたいな決めごとはなくて、あくまでこのメンバーで音を鳴らしたいっていうシンプルなマインドでしたね。aieくんがLottyを連れてきてくれて、Garaくんが一番最後に入ることになるんですけど、彼がボーカルになる前からずっと曲は作ってたんですよ。

────そのなかで音楽的な乖離もなく進んでいったと。

康太 まぁこのメンツならこうなるよねって音楽ですからね。

▲康太(Ba)

────ところで、ここまでGUMMYのライヴはワンマンだけじゃなくて、対バンまですべてがソールドアウトしてるじゃないですか。ここまでの状況になっていることはどう捉えていますか?

マッド・デンジャラス ありのままを言うと、もったいねえなって思う。でも、こればっかりは日本のライヴハウス事情的に空いてる小屋を探すので精一杯なんだよね。最初からこういう勢いで進んでいけるってわかってたら、Zeppとかそういうところを抑えていたんだろうけど、そうでもなかったからさ。本当ならこの勢いでガツンとデカいところやりたかったけど、ちょっとそこは慎重に考えていこうかなと思ってますね。

康太 この4人で組むバンドだから、そりゃまぁこうなるでしょって自負もあるけど、どこか大きいところを埋めなきゃみたいな気持ちはないんですよ。ただ、観たい人が観れないのは可哀想なので、そこはもう少し考えていかないといけないですね。見た目のインパクトは大いに一役買ったと思うんですけど、それにしても思いのほか盛り上がってくれて嬉しいっていうのが率直な気持ちです。

────音楽的に受け入れられたことも大きいでしょうし。

康太 もちろん。

Lotty 最初にロフトでやったワンマンのときからそうだったんですけど、GUMMYは未発表曲をどんどんライヴでやるじゃないですか。お客さんからしたら、飽きる暇がないだろうし、それもあってこうやって期待していただいているんだなと思います。作戦とかじゃなくて、曲を作りたくて作ってるだけではあるんですけど。

▲Lotty(Dr)

康太 とにかく今楽しいんですよ。その楽しんでやっているものを、変に商業的にしないことが良いんでしょうね。

────サブスク全盛の時代にあえて盤にこだわるのはどうしてなんですか?

マッド・デンジャラス 需要があるから。それに尽きますね。作っても売れないんだったら作ってないし、作れてないと思います。

康太 ジャケットがあって、歌詞カードがある。そういう形で作品を出したいんですよね。正直なところ、CDで再生して聴くっていう時代じゃないとは思うんですけど、物販のグッズと同じで、手元に置いておきたいと思えるアイテムとして必要なのかなと思ってます。

マッド・デンジャラス ただ、最近はフルアルバムっていう形で10曲とかを聴く体力がない人も多いと思ってて。頭の2、3曲聴いて判断されるのはわかってるんですよ。だったら、もっとコンパクトな作品の方が時代には合ってるんじゃない?ってことで、6曲入りにしてます。あとさ、タバコだって昔と比べたら3倍くらいの値段になってるし、物価だって上がりまくってるじゃない?そんななかでCDだけはずっと値上がりしてないっていうのも変な話で。10曲収録して、3000円ではちょっとやっていけないんだよね。

────そういう情勢も踏まえて、6曲入りのEPになることで結果としてカラーリングを統一したアプローチが実現してるんですよね。ぶっちゃけ10曲入りで、全部ミドルだとさすがに重た過ぎるかもしれないけど、そこを絶妙なバランスで成立させることができるわけで。

マッド・デンジャラス ワンマンで20曲やると想定して、頭とお尻じゃなくてヘソの部分にあたるロックバラードゾーンを担う曲を集めたのが今作ですね。もっと言うと次の作品には、この要素は一切入ってこない。

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