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【DIV】★スペシャルインタビュー★バンドが成長したからこそ出すことができた答え。再結成から3年が経った今、充電期間を前にDIVは何を思う?

“解散”でも“活動休止”でもなく“充電”。2023年の再結成から、継続的な新曲のリリースや<夏の行方FES>の立ち上げなど、精力的に活動してきたDIVから、2026年11月22日をもって充電期間に入るという驚きのニュースが飛び込んできた。彼らがなぜ充電期間を設けることを選択したのか。果たして、その充電期間はバンドにとって前向きなものなのか。そして、充電期間前ラストとなる新曲「Vampire's Applause」がどのように制作されたのか。この3年間の活動を通じて実感した成長、さらに成長したからこそ新たに感じたことをふまえながら、その本質を赤裸々に語ってもらった。



◆   ◆   ◆


それぞれの活動に必然性やメッセージ性を持って向き合いたいという気持ちが大きかった(CHISA)



────2023年の再結成から3年。コンスタントなリリースはもちろん、Zepp規模のワンマンや、近年では<夏の行方FES>という主催フェスの開催など精力的な活動を行っていた中でのニュースで驚いたのですが、充電期間を設けることになった経緯をお聞きできますか?

satoshi ワンマンライヴや<夏の行方FES>のような大きいライヴをやるには、コンサート制作上、早い段階で会場を押さえないといけないという事情があって。例えば、翌年に<夏の行方FES>をやりたいと思ったら、その1年前から会場を取らないといけない。となると、バンドとして取れる選択肢が少なくなってしまうなというのを感じたんですね。

────ライヴハウスの日程抑えの問題は年々早くなっていると言いますよね。その選択肢がなくなるというのは具体的にどういったことでしょう?

satoshi DIVは常に新しい衝動を求めているんです。例えば、47都道府県ツアーをやってみようとか、ファンクラブだけの活動にして音源をたくさん出そうとか、いろいろな選択肢があることはバンドとしてわかっています。でも、先に会場を押さえることで活動の方針まで決まってしまう。だから、現状の活動がDIVとして本当にやりたいことなのかを冷静に精査する時間を作ろうということなんです。そのために、あえてライヴ活動を止めて、考える時間を作ろうということですね。

────だから活動休止ではなく充電期間なのですね。

satoshi はい。なので、活動再開の時期や公演も決めていないんです。活動再開を先に決めてしまうと、充電ではなく次の活動に向けた準備期間になってしまうので。

────その意見に対してほかのメンバーさんはどう受け止めたのでしょう?

CHISA satoshiくんひとりの意見というよりは、バンド内で今後について綿密に話し合う中で、数ある選択肢の中からこうするのがいいだろうと決めた、メンバーの総意でしたね。

ちょび 複数の活動を並行する中で、全体のスケジュールがかなり詰まっていたので、充電期間を設けるという判断には自分も同意しました。

────スケジュールの問題という側面では、CHISAさんはACME、ちょびさんはRorschach.inc、将吾さんはそのどちらもという形でDIVと並行してバンドを掛け持っていますが、その辺りも充電期間を設けるための要因のひとつだったりするのでしょうか?

将吾 再結成してからの3年間では、そこを調整することが一番難しかったですね。

CHISA 個人的には、忙しいことに関しては全然ウェルカムで。DIVを少しでも観たいと思ってくれている皆さんの前に出ることができるのは、僕たちも望んでいることなので。忙しさというよりは、それぞれの活動にどのような意味や必然性、メッセージがあるのか、時間を取って向き合いたいという気持ちが大きかったです。

▲Vocal.CHISA


────なるほど。大きいワンマンにせよ、<夏の行方FES>にせよ、考えなしにルーティーン化することがよくない、と。

CHISA そうですね。それこそ出演者の皆さんや観にきてくれている皆さんが「また来年も出たい/来たい」と思ってくれるのは本当にありがたいことで、それもDIVというバンドの力を実感できる部分ではあるんです。もちろん、このイベントもDIVだからこそできる形を考えて始めたものですけど、どのバンドがやっても同じではよくないし、これまで2年連続で開催したからこそ、DIVがこのイベントを続ける意味を改めて考えたいな、と。

────とはいえ、充電期間の文言には“次なるフェーズ”“さらなる進化”“次の表現へ”といった言葉が並んでいたかと思うのですが、前向きな充電期間と捉えて差し支えないんでしょうか?

satoshi わからないです。というのも、この充電期間はメンバーの音楽人生において100パーセント明るい選択を取るための意志ではあるものの、それがDIVの活動にとって明るい選択かと言われると、今はわからないということです。

────と言うと?

satoshi 例えば、先ほど名前が挙がったACMEやRorschach.incが充電期間中に世界中でバズってスタジアムツアーができるようになったり、大きなレコードレーベルと契約してプロモーションを受けられるようになったりする可能性もあるじゃないですか。そうなった場合は、そのプロジェクトに全力を注いだほうがいいと僕は言いますよ。なので、DIVを発展させるために休むというよりは、ACMEやRorschach.incといったプロジェクトも含めて、メンバー一人ひとりの可能性を探る期間という表現が正しいのかもしれません。

────まずは休んでみて、その先どうなるかというのはその時にしかわからないということですね。

satoshi はい。11月22日以降を実際に過ごしてみて、その時の状況を見ながら決めようと話しています。

────しかしながら、文言には“2027年はライヴ活動を行わない”という表記のされ方をしていたわけで、これはリリースや制作に関しては行うということでしょうか?

satoshi 可能性はあります。楽曲に関しては常に大量にストックがあるんですけど、リリースプランは現時点で決めておらず、今後についても具体的には決めていないです。その中で、2027年にライヴをしないということだけが決定事項で、リリースに関しては、あまりに出したくなったら出すしかないですよね(笑)。

────そこは意外と柔軟なんですね。

satoshi その辺りは自分たちの欲望に忠実に、情熱的であっていいと思っています。

────もしリリースがあれば、ライヴがしたくなって復活時期が早まる可能性だってある、と。

satoshi そうですね。その時に僕たちが何をやりたいと思うかを大切にしたいです。

DIVは曲が良いというのは改めて実感しました(ちょび)



────では、その時を楽しみにしつつ、この再結成の3年間に関してどのように見ているかをお聞きしてもいいですか?

将吾 意外となんとも思っていないというか(笑)。もちろん頑張って活動しましたけど、再結成バンドでよく聞く“改めて続けていく難しさ”を感じることもなく、第一期(結成〜解散)の延長戦みたいな感じで、生活にDIVがあるのが当たり前で、それが普通の感覚でしたね。

CHISA 単純に第一期に比べればそれぞれ成長したというか、大人になったと思います。それもなろうとしてなったというよりは、気がついたら当たり前にできるようになったことが増えていたというか。逆にいうと、当時は何もできなかったけどできた気になっていて、それが絶妙なバランスでギリギリのところをなんとか繋ぎ止めて駆け抜けた4年半だったんだなって思うくらい、今ではいろんなものをコントロールできていて。だからこそ充電期間という話も出てきたんだと思いますし。

────だからこそ、それ以上のものを考えるようになった、と。

CHISA そうですね。器用になればなるほどやれることは増えるんだけど、次にやる意味とかやることに対するメッセージっていうものをもっとちゃんと余裕を持って考えられるようになったというか。

ちょび 成長という意味では、自分たちだけでなく機材やテクノロジーも進化していて、その状態で再スタートするという、なかなかできない経験ができたこともすごいなと思います。それと同時に、DIVは曲が良いということを改めて実感しましたね。再結成後は曲のクオリティもどんどん上がっていって、新しい自分がこんなふうにできるんだ、という発見もあった3年間でした。

▲Bass.ちょび


satoshi やはりキーワードは“成長”ってところにあるかなと思います。まず、CHISAさんが言っていた“人間的な成長”、ちょびさんが言っていた“テクノロジーの成長”、あとはメンバーそれぞれの成長もあります。第一期でローディーをやっていたshota(Chanty)が、今度は出演者として<夏の行方FES>のステージに立ったという意味では、身近な仲間の成長もありますね。そんなさまざまな成長を感じることができた3年間でした。

────そして、さらなる成長のための充電期間ということにもなりますよね。

CHISA “これだ!”というものを作りたいという気持ちは常にあって。今回、充電期間を設けるというのは、1年後のライヴを先に決めて、そこに向かってリリースをするという、多くのバンドにとって当たり前になっているセオリーから外れるわけで、そういう選択を取れるのもバンドが成長したからなのかなと思います。

────リリースにしろ、ライヴにしろ、全てに意味を持たせた活動にするための充電期間ということですもんね。

CHISA そうですね。それぞれいろいろな活動や、表に出ていない仕事もある中で、そうすることが、ある種ほかの活動をリスペクトすることにもつながると思うんです。どの活動にも本気で向き合わないと、ほかのプロジェクトのファンの人はモヤモヤするとも思いますしね。

ACMEチームにアレンジしてもらうことで、DIVの音楽にするという新しい扉を開いたと思っているんです(satoshi)



────そして、充電期間の発表後に新曲が2曲リリースされました。まず9月2日にリリースされたのが「ラストレインブルー」、そして充電期間前最後のリリースとなったのが「Vampire's Applause」です。

将吾 当初は充電期間前のリリースは1曲のみの予定だったので、「ラストレインブルー」だと悲しげで解散するみたいに見えてしまうと思い、「Vampire's Applause」のほうを推していたんです。

────そうだったんですね。でも、たしかにおっしゃっていることはわかります。

将吾 「ラストレインブルー」のデモを聴いた時に「これ、良い曲やね」って言ったんです。「カッコ良い」はすぐ言うんですけど、「良い曲だな」と感じることはあまりなくて、普段はなかなか言わないんですよ。でも、自然にその感想が出てしまうくらい良い曲だなって。

ちょび 自分も同じ感じで、クオリティが高いデモだったので「このままで良いんじゃない?」って思うほどでしたね。

CHISA 候補のデモには、もっとバラード色が強く、別れや終わりを連想させる曲もあったんですけど、今の僕たちを形容するのに一番適しているのが「ラストレインブルー」だったんです。

────とはいえ、充電期間を意識した「ラストレインブルー」でひと区切りつけたほうが納得感はありそうですが、なぜ「Vampire's Applause」を充電前ラストにしたのでしょう?

satoshi 本来のプロモーションとかを考えるならそうしたほうがいいですよね。でも、この充電期間は、先々のスケジュールによってバンドの方針まで固められてしまう状況を避けるためのものなので、リリースプランも充電期間に合わせていないんです。だから「ラストレインブルー」は充電期間に向けた歌詞を書いて出して、じゃあなぜその次にライヴチューンを出すのかというと、新曲を持ってツアーをしっかり楽しんだあと、充電期間に入ろうということなんです。

CHISA あとは、充電期間前最後になる曲はDIVに可能性を感じられる曲にしたいっていう思いもありました。活休でも解散でもなく充電っていうところで、これまでとは毛色の違う、今後のDIVに期待できる曲を選びたい。それが僕の中では「Vampire's Applause」だったんです。

────では、その充電前ラストとなる「Vampire's Applause」に関してお聞きします。先ほど、将吾さんはこちらの曲を推していたというお話もありました。

将吾 そうですね。単純にカッコ良かったです。こういうパンチある曲調なのにシャウトでなくメロディで押していくところや、歌が明るいところも含めて好みで。

ちょび 自分も「とにかくカッコ良い!」って将吾とふたりでずっと言ってました(笑)。

────僕自身、satoshiさんの作る曲でこういったテイストのイメージがあまりなかったのですが、どういったイメージで作ったのでしょう?

satoshi これは趣味で幅広く制作していく中で、これまでとは違うタイプの曲も作ってみようかな、くらいの気持ちで作ったんです。さっきおっしゃっていただいたように僕の担当ジャンルではないので、「こういったアレンジの曲を、激しい音楽を専門にしている皆さんに提示するのは大変おこがましいのですが……」くらいの気持ちではいるんです。

────そこまで恐縮しなくてもいいんじゃないですか(笑)。

satoshi でも、まさかその専門の人たちに「これが良い!」って言われると思わなくて。

将吾 当初は今よりさらに2音半高かったんですけど、その段階でサビメロが好きだったのと、シンプルな構成でわかりやすかったので、アレンジは一瞬で思いつきましたね。

ちょび デモはもうちょっとアニソンっぽい雰囲気があったんですけど、それもツボにハマって。

────僕は最初に聴いた時、将吾さんの曲かと思いました。

satoshi 将吾さんのタッチと比べると、もう少し軽いというか。

────たしかに言われてみれば将吾さんの曲は重心がもっと重めですよね。

satoshi そうですね。だからこそ、逆に新しいバランスというか、僕が大枠を作って皆さん────今回はACMEチームにアレンジしてもらってDIVの音楽にしてもらうという新しい扉を開いたと思っているんです。

▲Drums.satoshi


────新しい扉ですか。

satoshi はい。サビとかイントロとかは原曲からあの方向性だったんですけど、彼らにアレンジをお願いして圧倒的に作り方が違ったのが間奏で。ACMEだったら絶対にああいったミッドトーンのリフに行かないはずなんです。なので、アレンジをお願いした際にここの部分はまるっとなくなって僕の知らない45秒間が来るんだろうと予想していたんですけど、原曲を維持したままあのギターソロが入っていたので新しいなと思って。

────そもそも将吾さんがギターソロを弾くのも珍しいですもんね。

将吾 ギターソロを弾くのが好きなわけじゃないのと、ソロを弾くならブレイクダウンに行きたい、みたいな感じなので(笑)。ただ、いつも原曲を聴いた時に「この曲にギターソロが必要か、不要か」というところを考えるんですけど、この曲には必要だなと思ったし、テーマとなるフレーズがあったほうがDIVっぽいなと思うところも個人的にはありますし。

────なるほど。

将吾 それと、DIVのチューニングって下げてはいるものの、レギュラーチューニングにカポをつけてるくらいの感覚で、個人的な主観でいうとめちゃくちゃ高いんですよ。なので、そのチューニングでブレイクダウンに行くのはちょっと違うなみたいなところもあって。

────将吾さんがアレンジする上で、DIVらしくする秘訣みたいなものはあるんですか?

将吾 サウンド面では重ために作って、歌が入っていないところではギターが動くのに対して、歌があるところではギターはパワーコード。その裏でベースのフレーズが雰囲気を出す、みたいなやり方は昔からやっていて、そこがDIVっぽいと言われるところじゃないかと思います。特に「Vampire's Applause」では、そのベースでの雰囲気作りがうまくいっていて気に入っています。

satoshi 僕は「ラストレインブルー」みたいな曲を作るのは得意なんですけど、「Vampire's Applause」みたいな曲は専門外で、僕からすると“無造作に並ぶ模造品(レプリカ)”なんですよ。そのレプリカを将吾さんが音楽にしてくれて、新しい発見ができた。自分にはなかったタイプの楽曲を、DIVの新しい一面として発表できたことがうれしいです。

────「I swear」の歌詞をサラッと引用するのがオシャレです。また、この楽曲の作詞はCHISAさんとsatoshiさんの共作という扱いで、英詞がメインになっています。ACMEだと近年見られますが、DIVでは珍しいなと思ったのですが。

CHISA これはsatoshiくんが書いてきた日本語の歌詞があって、彼にジャッジしてもらいながら英語にしていったという感じですね。なので、今残っている日本語詞がsatoshiくんの書いた歌詞で、英詞の部分が僕の歌詞という形になります。

────そういうことだったんですね。

CHISA 先ほども話に挙がりましたけど、デモがアニソンっぽかったので、それを洋楽チックにしたかったのと、元の歌詞が具体的なことを言わずとも不平不満を列挙しているような内容だったので、元の歌詞のテイストを踏襲しつつ、直訳とは違う言い方でエモさや雰囲気をつけようというところで書いていきました。

────ということは元々歌詞のテイストは攻撃的な内容ではあったんですね。

CHISA そうですね。なので、そのメッセージはキープしながら、言葉にコーティングをするというか、パッケージを変えたような感覚でした。

────では、その攻撃的な歌詞の真意をお聞きしてもいいですか?

satoshi この曲自体、趣味で作ったもので、リリースするつもりではなかったという前置きをした上で、カバート・アグレッションに関して個人的に思うことを書いた歌詞なんですよね。

────表向きは善人を装いながら、影で相手を攻撃することですね。

satoshi そうです。僕はそういうアクションを求めていないし、あなたの持っている意見をアーティストとして掲げるつもりもないよ、というところで、過去にそう思うきっかけがあって。今はそこまで気にしていないし、旗を振りながら歩くほどのメッセージでもないんですけどね。

────ということは、DIVとしてのメッセージではないんですね。充電期間前ラストがこの攻撃的な歌詞だと意味深だなと若干心配していたのですが……。

satoshi 安心してください。DIVとしての意見の表明ではないし、内なる不満を外に出していくために充電期間を設ける、という意味はいっさいないので。逆にこの曲で伝えたいのは、メロディ感やバンドサウンド、アレンジといった部分です。最初にCHISAさんから英詞の方向性を聞いた時は、「攻撃的なニュアンスは残すんだ」と少し驚いたくらいです(笑)。

────それを聞けて安心しました。

CHISA でも実際、原曲の日本語の歌詞だとメッセージが強すぎたし、バンドのメッセージとして望まない方向に受け取られてしまうかもしれないと感じたので英語にしたっていう側面もあるんです。あまりにストレートすぎたのでマイルドにしようと思って。

────ちなみに今作もMVはsatoshiさんが監督をやられるんですか?

satoshi もちろんです。

────「ラストレインブルー」に続いて、自分が作った楽曲がMVになるということで、こういうものって作曲の段階からMVの構想が一緒にあったりするのでしょうか?

satoshi あると言ったらカッコ良いんでしょうけど、どちらもリリースするつもりで作曲していなかったので、最初からMVの構想があったわけではないんです。僕が仕事の中で自分の表現を前面に出せるのは、DIVの音楽や映像を作る時なんです。普段行っている映像制作はクライアントワークなので、基本的にはクライアントが求めるものを作る。その分、DIVのMVでは自分の心の赴くままに、風が吹くような作品を作れればと思っています。

観に来てくれる人が満足するようなツアーにしたい(将吾)



────では、現在開催中のワンマンツアーを、どんなツアーにしたいか、あるいはどんなツアーにしていきたいかお聞きしてもいいですか?

ちょび 先ほども話に挙がりましたけど、充電期間に入ったあと、活動をいつ再開するかが決まっていない状態なので、しっかりとこのツアーでDIVを焼き付けてもらえるように、次に観た時にはもっと感動してもらえるような気持ちで臨めたらと思っています。

将吾 少なくとも2027年中はライヴをしないので、しばらくDIVのライヴを観られないわけですけど、これまで、そういう心づもりでツアーを回ったことがないんです。正直なところ、これまでにない状況なので、どんな気持ちになるのか、まだ具体的には想像しきれていなくて。これまでのバンド人生では「これで解散! もうやりません!」という状況だったので。でも、観に来てくれる人が満足するようなツアーにしたいと思います。

▲Guitar.将吾


satoshi 実は将吾さんと結構一緒で。僕の場合は、取材翌日に控えていた<夏の行方FES2026 -TOKYO FINAL->の準備に集中していたので、その時点では、まずFESを最高の形で終えることしか考えられない状態でした。取材時点では、そこが終わったらツアーに向けて気持ちを作っていこうと考えていました。でも、ひとつだけ言えるのは、あまり湿っぽくはなっていないということですね。

────最後に、充電期間に入るまでの時間、DIVとどのように向き合っていきますか?

satoshi この記事を読んでいただいている頃にはツアーが始まっていると思うんですけど、今回のツアーでは各地で当時の衣装を着用して、その時々にリリースした曲を少しずつセットリストに入れようと思っています。これは単なるプロモーションの意味ではなく、当時の衣装も楽曲もカッコ良いと思ってやっていたわけで、実際にその衣装を着て演奏することで楽曲の解像度を上げて、改めて作品と向き合えると思っているんです。

────現在のDIVが当時の姿で当時の楽曲を演奏することに意味がある、と。

satoshi そうです。だから、その経験を経て11月22日に自分たちが作ってきた歴史を感じて、その時にできる最高のライヴを、お別れではなく、その時の僕らの姿としてしっかり見せようという気持ちでいます。

CHISA 今回、<夏の行方FES2026>で全国を回って、公演数が足りないと思ったんです。もっとライヴをしたいなって。なので、きっとワンマンツアーでもそう思ってしまうんだろうなと思います。その中でも今までで一番のライヴをしたいと思っているし、限界の限界を見せるつもりで仕上げてきていますけど、自分の気持ちとしては「まだまだいける!」と思ってファイナルを迎えるのが正解だと思っていて。完全燃焼はするものの、ステージに立つ者としては少しモヤモヤを抱えて、DIVへの渇望感を持ったまま充電期間に入るくらいがふさわしいのかなと思っています。

────DIVが3年前に見事に復活を遂げた時のように、いつかまたステージに帰ってくる日を楽しみに待っていようと思います。

satoshi 最後にひとつ。今回の2曲以外にも、いつか皆さんに聴いてもらいたいと思っている曲があります。今後どのような形になるかはまだ決まっていませんが、届けられる日が来たら、その時を楽しみにしていてほしいです。

取材・文 オザキケイト

RELEASE

2026年9月2日 Digital Release
New Single 「ラストレインブルー」

■Download & Streaming
https://div.lnk.to/LastRainBlue
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2026年10月1日 Digital Release
New Single 「Vampire's Applause」

■Download & Streaming
https://div.lnk.to/VampiresApplause

LIVE

DIV「PRE-RECHARGE ONEMAN TOUR」

2026年10月17日(土)福岡INSA
2026年10月18日(日)福岡INSA
2026年11月2日(月)川崎セルビアンナイト
2026年11月8日(日)六本木CLUB EDGE【DIV公式FC「DIV Premium Club」会員限定公演】

■DIV Premium Club
https://fanicon.net/fancommunities/5327

■一般発売(10月17日〜11月2日公演)
前売り:6,000円
https://div-official.zaiko.io/

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-FINAL-
2026年11月22日(日)渋谷WWW X
■一般発売
前売り:6,500円

2026年10月17日(土)10:00~
https://div-official.zaiko.io/

関連リンク

◆DIV Official Web Site:http://div-official.jp/
◆DIV Official X:https://x.com/div_official_
◆DIV Official YouTube:https://www.youtube.com/@DIVOfficialChannel
◆DIV Premium Club:https://fanicon.net/fancommunities/5327

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