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【GUMMY】4月29日リリースの1st EP『GIVE ME GUMMY』に先駆けてフルメンバーインタビュー敢行!────「まともなプロデューサーがいたら止められると思う」


「まともなプロデューサーがいたら止められると思う」



────aieさんの引き出しとメンバーの対応力が噛み合ってスピード感を生んでいると。1st EP『GIVE ME GUMMY』はそんなレパートリーの中から6曲が収録されているわけですが、どう選曲したんですか?

マッド・デンジャラス ツアーが決まってたから、ライヴの前に知ってた方が楽しめる曲っていうのが前提ですよね。12曲くらいは既に録ってて、バラードもあるんだけど、そこからライヴ向けの曲を選んだ感じかな。

────まず印象に残ったのがサウンドの気持ち良さなんですけれど、「GUMMYの音」というものについてはどう考えていますか?

マッド・デンジャラス 俺たちには不良っぽい音の音楽が似合うかもなって。同期があるバンドで縦がピッタリ合ってるとかじゃなくて、グチャグチャで何やってるかわからないんだけど、ゾクゾクするようなイメージ。それで見た目はこれっていうのがいいんじゃないかって。

────aieさんのギターのトレブリーな音が、確かに不良っぽいかも。

マッド・デンジャラス 今までの自分のキャリアの中でも、一番ヤングなことをやってるっていうか。

Lotty god(the god and death stars)とかよりもソリッドなギターを弾いてますよね。音作りは何か違うんですか?

マッド・デンジャラス 音作りも何も、現場ごとにたまたまそこにあるアンプが違うから(笑)。レコーディングもスタジオにあったアンプだし。

Gara スタジオで「こうしてみる?」とか、その場でフレーズが変わったりするし。そういうのもこのバンドの面白いところかなと思います。一曲目の「死神は赤いハイヒールを履いて、首輪を残す」は、まさにロックバンド的にワンテイクで録って。ハンドマイクで歌って、ちょっとうわずってるんですけど、それでOKになって。このまま裸で行っちゃおうと。

マッド・デンジャラス この4人なら、同じ部屋でせーの一発でも録れるだろうね。

────「氷の結末」はMVも公開されていますが、この曲を推す理由は?

マッド・デンジャラス 一番ライトユーザーに優しい曲というか、細客にも響くやつ(笑)。わかりやすくて。最後の「シール」とかも我々っぽいけど、名刺にするにしてはトリッキーっていうか。

Gara 「シール」に関しては、GUMMY版システム・オブ・ア・ダウンみたいな曲にしたいっていうイメージで作ってて。歌詞は女性の表と裏を描いてますけど、ガールズバンドっていう設定とこの衣装がなかったら書けてないですね。

────「シール」は楽曲展開が面白いですよね。皆さんは「逆ヴィジュアル系」と表現していますけれど、Aメロはキャッチーな歌ものなのに、サビがカオスになるっていう。

Gara タイトルもみんなで飲みながら決めたんですけど、昨日の配信の時には由来を忘れちゃってた(笑)。

マッド・デンジャラス 粘着質な女だから「シール」っていう。

────そうやって忘れちゃうような瞬間のアイデアをすぐに閉じ込めるのがGUMMYの創作スタイルなのかもしれない。

マッド・デンジャラス 俺は普段から作り置きもしないので。今良いと思うものを常に出してる。やっぱり瞬発力が大事で、ダメだったらやめればいいから。こねくり回すと正解がなくて永遠に完成しなくなっちゃう。

────未リリース曲には「ニルヴァーナ」「レッチリ」のような仮タイトルがついているそうですね。


マッド・デンジャラス そこでLottoとジェネレーションギャップが活きてくるっていうか。俺のイメージするレッチリとLottoのイメージするレッチリって全然違うんだけど、それで良いと思ってる。あくまでレッチリっていうのはヒントだから。あとは「ブルーハーツのあの曲のキーをマイナーに変えたらどうなるか」っていうチャレンジとか、そういう遊びの延長が多いかな。半分冗談っていうか。

Gara 楽器を弾いているみんなが思うイントロ・A・B・サビっていう構成と、僕が感じるそれが違うのも面白いですよ。メロディー入れた時に「そこに入れるんだ」って言われたり。

マッド・デンジャラス 狙っては作れないよね。

────誰かがプロデューサーのように指揮してるわけではないと。

マッド・デンジャラス ないですね。むしろまともなプロデューサーがいたら、「やるメリットがない」って言って止められると思う。

Lotty 「プリンにスプーン」っていう曲に「ウー!」っていうコーラスがありますけど、あれもレコーディングで決まりましたよね。「ウー!」って言ったらなんだかご機嫌で、ハッピーで。あの辺りからライヴの空気感が出来上がってきた気がします。楽しいライヴにしたほうがいいんじゃないかと。

────「天国少女」の繰り返される「人の世界は地獄」のフレーズなんかも、ライヴでの盛り上がりが想像しやすいです。

マッド・デンジャラス 本当は2ブロック目にサビがあったんだけど、いまいちピンと来なくて、「いや、もうサビなんてなくて良くね?」って話になってアレで押し通しました。

Gara あと何か足らないなと思って、aieくんが熟女キャバクラに行った時に録音してた音声を最後に入れて。

マッド・デンジャラス 本当はダメなんだろうけど(笑)。

Gara 少女ではないし(笑)。歌詞も男っぽいんだけど、僕ら自身も性別があってないような格好をしてるし、これは「天国少女」でしょ、みたいな。

────そういう、想像と逆の動きをしてやろうっていう企みはGUMMYの中に通底してありますよね。

マッド・デンジャラス でも、破っちゃいけないルールもどこかには漠然とあって。「天国少女」はいいけど「地獄熟女」はやりすぎだな、みたいな。その程度のセンシティブランプは持ってる、これでも(笑)。絶対にこの言葉は使わないとか、そういう美学はあるから。でも熟女キャバクラ行くのとか、会話を録音するのとかはOKで……窪塚洋介のさ、「悪いことすんなって言ってんじゃないの。ダサいことすんなって言ってんの」だよね。

────逆に言えば、ダサくなければ何をやってもOKだってことでしょう。

マッド・デンジャラス  そう。犯罪でも(笑)。

────作品リリースに伴ってライヴの景色も変わるでしょうから、来たるツアーも楽しみですね。

マッド・デンジャラス ほぼはじめましてのツアーだから、最初のワンマンの実演でいいんじゃねえかとは思ってて。結局、あの日のセットリストがかなり完成してるっていうか。順番が変わる可能性はあるけど。

康太 あれが現時点のベストだったし、イジりようがなかった。

マッド・デンジャラス ここでガラッと変えるようなスピード感はいらないと思うから。

Gara それでもまったく同じライヴにはならないと思いますよ。その日ステージに上がったテンションによって、テンポも尺も違うだろうし。

Lotty 下手したら当日にアレンジが変わるかもしれない。

マッド・デンジャラス 残ってる酒の量も違うから(笑)。

康太 みんな、そういうスリルを楽しめる領域に来てる。決まったことをやるよりそっちの方が面白いじゃないですか。



取材・文:サイトウマサヒロ
写真:川島彩水(TOP画像)

RELEASE

GUMMY 1st EP
「GIVE ME GUMMY」
2026.04.29 RELEASE / 【CD】¥3,000(+tax)

収録曲
1.死神は赤いハイヒールを履いて、首輪を残す
2.氷の結末
3.プリンにスプーン
4.無色サーカス
5.天国少女
6.シール


LIVE

GUMMY JAPAN TOUR 2026
「GIVE ME GUMMY」

05.05(火祝)心斎橋BEYOND
05.06(水祝)名古屋HeartLand
05.08(金)代官山SPACE ODD

※全公演即日完売 当日券販売予定無し

関連リンク

◆Official X https://x.com/Gummy_20260307
◆Official Web Site https://gummy-official.com/
◆Official Instagram https://www.instagram.com/gummy_20260307/
◆Official YouTube https://www.youtube.com/@GUMMY_official2026


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