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2017年12月29日 (金)

【ライヴレポート】2017年12月26日(火):<戦国時代-The age of civil wars->TSUTAYA O-EASTを舞台に初陣を告げた熱狂の戦い!

REPORT - 15:57:05

  JURASSICYUKIことNao-A(Vo)、元SIAM SHADEKAZUMAことKz(G)VAMPSGACKT、布袋寅泰などのサポートベーシストを担当していたJu-kenことDate(B)、元SIAM SHADEのメンバーであり、現在はBULL ZEICHEN88の一員としても名を馳せている淳士ことS.N.D(Dr)。移り変わり激しい時代の中で戦いを繰り広げてきた4人の戦士が集まり、今年より戦国時代-The age of civil wars-は活動の狼煙を上げた。

 

  11月には、1stアルバム『初陣-First battle-』を発売。そして1226()、戦国時代-The age of civil wars-TSUTAYA O-EASTを舞台に日本に於ける初ライブ(初ライブはロンドン)を行った。

 

  無数の軍旗がたなびくステージ。巨大なスクリーンに映し出されたイラスト姿のMANZOUが語った、「4人の初陣が素晴らしいものになることをみなさん見届けてください、いざ出陣!!」の声。

 

 煽るその声を受け、爆裂する炎の映像と荘厳な音に乗せ4人が姿を現した。S.N.Dのドラムセットは、お城の土台の上に聳え立っている。なんて、らしい演出だ。もともとイラスト姿を通し姿を現したバンドのように、ライブも、さまざまな絵背景に背負い、物語を描くように進行してゆく。

 

 戦いを挑むべく戦国時代-The age of civil wars-の初陣を飾ったのが、激しく荒れ狂う歌と演奏を突きつけた『戦友』だ。背景に映る無数の炎の映像は、メンバーたちの感情を投影した姿。轟く調べの上で、勇壮に歌うNao-AKzNao-Aの歌へ巧みに寄り添えば、身体を揺さぶるS.N.DDateの演奏に魂が打ち震え、Kzの攻めるギターに気持ちが熱く昂ってゆく。「舞い上がれ赤き血を」、その言葉へ想いを重ねるように、フロアーに集った戦士たちも拳を振り上げ、共に熱狂の戦いへ踏み出していった。

 

 観客たちを煽るNao-A、掲げた意志を示すように、彼らはバンド名を冠した『戦国時代 -The age of civil wars-』を叩きつけた。背景に映る「五重塔」は、彼らの陣地。まさに守るべき地を背負いながら、4人は未開の地へ魂を燃えたぎらせ突き進んでゆく。興奮覚える情動な楽曲に触発され、身体を揺さぶらずにいれない。「燃える魂」の言葉通り、この戦い、最初から冷静でなどいれるわけがない

 

  「揺らせー!!」、熱した演奏を力に重厚な音の翼をはかめかせ、戦国時代-The age of civil wars-は『常翔』に乗せ飛び立った。飛翔する彼らと一緒に羽ばたきたい。荒れる重厚な音、魂を燃やす音の刺激は、何時しか僕らにも黒き翼を授けてくれた。二つの拳の翼をはためかせ、彼らと一緒に熱狂の果てまでへ夢中で飛び続けたい。なんて雄々しくも灼熱な戦いだ。まさにここは、熱狂と熱狂とが渦巻く気持ちを熱く唸らせる戦場だ。

 

  「やっと逢えたね、拙者とか言うと思った?(笑)。今日は一緒に命を燃やしてくれますか、もっと上げていこうぜ!!(Nao-A)

 

  新しい始まりを告げる春の季節へ誘うように流れた、『SAKURA』。でも、連れ出したのが戦国時代-The age of civil wars-だもの。桜()の色がショッキングなほど艶やかな、燃えたぎる血潮を胸に抱かせる楽曲だ。背景には『SAKURA』のMVを投影。KzDateが寄り添い演奏すれば、Nao-Aは伸びのある歌声をテンション高く力強く響かせてゆく。華やかな演奏へ、大砲のように轟く音を次々と叩きつけ援護するS.N.D。華やかさの中に燃え盛る炎の幻影を見ながら、誰もが熱狂に溺れていた。

 

  軽快に音が滑り出した。心地好く疾走する『freewheeling~自由闊達~』が、熱を求めるファンたちをふたたび空駆ける青の世界へ導いてゆく。背景には、「伊達の兜」を投影。跳ねた演奏とはいえ、一音一音が重厚なのがこのバンドらしさ。その音へ優しい色を塗りたくるNao-AKzの歌声。力強いNao-Aの歌声を縁取るように支えてゆくKz2人の重なりあう歌声へ、心に奮い立つ勇気を感じずにいれなかった。 

 

  羽ばたいた気持ちをゆったり旋回するように舞い踊らせたのが、『Lonely』だ。背景には、4人のイラスト姿のMVを投影。切なさ抱いた歌とはいえ、雄大な演奏とNao-Aの懐深い歌声に触れていると、4人と一緒に大空をランデブーしてゆく気分になれる。下界に広がる悲喜こもごもな風景を胸に受け止めつつも、今は、彼らと一緒に魂を解き放ち空を飛び続けていたい。

 

  今にも感情壊れそうなNao-Aの歌声へ、そっと刹那の声と哀切なギターの音色を塗り重ねてゆくKz。『夢の果て』、なんて壮大さと切なさを抱きながらも、胸の奥底へズンッと哀しい衝動を落とし込んでゆく楽曲だ。込み上げる想いをひと言ひと言しっかり空へ届けるように歌うNao-A。彼の想いを支える哀切ながらも重厚な演奏。戦国時代-The age of civil wars-が描く瞼潤す物語が、ジワジワと込み上げる痛い衝動を与えてくれた。

 

  ループマシーンを駆使し、次々と音を重ねながら楽曲を作りあげるKz。ワイルドでダーティなギターの音色が次々と重なり、気持ちを熱くさせるロックなグルーヴを描き出してゆく。その音の絵の上で、Kzは高揚抱くギターソロを奏でていった。

 

  『道化師』のMVが流れ出すと同時に、メンバーたちがステージへ。突きつけるS.N.Dのドラムビートを合図に、戦国時代-The age of civil wars-はふたたび挑みかかるよう、勇壮にスタジアムロックナンバー『道化師』を朗々と歌い奏でだした。スケール大きな楽曲の中に描きだす激しさと高揚。彼らは、音楽というドラマを映し出してゆく。そこへはつねに、魂を揺さぶる「挑む」熱気が満ちている。その刺激に触発されたら、拳を振り上げずにいれなくなる。

 

 「新曲です。ぶっ飛ばしていこうかー!!(Nao-A)

 

 戦いの真っ只中へ駆けだすように流れたのが、『戦場』だ。背景には、戦いの地と無数の軍旗はためく映像が映し出されていた。勇壮さの中、どこか優しさを持って歌が響くのも、彼ら自身が守るべき大切な人たちの想いを背負い、音楽シーンという戦場へ戦いを挑んでゆくから。この歌は、戦国時代-The age of civil wars-の未来へ突き進むための宣言歌。『戦場』、なんて魂を奮い立たせる光を携えた歌だ。

 

  「いざ参れ!!」と掛け声を上げたくなるように、重厚で高揚した演奏が魂を熱く震わせる。『いざ参れ』の歌に合わせ、誰もが拳を興奮の槍に変え、熱狂の渦の中へ行進し続けていた。力強く高らかに突き進め。今は、それが答えだ!!!!

 

  メロディを響かせながらも重く唸るDateのベースに、タイトな音を轟かすS.N.Dのドラム。リズム隊のセッション演奏は、手数勝負のバトルと言うよりは、重厚な音の中、どれだけ滾る感情を導き出せるかの戦いだ。つねに戦いへ挑む姿勢を音を通し描いてゆく、そこが戦国時代-The age of civil wars-らしさだ。

 

  戦国時代-The age of civil wars-流ダンスロックナンバーの登場だ。エフェクト系の映像を背に響かせた『Dancing Samurai Soul』の演奏とNao-Aの振る扇子の動きに合わせ、場内でも無数の扇子が舞い踊ってゆく。その演奏は、無意識のうちに身体を上へ上へと弾ませた。ここは戦国時代の浮世な宴の場?!。舞い踊れ?!。いやいや、雅なダンスロックへ飛び乗り全力で騒ぎ狂え。

 

  またも魂へ熱した血を注ぐように、感情をグッと力強く突き動かす演奏が響きだした。『戯言』を胸に掲げ、戦国時代-The age of civil wars-4人と一緒に、まだ観ぬ世界へ突き進みたい。巧みに個性を混ぜ合わせ、騒ぎたい衝動へ戦国時代-The age of civil wars-は熱を注いでゆく。

 

  黒い感情を剥き出しに襲いかかったのが、『Monster』だ。感情を揺さぶるサビ歌を頂点に、演奏は終始闇を抱く演奏を叩きつけてゆく。だからこそ、サビで見えた光に僕らは感動と興奮を覚えずにいれなかった。

 

  戦いも終盤戦へ。戦国時代-The age of civil wars-の真っ赤なロゴを背にぶつけたのが、嵐のごとく荒れ狂う音の旋風を巻き起こす『Wheter true or false」』だ。強烈な熱を持った音の塊をぶつける演奏陣。でも、その歌声に確かな存在感と気持ちを高揚する歌心が渦巻いているからこそ、心はその歌へ惹かれずにいれなかった。終盤に起きた熱い手拍子。熱狂の炎はフロアー中へ広がってゆく。そして

 

  Nao-Aがタオルを手に頭上高く振りまわすと同時に、演奏は『愛染明王』へ。背景には、「直江兜」が映し出されている。疾走するビートナンバーの上で、誰もが無邪気な戦士となり、刀の変わりにタオルを振りまわし、気持ちを一つに重ねあう戦いを繰り広げていた。反目することが戦いではない。戦国時代-The age of civil wars-は求め合う気持ちを一つに溶け合わせるため、互いを鼓舞しようとライブという戦いを挑んでゆく。こうやって最高の熱狂で抱き合うことこそ興奮と恍惚だと言うように。

 

 アンコール前、ふたたびスクリーンに、MANZOUが登場。「4人が志を一つに立ち向かっていく様は、まさに戦(いくさ)」。まさに、その言葉通りだ。さらに、何故、戦国時代-The age of civil wars-が誕生したのかをMANZOUは語ってくれた。

 

  MVを背景に映し出した『狂歌乱舞』より、戦国時代-The age of civil wars-はふたたび戦場へ。轟く雅ロックナンバーの上で、Nao-Aが挑むように歌をぶつけてゆく。突きつける衝動と包み込む抱擁を轟く演奏の中へ混ぜ合わせ、戦国時代-The age of civil wars-はこの地へ、大勢の人たちの心へ燃え盛る炎を燃やしていった。

 

「これからもみんなの背中を押していけるように。また絶対に帰ってくるから待っててください。またみんなに逢えることを信じてこの曲を贈ります」(Nao-A)

 

  最後に、これまでの熱狂の戦いをすべて空へと昇華するよう戦国時代-The age of civil wars-の青いロゴを背に、心地好くも解放感にあふれた『輪廻の華』を4人はプレゼントしてくれた。マイクを突きつけ呼びかけるNao-A、へ、会場中の人たちが拳の声を返してゆく。この日、互いに感じあった戦いの歩みと、産まれたばかりの歴史を心のフォルダへ保存するように、この風景を誰もが心のシャッターで次々と写し取っていた。

 

 これから、どれだけの数の思い出と重なる歴史を記録していけるだろうか。戦国時代-The age of civil wars-も僕らも、まだまだ記憶の容量はたっぷりとある。来年からも音楽の地で、一緒に戦いの歴史を刻み続けようじゃない。今からでも遅くはない、次の動きが発表になったとき、ぜひ一緒にこの戦いへ参加し、共に心を重ね合わせ一つに溶け合おうではないか。

 

PHOTO:遠藤真樹

TEXT:長澤智典

 

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-セットリスト-

『戦友』

『戦国時代 The age of civil wars-

『常翔』

SAKURA

freewheeling~自由闊達~』

Lonely

『夢の果て』

Guitar Solo

『道化師』

『戦場』

『いざ参れ』

Ba&Dr Solo

Dancing Samurai Soul

『戯言』

Monster

Wheter true or false」』

『愛染明王』

-ENCORE-

『狂歌乱舞』

『輪廻の華』

 

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戦国時代-The age of civil wars- Web

http://sengoku-jidai.jp/

戦国時代-The age of civil wars- twitter

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2017年12月21日 (木)

【ライヴレポート】<黒ユナイト主催「トモダチコレクティブ~漆黒~」ファイナル>2017年12月15日 新宿LOFT◆仲間との絆、バンドとしての可能性を再確認

REPORT - 16:54:46

黒ユナイト主催イベント・ツアー「トモダチコレクティブ~漆黒~」のファイナル公演が、2017年12月15日に新宿LOFTで行われた。


そもそも、ユナイトが“黒ユナイト”として活動を始めたのは、今から2年前。

活動5周年の時に、1ヶ月の期間限定として行われた企画だった。
ユナイトで見せる爽やかでキャッチーな楽曲を封印し、ゴシック要素を強めに“黒い”ということに特化したバンド像を作り上げていった。
そうしたコンセプトに添った結果、ライヴも必然的に激しい曲目が集まった。

それだけにファンからの人気も高く再演を望む声も多くあったのだ。



そして、2年の月日が経った今、黒ユナイトが期間限定で始動するとなり、ファンは賑わった。
更に今回は、黒ユナイトとして初の音源「黒ノ玲瓏」をリリースしただけあって、後に始まった主催イベント・ツアー「トモダチコレクティブ~漆黒~」も大いに盛り上がった。
ファイナルでは、旧知の仲であるDaizyStripperとDOG inTheパラレルワールドオーケストラが参加。
トップバッターを飾ったDaizyStripperは、ユナイトと同じように爽やかな楽曲を得意としているだけあって、黒ユナイトとは間逆の部分を提示してくるかと思いきや、何と、この日ばかりは、メンバー全員が黒い衣装に身を包んでの演奏という徹底ぶり。
「アマカラ」を激辛バージョンに変化させて攻撃性を高めるなど、いつも彼らのライヴを観ているファンにも、より一層楽しめる演出が用意されていた。

予想外の演出といえば、Sadieのカヴァー曲「迷彩」もそうではないだろうか。
この曲は、DaizyStripperがユナイトと仲良くなったきっかけの1つであると、夕霧は言う。
かつて、大阪で対バンした時にこの曲を演奏した際、それを聴いていたLiNが「やばい!やられた!」とえらく気に入ってくれたそうだ。
曲をきっかけとして仲良くなっただけに、今日は敢えてこの曲をやりたかったと。
「ユナイトの為にやるから、暴れたかったら暴れれば?」というツンデレなMCも場を盛り上げた。
そのまま「BLACK DROPPer」へと移ると、結、ハク、メイが突如乱入。

陽気なムードのまま、ライヴを締め括った。



続いて登場したDOG inTheパラレルワールドオーケストラは、1曲目から「電脳花壇」で荒くれた景色を作り上げていく。
ファンと一緒に片手で十字を切る様子は、まさに狂犬。

今年は下半期から40本ものライヴをこなしているだけに、ライヴバンドとして目覚ましく変化してきた彼ら。
それゆえ、ライヴ運びもうまい。

「デイジー観てましたけど、今日は良いファイナルになりそうだね!」と嬉しそうに言う春。
過去に、「ユナイドッグ」という対バンをユナイトとやっているだけに、今日はまた良い戦いが見られそうだ。
「友達が頑張っているから俺達も頑張ろうって思ってる」との言葉の後には、ユナイトの代表曲「イオ」を演奏。
冒頭からユナイトっぽさを出している辺り、かなりの挑戦だ。

それでいて、DOGらしさも存分に詰め込まれており、フロアからは大きな歓声が上がる。
新曲「Re:quiem」で更に場内を温めると、「[MAD][DOG][SICK]」では結をステージに呼び込む。
そうして対バンの良さを見せつつ、ラストは「JOY TO THE WORLD」で自分達の持ち味をしっかりと発揮していく。
次の黒ユナイトに向けて、最高のバトンを渡した。



お待ちかねの黒ユナイトは、もちろんトリ。

登場時のメンバーの出で立ちを見れば、今回のツアーは非常に遊び心を持って挑めた事がわかる。
ヴィジュアル系ロックバンドとして誇りを持っているからこそ、いつもとは違った面を見せようと、衣装にもメイクにも楽曲にもこだわった結果が、黒ユナイトだ。
自身、初の音源となった「黒ノ玲瓏」に収録されている「MISERABLE」を筆頭に、全身で曲を届けていく。
「地方で受け止めた想いをパワーに変える」と結も言っていたように、彼らはライヴでファンの歓声を浴びて育っていくのだろう。
その証拠に、旧曲だけでなく、新曲は圧倒的に聴かせる力を持っていた。
黒ユナイトとして音源を出せた事は、彼らの音楽性にかなりの影響力をもたらしたに違いない。
何でもできるバンドだからこそ、どこに焦点を合わせていいのか迷う時期もあっただろうが、何でもきるなら全部出してしまえばいい。
ユナイトも、黒ユナイトも、どれもが彼らだし、その全てが彼らの魅力だ。


この日ラストを飾った「LEMON SQUASH」では、参加した2バンドのメンバー全員がステージに集まった。
楽曲を演奏する者、お互いに楽しそうにじゃれ合う者、見せ方はそれぞれにせよ、ヴィジュアル系シーンはまだまだ明るいと感じさせてくれる1場面だった。
それだけに、来年3月にZepp DiverCityで行われる、ユナイトの7周年記念ワンマン・ライヴが楽しみになった。
これだけの友達に支えられているのだから、彼らはもっと頑張れる。
仲間の絆とバンドとしての可能性を再確認できた良いツアーになった、と観ていて感じられた。

 


写真◎藤川正典
文◎水谷エリ

 

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「トモダチコレクティブ~漆黒~」ファイナル公演 SET LIST

<DaizyStripper>
1.PSYCHEDELIC HEAVEN(inferno ver.)
2.アマカラ(激辛ver.)
3.NAKAYUBI
4.ARREST
5.マネキン
6.迷彩(Sadieカヴァー)
7.BLACK DROPPer

<DOG inTheパラレルワールドオーケストラ>
1.電脳花壇
2.ハルシオンキャンディ
3.イオ(ユナイト カヴァー)
4.Re:quiem
5.[MAD][DOG][SICK]
6.boomy♡boomy
7.ミラクルGO!
8.JOY TO THE WORLD

〈黒ユナイト〉
1.MISERABLE
2.Love_Duck_Core_Nothing
3.姦詐the閻魔
4.色即是空-イロスナワチコレソラナリ-
5.ハートレス クラシックメモリー
6.モノクロオピニオン
7.HELIOS
8.ノゾキアナ?
9.ice
10.LEMON SQUASH(※出演バンド参加)

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◆ユナイトライヴ情報


■UNiTE. 7th Anniversary oneman live -U&U’s HELLO- AT Zepp DiverCity
2018/3/29(木) Zepp DiverCity
OPEN 17:15 / START 18:00
【チケット料金】
・VIPシート(FC限定)前売¥10,000 ※SOLD OUT!
・ファーストシート(FC限定)前売¥7,500 ※SOLD OUT!
・レギュラーシート前売¥5,000
・エコノミーシート前売¥2,500

オフィシャル2次先行販売【先着】
販売期間:12/30(土)10:00 ~ 2018/1/15(月)23:59

■莎奈バースデーライヴ
ラピスラズリ2.0~バーガーじゃないよバースデーだよ~
2018/1/31(水)下北沢GARDEN
OPEN 17:15 / START 18:00
【チケット料金】前売¥4,000 発売中

■LiNバースデーライヴ
リンバーガー2018
2018/2/14(水)下北沢GARDEN
OPEN 17:15 / START 18:00
【チケット料金】前売¥4,000 発売中


ユナイト オフィシャルサイト http://www.unite-jp.com/

DOGinTheパラレルワールドオーケストラ オフィシャルサイト http://inu-para.com/

DaizyStripper オフィシャルサイト  https://daizystripper.com/











2017年12月18日 (月)

【ライヴレポート】<lynch. TOUR’17『THE BLØODTHIRSTY CREATURES』>2017年12月16日(土)札幌PENNY LANE 24◆「来年また会いましょう。最高のツアーでした!」

REPORT - 12:32:48

12月16日(土)、lynch.による「TOUR’17『THE BLØODTHIRSTY CREATURES』」ファイナル公演が札幌PENNY LANE 24で行われた。

全10会場の全国ツアー最終地点である本日、lynch.の札幌でのワンマンライブで最大数の動員を記録した。

 

氷点下の雪の日にも関わらずTシャツ姿のファンたちが続々と会場に集う。

“会いたかったぜ札幌!最後までよろしくお願いします!”冒頭の葉月(Vo.)の一声で「MOON」から最新曲「CREATURE」へ繋げ、「GREED」で会場はヘッドバンギングの嵐に。

“札幌!全てぶつけてこい!”と悠介(Gt.)が叫び、しなやかなギタープレイを見せつけ「MELANCHOLIC」「the whirl」と妖艶なナンバーを連発した後は“お待たせしました。あとは暴れるだけです!処刑台へようこそ!”と葉月がお決まりのセリフを放つと、キラーチューン「GALLOWS」をドロップ。

ラストの「BLØOD」まで駆け抜けるように爆音を響かせ、本編が終了した。

 

鳴り止まないアンコールに応え、大歓声に包まれながら再びメンバーが登場。

“この後もライブがありまくるからファイナルの感じはしないですが…3月には幕張メッセ!全国各地で「lynch.を応援したい」って気持ちになってほしくて、このツアーを廻って来ました!”と話す葉月に続いて晁直(Dr.)は“再スタートしてここまで来ることができて、素晴らしい結果が出せました。”とコメントした。

玲央(Gt.)と悠介、そしてサポートベースのRyo(defspiral)が横一列に揃って演奏を始めると、再び圧巻のステージを繰り広げアンコール4曲を披露したところで葉月は“札幌!全国のみんな!どうもありがとう!来年また会いましょう。最高のツアーでした!”と感謝を述べ、幕が閉じた。

 

 lynch.の最新作「BLØOD THIRSTY CREATURE」は好評発売中で、リリース記念サイン会が12月17日(日)16:00よりタワーレコード札幌PIVOT店で開催される。

年末は『ROTTENGRAFFTY presents ポルノ超特急 2017』や『20TH ANNIVERSARY MUCC祭「えん7 FINAL」in武道館』などのイベント出演も決まっており、2018年3月11日(日)には幕張メッセ国際展示場でワンマンライブ『13th ANNIVERSARY -ⅩⅢ GALLOWS-』を開催する。

 

Photo by:土屋良太 

Text by:羽村萌

 

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SET LIST

M1.MOON

M2.CREATURE

M3.GREED

M4.VANISH

M5.THE FATAL HOUR HAS COME

M6.EVILLY

M7.INVINCIBLE

M8.KILLING CULT

M9.an illusion

M10.ENVY

M11.MELANCHOLIC

M12.the whirl

M13.GALLOWS

M14.MIRRORS

M15.I BELIEVE IN ME

M16.INVADER

M17.pulse_

M18.BLØOD

 

EC-1.EVIDENCE

EC-2.-273.15℃

EC-3.TIAMAT

EC-4.A GLEAM IN EYE

 

 

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LIVE・EVENT

■「BLØOD THIRSTY CREATURE」発売記念サイン会

 12月17日(日)16:00〜タワーレコード札幌PIVOT店

 詳細→http://www.kingrecords.co.jp/cs/t/t10304/

 

■lynch.COUNTDOWN LIVE「2017-2018」チケット発売中!!

 12月31日(日)Zepp Nagoya 22:00/23:00(終演予定 26:00)

■13th ANNIVERSARY -XⅢ GALLOWS-  12/29正午〜チケットオフィシャル先行開始!!

 2018年3月11日(日)幕張メッセ国際展示場 15:00/16:00

 オフィシャル先行:12月29日(金)12:00〜2018年1月9日(火)23:59

 受付URL:http://eplus.jp/lynch13th_ohp/

 

■MUCC対バンツアー『えん7』

 12月18日(月)札幌PENNY LANE24 17:45/18:30

■葉月単独公演「奏艶」 SOLD OUT!

 12月23日(土)品川インターシティ 1部 13:00/13:30 2部 17:00/17:30

■ROTTENGRAFFTY presents ポルノ超特急 2017  SOLD OUT!

 12月24日(日)京都パルスプラザ

■20TH ANNIVERSARY MUCC祭「えん7 FINAL」in武道館

 12月27日(水)日本武道館 12:00/13:00

 

※チケット情報など詳細はlynch.公式HPに記載。http://lynch.jp

 

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NEW RELEASE

「BLØOD THIRSTY CREATURE」発売日:2017年11月8日(水)

ジャケット写真(3形態共通)

[CD]M1.BLØOD / M2.CREATURE / M3.THE WHIRL(3形態共通)

 

【数量限定生産盤】KICM-91812/¥6,667+tax/CD(全3曲)+Blu-ray

[Blu-ray]

「TOUR’17『THE SINNER STRIKES BACK』FINAL -2017.8.11 at 日比谷野外大音楽堂- Live映像(完全ノーカット版)」

+特典映像(「『THE JUDGEMENT DAY』 -2017.4.18 at 新木場STUDIO COAST- Live映像」(3曲)+「CREATURE」Music Video+ LIVE「MOON」DIRECTOR’S CUT -HAZUKI ver.- | -REO ver.- | -YUSUKE ver.- | -ASANAO ver.-)

※特殊パッケージ仕様、フォトブック付属、オーディオコメンタリー(副音声)

【初回限定盤】KICM-91813/¥5,000+tax/CD(全3曲)+DVD

[DVD]「TOUR’17『THE SINNER STRIKES BACK』FINAL -2017.8.11 at 日比谷野外大音楽堂- Live映像」

※特殊パッケージ仕様

【通常盤】KICM-1812/¥1,389+tax/CD only(全3曲)

 

「CREATURE」Music Video

 





2017年12月12日 (火)

【ライヴレポート】<MUCC トリビュートアルバム対バンツアー『えん7』>「20周年の最後が、お世話になった人や仲の良い人たちと旅をするツアーで本当に良かった」

REPORT - 18:00:56

MUCCが12月9日(土)新木場STUDIO COASTにて、トリビュートアルバム対バンツアー『えん7』東京公演を行った。

 

11月に発売した、MUCC20周年記念トリビュートアルバム『TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]-』のリリースを記念して、ファイナルとなる東京・日本武道館公演を含めた全7会場で開催されているこのツアー。
cali≠gari、gibkiy gibkiy gibkiy、MERRYの3組を迎えての東京公演は超満員の観客を集め、大盛況のうちに幕を閉じた。


トリビュートアルバム『TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]-』に参加したアーティストを迎え、対バン形式で行われているこのツアー。
その日限りのセッションやサプライズ演出もこのツアーの見どころ。
11月30日(木)福岡公演ではTHE ORAL CIGARETTESを迎え、THE ORAL CIGARETTESがMUCCの「大嫌い」をカヴァーすると逹瑯(MUCC:Vo)が乱入し、MUCCがTHE ORAL CIGARETTESの「5150」をカヴァーすると山中拓也(THE ORAL CIGARETTES:Vo&Gt)が乱入。
両者のステージで、ツインボーカルのコラボが実現。


12月3日(日)大阪公演ではMERRY、DEZERT、cali≠gariを迎え、cali≠gariのステージで「せんちめんたる」に
ミヤ(MUCC:Gt)が飛び入り。MUCCのステージでは、アンコールでDEZERTのSORA(Dr)が参加し、SATOち(MUCC:Dr)とのツインドラムで魅せた「蘭鋳」で会場を沸かせた。
12月5日(火)名古屋公演ではFLOWを迎え、MUCCがFLOWの「GO!!!」をカヴァーすると、FLOWのメンバーがうずまきナルト(NARUTO -ナルト-)の仮装で乱入。
観客だけでなく、MUCCのメンバーも驚いたサプライズ演出で大いに盛り上げた。

そして、12月9日(土)東京公演。
1番手のcali≠gariはトップに相応しい攻めのステージで盛り上げ、桜井青(G.)の高速カッティングギターに乗せた
石井秀仁(Vo.)の叙情的なボーカルが独創性を生んだMUCC「風と太陽」のカヴァーを披露。
桜井青がギターを置いて、大量のバナナをフロアに投げたり、自ら頬張ったりと自由すぎるパフォーマンスを見せた「混沌の猿」では、逹瑯が乱入。
逹瑯と桜井青がバナナを食べさせ合ったり、マイクスタンドに刺したバナナを頬張ったりと、二人で悪ガキのようにステージを走り回りやりたい放題。
ラスト「クソバカゴミゲロ」ではミヤも乱入し、厚みを増した演奏を聴かせる。
逹瑯も楽しそうな表情で観客を煽りまくり、お祭り気分を盛り上げる。

続くgibkiy gibkiy gibkiyは仄暗い照明の中、重厚なサウンドで1曲目「無中無」から独自の世界観を構築。
MUCC「溺れる魚」のカヴァーはヘヴィなリズムなリズムと痛切なギター、感傷的なボーカルで楽曲の世界観をよりディープに描き、観客を圧倒。
ラストは複雑に入り組んだ感情や心の闇を歌と演奏で表現し、kazuma(Vo)の咆哮が聴く者の心をえぐる「脳内に」で余韻を残してステージを終える。

気合い十分のステージで、序盤からワンマンさながらの盛り上がりを生んだMERRYは、「絶望」で会場をひとつにする。

「MERRYなりに愛をこめたけど、Twitterで全然書いてもらえなかった」とガラ(Vo)が自虐的に語り、披露したMUCC「家路」のカヴァーは、結生(Gt)と健一(Gt)のツインアコギに乗せたハイトーンボーカルで始まり、激情的な演奏とたっぷり気持ちを込めた歌でしっかり聴かせ、会場中から大きな拍手と歓声が起きた。

どこか厳かな雰囲気の中、「THE END OF THE WORLD」の重厚な演奏で始まったMUCCのステージは、「睡蓮」の逹瑯のスクリームを合図にヘドバンや手拍子で会場が熱を帯び、「絶体絶命」、「商業思想狂時代考偲曲」でフロアを掻き回す。MCでは「20周年の最後がお世話になった人や、仲の良い人たちと旅をするツアーで本当に良かったです。今日はパーティーだから」と逹瑯が嬉しそうに語り、ミヤの乾いたギターと逹瑯の感傷的なボーカルで始まる「溺れる魚」を披露。

中盤、「家路」、「ハイデ」と壮大な曲が続いた後は、「テメェらのために歌おうか?」と始まった「風と太陽」で再び会場に熱気が戻り、会場がひとつになる。
静と動を巧みに織り交ぜた構成で、観客の心を完全掌握したMUCC。
「蘭鋳」では「名古屋でFLOWに学んだスキルです」と巨大ウェーブを起こし、フラッシュライトとフロアへのスモーク噴射でフロアはカオス状態。
ラストはMERRYのガラを呼び込み、逹瑯とガラのツインボーカルで「TONIGHT」を披露し、最高潮の盛り上がりの中で東京公演の幕を閉じた。

トリビュートアルバム対バンツアー『えん7』はこの後、12月18日(月)札幌PENNY LANE 24、12月20日(水)仙台Rensaで開催され、12月27日(水)日本武道館にてツアーファイナルとなる『「えん7 FINAL」in 武道館』が行われる。
なお、武道館公演には現在、シド、GRANRODEO、THE BACK HORN、DEZERT、sukekiyo、lynch. 、ROTTENGRAFFTY、矢野絢子。
Session GuestとしてKen(L’Arc〜en〜Ciel)、DAIGO(BREAKERZ)の出演が発表されている。

 

 

文◎フジジュン
写真◎西槇太一

 

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<Live information>


■えん7  [チケット一般発売中!]
12/18(月) 札幌PENNY LANE 24 <出演: MUCC / lynch.>
【チケット料金】前売 ¥6,000(tax-in) ※ドリンク代別
12/20(水) 仙台Rensa <出演: MUCC / BAND-MAID / ROACH / ヒステリックパニック>
【チケット料金】前売 ¥3,920(tax-in) ※ドリンク代別


■20TH ANNIVERSARY MUCC祭「えん7 FINAL」in 武道館  [チケット一般発売中!]
【日時】12/27(水) OPEN 12:00 / START 13:00
【場所】日本武道館
【出演】MUCC / シド / GRANRODEO / THE BACK HORN / DEZERT / sukekiyo / lynch. / ROTTENGRAFFTY / 矢野絢子
Session Guest:Ken(L’Arc-en-Ciel) / DAIGO(BREAKERZ) …and more
【チケット料金】
アリーナスタンディング前売¥8,920(tax-in・クロークサービス付)
指定席前売¥6,920(tax-in)
※未就学児童入場不可・営利目的の転売禁止


【チケット発売中】
・SOGO TOKYO オンラインチケットhttp://sogo.pia.jp/ 
・チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:347-526]  https://goo.gl/8L2P2d 
・ローソンチケット 0570-084-003 [Lコード:73372]  https://goo.gl/pKLF6D 
・イープラス https://goo.gl/oXLha7 
・Yahoo! チケット https://goo.gl/1peUK5 
 (問)SOGO TOKYO 03-3405-9999 



■MUCC THE END OF 20TH COUNT DOWN FAMILY PARTY -逝く年 狂年 Lightの宴-  ※SOLD OUT
【日時】12/31(日) OPEN 13:00 / START 14:00
【場所】水戸ライトハウス
【出演】MUCC/MUCK/178R/ラヴィアンローズ/ANNY’s LTD./兎/DEZERT/heidi./Mantle 5/真空ホロウ/SiCX/
それでも尚、未来に媚びる/SPEAKER/絶リン☆ハグキ



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<Release information>


■『TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]-』 Now On Sale!
・2CD:¥4,630+tax (MSHN-044〜045)
 TRIBUTE OF MUCC -縁 [en]- トレーラー

 
[Cover illustration] HYDE(L’Arc-en-Ciel / VAMPS)

[Disc1]  ※収録楽曲 / 参加アーティスト
1. 蘭鋳 / ROTTENGRAFFTY
2. ハニー / BAND-MAID
3. 最終列車 / THE BACK HORN
4. EMP / Ken(L’Arc-en-Ciel)
5. ガーベラ / sukekiyo
6. 溺れる魚 / gibkiy gibkiy gibkiy
7. 謡声(ウタゴエ) / 氣志團
8. アイアムコンピュータ / POLYSICS
9. 風と太陽 / cali≠gari
10. 流星 / Plastic Tree
11. 暁闇 / シド
[Disc2]  ※収録楽曲 / 参加アーティスト
1. CLASSIC / FLOW
2. 大嫌い / THE ORAL CIGARETTES
3. 茫然自失 / lynch.
4. Mr.Liar / ヒステリックパニック
5. リブラ / 矢野絢子
6. 家路 / MERRY
7. アカ / DEZERT
8. ハイデ / ROACH
9. フライト / BREAKERZ
10. ニルヴァーナ / GRANRODEO
11. ブリリアント ワールド / 鬼龍院 翔(ゴールデンボンバー)

■『殺シノ調べ㈼ This is NOT Greatest Hits』 Now On Sale!
【初回生産限定盤 (CD+エムカード)】¥4,200+tax (MSHN-041)
【通常盤(CD)】¥3,000+tax (MSHN-043)

■ミュージック・クリップ集『The Clips ㈼ 〜track of six nine〜』 Now On Sale!
・DVD:¥4,200+tax (AIBL-9382)
・Blu-ray:¥4,900+tax (AIXL-85)

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2017年12月11日 (月)

【ライヴレポート】<hide Birthday Party 2017>2017年12月10日(日)川崎CLUB CITTA’◆2018年につながる壮大なプロジェクトの幕開け!

REPORT - 21:00:39

 毎年、恒例となっているhide Birthday Partyが、今年も1210日(日)に川崎のCLUB CITTA’で盛大に開催された。近年は、hideに憧れるジャンルレスな若い世代のアーティストも参加し、おもちゃ箱をひっくり返したようなにぎやかなイベントとなることが多かったが、今年はhideとゆかりの深いアーティストが大集合。まさにチーム「hide」組ともいえるラインナップで、 それぞれのバンドの持ち時間もたっぷり。じっくりとバンドの演奏を、堪能できる構成になっていた。出演バンドは全9組、6時間半の長丁場のイベントだったが、ロビーにはたくさんの出展ブースがあったり、バーやカラオケのお楽しみコーナーがあったりと、来場者は存分にhideワールドを満喫していた。

 

 13時半。まだお昼すぎという早い時間ではあるが、ステージ前は熱心なファンでいっぱいである。オープニング映像が流れた後、一番手のheidi.の登場である。SEに乗ってステージに出てきたメンバーは、「トップバッターheidi.、思い切りいきます!」と叫んで、エッジの効いたギターのイントロで始まる「レトロエレクトロ」をプレイ。ポップなノリのいい曲で、「手拍子!」と1曲目から観客を盛り上げる。hideのダンスチューン「Beauty & Stupid」、観客に拳を上げさせるスピード感あふれる「サンセットブルー」と続けて演奏して、ラストはhideの「ピンクス パイダー」でさわやかな疾走感にあふれたステージを締め括った。

 

 二番手は、全員が宇宙服を着たアー写がインパクトのあるSPEED OF LIGHTShideに見いだされたことがデビューのきっかけとなったバンドshameのヴォーカルのCUTT が、昨年、結成した宇宙型エレクトロバンドである。この日はオレンジ色のつなぎに身を包み、まず最初にhideに捧げる「BIRTHDAY SONG」を演奏。CUTTが歌うようなMCで、Zilchの「INSIDE THE PERVERT MOUND」を紹介し、怒濤の演奏が始まる。CUTTは両手から客席に向かってレーザー光線を放射しながら、エネルギッシュに会場を盛り上げる。一番新しい曲で元気いっぱいの「Fu_sen Asteroid」、観客と一緒にタオルを回す「Weightless Flight」、みんなに歌わせる歌モノの「Summer Stars」と続き、最後は「この曲をハッピーに歌いたいと思って、こんなアレンジにしてみました。一緒に歌おう!」と、hideの「HURRY GO ROUND」を演奏した。

 

 続いて、1129日にニューアルバム「TO THE GALAXY」をリリースして、全国ワンマンツアー中のdefspiral。ツアーの勢いを感じさせる重々しく激しい「AURORA」から、演奏がスタートした。ストレートに音の直球が飛んで来るような迫力ある1曲目が終わると、hideの声が会場中に響き渡り、「DICE」のカヴァーが炸裂。hideROCKミュージカル「ピンク スパイダー」やホログラフィックライブ「hide crystal project presents RADIOSITY」に参加したり等hideとの絆の深い彼らだけに、まるで自分たちのレパートリーであるかのように自然体で演奏している。全6曲のうち、ライヴで盛り上がる「SILVER ARROW」とこの「DICE」を除く4曲がニューアルバムからという攻めのセットリストで、充実しているバンドの雰囲気が十二分に伝わってくるステージだ。疾走するドラムス、ゴリゴリしたベースライン、トリッキーなギター、あやしいヴォーカルとdefspiralの新しい一面を魅せる「PULSE」で会場を圧倒し、彼らはステージを下りた。

 

 2011年に再結成したZEPPET STOREは、「BLUE」でスタート。しかし、木村のギターの調子が悪く、2曲目が終わったところでライヴが中断してしまう。「本当は3曲続けて演奏するところが、2曲で終わってしまいました。リハーサルのない現場なんで」と、苦笑いをする木村。現在、彼らは5人で活動しているのだが、この日はギターの赤羽根が怪我のため、4人編成での登場となった。そんないきさつもあることから、「何かあるよね、hideさんのバースデーって」といいながら、バースデーソングを歌ったり思い出話をしながら必死に場をつなぐ4人。結局「リハでは音が出ていた」木村のギターが使えなくなり、CUTTからギターを借りてライヴを再開した。「いい意味でも悪い意味でも、今日のZEPPET STOREは印象に残ったと思います」との言葉通り、アクシデントはあったものの、ZEPPET STOREの真摯な音楽性を観客に印象づけるステージとなった。

 

 幕が上がり、DJ-INAのステージが始まった途端、バースデーソングが流れ、TAKAdefspiral)やCUTTSPEED OF LIGHTS)、義彦(heidi.)等が、バースデーケーキを持ってステージに乱入してきた。hideと誕生日が一日違いのINAへの、サプライズのバースデー企画である。照れくさそうに「53歳になっちゃいました」といいながらロウソクを吹き消すINAに、会場中からあたたかい拍手が沸き起こる。そして、始まったのはhideの楽曲で観客を踊らせるDJタイム。INAはブースの中で機械を操作するのみにとどまらず、ステージ前面に出て観客をあおったり、マイクを持って客席に下りたり、アクティヴに動き回る。ゲストに桃知みなみが参加し、「子ギャルダンサーズを募集したいと思います」といって、フロアの観客をステージに上げる。それぞれ華やかにコスプレしたダンサーズが自由にステージの上をダンスしまくり、DJ-INAのステージはたくさんの笑顔に包まれて終了した。

 

 次は、hideバンドやhide with Spread Beaver のメンバーとしておなじみのDIEとドラマーMAD大内率いるポジティヴロックユニットKISS THE WoRLDの登場である。ライヴは、1曲目からめちゃくちゃ明るく元気なテーマソング「KTW」でスタート。DIEMAD、ギターのオカヒロが短く歌いながらつないでいき、先程メンバーから「こんなに困った顔の木村くんは見たことがない」といわれていたヴォーカルの木村(ZEPPET STORE)も笑顔で歌っている。hideのカヴァー「ピンク スパイダー」では、ゲストヴォーカルにTAKAdefspiral)とCUTTSPEED OF LIGHTS)が参加。この2人は今年の夏に開催された「MIX LEMONeD JELLY 2017」でもKISS THE WoRLDに参加していて、ファンにとってはおなじみの光景である。残念ながらあと2本のライヴで活動休止が決まっているKISS THE WoRLDだが、ポジティブな大人のロックパワー全開のステージは、観客を巻き込んでの楽しい時間となった。

 

 続いて登場したのは、hideバンドやhide with Spread Beaver を重低音で支えて来たCHIROLYN。もともとサポートベーシストとして活躍して来た彼は、現在、ソロ名義でシンガーソングライター、弾き語りのライヴ活動も行っている。この日のバンドはスリーピースで、のっけから「DIE or GREED」「Do me favor」と、ゴリゴリのロックサウンドを披露。2曲終わったところでベースを持ち替え、うがいをしたCHIROLYNは、「今日、ちょっと声が出ねーの。弱音を吐いても、いい? 一昨日、病院行ったの。今日は死ぬ気でやるから、よろしく」とMC。後半は歌モノで、声が枯れてはいるものの、その熱い歌声からは彼の伝えたいメッセージがじわじわと伝わってくる。「人間はみんな孤独。これをロックンロールと呼んでます」とCHIROLYN流人生哲学を話した後、「そういう曲を書きました」という代表曲「君は変わっちまった」を熱唱して、ライヴは終了した。

 

 バンドとして最後のステージを飾るのは、MADBEAVERShideバンドやhide with Spread BeaverのギタリストKIYOSHIとドラマーJOEが結成したスリーピースバンドである。KIYOSHIがギターを持ちながら歌い、ライヴは「幻想のイマジネーション」で幕を開けた。独特のヴォーカルと、タイトな演奏スタイルが印象的なバンドである。2005年の結成当初はベースにCHIROLYNが参加していたが、2007年からは現メンバーのEBIが参加。「SMOKING KILLS」ではEBIがヴォーカルを担当し、KIYOSHIとの息のあった掛け合いも聞かせた。「MADBEAVERS、来年、EBIちゃんが入って10年経ちます。ハッピーバースデー、hide!」とKIYOSHIMCをして、ラストはミディアムテンポの「半透明の君へ」で締め括り、3人はステージを下りた。

 

 そして、最後は恒例のセッション。幕が上がるとステージ上には、KIYOSHICHIROLYNDIEJOEINAの5人が立っている。CHIROLYNが「一人足りないと思わない?」と観客に問いかけると、間髪入れずにPATAコールが沸き上がる。下手からPATAが手を振りながら出てきて、hideバンドのメンバーが揃った。

 

ROCKET DIVE」のイントロが始まると、銀テープが会場に放射。バックのスクリーンからhideの映像と歌声が聞こえてきて、ステージ上の6人とスクリーンのhideがシンクロして、会場を盛り上げている。さらに、銀テープと赤い髪のhide人形を振る観客も加わって、会場はあたたかい一体感に包まれた。

 

「もう一曲聞きたい? もう一曲だけだよ」とCHIROLYNがいって、出演バンドのメンバーを全員呼び込む。サインボールを会場に投げながらメンバーが登場して、「TELL ME」の演奏が始まった。フロアには、カラフルなハート形の風船が落下してくる。スクリーンのhideが歌い、hideバンドのメンバーが演奏し、その他のメンバーは思い思いに踊ったり歌ったり観客をあおったり。hideに見守られながら、それぞれが好きなように楽しんでいる……まさに、hideと仲間たち関係を、ステージ上に具現化しているような微笑ましい光景だった。

 

 ライヴがすべて終了した後、hide永眠後20年を振り返るヒストリー映像の上映と、hideマネジメント事務所である株式会社ヘッドワックスオーガナイゼーション 代表取締役 松本裕士氏の挨拶で、来年のhide 20th Memorial Projectの一端が発表になった。「2018年4月28日・29日にお台場野外特設ステージにて、hide with Spread Beaver他の出演で野外イベントを開催」「ドキュメンタリー映画の制作」「声と映像によるメモリアルボックス」「初のI.N.A.執筆本の出版」等である。さらに、その他にもメモリアルな企画がいくつも進んでいるという。来年につながる壮大なプロジェクトの幕開けで、2017hide Birthday Partyは華やかに幕を閉じた。

 

2018年。こんな年はもうないと思うので、みなさん、楽しみにしていてください」(松本氏談)

 

 

文◎大島暁美

(C)HEADWAX ORGANIZATION CO.,LTD./photo by nonfix creative(HIROYUKI UENO/HITOMI KATADA)









2017年12月08日 (金)

【ライヴレポート】<二進化十進法>ベル、Chanty、Develop One’s Facultiesの3バンドが描く未来。夢の続きは沖縄で──。

REPORT - 12:02:50

写真=心を震わせる熱いステージを見せたChanty

 

 

 ベル、Chanty、Develop One’s Facultiesの3バンドによる合同全国ツアー「二進化十進法」。10月より始まった同ツアーも、14ヶ所16本目の公演地である12月1日(金)の下北沢GARDENでファイナルを迎えた。

 

ベル

 

 トップを飾ったのは、ベル。気持ち馳せるスリリングなSEに乗せ、登場。「イケるかー!!」、昂る感情へ熱を塗り重ねるよう『やってない』が飛び出した。はしゃぎたい気持ちを煽るように、切れ味鋭い旋律と跳ねるビートを通し、ベルは観客たちを上へ上へ跳ねさせた。サビでは無数の手の花が頭上高く揺れている。なんなんだ、このゾクゾクッとする感覚は。もっともっと魂を震わせたい。その興奮を示すように、大勢の人たちがフロアーの中、右へ左へステップを踏みながら騒いでいた。

感情を唸らせる夢人の野太いギターのフレーズと正人の跳ねるドラム演奏に乗せ飛び出したのが、『涙傘』。明弥のベースが叩き出すディスコビートが身体を刺激する。躍動する演奏の上で切ない香りもまぶしながら、ハロは観客たちを興奮へ導いた。感情は、確実に熱を帯びてゆく。踊らずにいれない。その気持ちへ拍車をかけるように、ベルはスリリングで歌謡メロな『バイバイ』を突きつけた。 ハロの挑発する歌声や3人の疾走する演奏に刺激を受け、アドレナリンが身体中から湧き出す。その高揚感が、たまらない。むしろ、もっともっと魂を淫らに狂わせてくれ。

「楽しまなきゃ損だろ、なぁ!!」、情熱の風を吹かせるエスノビートに乗せ届けたのが『季節風』。「さぁ飛び立とう、ここから」、身体中を包む熱風へ飛び乗り一緒に跳ねたい。感情昂る熱を吹きつける音楽の風と共に、心地好く空まで舞い上がりたい。情熱ロマンチックな歌詞が、気持ちへ淫らな高揚を注ぎ込む。もっともっと気持ちを熱く揺さぶって欲しい、そんな気分だ!!

「まっ逆さまに墜ちてく そんな夢を見たから」。それまで上がり続けた気持ちへ刹那の風を送り込み、ゆっくり墜ちるように、哀切でミドルメロウな『Deneb』をベルは届けてくれた。胸をキュッと締めつける歌に抱きしめられながらゆっくり落下するように、切ない気持ちをジンワリ心へ染み込ませ墜ちてゆく感覚が、とても心地好かった。これも、ベルが切なさをチクチクとした痛い興奮に変えてくれたから?!。

「僕、バンド人生でこのツアーが一番楽しかった。一公演一公演思い出に残ってるし、夢にも出たくらい。まだまだ楽しんでいけますかー!!」、ハロの煽りへ応えるように、妖しくも極彩色なキラメキを放ちながら『RED』を演奏。火照ったダンスロックナンバーを通し、ベルはこの空間をふたたび情熱と妖艶な匂い渦巻くパラダイスへ塗り変えた。フロアー中で大きく揺れる無数の右手、その姿は興奮に身体をくねらせる踊り子たちのようだった。お馴染み、ハロと観客たちによる「ワァオ!!」「ワァオ!!」と叫ぶ熱い声のやり取り。ファンキーなフレーズへ飛び乗り、『音見世ディスコ』を奏でると同時に、グルーヴィな演奏が唸りを上げ場内で暴れだした。妖しい刺激を振りまく濃密な楽曲に挑発され、跳ねる観客たち。サビでは大勢の人たちが「ワァオ!!」と叫び、手にしたタオルを思いきり振りながら跳ね続けていた。火照った恍惚と興奮に感情が支配されてゆく。このままイキきりたい。そして…。

 最後にベルは、『真夏のバラッド』をぶつけてきた。夢人の刺激的なギターの旋律に合わせ、手にしたタオルを振りまわしはしゃぐ観客たち。途中には、Chantyのメンバーらも乱入。彼らは、ファンたちと一緒に跳ねたりWAVEしたりと好き勝手に騒ぎだした。いいよね、気心知れた仲間たちだからこそ気軽に飛び入りし、みんなではしゃげるって。まさかまさか、最初からこんな嬉しいサプライズが飛び出すとは…「全バンド、トリの気持ちでやっている」とハロが最後に語ったよう、今宵のライブは間違いなく何かが起きそうだ。

 

Develop One’s Faculties

 

 

二番手を担ったのがDevelop One’s Faculties(以下、DOF)。アバンギャルドなSEへ誘われ、舞台に姿を現したメンバーたち。観客たちの感情へ熱い音の弾丸を連射するようにギターの音を掻き鳴らし、DOFはアグレッシブでエナジーあふれた『斑』を突きつけた。身体を痛く、激しく揺さぶる轟音情熱的な演奏が、観客たちを一瞬にして荒ぶる姿へ変えてゆく。大きく身体を揺らし騒ぐ人たちの群れ。それ以上に野生の咆哮を、彼らは雄々しき歌と演奏へぶつけてきた。

 高揚導く激しいダンスロックナンバー『結果論』が生み出すウネリに身を預けながら、高く高く飛び跳ねる観客たち。雄大でスケールあふれた音のうねりへ巻き込まれたが最後、その唸りの中で激しく乱れ狂っていたい。なんて刺激的で、ヤバいくらいに虜になる劇薬音だ。興奮覚える身体へさらに熱気を注ぐよう『有為転変は世の習い』を演奏。エッジ鋭くスリリングなギター音と跳ねる演奏に触発され、身体が大きく躍動する。「わかんねぇことばっかだから 俺はここで歌ってる」「奇麗事ばっか並べんな~俺はここで叫んでる」と歌うyuya。確かに理屈なんかどーでもいい、身体が騒ぎたいと叫んでる以上、僕らは自由に騒がせてもらうよ。

 スポットライトを浴びギターを掻き鳴らすyuya。Johannesのドラムビートが重なると同時に、演奏は空間美活かしたメロウな『メランコリィな生活』へ。放たれた音の数々が、場内へ身体をチクチク刺激する音の糸を張り巡らせる。その糸に絡まった僕らは、激情する演奏に身動きも忘れ、心をとらわれていた。

 演奏は、冷たい風を場内へ吹きつけるように荘厳メロウな『monochro』へ。その音は、触れた人たちの心を凍らせ、ゆっくり奈落へ墜としていく。演奏が進むごと、赤みを帯びてゆく感情、それはyuyaの歌に気持ちを揺さぶられ、心が刹那の熱を感じていたから?。なんて胸を切なく掻きむしる歌だろう。その声を、その演奏を、胸の内にギュと抱きしめていたかった。それくらい感情を、彼らは蒼い音世界の中で熱く揺さぶってくれた。

 激しくギターを掻き鳴らすyuya。沸きだす手拍子。そのリズムは情熱を抱いた民族音楽風の表情へ。触れた人たちを異空間へ連れだすように流れた『フラスコを振ると天秤揺れた』。気持ちの内側へ熱を注ぎ込む楽曲に刺激を受け、身体の奥底から興奮というアドレナリンが沸きだした。演奏が進むにつれ観客たちもはしゃぎだす。何時しか場内には、情熱的な演奏に刺激を受け、身体を大きく揺さぶる人たちがあふれていた。

 dettoのヒステリックなベースフレーズからの幕開け。クールな中にも滾る熱を秘めた変拍子ナンバー『この世界が嫌いな人へ』の登場だ。ジワジワと上がってゆく感覚が心地好い。サビでは大勢の人たちが手を天高く上げ、身体を大きくくねらせていた。「これが音楽だ」、yuyaの言葉通り、DOFは緩急巧みに活かした演奏を魅力に観客たちを虜にしてゆく。「素敵な世界を一緒に」、身体中へ光を射すような『My World』だ。舞台の上には、先ほど演奏を終えたベルのメンバーが姿を現し、心地好く跳ねる演奏に合わせ無邪気に飛び跳ねていた。何時しか演奏はトライヴァルなダンスロックナンバーへ。その変化に合わせ、会場中の人たちも気持ちをトリップさせるダンスビートの上で心地好く跳ね続けてゆく。

 「あったまってきてるよね」、先程までの横ノリな演奏から、一変。再びアグレッシブなギターロック音を突きつけ、観客たちを煽りだした。激しく疾走する演奏に煽られ騒ぐ観客たち。『残念な唄』が、もっともっと騒ぎ立てろと刺激的な音を身体中へ注いでゆく。暴れ狂いたい、もっともっと騒ぎたい。その気持ちを掻き立てるようにDOFの中で最もエモーショナルな『insert memory』が爆走。ただエネルギッシュなだけではない、変幻してゆく展開とスケールあふれた表情が触れた人たちの心へ興奮のドラマを描き出す。感情振り乱し叩きつけた歌と演奏に煽動され、我を忘れ拳を振り、騒ぎ続ける観客たち。なんて劇薬のような音楽だ。危険とわかっていても、一気に飲み干し恍惚に酔って狂いたくなる。そんな病み付きになる刺激的なライブをDOFは届けてくれた。

 

Chanty

 

 トリを飾ったのがChanty。澄み渡る壮麗なキターの旋律が場内へ響き渡る。瞬時にして観客たちを冷たく美しい異空間へChantyは連れ出した。旋律の上でゆっくりと舞う芥。潤いを持った旋律の波紋広がる音へ響く声を重ねるように、芥が『冷たい手のひら』を歌いだした。千歳のギターが唸りを上げると共に、楽曲は蒼に包まれた幻想的な空間を作り出す。なんて美しい衝撃だ。魅了される?!。それ以上に感情の琴線とシンクロしてゆく歌と旋律に共鳴し、心地好い恍惚を心に覚えていた。

その演奏は、気持ちへ一瞬にして翼を植えつけた。「二進化十進法単独公演20曲目、フライト」と言い放った芥の合図で、『フライト』が唸りを上げて舞い始めると同時に、感情も一気に飛翔。芥の声をアナウンスに、会場中の人たちが一斉に騒ぎだした。高らかに響く千歳のギターの旋律、成人と野中拓が叩き出す疾走する演奏に触発され、心を熱くトリップせずにいれなかった。場内で大きく揺れる両手の翼が、その姿を示していた。

もっともっと興奮したいんだろと挑発するように煽る芥、絶叫飛び交う場内へ沸騰した熱を注ぐように『やんなっちゃう』を注入。身体を激しく揺さぶる躍動的な演奏に触発され、絶叫を上げる観客たち。サビではタオルを振りまわし、誰もが宴の跳ね人と化していた。Chanty流祭り歌が、ここに季節外れの祭りの光景を生みだした。上がり続ける興奮、天井知らずな熱狂こそ祭りに相応しい光景だ。「お前らと一緒に幸せの渦を作ろう」、フリーキーでハードエッジな『不機嫌』が飛び出すと同時に、フロアー中が頭振り乱す光景に塗り変わっていた。感情的な音を激しく挑むように突きつけるメンバーたち。なんて煽情的な楽曲だ。煽る歌や演奏に触発され、我を忘れ騒いでたい。そうしてなきゃ、Chantyの気迫に呑み込まれてしまう。剥き出しな感情には、剥き出しな熱狂をぶつけなきゃ楽しくない。頭振り乱し騒ぐ観客たちの姿が、それを物語っていた。。

「みんなで育てた曲を一つ」、タイトな成人のドラムの上で野中拓のスラップベースがファンキーなディスコビートを刻み、千歳が刺激的でトリップ感満載なギターのフレーズを突きつけた。Chantyは『インピーダンス』を魅力に、観客たちをうねる世界へ連れ出した。手拍子を求める芥の呼びかけに応えるよう、大きな熱を持って包むグルーヴへ熱く身体を預けてゆく観客たち。終盤には、演奏に合わせ飛び跳ね、興奮へ身を踊らせてゆく場面も。千歳のギター演奏へ折り重なる芥の歌声。ゆっくりとした幕開けと共に始まった『比較対象』。そこへ成人のドラムか突き刺さると同時に、演奏は一気に熱を発しながら駆けだした。Chantyは込み上がる想いを疾走する演奏に乗せ、四方八方へ解き放ってゆく。

「今が輝けるのは昨日でも明日でもなくて今日この瞬間だけだろう?。激しく音を掻き鳴らす演奏陣、身体中から熱したエナジーを撃ち放つように、Chantyは沸き上がる感情のままに『m.o.b.』を叩きつけた。絶叫にも似た声で歌い叫ぶ芥。理性なんか捨て去れ、気持ちを熱く掻き立てる歌や音と一緒に騒ぎ狂え。それが、ここには一番相応しい姿だから。力強く突き上がる拳が、頭振り乱す光景が、それを物語っていた。

 「この3バンドが羅針盤となって未来へ突き進んでいく」。その言葉を示すように、Chantyは『C』を演奏し、右へ左へ駆ける観客たちを、光ある未来へ連れ出した。サビで作り上げた場内中に無数のタオルが廻り続ける光景。Chantyは揺れる大きな熱狂の波をフロアーに描き、馳せる気持ちのまま眩しい光へ心の手を伸ばしていった。「この繋がった糸が切れないように」、最後にChantyは『赤い糸』をプレゼント。スキップするよう軽快に走る楽曲、ウキウキと気持ちが弾む。誰もが身体を優しく揺らし、その演奏に大勢の人たちが心や身体を預けていた。終盤にはベルのハロとD.O.Fのyuyaも登場。観客たちと一緒に「ラララーラララー」と場内へ響かせた合唱が、途切れたくない歌声の糸として互いの心を固く結んでいった。

 

セッション

 

アンコール前には、今回のツアーを振り返る映像を上映。最後に、メンバー全員がふたたび舞台へ集結。

 「この先の未来へ一緒に向かっていきませんか!、派手にやろうなー!!」、芥の煽りに続いて演奏したのが、イベントの冠にも名付けたパーティロックチューンの『二進化十進法』。Chantyの演奏を軸に、芥とハロ、yuyaがそれぞれにマイクを握り、熱唱。他のメンバーたちが舞台上ではしゃげば、客席でもステージ上のメンバーとシンクロするように大勢の人たちがジャンプ。とても耳心地好くキャッチーな楽曲のように、誰もが胸を嬉しく騒がせる演奏に合わせ、突き上げた腕を大きく振りながら、3バンドのメンバーたちと一緒にこの楽しさを味わい尽くしていた。

この熱狂、もっともっと味わいたい。「夢の続きは沖縄でやろうぜ」「ソールドさせようぜ」「ソールドさせたらTSUTAYA O-EASTで、日本武道館でやろうぜ」と叫んだメンバーたち。。。

 

彼らは、本気でこのシーンを「B.C.Dの3バンド」の力で塗り替えようとしている。彼らを本気で求めている人たちも、全国各地へ確実に増えている。

最後に嬉しい発表を。2018年5月12日と13日、沖縄Outpitを舞台に「二進化十進法」の追加公演が決定。ぜひ熱狂の続きを、彼らと一緒に熱い地で、熱いライブを通し、汗まみれで楽しんでくれ。

 

PHOTO:

TEXT:長澤智典

 

ベル Web http://belle-web.info/

ベル twitter https://twitter.com/belle__official

Develop One’s Faculties Web http://d-o-f.jp/

Develop One’s Faculties twitter https://twitter.com/DOF__Official

Chanty Web http://chanty.jp/

Chanty twitter https://twitter.com/chanty_news

 

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―セットリスト―

 

ベル

『やってない』

『涙傘』

『バイバイ』

『季節風』

『Deneb』

『RED』

『音見世ディスコ』

『真夏のバラッド』

 

Develop One’s Faculties

『斑』

『結果論』

『有為転変は世の習い』

『メランコリィな生活』

『monochro』

『フラスコを振ると天秤揺れた』

『この世界が嫌いな人へ』

『My World』

『残念な唄』

『insert memory』

Chanty

『冷たい手のひら』

『フライト』

『やんなっちゃう』

『不機嫌』

『インピーダンス』

『比較対象』

『m.o.b.』

『C』

『赤い糸』

 

セッション

『二進化十進法』

 

写真=情熱的なサウンドで酔わせたDevelop One’s Faculties(上)

幅の広い音楽性でフロアを揺らしたベル(下)