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2018年10月04日 (木)

【Ricky】<SUMMER TOUR 2018「THE☆KAKIGORI☆CKY」~夏季にイケイケゴーゴーの略~>2018年9月30日(日)渋谷REX!「Rickyとしてのオリジナリティーを追求する事で、僕を選んでくれたみんなをワクワクさせたい!」

REPORT - 21:30:10

約3年振りとなるRickyソロツアーは8/25(土)西川口Heartsを皮切りにおよそ一ヶ月かけて全6公演行われた。

ツアー初日と同時にリリースされたニューシングル「曖昧モラトリアム」「Hi-Techno-Boy」その他のソロ曲はもちろん、今ツアーではRickyが以前所属していたバンド「R*A*P」(2007年に解散)からの楽曲も多数披露された。

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Rickyを支えるサポート陣もGt:TφRU(SEX ANDROID)、Ba:リウ(メトロノーム)、同じくBa:YUCHI(kannivalism/sukekiyo)、Dr:YUJI(ex.D-SHADE)、Mani:巧(DASEIN/千聖ソロプロジェクト)と豪華な面々。

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テクノ、ダンスミュージック的アプローチのシーケンストラックにROCK色の強いBANDサウンドがミックスされ、音源とはまるで違う、ライブでしか体感できないRickyワールドがそこにはあった。

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ステージにはオリエンタル調な衣装を纏ったメンバーとタイダイ染めのバックドロップ、そして今回はかき氷をイメージして用意したという「のぼり」までセットされ、夏のお祭り感と華やかさを演出したという。

音楽のみならず視覚的にも趣向を凝らし愉しませてくれるのがRickyワンマンライブの醍醐味ではないだろうか。

「売れてるアーティストや素敵な音楽が沢山ある中、Rickyとしてのオリジナリティーを追求する事で僕を選んでくれたみんなをワクワクさせたい!それが今自分が音楽を続けるモチベーションです!」

MCで彼はこう語っていた。

その言葉通りこの日のサウンド、SET LIST、細かいステージ演出などにこだわるその姿からは、Rickyにしか生み出せない、Rickyでしか味わえない世界を届けようという気迫と情熱が火傷するほどに伝わってきた。

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来年はソロデビュー10周年という節目を迎えるRicky。

これまでも一風変わったパフォーマンスやその出立ちから異彩を放ち続けてきた彼が、次は一体どんな世界を構築し魅せてくれるのか…きっとまた私たちの予想が到底及ばないはるか斜め上から攻めてくるに違いない…まるでUFOに乗った宇宙人のように(笑)。

もしかしたら彼は本当に宇宙人なのかも…そんな未知なる期待に胸膨らませるツアーファイナルであった。

 

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<スケジュール>

 

SOLODIERS~ソロジャーに花束を~ ーRicky Birthday Nightー

2018年10月20日(土) 白金SELENE b2  open 17:00 / start 17:30
出演:Ricky/コタニキンヤ./谷本貴義/緋村剛(21g)/nero/松本寛也 他

 

Crazy Monsters ~関東ZONE HALLOWEEN PARTY 2018~

2018年10月13日(土)

[埼玉] HEAVEN’S ROCKさいたま新都心  open 16:00 / start 16:30
出演:Crack6/THE MICRO HEAD 4N’S/Ricky/UCHUSENTAI:NOIZ/葵-168-/ADAPTER。矢田耕平(司会)

 

2018年10月14日(日)

[千葉] 柏PALOOZA  open 16:00 / start 16:30
出演:Crack6/THE MICRO HEAD 4N’S/Ricky/UCHUSENTAI:NOIZ/葵-168-/ADAPTER。矢田耕平(司会)

 

2018年10月27日(土)

[東京] 新宿ReNY  open 16:00 / start 16:30
出演:Crack6/THE MICRO HEAD 4N’S/C4/Ricky/UCHUSENTAI:NOIZ/葵-168-/Leetspeak monsters/Anli Pollicino  矢田耕平(司会)


2018年10月03日 (水)

【速報レポ】<有村竜太朗 LIVE2018 「デも/demo #2」-Premiere Show->Zepp Tokyo◆2019年の全国ツアー情報も解禁!

REPORT - 09:00:17

有村竜太朗。

彼が初のソロ作品、個人作品集1996-2013『デも/demo』を発表したのは20161123日。

彼自身の個性はそのままに、よりパーソナルな表現で紡がれた楽曲群が印象的だった。

そこから粛々とソロ作品の制作やライブ活動を行い、先月(919日)には最新ミニアルバム『1992-2017『デも/demo #2』をリリース。さらに、東京と大阪の2ヶ所で有村竜太朗 LIVE2018 「デも/demo #2-Premiere Show-と銘打ったライブの開催も発表した。

 ここでは102日に行われたZepp Tokyoでの東京公演の模様をお届けしよう(大阪公演は1023日のなんばHatch)。

 

 ライブは『1992-2017『デも/demo #2』の収録曲を中心に構成されており、特徴的なのは、アコースティックセットと、バンドセットの2部制となっているところ。楽曲を違う方向から表現することで、作品の深みが増す……そんな有村のこだわりが感じられるスタイルだ。

 

1部はアコーディオンやチェロをフィーチャーしたアコースティック・アレンジでのライブ。場内が暗転し、まるで映画のスタートを思わせるブザー音が鳴ると、ステージ前を覆うスクリーンの奥に有村とミュージシャン達が照明に照らし出される。

 

1曲目は「19罪/jukyusai」。スクリーン越しのパフォーマンスという特殊な演出ながら、素朴で温かみのあるアレンジでゆったりと聴かせていく。観客が演奏にグッと集中する緊張感も新鮮だ。また、スクリーンには幻想的な映像も映し出され、視覚にも訴えてくる。浮き世離れした空気の中、1部はリード曲の「くるおし花」も含め、計6曲が披露された。

 

 2部のバンドセットには、有村の盟友、hiro(te’)(G)を中心に、鳥石遼太(B)、高垣良介(Dr)、そして野村慶一郎(Key/Mani)が参加。

気心知れたメンバーでのステージということもあり、リラックスした雰囲気だ。

 

 1曲目は軽快なテンポとドライヴ感のあるギターサウンドのアッパーチューン「幻形フィルム」でスタート。1部では着席スタイルで音に耳を傾けていた観客も、音圧の変化を受けてスタンディングモードへ。「くるおし花」もバンドセットでは、エネルギッシュに響き、ステージは急激に熱を帯びていく。「色隷」「ザジ待ち」など、最新作からの曲でテンションを上げ切って、ラストナンバー「19/jukyusai」までたどり着いた。

すると、ここで「19罪」の制作に参加したTHE NOVEMBERSの小林祐介がスペシャルゲストとして登場。浮遊感のある有村のボーカルに、ノイジーなギターが絡むというスリリングなマッチングで観客を圧倒していく。2部で届けた計8曲は、1部とは全く違う熱量での演奏となった。

 

 アンコールでは再び小林祐介を招き、シューゲイザー全開の「浮融/fuyuu」で、覚醒感のある空間を作り上げる。歪んだギターの洪水は圧巻だった。

 

 この後、鳴り止まぬ声援に応え、有村はダブルアンコールに応えて再びステージへ。そして、アコースティックセットを構成するメンバー、野村慶一郎、えびさわなおき(Acc)青月泰山(Vc)も呼び込み、初のソロ作品集に収録された「魔似言/manegoto」「鍵時計/kagidokei」をプレイ。残す1曲は、有村がひとりでステージに残り、「恋ト幻」の弾き語りで、優しくライブを締めくくった。

 

 終演後、ソロとしては初となる細かいライブハウスツアー有村竜太朗 TOUR 2019「デも/demo #2-Road Show-が発表され、ファンからは歓声が上がった。ステージと近い距離感で、これまで以上に密度の高いパフォーマンスが期待できるのは間違いない。全18公演におよぶツアーファイナルは36日のマイナビBLITZ赤坂。しかもこの日は有村竜太朗本人の誕生日とも重なっているだけに、ツアーの集大成とバースデーライブが合体した貴重な公演になりそうだ。

 

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【ライブ情報】

 

有村竜太朗 TOUR2019 「デも/demo #2」-Road Show-

■2019/1/5(土) 恵比寿リキッドルーム(東京都)

■2019/1/6(日) HEAVEN’S ROCK さいたま新都心 VJ-3(埼玉県)

■2019/1/11(金) NAGOYA ReNY limited(愛知県)

■2019/1/13(日) バナナホール(大阪府)

■2019/1/14(月祝) KYOTO MUSE(京都府)

■2019/1/19(土) 金沢AZ(石川県)

■2019/1/20(日) 長野ライブハウスJ(長野県)

■2019/1/26(土) 横浜7th AVENUE(神奈川県)

■2019/1/27(日) 千葉LOOK(千葉県)

■2019/2/1(金) Club SWINDLE(秋田県)

■2019/2/2(土) MACANA(宮城県)

■2019/2/9(土) 旭川CASINO DRIVE(北海道)

■2019/2/10(日) 札幌COLONY(北海道)

■2019/2/16(土) 水戸ライトハウス(茨城県)

■2019/2/17(日) HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2(栃木県)

■2019/2/23(土) 鹿児島SRホール(鹿児島県)

■2019/2/24(日) DRUM Be-1(福岡県)

■2019/3/6(水) マイナビBLITZ赤坂(東京都)

 

LIVE2018 「デも/demo #2」-Premiere Show-

■2018/10/23(火)なんばHatch

 

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有村竜太朗オフィシャルサイト

https://arimuraryutaro.com





2018年09月27日 (木)

【ライヴレポート】2018年9月24日 池袋EDGE<一周念&リクト。Birthday ONEMAN LIVE 「向き合いたい!!」>「みんなが1人で頑張ってる時に、グラビティがいるから頑張ろうって思ってもらえるような存在でいたい」

REPORT - 22:54:47

グラビティが “一周念&リクト。Birthday ONEMAN LIVE 「向き合いたい!!」” を2018年9月24日、東京・池袋EDGEにて開催した。

 

活動を開始してからちょうど1周年、そしてリクト。(Ba)のバースデーを祝うとあって、チケットは発売から3日と10時間というスピードでソールドアウト。会場は満員のオーディエンスで埋め尽くされた。

 

暗転すると、スクリーンに「本日はたくさんご来場いただき ありがとうございます」とメッセージが表示された後、突如グラビティの新しいアーティスト写真が!
オーディエンスが喜びの声をあげるも、その写真はすぐに画面から消え、「やっべ、ミスった、LIVE終了後に出すつもりだった…」と文字が表示され、不手際をアピール。オーディエンスからは小さく笑う声が聞こえた。

 

映像が終わり幕が開くと現れたのは、先程解禁されてしまったアーティスト写真と同じ格好をしたメンバーであった。オーディエンスにとって嬉しいアクシデント&サプライズで始まるライブとなった。

 

六(Vo)は「さぁ東京!ぶっ飛んでこーぜ!まずは座れ!1曲目、これで何がくるか分かるよなー!?」とオーディエンスに呼びかけ、弦楽器隊はステージ上手側に集合。
すると、オーディエンスは演奏と楽器隊の動きに合わせ、上手から下手、下手から上手へと綺麗なウェーブを作っていった。この1年間を通して培ってきたバンドとファンの絆を早くも感じとることができた瞬間であった。

 

その流れで始まった1曲目『HIGH Hi!!!』では、フロアに眩しいほどのフラッシュリングが輝き、オーディエンスのボルテージが一気に上がったことが手に取るように分かった。
サングラスをかけた杏(Gt)とmyu(Gt)がオーディエンスを煽ってから始まった『WE ARE THE 兄弟』では、ダンスフロアのようにオーディエンスが踊り散らかした。「エビバリ!!!」と叫ぶ声の大きさからも、最高級に楽しんでいることが伝ってきた。

 

その後、一度幕が閉まると、「髪切った?」でおなじみの超有名司会者による某有名音楽番組にグラビティが出演するというパロディ映像が流れる場面が。

 

再び幕が開くと、映像と同じくカラーのつなぎを着たメンバーが登場し、ステージ手前側に横並びのフォーメーションで披露する『super 6 power』へ。歌い踊るだけでなく、ステージを暗転させ、サイリウムをオタ芸のように振り回すなど、アイドル現場のようなひとコマもあった。
続く『よいしょ!わっしょい!グラビティ!』では、リクト。(Ba)が自分の誕生日を祝うよう、オーディエンスにコールアンドレスポンスを呼びかけ、他のメンバーも(誕生日ではないが)それに続いた。グラビティでは、楽しければ何でもOKなのだ。

 

それ以降はバンドスタイルに戻り、六(Vo)が「無理や無茶できるのは、生きている今だけだからな!」と熱く叫んだ『爆走+覚醒+無敵タイム』や、ビジュアル系には“コテ系“や“キラキラ系“などのジャンル分けがあるが、それよりも「伝えたいものがあるかないか」が重要だと断言した『アウトオブアウト』などを披露した。

 

再びスクリーンに映像が映されると、そこには「重大発表」の文字が。まず、10月17日に会場限定でCDを発売すること、そして来年2月11日に高田馬場AREAでワンマンライブ「壊したい」を開催することが発表され、オーディエンスからは一際大きな歓喜の声があがった。

 

その後、大きく「黒歴史」と書かれた黒いTシャツで登場したメンバーは、それぞれの想いをオーディエンスに伝えた。

 

社長(Dr)「まずはみんなにお礼を言いたい。うちのバンドは悪い意味でも良い意味でも目立つバンドだなと、この1年やっててすごく思った。ふざけるときは全力でふざけるし、何もかも全力でやってるから、誤解されることもある。でも、みんなはここに来て楽しいか楽しくないか、それだけ考えてくれればいい。」

 

リクト。(Ba)「自分たちの曲とか見せ方とか、自信持ってやってるつもり。でも、俺はどうなりたいんだろう?俺がグラビティのベースでいいのかな?と思ってしまうこともある。それでも、最近の活動を通して、俺、ここにいてもいいのかな、って思えた。ありがとうございます。」

 

myu(Gt)「俺らって『夢』みたいな明るい歌詞って多いじゃないですか。ある人に『今のビジュアル系好きな人にはお前らの明るい歌詞は響かないよ』と言われました。でも、めげずにやってったら、今日は良い景色です。ありがとうございます。」

 

杏(Gt)「とりあえずありがとう、終わり!」
※六(Vo)が「でもその『ありがとう』にはめちゃくちゃ思いがこもってるんやろうな。」と補足

 

六(Vo)「自分は今までと変わらず、思ったことだけをしっかり伝えていこうかなって相変わらず思ってます。そうやって、今、みんなに思ってることは、しっかりあの曲に詰めました。だから、ちゃんとそれが響いてるかなってことは、曲で確認したいと思います。」

 

その言葉のあと、披露された『グララブ!!』では、目の前にいるオーディエンスへの愛を六(Vo)なりの伝え方で叫び、六(Vo)の伝えたいことはまさにこの曲に込められているということが分かった。

 

ライブ後半戦では、ヴィジュアル系の楽曲には珍しい“MIX“や“ガチ恋口上“のある『ギラギラ卍系』などを披露。
『SNOW』では曲中にも関わらず、プリントシール機のようなアナウンスが流れ、オーディエンスをバックに記念撮影を行うなど、グラビティらしい自由度の高さが感じられた。

 

六(Vo)「今日楽しんだ分は、自分の私生活に持ち帰ってくれよ。今はこうやってみんなで楽しんでいられるけど、私生活に戻って戦わなきゃいけない時、成長できる時はいつも1人の時なんだよ。俺もそう。だから自分たちもお互いを高めあえるような存在でいたいし、みんなも俺たちと高めあえる存在でいてほしい。そういう関係を仲間って呼べる存在だと思ってる。俺たちもみんなが1人で頑張ってる時に、グラビティがいるから頑張ろうって思ってもらえるような存在でいたい!」

 

そんな思いを書き下ろしたという新曲を終盤で初披露。真剣にオーディエンスと向き合い、「高めあえる関係でいたい」という熱い思いが歌詞いっぱいに込められていた。

 

全ての演奏を終えると、六(Vo)を筆頭に挨拶。
六(Vo)「演奏中、お客さんの顔見てたんだけどさ、この子はあの時から来てくれてたなとか、そんないろんな思い出を振り返りながら感慨深くなってました。ありがとうございました!」
そして、社長(Dr)とリクト。(Ba)による一発芸で和やかに“1周念“ワンマンを締めくくった。

 

グラビティにとって初めての”周念”ライブは、この1年間で感じた想いをぎゅっと詰め込んだステージとなった。彼らに「伝えたい」という想いがある限り、その輝きは増していく。

 


TEXT:白乃神奈

 

★グラビティ OFFICIAL SITE★

http://gravioffi.com/


2018年09月27日 (木)

【ライヴレポート】2018.9.24.恵比寿LIQUIDROOM<”浅葱”単独公演「斑~白面金毛九尾の狐火玉編~」>Dのボーカリスト・ASAGIがソロで魅せた一夜の物語。2019年1月13日、品川インターシティーホール単独公演決定!

REPORT - 17:52:51

公演当日は天気雨(狐の嫁入り)が降り、更には中秋の名月という、この上ない日に恵比寿LIQUIDROOMで開催された”浅葱”単独公演「斑~白面金毛九尾の狐火玉編~」。

 

予てより電子絵巻物として告知動画公開・試聴開始されていた新曲「妖狐の嫁入り」を携え、浅葱の新衣装初披露、そして豪華なサポートミュージシャンを迎えて繰り広げられたこの公演は、琴の音色が鳴り響く雅なSEと共に幕を開けた。

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一曲目は先述の「妖狐の嫁入り」。妖しくも美しい九尾の狐の物語は、集まった観客達を一気に世界観に引き込み、さらに扇子を使った振り付けによりライブという空間に彩りを添え一気に盛り上がる。静と動、九拍子という変拍子且つ、BPM99で展開されるこの楽曲は、九尾の狐=浅葱の変幻自在の妖艶な歌唱や狂気に満ちた笑い声などが強烈なインパクトを与え、妖狐現ると言わんばかりに吹き出した煙と共に会場の熱は一気に上昇。

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そしてそこからはメジャーファーストフルアルバム「斑」収録曲を息つく間もなく展開。

MV作品にもなっている「月界の御子」をはじめ、「陰桜(おぬざくら)」までアルバム曲順と同様に進んでいき、「斑」ツアーファイナルから約半年ぶりに披露される楽曲がステージから気迫と緊張感をもって届けられ、観客達は拳や声を上げそれに応えていく。

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ステージには灯籠や篝火、傘や紅葉、のぼりもセットとして組んであり、後方に映し出される各楽曲のイメージ映像と共に浅葱の描く世界観を引き立たせているのだが、何よりも浅葱による歌の表現と説得力、古語を使い拘った歌詞、そして楽曲が持つ力で観客をより深く魅き込んでいく様は圧巻だ。

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そしてステージにはGt. HIRO(La’cryma Christi / Creature Creature)、Gt. you(Janne Da Arc)、Ba. 燿(摩天楼オペラ)、 Dr. 淳士(BULL ZEICHEN 88 / 戦国時代-The age of civil wars- / ex. SIAM SHADE)という豪華なサポートミュージシャンが布陣を固め、楽曲を最大限に表現すべく熱量のある音を放っていく。

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「白面金毛九尾の狐火玉」では再び会場中に扇子が舞い、軽快なリズムに乗せ「こうこうこう」と扇子を手にした浅葱が煽る。

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公演タイトルから分かるように、今回は九尾の狐をテーマにおきつつ「斑」から「妖狐の嫁入り」という新たな物語へ発展した、いわば特別編のライブということで、浅葱の装いはもちろん、振る舞いや身のこなしはまさに狐の妖(あやかし)そのもの。

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のびやかに、しっとりと歌い上げた「冬椿 ~白妙の化人~」のあとは、「鬼眼羅(きめら)」で観客と演者が激しく感情をぶつけあっていく。浅葱の鬼気迫る歌と様相、そして重厚な音と疾走感が観客を煽り、曲間ではメンバー紹介を挟みつつ、楽器陣それぞれが卓越した技巧を披露してその存在感をさらに見せつけていた。

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この曲間で特別ゲストがステージ上に呼び込まれたのだが、紹介され現れたのはなんと、DのGt. Ruiza、Gt. HIDE-ZOU、Ba. Tsunehito、Dr. HIROKI。 

予想だにしなかったこのサプライズに観客は声援を上げ、これでステージ上に揃った人数は合計9人。

九尾の狐、狐の鳴き声にちなんで「9」という数字に拘って迎えた本公演ならではとも言える演出に、会場中が笑顔に溢れたのだった。(先述した「妖狐の嫁入り」電子絵巻物は9月9日9時に公開され、楽曲試聴は99秒、このメンバー紹介部分の煽り回数は合計9回…というところからも、世界観構築における浅葱の一貫性、徹底ぶりが伺えるだろう)。

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ライブ終盤に差し掛かり、「斑」ツアーでは各地の妖怪を退治してきたという話も記憶に新しい「物の怪草子」を披露したあと、最終演目となる「アサギマダラ」を全身全霊で歌い上げた浅葱。

浅葱というアーティスト・ミュージシャンの想いを強く込めたこの曲を含め、全15曲。

和の世界観という言葉だけでは納まり切らないほど濃厚なライブは、

「2019年1月13日、品川インターシティーホールでまた会いましょう。」

浅葱がこう最後に言葉を残し、幕を閉じた。

 

“浅葱” 新春特別企画、二部制単独公演として開催される次回公演では、また新たな物語が展開される事だろう。

是非足を運んで、唯一無二の世界観を堪能してほしい。

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2018.9.24.恵比寿LIQUIDROOM

”浅葱”単独公演「斑~白面金毛九尾の狐火玉編~」

<SET LIST>

 

01. 妖狐の嫁入り

02. 天地(あめつち)行き来る小船

03. 月界の御子

04. 畏き海へ帰りゃんせ

05. 花雲の乱

06. 隠桜(おぬざくら)

ーMCー

07. 白面金毛九尾の狐火玉

08. 螢火

09. 大豺嶽(おおやまいぬだけ)~月夜(つくよ)に吠ゆ~

10. 冬椿 ~白妙の化人~

11. 鬼眼羅(きめら)

12. 雲の通ひ路

13. 妖刀玉兎

14. 物の怪草子

ーMCー

15. アサギマダラ

 

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“浅葱” 新春特別企画 二部制単独公演開催決定!!

“浅葱” 新春特別企画 二部制単独公演

昼の部:斑 ~和菓子・うさぎや編~

夜の部:斑 ~物の怪草子編~

 

【日時】2019年1月13日(日)

【会場】品川インターシティホール

 

【チケット】

昼の部 ¥3,530 (税込D代別)

夜の部 ¥5,370 (税込D代別)

二部通し券 ¥8,888 (税込D代別)

※全席指定 3歳以上チケット必要

 

【開場/開演】

昼の部 13:15 / 14:00

夜の部 18:15 / 19:00

 

【内容】

昼の部:小規模非電子的演奏会 & 御子様による世を偲ぶ仮の姿での和菓子贈呈

夜の部:御子様による妖怪退治(物の怪草子)衣装での演奏会

 

【特典会】

昼の部、夜の部共に終演後物販購入者対象特典会(チェキ & 握手会)有り

※詳細近日発表

 

【サポートメンバー】

Gt : HIRO (La’cryma Christi / Creature Creature)

Gt : you (Janne Da Arc)

Ba : 人時 (黒夢 / Creature Creature)

Dr : Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO)

 

★チケット:

【ファンクラブUltimate lover会員先行】

※10月5日(金)時点でD official Fan club「Ultimate lover」に入会されている方対象

◎受付期間:10/16(火)12:00~10/25(木)23:59

◎枚数制限:お1人様4枚までお申込可

◎当落結果発表:10/26(金)18:00頃~

 

【オフィシャルHP先行】

◎受付期間:11/1(木)12:00~11/11(日)23:59

◎枚数制限:お1人様4枚までお申込可

◎当落結果発表:11/12(月)18:00頃~

[一般発売日] 2018/11/24 (土)~

※3歳以上チケット必要

 

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◆「妖狐の嫁入り」電子絵巻物

URL : https://youtu.be/4lbk_iFg7sg

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな画質・音質にてご試聴いただけます。

試聴頁URL : http://www.god-child-records.com/asagi/

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

◆「妖狐の嫁入り」特設頁

URL : http://asagi-kitsune.god-child-records.com/

 

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“浅葱” 会場・通販限定音源「妖狐の嫁入り」通販受付中!!!

2018年9月24日(月・祝) 発売

“浅葱” 会場・通販限定音源「妖狐の嫁入り」

 

■限定盤 CD+DVD (TYPE-A)

GOD CHILD RECORDS / GCR-170 / ¥1,500(税込) / CD 1DISC & DVD 1DISC / ブックレット付き / トレーディングカード(全9種中1種ランダム封入)

<収録内容>

Disc-1(CD)

1.「妖狐の嫁入り」

Disc-2(DVD)

「妖狐の嫁入り」電子絵巻物 / 制作記録映像

 

■通常盤 CD (TYPE-B) 豪華ブックレット仕様(24P)

GOD CHILD RECORDS / GCR-171 / ¥999(税込) / CD 1DISC / 豪華24Pブックレット付き / トレーディングカード(全9種中1種ランダム封入)

<収録内容>

Disc-1(CD)

1.「妖狐の嫁入り」

【特典(封入)】トレーディングカード(全9種中1種ランダム封入)

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「妖狐の嫁入り」GUEST MUSICIANS

Gt : HIRO (La’cryma Christi / Creature Creature)

Gt : you (Janne Da Arc)

Ba : 燿 (摩天楼オペラ)

Dr : 淳士 (BULL ZEICHEN 88 / 戦国時代-The age of civil wars- / ex. SIAM SHADE)

鼓 / 大鼓 / 太鼓 : 真矢 (LUNA SEA)

琴 : Tomoko (HEAVENESE)

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詳細・ご購入はこちら→Rosen Kranz http://www.rosen-kranz.jp/shop/

※10月1日より新グッズ通販開始予定!

 

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2018年8月29日(水) LIVE DVD「”浅葱” 全国単独公演 二◯十八「斑」千秋楽 ~2018.3.24 新宿BLAZE~」発売!!!

LIVE DVD

「”浅葱” 全国単独公演 二◯十八「斑」千秋楽 ~2018.3.24 新宿BLAZE~」

 

2018.3.24 新宿BLAZEにて行われた、”浅葱” 初の全国単独公演ツアー「斑」の千秋楽公演をDVD化!

YIBQ-10406 / ¥4,800(本体価格)+税 / 1DISC / 豪華24Pブックレット付き

全14曲収録

 

【初回仕様】スリーブケース仕様

【収録曲】

1. 天地(あめつち)行き来る小船

2. 月界の御子

3. 畏き海へ帰りゃんせ

4. 花雲の乱

5. 隠桜(おぬざくら)

6. 螢火

7. 大豺嶽(おおやまいぬだけ)~月夜(つくよ)に吠ゆ~

8. 冬椿 ~白妙の化人~

9. 白面金毛九尾の狐火玉

10. 鬼眼羅(きめら)

11. 雲の通ひ路

12. 妖刀玉兎

13. 物の怪草子

14. アサギマダラ

 

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“浅葱” メジャー1st Full Album 「斑(まだら)」発売中!!!

●AL+DVD

品番:YICQ-10401/B

POS:454211410401/5

価格:¥4,000(本体価格)+税

<収録楽曲>全13曲

[CD]

1.天地(あめつち)行き来る小船

2.月界の御子

3.畏き海へ帰りゃんせ

4.花雲の乱

5.隠桜(おぬざくら)

6.螢火

7.大豺嶽(おおやまいぬだけ)~月夜(つくよ)に吠ゆ~

8.冬椿 ~白妙の化人~

9.白面金毛九尾の狐火玉

10.鬼眼羅(きめら)

11.雲の通ひ路

12.物の怪草子

13.アサギマダラ

[DVD]

DVD-1.月界の御子 (Music Video) 

DVD-2.月界の御子 (Music Video with lyrics)

DVD-3.月界の御子 (Music Video Making)

 

●CD

品番:YICQ-10402

POS:454211410402/2

価格:¥3,000(本体価格)+税

<収録楽曲>全14曲
[CD]

1.天地(あめつち)行き来る小船

2.月界の御子

3.畏き海へ帰りゃんせ

4.花雲の乱

5.隠桜(おぬざくら)

6.螢火

7.大豺嶽(おおやまいぬだけ)~月夜(つくよ)に吠ゆ~

8.冬椿 ~白妙の化人~

9.白面金毛九尾の狐火玉

10.鬼眼羅(きめら)

11.雲の通ひ路

12.妖刀玉兎(※通常盤のみ収録)

13.物の怪草子

14.アサギマダラ

 

★初回特典:トレーディングカード封入

(全3種類よりランダム1枚)

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<GUEST MUSICIANS>

aie (the god and death stars / gibkiy gibkiy gibkiy / THE MADCAP LAUGHS / KEEL)

亜季(Sadie / AXESSORY)

天野攸紀

岡野ハジメ 

K-A-Z (Sads / DETROX / STEALTH / カイキゲッショク)  

奏-kanade-

沙我 (A9)

咲人 (NIGHTMARE / JAKIGAN MEISTER) 

Sakura-櫻澤泰徳 (gibkiy gibkiy gibkiy / Rayflower / THE MADCAP LAUGHS / ZIGZO) 

SYU (GALNERYUS)

SHUSE (†яi¢к / La’cryma Christi) 

真矢 (LUNA SEA)

Shinya (DIR EN GREY / SERAPH) 

樹威 (GOTCHAROCKA)

JUN (GOTCHAROCKA)

淳士 (BULL ZEICHEN 88 / 戦国時代-The age of civil wars- / ex. SIAM SHADE) 

SUGIZO (LUNA SEA / X JAPAN)

DAITA (BREAKING AROW / BINECKS / ex. SIAM SHADE) 

千聖 (PENICILLIN / Crack6)

Tsunehito (D)

TERO (†яi¢к)

十夜 (GOTCHAROCKA)

遠海准司 (己龍) 

TOSHI (Gargoyle)

Tomoko (HEAVENESE)

中村佳嗣 (Eins:Vier / alcana / 青天の霹靂 / yohiaco)

HIDE-ZOU (D)

人時 (黒夢 / Creature Creature) 

HIRO (La’cryma Christi / Creature Creature)  

HIROKI (D)

藤原いくろう

MiA (MEJIBRAY)

MOTOKATSU

Motoki (HEAVENESE)

you (Janne Da Arc) 

燿 (摩天楼オペラ)

yo-ka (DIAURA)

Ruiza (D)

Leda (Far East Dizain)

LEVIN (La’cryma Christi)

 (50音順、敬称略)

 

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◆“浅葱” メジャー1st Full Album 「斑(まだら)」 全曲試聴動画公開中

URL : https://youtu.be/VyZzxKNBqF8

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

全曲試聴ページ

URL : http://www.god-child-records.com/asagi/

 

◆収録曲「月界の御子」MV公開中

「月界の御子(げっかいのみこ)」

URL:https://youtu.be/MbQMI4p-s0Q

※こちらは試聴版として映像・音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな画質・音質にてご視聴いただけます。

 

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【「あきたこまち~浅葱オリジナルパッケージ~」発売!! 】

秋田県出身である浅葱が、なんとあきたこまちのオリジナルパッケージになり発売!

見るも艶やかなパッケージは一見の価値あり!ぜひ手に入れて、ご鑑賞・ご賞味ください。

美人を育てるあきたこまちを食べて「めんこぐなれ!」

無洗米 1袋 / 5kg

¥3,500(tax in) / ARK-329

第四次受付期間:2018年9月1日~2018年9月30日まで

※お支払い方法は郵便振替のみです。お申込みから10日以内にお振込ください。

発送時期:2018年10月下旬より順次発送予定

第四次受付分予約特典:浅葱オリジナルクリアファイル

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◆ ”浅葱” 全国単独公演 二〇十八「斑」グッズ Rosen Kranzにて通販受付中

◆ASAGI (D) × 樹威 (GOTCHAROCKA) × yo-ka (DIAURA)による東北三兄弟(トリオ)「手弱女(たおやめ)」グッズ Rosen Kranzにて通販開始

各詳細・ご購入はこちら→http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

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【 2018.11.14(Wed.) D New Single「Deadly sin」 Release & ツアー決定 & 発売記念インストイベント発表!! 】

CD詳細・ライブスケジュール・チケット詳細などはこちら→http://www.d-gcr.com

 

◆D Tour 2018「Revive~荒廃都市~」グッズ 通販開始!!

商品詳細・ご購入はこちら→http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

◆D「Revive ~荒廃都市~」MV FULL試聴公開

URL : https://youtu.be/pqWs8-r_pEk

※こちらは試聴版として映像・音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

 

◆D「Revive ~荒廃都市~」全曲試聴

URL : http://www.d-gcr.com/discography/discography.html

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

 

◆VAMPIRE STORY 年表・相関図・キャラクター紹介文(2014年度版)公開

URL : http://www.d-gcr.com/news/

 

◆「Narrow Escape」トレイラー公開

URL : https://youtu.be/WS7As0USxoY

※こちらは試聴版として音声データを圧縮しております。

製品版はさらにハイクオリティーな音質にてご試聴いただけます。

試聴ページ

URL : http://www.d-gcr.com/discography/discography.html

 

◆D結成15周年 メジャー10周年記念アイテム通販受付中

詳細・ご購入はこちら→http://www.rosen-kranz.jp/shop/

 

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ASAGI solo works http://www.god-child-records.com/asagi/

ASAGI solo works official Twitter https://twitter.com/ASAGI_SOLO

D official website http://www.d-gcr.com

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Ruiza solo works http://www.d-gcr.com/profile/solo_ruiza.html









2018年09月19日 (水)

【ライヴレポート】<Chanty 5th Anniversary oneman 『Chantyの世界へようこそ』>2018年9月16日(日)TSUTAYA O-WEST◆「疑ってもいいし、信じてなくてもいい。ずっとずっと、僕たちのこの関係性が続きますように。」

REPORT - 19:00:33

Chanty 5th Anniversary oneman

『Chantyの世界へようこそ』

2018年9月16日(日)TSUTAYA O-WEST 

 

…………………………………………

 

そろそろ“毎年恒例”と言ってもいいだろうか、今回で5回目を迎えたChantyの周年ライヴ。毎年同じ9月16日、場所はTSUTAYA O-WEST。

今回いつもと違ったのは、5年目にして初めてソールドアウト達成となったこと。

メンバーはもちろん、集まった会場いっぱいのファンもいつも以上に晴れやかな気持ちと期待を胸にこの日を待ち侘びていたのではないだろうか。

 

会場時刻を迎え、その時を今かいまかと待っていたフロアからは照明が落とされるとともに歓声が上がった。ピアノの音がゆっくりと流れ出し、真っ白な新衣装を見に纏ったメンバーが一人また一人と登場。最後に現れたVo.芥は真っ赤な頭巾を被ったままゆっくりとギターを手に、そのまま力強く歌い出した。冒頭、芥の奏でるアコースティックギターと、その声だけが響く空間に思わず息をのんだ『綺麗事』。

そして「さあ、はじめようか」の一声で始まった『m.o.b.』は、これまでの叩きつけるような印象とはまた少し違った、幕を切って落とすような疾走感に溢れていた。

続けて披露したのは『ミスアンバランス』『ソラヨミ』と、活動開始当初からライヴではお馴染みの楽曲たちだが、以前よりもずっとメンバー各々の奏でる音が混じり気なく、また徐々に温度を上げる会場の熱気と相まって一層生音らしさを体感することができたのが嬉しい。

 

芥「まず、本当に本当にありがとうございます。やっと5年目にしてソールドアウトできました!-中略-あれよあれよと5年間やり続けてこれました。本当にこれは皆さんのおかげです。ありがとう。いつかのWESTの公演でも言ったけど、WESTをソールドアウトするような人たちは、悩み事なんてねえんだろうなと思ってましたが、悩み事めっちゃくちゃあります(笑)。-中略-だから、お前たちも毎日何か目標が叶っても悩み事まだまだあるななんて思うかもしれないけど、一緒に僕たちと進んでいければと思います。よろしく!」

ソールドアウトを達成してもなお、悩みは毎日尽きないと正直にステージの上で話す様子もまたChantyらしさだし、そんな毎日だからこそ彼らの楽曲たちがよりファンに寄り添ってくれるように出来ているのかもしれない。

 

そして日頃のフラストレーションを発散しに、『無限ループ』へ。芥の放った「かかってこいや!」の声を大きく割るように客席からも力強く「おい!おい!」と声援が飛び、思いがけず圧倒される場面も。日常のアクの部分を清々しく歌い上げ、元気のいいフロアに負けじと千歳も音数を増やして対抗していく。『魔が差した』では、自身の一瞬の気の迷いを責められているような緊張感が走り、『ダイアリー』へと続くと、“消えたい今日も消えたい”とそんな負のフレーズから今日も生かされてることを妙に実感させられた。

 

新曲『優しいあなたへ』は、芥がアンプに腰かけマイクスタンドを自ら立てポツリポツリと歌い始める。その後も耳なじみの良いロックサウンドの中で膝間づいて訴えかけるように一言ずつ歌い上げる芥の姿がとても印象的な1曲となった。そして『謳う心臓』『-yureru-』と、胸をギュッとつかまれるような感情的な楽曲を送ると、暗に包まれた会場にふわりと日が差すように始まったのは『奏色』。Chantyがずっと大事に歌い続けてきたこの曲は、ファンにとってもここに居場所があると再認識させてくれる曲なのではないだろうか。

 

そして「まだ踊ろうかWEST、両手を上げろ!」と野中の軽快なスラップで『インピーダンス』へと続き、『冤罪ブルース』ではお馴染み「冤罪!冤罪!」の掛け声にモッシュにジャンプにと遊びつくしていくフロア。

 

千歳の不安定なギターから始まる『不機嫌』では、Dr.成人の機材が“不機嫌”になってしまうトラブルがありながらも、仕切り直しをかけた芥が「ティッシュみたいなのついてるよ」と成人の新衣装に触れ、会場を和ませる様子も見られた。再び演奏を開始すると、一度止められたエネルギーを開放するかのように、「オイオイ!」という芥の問いかけには先ほどの何倍もの声が上がり思わず胸が熱くなった。

 

「新曲やるけど今日一番の盛り上がりを期待してます」と芥が告げ始まった『まっさかさまにおちていく』。フロアは芥の声に合わせ必死に食らいついていき、また音に合わせ上にジャンプするセクションも気付けば逆ダイの光景となっていくほどの熱狂ぶり。千歳も上手、下手のマイクを陣取ってどんどん煽りをかけていき、野中は布団のようになった最前列のお客さんの上に身を預けて寝転がる。ステージ上のテンションもますます上がり、間違いなく芥の期待通りにこの日1番の盛り上がりを見せつけた。

 

そんな熱をゆっくりと落ち着けるように『冷たいてのひら』へと続くと、彼らが本編の最後に持ってきたのは、5年前すべてが始まった曲『終わりの始まり』。確かな意思がしっかりと感じられる力強い楽曲ながら、奏でられるどの音もきっとこの一瞬しか感じられないのだろうなと思わせるような、どこかどうしようもない儚さを感じる演奏だった。

 

メンバーが退場し、割れんばかりのアンコールの中現れたスクリーンには“Chantyからのお知らせ”の文字。10月のリリース情報と、新曲のMVが解禁され、その後のワンマンライブのお知らせでは大きな歓声が上がった。告知の最後、「それではアンコールの続きをどうぞ」という彼らの遊び心ある一文に、フロアには笑い交じりのアンコールが再び巻き起こった。(告知の詳細はChantyオフィシャルHP、または公式Twitterへ)

 

アンコールに応え、5周年の記念Tシャツに着替えたメンバーが登場。1番に口を開いた千歳は、「やっと5周年迎えましたね。この素敵な景色作ったのは、俺たちとそしてここに来てくれたみんなのおかげです。本当に本当に感謝してます。」とまず来てくれたファンへの感謝を述べた。

そしてこの日より発売となった新グッズの話題では、発注したマフラータオルの素材が思わぬものだったことを嘆き謝罪する野中に、千歳が「でも気持ちはこもってるからさ。その辺は組んでくれよ(笑)。」と会場の笑いを誘う場面も。

 

そして芥は、先ほど発表されたワンマンライヴについて「ワンマンツアーをやろう考えていたんですよ。ワンマンツアー大好きだし。でもワンマンツアーって悪く言えば1会場通り過ぎてしまう、通過してしまうのが寂しい感じがしてるんです。だから今回思考を凝らして、普段自分たちがツアーを回っていたら手が出せないような地方のライブハウスに挑戦してみようかなって気になりました。-中略‐だからここはひとつ、1本に絞って色んなものを作れたらいいなと思ってる。」と、年明けのワンマンライヴへの想いを語った。

そしてその後も各々のワンマンライヴをやってみたい場所、やってみたい企画などについて好き勝手言い合ういつものChantyらしい緩いトークを展開。

終始、笑顔の絶えないにこやかな雰囲気に包まれる様子が、とても微笑ましかった。

 

アンコール1曲目を飾ったのは『赤い糸』。どちらかと言えば、心が幸せで温かくなるような楽曲と思っていたが、芥のまっすぐにフロア一人ひとりを見つめるように歌う姿に、この日は背中を押して勇気をくれるような力強さに色を変えていた。

そして『【3.017】』と疾走感のある1曲を放り込むと、「最高の景色を作りましょう」と晴れやかな笑顔を見せ『最低』へ。日常にあること全部“仕方ない”と前に進ませてくれるこの曲。それは決して諦めなどではなく、そんなどうしようもない日常を消化しながら生きていくことに言葉では言い表せない美しさを見つけられるような晴れ晴れしい気持ちにさせてくれる。

 

「本当に楽しい時間をありがとう。弱音ばっか言ってる俺たちが5年間こうして奏で続けることができました。そしてこれからもこの音色は絶やさず奏でていけると信じています。」と口を開いた芥。「久しぶりに1曲送ります!」と始まったのは『C』。

何のレスポンスを求めずとも開場全体が高く挙げたその手に、「今鳥肌たってる!」と芥が思わず言葉にする場面も。千歳と2人背中合わせになり遠くこれからを見つめるような仕草をしたり、ドラム台に集まり顔を見合わせながら演奏するメンバーの晴れやかな笑顔がとても印象的だった。

 

そしてラストの『フライト』。曲が始まれば声をかけずしても割れんばかりの声援で答える観客たちに、芥も嬉しさやら感動やらが入り混じったありのままの表情を見せた。ハッピーエンドに終わった映画のエンディングのような、クリアで爽快なサウンドにフロアも最後まで笑顔と声を絶やすことなく、最後は「5周年、本当に本当にどうもありがとう。」と芥の素直な言葉で締めくくられアンコールに幕を下ろした。

 

演奏が終了すると、ステージ前方に集まったメンバー。芥が、ステージを降りたメイクオフの状態、俺たちってバンドマンオーラ0じゃない?と会場の笑いを誘いながら自虐的に話し始めた。「でもそんなChantyがこうやってこういう景色を作り上げることができて、また新しい道に進めるってすごい素敵なことだと思いませんか?」という問いには客席からも拍手が湧き上がる。「引っ張ってってあげるとか、背中を押してあげられるようなバンドじゃないかもしれないけど、1番近くでずっとずっといたいと思います。これからもChantyをよろしくお願いします。」となんの飾り気もない言葉を送ってくれた。

 

そしてこれまたワンマンライヴ恒例のカーテンコールへ。“カーテンコーラー千歳”も登場し、最後はこれからのChantyの発展を祈ってと景気よく「Chanty 5!5!」の掛け声で締めくくった・・・はずだった。メンバーが退場するも再び鳴りやまないアンコール。その割れんばかりの声に、メンバーも再登場し急遽Wアンコールへとなだれ込んだのも記念すべきライヴのご愛嬌といったところだろうか。

 

「お前ら最高だ!まだ足らねえよなあ!」と勢いよく登場した千歳。Wアンコールは本編中、トラブルがあり心残りだったという新曲の『まっさかさまにおちていく』を選曲。

「決まりはないので自由に好きなように楽しんじゃってください。自立!」という芥の言葉を受け、先ほどの本編よりもっと自由に暴れまわる光景を見せつけるフロア。心残りをやり遂げたのも束の間、「今日で俺たちの夏が終わりだと思います。だから、今日ですべてを吐き出していけるか!目に焼き付けて帰るからもっとちょうだい!」と芥がさらに欲張り『やんなっちゃう』へ。後半さらにスピードを上げて一気に駆け抜ける祭囃子に、会場の熱気もますます上がっていった。

そして最後は「疑ってもいいし、信じてなくてもいい。ずっとずっと、僕たちのこの関係性が続きますように。」そんな芥の言葉で始まった『おとなりさん』。フロアは一変の悔いも残らないよう思いっきり腕を上げて飛び跳ね、声をあげて歌い会場とメンバー4人の想いが重なったところで間違いなくChantyの5周年公演が幕を閉じた。

 

「このままで終わったら後悔するかもしれないっていう気持ちを助けてもらったかもしれない。また、僕たちにチャンスをください。ありがとうございました。5周年これにて終了ですが、俺たちChantyまだまだ終わらねえから!」と最後に告げた芥。

“まだまだ終わらない”そうはっきりと言い切ったその言葉が、何より嬉しかったのは自分だけじゃないはず。

 

公演を終えての1番の感想は、“去年より良いライヴだった”ということだ。

新体制で初となった昨年の4周年ライヴでは、1つの踏ん切りがついたようなどこか吹っ切れた人間味が滲み出ていて良い意味で泥臭いライヴだと感じられたし、もちろん今より何が劣っていたとかそんなことではない。

ただ、あれから1年経ったこの日のワンマンライヴはなんだか生きていることそのものみたいなライヴだったな、という印象なのだ。Chantyらしいなんて簡単な言葉より、芥、千歳、野中、成人が余計なものをすべて取っ払い残った魂だけで演奏をして歌っているような、そんな“生”が感じられる瞬間がいくつもあった。

 

あっという間に5周年という節目を迎えたChanty。決して早い月日ではなかったかもしれないが、ここまでくれば6年も7年も8年、9年も変わらないんじゃないだろうか。これからも“Chantyらしく”一歩一歩をファンとともに確実に歩みながら、いつかの10周年へ向けさらに躍進してくれることを願うばかりだ。

 

文◎糸永緒菓子

 

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<2019年名古屋ワンマン決定!!>

 

■どくせんよく~名古屋編~ 

2019年01月05日(土) 名古屋Electric Lady Land

 

OPEN 17:00 / START 17:30

前売り 4,000円 / 当日4,500円(D代別)

 

★チケット:

イープラスプレオーダー 受付期間:2018年9月17日12:00~2018年10月1日18:00

結果確認期間:2018年10月3日13:00~10月5日18:00

入金期間:10月3日13:00~10月6日21:00

お申し込みはこちら

 

・イープラス一般

2018年10月17日10:00~ 

お申し込みはこちら

 

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<杪秋の秘め事(仮)開催決定!>

 

■杪秋の秘め事(仮)

2018年11月20日(火) 高田馬場CLUB PHASE

 

※10月17日発売予定の「壊創するシンポジウム」初回限定版をご購入の方対象の招待制ワンマンになります。

詳細後日発表致します。

 

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2018年10月17日発売

「壊創するシンポジウム」

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【初回版】豪華なMカード付き / 定価 ¥2,700+税 

収録曲 1.綺麗事 2.赤いスカーフ 3.ねえ。 4.まっさかさまにおちていく 5.優しいあなたへ 6.雨傘 7.piano♯4

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【通常版】定価 ¥2,200+税

収録曲 1.赤いスカーフ 2.ねえ。 3.雨傘 4.ポリシー 5.まっさかさまにおちていく 6.綺麗事











2018年09月18日 (火)

【INORAN】<TOUR 2018 “Override 66”>初日、新宿BLAZEよりスタート!──「とにかく皆のハートを掴みたい」

REPORT - 14:00:55

Photo by:ヤマダマサヒロ

 

 ライブという表現に拘り抜いた新作『Override』をリリースした、INORAN。彼の全国ツアー『TOUR 2018 “Override 66”』が、9月14日の新宿BLAZEからスタートした。

 

 ライブ当日の新宿は、今年の記録的な猛暑が嘘のように、もう秋の気配を感じる涼しさだったが、会場のBLAZEには満員のオーディエンスが集結し、開演前から強い熱気を帯びていた。

 

 開演時刻、ダンサブルなエレクトロニカのBGMが流れる中、聴衆の大きな歓声を受け、INORAN、Yukio Murata(g)、u:zo(b)、Ryo Yamagata(ds)がステージに登場。EP作『Somewhere』収録の疾走感溢れるロックナンバー、「REDISCOVER ON ANOTHER」でライブはスタートした。

 

昨年のツアー『SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR-INTENSE/MELLOW』は、メロウな世界観のインスト曲「Come Away With Me」でスタートしたが、今回のオープニング「REDISCOVER ON ANOTHER」のロックらしい力強いグルーヴは、前回とは全く違った世界観を見事に描き出し、今回のセットリストの印象をガラリと変える劇的な効果をもたらしていた。

 

 このイントロの出音で確信したが、今のバンドのエネルギッシュさは本当に凄い。INORAN、Murata、u:zo、Ryoによる現在のバンド編成は6年以上続いてきたもので、作品をリリースしてツアーをする度に、驚くべき成長を遂げてきた。

 

 筆者は、そんな彼らの目覚ましい進化の過程を見てきたが、今、この会場に轟く躍動感溢れ、生命力に満ちたバンド・サウンドは、もう「凄まじい」の一言でしか表現できない。INORANとMurataのスリリングかつ表現力豊かなギターワーク、u:zoとRyoの野生的でダイナミックなリズム、どの音もクールでとにかくカッコ良いのだ。

 

その後、「Awaking in myself」「grace and glory」という、近年ライブ前半の鉄板となる4曲が披露された。これらは、どれもINORANのピュアで、ストレートなロックさを証明するナンバーである。MCで、INORANが「ヘイヘイ東京、約1年振りにこのバンドで帰ってきました。4曲目だけど満足しちゃったよ。いや、んなワケないか(笑)」と、ジョークを交えて心境を語っていたが、そのコメントも納得なほど、開始4曲の説得力と演奏は圧倒的なものだった。やはりこの感覚は、ライブでしか味わえない、最高に至福な瞬間である。

 

INORANは、MCで「1年振りのツアーでさ、今こんなことを言うと不謹慎に思われるかもしれないけど、俺はこのツアーで嵐になろうと思っているんだ。音のね」と話していたが、この「ロックな音の嵐」というワードが、今回のツアーの鍵になることは間違いない。

 

 新作『Override』(通常盤)は、映像盤とCD2枚組で構成されており、INORANの“ライブに対する情熱”がたっぷりと詰まっている。本作に収録された、新曲の「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、INORANがこのツアーにおいて、オーディエンスと共に歌いたいという、強い想いを込めて作ったナンバーだ。

 

 『Override』について、INORANは「ライブという行為の中で皆の声がもっと欲しくて、そういう想いから生まれたもの。彼らの声を受けて、導かれるように“その先”が続いていくと思う」と語った。

 

 その言葉通り、「I’m Here for you」と「Turn It Around」は、どちらもライブでオーディエンスの声を求める曲だ。リラックスしたムードの「Turn It Around」は、激しい初期衝動を宿した前半パートから、オーディエンスの声がさらに求められる中盤部分でプレイされ、スピーディで疾走感溢れる「I’m Here for you」は、終盤のライブ恒例となる「Get Laid」のオーディエンスとのシンガロングの後で披露され、会場のボルテージをさらに盛り上げる役割を果たしていた。

 

 実際、MCでINORANが「他のバンドのライブも観に行くんだけどさ、ファンも凄かったぜ。ウチらの場合はまぁこんな感じなんだけど(笑)。でもさ、お前達に歌ってほしいから、新曲は絶対に一緒に歌ってくれよな」と語っていたが、この2曲のシンガロングは今後のツアーにおける、大きなハイライトとなるだろう。

 

 その後、INORANは「ライブって良いね。昨日は早く寝すぎちゃったよ(笑)。でさ、そこからライブ、MC、ツアーのことを色々と考えたけど、全部吹き飛んだよ。そんなことを考えるよりも、とにかく皆のハートを掴みたいから」と、語りかける。そんな気持ちが込められた彼らの演奏に、会場のオーディエンス達も全力のレスポンスを返し続ける。

 

 “オーディエンスと共にライブを全力で楽しむ”というテーマを掲げて、ライブで新たな試みが行われたのが、中盤に披露された新曲「adore」だ。ツアーに向けて書かれた未発表のこの新曲を、INORANはこのライブで敢えてデモのイメージのまま演奏するというチャレンジをした。そして、ツアー各会場のオーディエンスの反応を感じた後に、そこから得たイメージをまとめて曲を完成させるという。

 

 また、この曲ではu:zoがドラム、Ryoがギター、Murataがベースと、INORAN以外のメンバー全員が、メイン以外の楽器に持ち替える演奏上のサプライズがあり、その大胆な発想に会場のファンも大いに湧いた。

 

 INORANは、MCで「ツアーのために4曲くらい書いたけど、この曲はデモ段階で演奏したイメージを基に、皆の反応を感じて形にしていきたいんだ。だから、ライブでバンドのパートを変えたら、もっとおもしろいものになる」と話していた。もしかすると、ラフスケッチのようなデモのイメージに、バンド・サウンドを近づける狙いがあったのかもしれないが、そんな従来と異なったアンサンブルの中で、INORANは雄弁にギターを弾いてバンドをリードし、エモーショナルにメロディを歌いながら、オーディエンス達の反応を確認し、何かしらの手応えを掴もうとしていた。

 

 ライブを通し、バンドとオーディエンスがひとつになる喜びを追求した「adore」が、今回の『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、どのような形に仕上がるか楽しみだ。

 

 「adore」を終え、いよいよライブは終盤に向かう。ここでは、壮大なスケール感を持つロック曲「raize」から始まり、今やライブの定番となる名曲「Beautiful Now」、シンガロングで盛り上がる新曲「I’m Here for you」など、起承転結のメリハリが効いたナンバーが並ぶ。

 

 その中で、今回筆者が心を強く揺さぶられのが、『INTENSE/MELLOW』でリアレンジされて生まれ変わった「raize」だ。「躊躇せず飛ばしてゆこう、諦めず信じて走ろう〜」という、サビのポジティブなメッセージが実に彼らしく、強く胸に響く。ライブの序盤にプレイされ、同じく『INTENSE/MELLOW』で新たなイメージで蘇った「Daylight」もそうだが、ストレートな日本語の歌詞だと、INORANならではの独自なワードチョイスの魅力が、より明確に伝わってくる。

 

ラストナンバーは、近年のライブで定番となっている「All We Are」。MCで、INORANは「最近思うんだけど、良いことも悪いことも辛いこともあるけど、今日1日をピークだと思ってみな。そうすると必ず乗り越えられるし、その先のピークも迎えられるようになるから」と語り、また「このツアーで、旅でドキドキしたい。でも旅をしていると、行った場所から家や自分の居場所に戻ることこそが、本当の旅だと思うようになった。最後の曲になるけど、この曲を歌って帰りましょう。気を付けて帰れよ」と、自身の気持ちをファンに語りかける。そんな彼の想いに応えるように、「All We Are」では会場のオーディエンスから、一際大きなシンガロングが巻き起こった。バンドとファンを結ぶ強い絆が現れたこの感動的な光景を見たINORANは、ライブ終了後に「また必ずこの4人で会いにくるからな!」と次の再開を約束し、笑顔でステージを後にした。

 

 これからINORANは、『TOUR 2018 “Override 66”』で、9月17日(月)に梅田CLUB QUATTRO、21日(金)に仙台darwin、24日(月)に名古屋ElectricLadyLandを回り、自身の誕生日となる29日(土)、品川Stellar Ballでツアー・ファイナルのファンクラブ限定公演、『-Tour Final-NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE-INORAN PREMIUM B-DAY-』を行う。

 

常にストイックな深化を続けるINORAN。そんな彼を象徴する言葉が、新作『Override』のドキュメンタリー映像の中にある。「ミュージシャンである前に、音楽ファンだと自分は思っているんですよ。朝起きたりとか、夜寝る前とか、なんかリラックスする時に音楽を聞くんだけど、昨日より今日の方が音楽を好きって思っちゃうよね」

 

 この彼らしい情熱に溢れる言葉に、筆者はINORANの強い音楽愛を感じている。

 ライブという表現に拘り抜いたこの『TOUR 2018 “Override 66”』を経て、彼が一体どんな音楽の“その先”を見つけるか、今からとても楽しみだ。 

 

Text by 細江高広

 

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LIVE


■INORAN TOUR 2018 “Override 66”

9月14日(金)新宿BLAZE [OPEN/START] 18:30/19:00 THANK YOU SOLD OUT!!

9月17日(月・祝)梅田CLUB QUATTRO [OPEN/START] 17:15/18:00

9月21日(金)仙台darwin [OPEN/START] 18:30/19:00

9月24日(月・祝)名古屋ElectricLadyLand [OPEN/START] 17:15/18:00

 

[料金] 立見¥5,800(税込)/DRINK代別

※3歳以上チケット必要 ※当日学生証提示で¥1,000キャッシュバック

 

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9.29 品川Stellar Ball公演、追加チケット販売決定!

ステージプラン決定、機材エリア開放につき、NO NAME?会員限定INORAN BIRTHDAY LIVEの追加チケット販売が決定!
追加チケットお申込みは、9月17日(月・祝)正午より受付開始!!
新規ご入会の方も、会員登録後すぐにお申込みいただけますので、この機会をお見逃しなく!!!

 

INORAN TOUR 2018 “Override 66”
– Tour Final –
NO NAME? MEMBERS’ LIMITED LIVE
– INORAN PREMIUM B-DAY –

 

9月29日(土) 品川Stellar Ball
[OPEN/START] 17:00/18:00
[料金] オールスタンディング¥5,800(税込)/DRINK代別
※3歳以上有料

 

[追加チケット受付期間]
9月17日(月・祝)12:00~9月23日(日)23:59

★現在会員でない方も、NO NAME?ご入会手続(入金)完了後、すぐにお申込みいただけます。
 (ただし、締切間際を避け、なるべく余裕をもってお手続をお願いいたします)
ご入会はコチラ >> http://inoran.org/no-name/

 

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■INORAN TOUR 2018 “Override 66”トレーラー映像

■INORAN LIVEトレーラー

 

RELEASE

 

「Override」2018年8月22日(水)発売

 

【DVD版】KIZB-281/¥6,000+税/DVD+CD

[DVD]

■SOLO 20TH ANNIVERSARY TOUR 2017 -INTENSE / MELLOW-<B-DAY LIVE CODE929/2017>

at SHINKIBA STUDIO COAST ライブ映像

■INORAN 20th DOCUMENTARY(約53分収録)

[CD]M1.I’m Here for you M2.Turn It Around

 

INORAN「I’m Here for you」Music Video>>https://youtu.be/KNADB2eJWfk

商品情報詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/artist/artist.aspx?artist=33839

NO NAME?限定Blu-ray版販売に関する詳細>>http://inoran.org/14304

 

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■INORAN「Override」【DVD版】発売記念イベント「DVDジャケットサイン会」

9月25日(火)18:30 ~愛知・HMV栄

詳細>>http://www.kingrecords.co.jp/cs/t/t11199/

 

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INORAN OFFICIAL FAN CLUB「NO NAME?」>>http://inoran.org/no-name/

INORANオフィシャルサイト>>http://inoran.org/

 

Photo by:ヤマダマサヒロ