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2018年05月07日 (月)

【ライヴレポート】CHIYU<1st TOUR 2018 Are you ready for this?>2018年5月6日(日)白金SELENE b2◆ソロアーティストとして歩んでいくための“覚悟”と“感謝”

REPORT - 19:44:25

 本格的にソロアーティストとしての活動をスタートさせたCHIYUが、4月にリリースしたミニアルバム『Seven Deadly Sins』を引っさげて、初のツアー『1st TOUR 2018  Are you ready for this?』を行なった。様々なアーティストからの楽曲提供を受け完成したアルバム『Seven Deadly Sins』を軸に構成され、CHIYUの多面体の魅力を感じることができたツアーファイナル・白金SELENE b2(5月6日)の模様をリポート!

 

56 白金SELENE b2公演模様:https://youtu.be/Ul6oz8SaqyE

 

 アルバムの冒頭を飾るSEGOD DIVA」が爆音で流れ、無数の惑星が描かれたスクリーンを背景に、ドラムKENTASPYAIR)、ギターShun Suzuki、そしてベース&ヴォーカルのCHIYUがステージに登場すると、オーディエンスは歓声と手拍子で3人を迎えた。

 

 力強いカウントでスタートした「愛欲の華」は、自然とリズムを刻んでしまうメロディアスな楽曲にしなやかな歌声が映える。2曲目の地元・尼崎愛が炸裂する「AMArican Dream」では、コール&レスポンスと、タオルの海が一面に広がった。

 

 昨年末(1227日)におこなった『Chiyu聖誕祭2017』で、当時の決意表明として演奏された「Finger printS」「Wonder to Oneself」を続けて演奏した後は、これから自身が目指すアーティスト像が描かれているという「無限の風」を披露。ハンドマイクに手を添え、物語を紡ぐように歌う姿が印象的だった。LM.CAijiからの提供曲「書生論」では、暗転したステージにレーザーが飛び交い、純然としたロックサウンドに楽器陣の演奏も白熱していく。

 

 続いて披露する新曲を前にCHIYUが言葉を届ける。

 

「オリジナル曲が8曲しかない中でのワンマンツアーだったんですけど、ソロアーティストとしてやると決めた以上、カバーはなしでツアーをやり遂げたいなと思って急遽2曲作りました。まだ仮歌詞ですけど、このツアーを通して感じたことを歌詞にしようと思います」

 

と、一番身近で支えてくれるファンに向け、思いのこもったバラード曲を届けた。

 

 その後、「apathy house」で、ベーシストとしての表情を存分に発揮し、本編ラストの「Regret」へ。優しく透き通るような旋律から始まり、バンドサウンドの重厚感、迫り来る感情を押し出すような叙情的なメロディと、様々な展開を見せる楽曲に、気持ちが一気に高揚していく。手拍子、ヘドバン、コール&レスポンスとファンが呼応する様子を、嬉しそうに見渡すCHIYU

 

 本編11曲、アンコール4曲となったラストは、再度「愛欲の華」。光を感じさせる楽曲に合わせ、これまでの不安をすべて払拭するかのような最高の盛り上がりを見せた。何も考えず音にのって心を解放する瞬間。そして音楽で寄り添うこと。そんな大切な時を共有するために、ソロアーティストとして歩んでいくことを選んだCHIYU。センターのお立ち台に立ち、フロアを見渡す姿からは、かけがえのないファンという味方を側に、ベーシストであり、ヴォーカリストであり、表現者として歩き出そうとする力強さが溢れていた。オーディエンスに大きく拍手を送り、深々とお辞儀してステージを去ったCHIYU。この日、何度も口にしたソロアーティストとして歩んでいくための覚悟感謝。その全てを内包したようなステージは幕を閉じた。

 

 今後は、5月19日、20日にPENICILLINのサポートベース、そして、この日披露されたバラード曲を含む新作のリリースが夏に予定されている。

 

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CHIYU 1ST TOUR 2018 Are you ready for this

201856 白金SELENE b2公演セットリスト

 

SE GOD DIVA

01.愛欲の華

02.AMArican Dream

03.Finger printS

04.Wonder to Oneself

05.無限の風

06.書生論

07.新曲①(タイトル未定)

08.ロックスターに憧れて

09.新曲②(タイトル未定)

10.apathy house

11.Regret

 

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ナナ主催イベント「七色会議」

09/07(金) 名古屋ReNY

09/09(日) 柏 PALOOZA

09/17(月祝)西川口 Hearts

09/19(水) 札幌 Crazy Monkey

09/20(木) 札幌 Crazy Monkey

09/22(土) 仙台MACANA

09/24(月祝)金沢AZ

09/26(水) 福岡DRUM SON

09/27(木) 岡山 IMAGE

09/29(土) 梅田 Banana Hall

詳細は後日発表

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2018年04月28日 (土)

【ライヴレポート】<Chanty「桜舞い散る木の下で君が待ってるワンマンツアー2>2018年4月21日 吉祥寺CLUB SEATA◆「Chantyはまだまだ続きます。一緒に行きましょう。」

REPORT - 20:09:58

春ツアー終幕!そして再び聖地O-WESTへ。

Chanty 2018421日 吉祥寺CLUB SEATA

「桜舞い散る木の下で君が待ってるワンマンツアー2

 

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421日、3月より始まった活動再開後初の全国ワンマンツアー「桜舞い散る木の下で君が待ってるワンマンツアー2」のファイナル公演が吉祥寺CLUB SEATAにて行われた。

 

会場BGMは初日の「大地讃頌」から「1年生になったら」に変更されていた。思い返せば約二年前に行われた「桜舞い散る木の下で君が待ってるワンマンツアー」も卒業シーズンから入学シーズンをまたぐツアーだった。

 

開演を待つファンは、入学初日の新入生さながら、心躍らせ開演の時を待っていた。

 

SEを背に楽器隊の3人が登場すると、大きく吸った息を吐きだすように始まったのは「貴方だけを壊して飾ってみたい」。内に秘めた静かな狂気のようなイメージを裏切るように、最後に登場した芥は、マイクスタンドからマイクをぶんどるようにして力強く歌い始め、ライヴの口火を切った。

 

そして「不機嫌」、「冤罪ブルース」と更に勢いづける楽曲を畳みかけ、フロアも飛び跳ねたり、頭を振り乱したり、割れんばかりの声援でコール&レスポンスしたりと、ライヴが始まったことを大いに実感させてくれると、久しぶりに披露された「落ちる球体」では、Vo.芥からのタイトルコールに会場中から驚き交じりの歓声が上がる。続く「パセリ」をノスタルジックにお茶目に披露すれば、少し懐かしい思いに浸った人も多かったのではないだろうか。

 

正直、満員御礼とは言い切れないフロアの密度ではあったが、後ろのファンまでもが大きく声を上げ、楽しそうにはしゃぎ回っていた様子に、数ではなく各々が全力で楽しめる空間としてとても充実していたと感じることができ、心から嬉しくなった。

 

「ベースソロ始まりますけどいいですか!」普段は縁の下の力持ちのようにライヴの演奏を支えるBa.野中拓。芥に盛大にソロパートを振られると、少し恥ずかしそうにしながらも軽快なベースソロから始まる「インピーダンス」。カラフルな照明も相まって、フロアをかける観客たちがめいいっぱい楽しむ姿にこちらまで笑顔を誘われる。

 

最新アルバムから披露した「ミツケタ

は、パッケージされた音とは遥かに色を変え疾走感が味付けされた印象。「コバラがすいたなぁ・・・」という芥の呟きと気が触れたようなシャウトから始まった「魔が差した

はここまでの空気を一変させるほどの狂気を見せ、観客もそれに必死に食らいつく。

 

ツアー初日にも多く披露していた「Chantyの世界へようこそ2」の楽曲たち。

初日とは比べ物にならないほど熟成した演奏に、この全国ワンマンツアーでいかに新曲たちが育ってきたかを伺い知ることができた。

 

続いても「m.o.b.」、「謳う心臓」を披露し、鬼気迫る展開に拍車をかけたかと思えば、Gt.千歳が緩やかに音を紡ぎ、「天翔る」へ。優しい演奏はいつものままに、この日は少しだけ力強く凛として胸に直接響いてくるような、そんな感覚になったのが嬉しかった。

 

そして「yureru」へと流れると、ライヴも第2ラウンドへ。

エンジンをかけ直すように「ALIVE

を叩きつけると、芥がギターを手に取り「まだいけますかー!」と一声。「滅菌、消毒、絆創膏。」ではヘドバンにジャンプにとせわしない展開に満足そうにフロアを見下ろす芥。

 

その後もアグレッシブに飛び跳ねる楽曲「ミスアンバランス」、「衝動的少女」と熱の加速する展開を見せると、もはや綺麗にセットされていた登場時の髪型が思い出せないほどに乱れきった千歳。会場の熱気とその激しさを物語っていた。

 

幻想的に始まった「揺らめくあの日は万華鏡」では、ここまでの勢いと疾走感はそのままに、繊細なガラスの中を掛けめぐるような軽やかな演奏を届ける。続いた「君とこの部屋」もまた、雨あがりの晴れた空の下のまだ濡れている道を歩くような清々しい1曲。最後に芥が発した「夜が明けたよ」というフレーズは、これまでChantyに訪れた夜がここでやっと明けたような、晴れやかな気持ちにさせてくれた。

 

本編ラストを飾ったのは「最低」。どうしようもなかった気持ちを浄化してくれるように前を向かせてくれる楽曲。そんな楽曲を最後に本編は晴れ晴れしく幕を閉じた。

 

また、このツアーで再確認できたのがファンの熱量。割と控えめなイメージのChantyのファンだったが、ワンマン時のエネルギーは驚くほどで、止まないアンコールに自分も声を出さなければ・・・という気さえしてきた。

 

曲をたくさんやりたいという希望の元、口数少なく本編を終えたメンバーが盛大なアンコールに答え、再び登場。

 

まずは今回のワンマンツアーの思い出から終始和やかなムードでトークが進む。

 

実は節約のつもりで炊飯器を持ち込んで全国を回ったと話したこのツアー。楽屋でお米の炊ける音を聞く新鮮さや、それぞれ美味しかったご飯を語り合うなど飾らない彼ららしい緩い話題に会場からも常に笑いが起こっていた。

 

そんな中、ホテルの外にあるコインランドリーを野生のコインランドリーと表現したDr.成人の天然ぶりがフィーチャーされると、知らない物や場所を野生と例えた千歳。

 

「今回のツアーでは野生がなくなった。色んな地方に行って輪を広げてくってのは改めて大事な事だと思うし、怯えてちゃダメだなと。だからこのツアーやって良かったなとみんな思ってる」と、有意義なツアーを送ることができたことへの喜びを素直に伝えた。

 

千歳のアルペジオを背に、少しずつ口を開いた芥。

 

「アルバム出して、怒涛の流れでツアーに突入して。ツアーって結構地方回り終わって日常に帰ってきたりすると途切れる事もあったりするんだけど、今回は一切途切れずバンドのメンバーと常に一緒にいるような気持ちで今日に至ることができました。それは本当に、このツアーに参加してくれたみんなの道しるべがあったからそういう風に思えたんだなって改めて今思います。もちろん、どんな形でも想いを届けてくれたらこれからもその方向に向かって歩いて行きたいと思うので、辛かったら辛い、楽しかったら楽しい、ムカついたらムカつく、大好きな人にそういう気持ちを届けてください。そして僕らにも届けてください。

 

そんな芥らしい言葉から始まったアンコール1曲目は、「フライト」。このツアーで繋いできたものを素直に表現し、またこの日同じ時間を過ごすことを選んでくれたファンへの感謝をまっすぐに伝えたこの曲では、曲中互いに見合わせながらリズムを取り合うメンバーの姿が微笑ましく、とても印象的だった。

 

そして「答えが見つかったとしても、またぐるぐるぐるぐる繰り返す毎日が、少しでも救われますように、こうして群れましょう。」と前置きし始まった「無限ループ」。自身の卑屈さを荒々しく嘆くこの曲では、お馴染みの「俺を!しばく!」のコール&レスポンスに会場も更なる盛り上がりを見せた。

 

「このツアーが始まってから書こうと思ってた曲、やっと届けることができます。」と口を開いた芥。

 

もちろん事前に準備することもできたはずだが、どうしてもツアーを通してリアルなものをパッケージしたかったという思いから限られた時間で制作された楽曲となったことを明かした。

 

ここでこの日初めて披露された新曲「ゴーシュ」は、彼らのこのツアーに対しての思い、届けたい気持ちが純度高く表れた1曲と言っていいだろう。

 

「不思議とこのツアーで思ったのはツアーの終わりは始まりだなって。僕らのことを送り出してくれてありがとう。僕らのことを迎えてくれてありがとう。Chantyはまだまだ続きます。一緒に行きましょう。」

そう芥が言葉を紡ぎ、最後は結成当初から大切に歌い続けている「奏色」を届けた。

 

Chantyワンマンツアー最終公演これにて終了!!」という芥の言葉とともにこの日の公演はフィナーレを迎えた。と、思ったのも束の間、成人がお馴染みの祭囃子のリズムを刻み始めると、呆気にとられる芥を尻目にそのまま「やんなっちゃう」へなだれ込む。この日1番の歓声を上げたフロアも、タオルを振り回したり、割れんばかりの声援で答えたりと最後までしっかりと遊びつくし、正真正銘、Chantyワンマンツアーツアーファイナルは幕を閉じた。

いつも以上にメンバー各々の音が鮮やかにストレートに伝わってきたこの日の公演。

再出発として開催された今回のワンマンツアーを経て、また一つ大きく成長したバンドの姿を見ることができた。

 

改まって告知をしたとき、歓声が上がらないのが不安・・・だったらしく、アンコール中にさりげなく次の展開を口にしていた芥だが、ここで改めて2018916日にTSUTAYA O-WESTにて毎年おこなっているChantyの周年記念ライヴの開催を報告し、その近辺でミニアルバムのリリースがあることを発表。フロア中から大きな喜びの声が上がったことも記載しておこう。

4人で迎えた初めてのワンマンツアーを、無事ファイナル公演まで完走したChanty

 

最後のお決まりのカーテンコールで整列した4人の姿が晴れやかに見えたのは、全国各地で声援を届けてくれるファンに導かれながら、これからも変わらずに歩むべき道を再認識できたからだろうか。

まだまだChantyは続きます、と力強く断言した芥。

 

これからも途切れることなく、多彩な展開を見せてくれることを期待して、とりあえず、今は9月半ばリリース予定と発表されたミニアルバムの完成を楽しみに待つことにしよう。

 

 

文:糸永緒菓子

 

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【ライブ情報】

 

2018916日(日)

TSUTAYA O-WEST

5th anniversary oneman. Chantyの世界へようこそ~

 

2018年4月29日(土)

春の秘め事スペシャルエディション~芥生誕祭~

OPEN 17:30 / START 18:00
前売¥0/当日¥0(Drink代別)

[出演]
Chanty

[チケット]
・招待制になります。
2018228日に発売される2nd full albumChantyの世界へようこそ2」をご購入頂き、アルバムジャケットをお持ちになって429日当日の16時ライブハウス前にてお客様が並ばれた順に整理番号引き換えを行います。
引き換えの際にアルバムジャケットの提示をお願い致します。
お並び頂いたお客様がアルバムジャケットを何枚お持ちでも整理番号引き換えはお客様1人につき1枚とさせて頂きます。

・オープン時間前になりましたら再整列して頂き入場となります。

整理番号はランダム配布となります。

時間前からライブハウス付近にたむろする行為はライブハウス、近隣の建物のご迷惑となりますのでお控え下さい。スタッフが注意しても移動しない場合、お並び頂いても整理番号をお渡し出来ない場合も御座います。

整理番号には限りがあります。当日お並び頂いてもお渡し出来ない場合も御座います。

 

【リリース情報】

今夏ミニアルバムリリース決定!!

 

★Chanty★

http://chanty.jp/






2018年04月20日 (金)

【MERRY】2018年4月15日HOLIDAY SHINJUKU<新宿ブルース>ガラと結生がで紡いだ情緒、そしてMERRYの確かな未来━━。

REPORT - 12:15:47

415日、東京・HOLIDAY SHINJUKUにて、〈新宿ブルース〉と銘打たれたMERRYのガラ(Vo)と結生(G)によるイベントが行われた。

全編、アコースティック・ギターと歌声のみで構成されたこのショウは、新宿歌舞伎町という場所の独特のムードと相まって、情感たっぷり。

オーディエンスは終始、新たな命を吹き込まれたMERRYの名曲の数々にほろ酔い気分で浸っていた。

 

 午後3時に幕を開けた第一部〈「新宿ブルース」~名曲スナック「ガラ」~〉では、ガラの選曲による哀愁に満ちた名曲群が観客を包み込む。

1曲目の「路地裏哀歌」で場末の退廃感を表現したかと思えば、「高層ビルの上でラストダンス」で情熱的に魅せる彼ら。

曲と曲の合間に挿入されるガラと結生の他愛のない会話にも“名曲スナック”らしい人間臭さが滲み出ていて、笑いが絶えることはない。

そんな和やかな雰囲気が場内を包んでいても、いざ次の曲が始まると、しっかりと引き締めてみせるところはさすがである。

イルカの「なごり雪」とT-BOLANの「離したくはない」のカバーを披露したブロックなどは、第一部のハイライトの一つだろう。

絶品の歌唱力を誇るガラに今後どんな名曲をカバーしてもらいたいか妄想するのも一興だ

終盤の「そして、遠い夢のまた夢」の豊かな音色や「SIGHT GLASS」で増幅された狂気にも、アレンジセンスの高さを感じた。

どこまでも広がっていきそうな「エムオロギー」で晴れやかに締め括った〈名曲スナック「ガラ」〉は、ガラの歌心を存分に味わえるひと時となった。

 

 午後6時に開演の第二部〈「新宿ブルース」~名曲スナック「結生」~〉は、MERRYの音楽的主導者でもある結生によって選ばれた楽曲群が咲き誇る時間帯。

適度に肩の力の抜けた「BLUESCAT」でさっそく観客を魅了すると、「犬型真性MASOCHIST」では原曲とひと味違った切なさが場内を支配する。

結生がこの第二部のために手掛けたというバックの映像も、各楽曲の情緒とうまく溶け合い、オーディエンスの目を楽しませていた。

特に印象深かったのは、客席からリクエストを募って披露した「ひらひらとんでる。」だ。

その場で即興のアレンジが施されたこの曲は、ガラと結生のプロの技に間近で触れることのできる貴重な機会となった。

こうした観客参加型のコーナーも〈新宿ブルース〉の魅力の一つと言えるだろう。

Black flag symptom」でタンバリンを手にしたガラが観客の手拍子を扇動し、最後は「SWAN」でしっとりと美しく幕を閉じた〈名曲スナック「結生」〉。

感情豊かなメロディを次々と生み出す結生の技量に酔った宵だった。

 

まだまだ続きを観たい観客たちの熱い声に応えて、ステージ袖に引っ込んだガラと結生が再び姿を現す。

「しっとり終わったから、盛り上がる系でいきますか」と結生が客席に語りかけ、急遽披露されたアンコールは「不均衡キネマ」だ。

オーディエンスの力強い手拍子に合わせて、景気よく炸裂したこの曲が着地点に至ると、舞台上のガラと結生に向けて大きな拍手が送られる。

「ありがとうございました! 新宿ブルース、またやりましょう!」と叫ぶガラの表情は輝いていた。

 

〈新宿ブルース〉を観て改めて感じたのは、MERRYの楽曲は、思わず口ずさみたくなるような佳曲揃いだということ。

あの曲この曲に宿る新たな情緒。

歌心について考えさせられるこのイベントのシリーズ化に期待したい。

 

こうなると、健一(G)、テツ(B)、ネロ(Dr)を加えた5人のMERRYの雄姿が待ち遠しくなってくる。

この日、ガラがMCで述べていたMERRYの今後の動きについて整理しておきたい。

 

512日には、〈MERRY 2018 二部制LIVE『扇動歌謡祭』一部「【昭和】メリー」二部「【現代】MERRY」〉が恵比寿ザ・ガーデンホールにて催される。

一部「【昭和】メリー」では、メリー名義で発表されたオリジナルフルアルバムの楽曲の中から、当日聴きたい楽曲のリクエストを4222359分まで受付中。

このファン投票を元に、ランキング形式での【リクエストライブ】が披露される趣向となっているので、この機会に是非投票を。

 

二部「【現代】MERRY」では、MERRYの踏み出す新たな第一歩が観られるとのこと。

47都道府県を廻って得た、最新型のMERRYを見せたい。これからどこへ進むのか、その一歩目を皆さんと共有したい。

SNSでの関係性よりも、ライヴでの人と人との繋がりを大切にして、届けたい」とガラは意気込んでいた。

こういった宣言を気負うことなく体現できるのが今のMERRYだと思う。

 

明日42110:00よりチケット一般発売開始!新曲披露の可能性もあるこの公演、必見である。

 

すでに報じられている通り、523日には、ファンクラブCORE完全限定盤のCORE LIMITED LIVE DVD47都道府県TOUR システム エムオロギー ~AGITATE FINAL「禁断」 2018.2.3 日本青年館』がリリースされる。

昨年9月発売のアルバム『エムオロギー』に伴う47都道府県ツアーのファイナル公演の模様を収めた本作は、ここ数年の活動でさらに逞しさを増した彼らの躍動を収録(※5/12()「扇動歌謡祭」恵比寿ザ・ガーデンホール会場にて先行販売を予定)。

この映像作品の先行上映会が、58日に東京・渋谷のMt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASUREにて開催されることも決定した。

こちらはファンクラブ以外の一般入場枠も設けられるとのこと。

あの日の青年館の感動を是非ともMERRYのメンバーと共有しよう。

 

歌謡の本質を心得ているMERRY

彼らが過去をどう振り返り、未来に向けて観衆を扇動するのだろうか。

期待に胸をときめかせながら、その前進を見守りたい。

 

TEXT BY 志村 つくね

PHOTO BY 中村 卓

 

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【ライブ情報】

 

『扇動歌謡祭』

 

一部「【昭和】メリー」

512() 恵比寿ザ・ガーデンホール

[開場/開演] 16:30/17:00

[席種・チケット料金]

COREプレミアムシート(指定席) 14,040(税込・D代別)

 ※お土産付/前方座席/当日グッズ販売優先権

■一般指定席 ¥5,500(税込・D代別)

※未就学児童入場不可

()NEXTROAD 03-5114-7444 (平日14:0018:00)

 

二部「【現代】MERRY

512() 恵比寿ザ・ガーデンホール

[開場/開演] 19:30/20:00

[席種・チケット料金]

スタンディング ¥4,800(税込・D代別)

※未就学児童入場不可

()NEXTROAD 03-5114-7444 (平日14:0018:00)

 

2018421()

■ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード:70613)

■チケットぴあ 0570-02-9999 (Pコード:111-775)

■イープラス http://eplus.jp/merry18/

 

 

舞台挨拶付き先行プレミアム上映会決定!

CORE LIMITED LIVE DVD47都道府県TOURシステムエムオロギー ~AGITATE FINAL「禁断」 2018.2.3 日本青年館』舞台挨拶付き先行プレミアム上映会

201858() Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE

一部 18:00 OPEN / 18:30 START

二部 21:00 OPEN / 21:30 START

 

[チケット料金]

CORE限定前売り 3,500-(税込 / D代別)

一般販売前売り 4,500-(税込 / D代別)

[席種]

全席自由

[先行販売]

CORE先行 4/21()10:004/29()23:59

イープラス プレオーダー先行 4/21()10:004/29()23:59

[一般発売]

イープラス 5/1()10:00

[問い合わせ]

ネクストロード 03-5114-7444(平日14:00-18:00)

[備考]

未就学児童入場不可

 

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MERRY OFFICIAL WEBSITE http://merryweb.jp/

MERRY OFFICIAL Twitter https://twitter.com/merry_official

MERRY Official YouTube Channel https://www.youtube.com/user/MERRYOfficial

MERRY OFFICIAL Instagram https://instagram.com/merryofficial/







2018年04月08日 (日)

【ライブレポート】MIRAGE&Matina 20TH ANNIVERSARY YEAR<BURIAL OF EPISODE -TOKYO->2018.3.31(土) 新宿BLAZE

REPORT - 19:16:23

MIRAGE結成20周年、Matinaレーベル生誕20周年、KISAKIバンド活動25周年を祝い、新宿BLAZEで盛大にイベントを開催。MIRAGE/覇叉羅/TOKYO YANKEES/THE DEAD PP STARSなど豪華バンドたちが集結し、熱気溢れる満員の会場でまた新たな伝説を生み出した!?

 

ZENKEI

 

  KISAKIが人生を捧げたバンドの一つであり、自身がレーベルオーナーとして大きな転機を迎えたときに誕生したのが、MIRAGEというバンドであり、20歳という若さで設立したMatinaというレーベルであった。

 

  もともとはMIRAGEの活動を補ううえで誕生したMatinaというレーベルだったが、何時しかKISAKIを頼りに大勢の仲間たちが集まり、レーベルとしても大きく膨らんでいった歴史がある。

 

  そのMIRAGEMatinaが誕生してから20年の歳月が経過。その節目として。何より、自身の人生と青春を捧げたMIRAGEを復活。KISAKIは「BURIAL OF EPISODE –TOKYO」題したイベントを立ち上げ、さらに、MIRAGEとして最新音源となる『BURIAL』『LIVE ARCHIVE 1997~1999』を限定で発売することを決意した。

 

  このイベントのために、当時よく共演していた仲間たちも参戦。さらに、Matinaレーベルに所属していたバンドたちが集まり、一夜限りのスペシャルバンド「魔帝那オールスターズ」を結成した。

 

  331()新宿BLAZE。出演したのは、MIRAGE/覇叉羅/TOKYO YANKEES/THE DEAD PP STARS/KING/Dear Loving/魔帝那オールスターズ(Vo:幸樹-ダウト- G:龍兎-少女-ロリヰタ-23- G:MiA-MEJIBRAY- B:塩谷朋之-More- Ds:テロ-†я i к-)/Sclaim(OA)90年代中頃からヴィジュアルシーンを世の中へ喧伝してきた生きた伝説たちが集結。その日の模様を、ここに紹介したい。

 

オープニングアクト.Sclaim

 

 開場中のオープニングアクトとして登場したのが、Sclaim。続々と観客たちが入場してくる中へ姿を現した彼等は、Sclaim目当てのファンはもちろん、ライブを初めて目にする観客たちの意識を、『Eclipse in the transmigration』を通しグッと引きつけてゆく。勢いを持って駆る演奏の上で、しっかり歌を届ける。歌ものヴィジュアル系スタイルの中へ、現代風なリフビートや同期、煽り要素を加え、Secretは、初見の人たちの身体もしっかり揺らしていった。

 

  激しい同期の音とギターサウンドがシンクロ。5月に発売するシングルの表題曲『Celestial sphere』を通し、Sclaimはスリリングでハードな香りをフロアー中へ振りまきだした。サビでは滾る熱をぶつけ、観客たちをしっかり懐へ呑み込んでいく。次第に人が増えてゆく場内。客席後方にも飛び跳ね騒ぐ人たちがいたように、少しずつだが、Sclaimはファンたちを自身の懐へ呑み込んでいた。

 

  最後に、Sclaimは『鳳凰RAVE』をブースト。「全員飛べー!!」の言葉に合わせ、跳ねる人たちの姿も。力強く雄々しい楽曲を舞台上からぶつけるSclaim。彼らのライブを好意的に受け止めていた人たちも多かったように、今後のバンドの躍進に期待しようか。

 

1.Sclaim

 

1.Dear Loving

 

  イベントの幕開けを飾ったのが、Dear Loving。「自分のことを少しでも好きになれますように」。Dear Lovingのライブは、愛にあふれたメッセージを詰め込んだ『LOVE ME』からスタート。一緒に口づさめる、いわゆるシンガロングなスタイルを魅力にしている彼ら。それ以上に、胸の内側から沸き上がる想いを、どれだけ真摯に、真っ直ぐ届けていけるか。「明日も笑う君でいて」、この日もDear Lovingは、胸をくすぐる歌メロと心地好く疾走する演奏を通し、心へ嬉しく熱を注ぐように歌の風を吹かせてきた。

 

  歪んだギター音が炸裂。一気に感情と演奏のアクセルを踏みながら、Dear Lovingは『I’m here』をぶつけた。凛々しく、でも、その中には愛おしいほどの愛情が満ちている。少しネガティブな心へ、彼らの歌は友達のように寄り添い、力強く背中を押してゆく。何時だって、身近にいて励まして欲しい相棒のような存在。だから、Dear Lovingの歌が25年もの時を跨いでずっと支持を得てゆくのだろう。激しく疾走する演奏が、身体を熱く疼かせたのも嬉しかった。

 

  「いろんなことがある中、ずっと生きてきたから、こういう再会の場が出来たと思ってる。そしてKISAKIさんにオファーされたら断れる事がない(笑)」。MASAの言葉を示すように流れたのが、Dear Lovingの代表曲『365』。これまでの歩みを振り返るように、何時だって後悔を背負いながら、それでも光見える未来に手を伸ばしたくて、彼らは音楽を通し自分らが生きる意味を、36525年間も積み重ねてきた。一人一人に、いろんな「その人だけの道」がある。それがいばらの道なのか、輝きを放っているのか。それがどんな道であろうと、そこにはかならず、スポットライトがあなたを照らしている。それこそが奇跡であり喜びであることを、Dear Lovingは暖かい歌に変え届けてきた。「365日の色とりどりの物語」、まさに、ここに集った出演者とファンたちに相応しい歌のエンブレムじゃないか。

 

  「生きてこそナンボやと思ってる。だから、こういう出会いや再会があって、意味のある1日になると思ってる。俺たちは「生きる」をテーマに歌っています。かならず自分の心にフィットする歌があると思うので、それを好きになって、また再会出来たらなと思います」(MASA)

 

  会場中の人たちが人指し指を高く突き出した。「飛べるさ、君にだって」、最後にDear Lovingは『Fly high』を演奏。天高く突き上げた指先は、何時しか翼に変わり、彼らと一緒にまだ見ぬ未来へ向けて想いを飛ばしていた。「あなたが生きている今日は、誰かが生きたかった日々で」。彼らはつねに命の声を響かせてゆく。その歌声と演奏が、僕らに「生きろ!!!」と想いを投げかけてきた。さぁ、君らも明日へ向って飛べるから。Dear Lovingの歌は、これからもいろんな人たちに伝え続けたい心の声だ。

 

2.DearLoving

 

2.KING

 

 現在は、ヴォーカルRyoのソロスタイルで活動中のKING。この会場へ足を運んだ人たちなら、LAID時代の彼の活動のほうが印象深いだろうか。

 

  「新宿ベイべー、声聞かせてくれやー!!、派手にいこうぜ!!!」、Ryoの声を合図に飛び出したのが『INAZUMA THUNDER GIRL』。激しくドライブするロックンロールな演奏の上で、豪快に歌をぶつけるRyo。一緒に衝撃を感じようぜ、ロックなパーティを楽しもうぜと呼びかけるように。KINGはド頭から、フロアー中に熱いロックンロールな風を吹かせてきた。

 

  「騒げ騒げ」、熱を止めることなくKINGは、立て続けにワイルドでタフなロックンロールナンバー『maxmum the GENELEC』をブースト。豪快な音が、「騒ぎたいだろ」と観客たちの感情を奮い立たせてゆく。豪放無頼な演奏に飛び乗り一緒に騒ぐのか、圧倒されたまま傍観してゆくのか。まだ二極に分かれていた場内だったが、どっちが正解かは言わなくてもわかるだろっ!!!

 

  WOW WOW WOW」、ともにシンガロングしたくなる『流星』の登場だ。胸をくすぐるキャッチーな歌と軽快な中にも重量感を持った演奏が、一気に身体をはしゃがせた。ともに歌を口づさむ人たちも。突き上げられた沢山の拳が、何時しかフロアー中で大きく揺れていた。派手で、コージャズ、何より熱く胸をくすぐる歌にハートが嬉しく震えていた。「すべての答えはきっと」、ここにあるんだよな。

 

  「まだまだイコうぜ」、激しさと勢いを増すように『NEVER END,CRY.』が駆けだした。楽しいパーティな空気へ胸を熱く焦がした人たちの突き上げる拳が、演奏を経るごとに増えてゆく。このパーティは止まらない。互いに裸な心になって熱狂をぶつけあおうぜと、Ryoは誘いをかけ続けていた。

 

  20年前はKISAKIくん率いるMIRAGEと対バンするなんて考えも及びませんでしたけど、20年経って、こうやって対バン出来た。最後まで楽しんでいこうじゃないか」。

 

ハード&ロックンロールな『KING WAY.』が飛び出した。最後までKINGは、激しく熱く豪快な楽曲を叩きつけ観客たちを沸かせていった。Ryoの呼びかける誘いに絶叫と拳を突き上げ、ともに、がむしゃらに騒ぎ狂いたい。突き上げたその拳に、誰もが熱い想いのメッセージを乗せ、Ryoへ、KINGへ、熱した想いを投げ返していた。「燃え尽きて、消えるまで」、その熱情が、とてもRyoらしいじゃない。

 

3.KING

 

3.TOKYO YANKEES

 

  yoshinumaの雄叫びを合図に、凄まじい轟音を響かせTOKYO YANKEESのライブがスタート。らしい幕上けじゃないか、彼らの咆哮に拳を突き上げ呼応する観客たち。『Pre emptive strike』の演奏が、身体を激しく震わせる。豪快な演奏に合わせ暴れ狂えと呼び込むように、彼らは激熱なリフビートを刻み続けていた。その様はまさに、我が道をひた走るTOKYO YANKEESに似合うユニフォーム。

 

  勢いを加速するように、TOKYO YANKEESは『Serial killer』をブースト。ハードコアパンクなスタイルを持った楽曲が、ハンマーを激しい勢いで叩くようにせまりだす。その迫力に熱狂するか、呑み込まれるか。この日は圧倒される人たちが多かったが、そんなのお構いなしに、彼らは爆音をぶつげ、スクリーモし続けていた。

 

  演奏は『Bastard』へ、楽曲は勢いを持続させるどころか、爆音を轟かせ暴走し続けていた。豪快で一本気なスタイルがイカすじゃない。会場中を包み込む轟音、その唸りの中へ身を浸してゆくことが快楽だ。この熱狂、もっともっとむさぼり喰らいたい!!

 

 「MIRAGEとやるのは20年ぶりになるのかな。それ以来。KISAKIくんとはずっと付き合いはあるんだけど。今日は20年越えのバンドばっかだよね。TOKYO YANKEESも今年30周年です、よろしくどうぞ。歳も取れば動きも鈍くなるよね。うちらも汗だくで頑張ります。めちゃくちゃ暴れていってください」(yoshinuma)

 

  飛び出したのが、長年カバー演奏し続けてきたMOTERHEADの『ACE OF SPADES』だ。今や彼らの代名詞の一つとも言える楽曲。何より、TOKYO YANKEESのスタイルにとても似合う。この日も豪快に演奏を叩きつけ、暴れる観客たちの感情へ熱い刺激を注入していった。

 

WALKIN RAT RACE」の掛け合い。豪快さを引き連れ流れたのが、TOKYO YANKEESのライブで熱狂と絶叫を交わしあう『RAT RACE』だ。激烈で重量感満載なリフビートとキャッチーなのにグロウルする歌とが轟音の中で絡み合う。このカオスな音こそが、TOKYO YANKEESのライブ。その演奏は、身体を熱く熱く騒がせてゆく。

 

  最後にTOKYO YANKEESは『HOLLYWOOD HEARTBREAKER』を叩きつけた。後半3曲は、まさに20年以上前から親しんできた流れ。あの頃からTOKYO YANKEESを体感している人たちには、最強に熱狂を呼び起こす神セトリ。轟音の渦に呑み込まれ、拳突き上げ、限界を越える勢いで暴れ倒したい。彼らの演奏は、触れた人たちの気持ちも身体も10代や20代の頃の自分に戻してくれた。変わらぬ格好良さを維持し続けているTOKYO YANKEES。我が道ぶりこそ、彼らに似合うスペードだ。

 

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4.THE DEAD PP STARS

 

 THE DEAD PP STARSMIRAGEと言うよりは、リーダーのKENZIとKISAKIとはもう二十数年来の親友でもありアンチフェミニズムでも活動して来た。

 

 その先の世界へ一気に突き抜けるよう、凄まじい勢いで楽曲が騒ぎだす。THE DEAD PP STARSは『STARLOVER』を相棒に、観客たちを暴れ騒ぐ熱狂の中へ連れだした。タイトでスピーディ、激しいながらもキャッチーさを魅力にしているように、『STARLOVER』は、触れた人たちの感情にはしゃぎたい熱をどんどん注ぎ込む。つかみを持った暴れナンバー、そこがTHE DEAD PP STARSらしい魅力じゃないか。

 

  「今日は90年代の匂いがプンプンする同窓会のようなイベントになってますが、楽屋は昔からの仲間たちが集まって楽しくやってます。時間だけは止められないものだけどさ、心の時間は何故か止められるんだよな。みんなも、あの頃に戻って楽しんでください」(AKI)

 

  飛び出したのが、『JUSTICE』だ。ポップでキャッチーさを全面に押し出した楽曲を魅力に、彼らは触れた人たちの心をドキドキはしゃがせてゆく。体感的な熱狂も嬉しいが、胸の内側がワクワクしてゆく楽曲も、THE DEAD PP STARSには欠かせない。

 

  演奏は、『いばらの道』へ。胸をくすぐるギターの旋律の上で浪々と、高らかにAKIが想いを宣言。ドラムビートの合図と同時に、楽曲は心地好い熱狂を持って華やかに駆けだした。とてもポップでキャッチーだ。疾走する開放的な演奏に触れていると、どんな茨の道だろうと、この歌を相棒に駆け抜けてゆく気持ちになれる。胸をスカッとさせながら、THE DEAD PP STARSは『いばらの道』を通して光射す道を示していた。その歌に、演奏に触れていると、気持ちが嬉しく奮い立つ。その勇気と輝くパワーを、この歌が、THE DEAD PP STARSが教えてくれた。

 

  「みんなが笑顔で手を振ってくれるとさ、それが一番の喜びなんです。こうしてみんな元気にライブをやっているからさ、音楽を続けてるからイベントも組めるわけで、みんなが来てくれるからまたやりたいなと思うわけで。俺たちには俺たちの良さがある。今日出てるバンドみんなの応援、これからもよろしく頼むぜ!!(AKI)

 

  KISAKIがステージに戻ってきて一緒にこうやって出来て本当に感謝しています。みんな、今日だけはね、あのときのことも思い出しながら観てもらったら楽しいと思います」(KENZI)

 

  「あの頃に戻ろうぜ」、AKIの声を合図に飛び出したのが、『W.A.R』だ。熱いエナジーを一気に解き放つように演奏へ情熱をぶつけるメンバーたち。爆走する演奏の上で、AKIが熱く煽る。舞台前方では熱いバトルが繰り広げられていた。放熱する演奏に触発され、暴れずにいれない。でも、その中に愛を覚えるのも、THE DEAD PP STARSのメンバーらが持つ本質的な優しさが滲み出てくるから。胸をぐっとつかむ熱狂、その姿勢をTHE DEAD PP STARSが見せてくれた。

 

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5.覇叉羅

 

 90年代のヴィジュアルシーンに激しい華を咲かせた覇叉羅の登場だ。幕が開くと同時に、そこには覇叉羅のメンバーたちの姿が居並んでいた。彼らは勇壮に、豪快に『VICTIM OF”D”』を突きつけた。激しいギターリフとブラストビートが絡み合い、観客たちの暴れたい感情のスイッチをガンガンに押してゆく。激走する演奏の上で、シャウトし、歌いあげるhideki90年代のヴィジュアル系音楽の香りを、あの時代性が持っていたヤバい刺激を、覇叉羅が現代へ甦らせた。拳を振り上げ、ともにボイボイ叫び狂えばいい。あの頃に体感した、身体を芯から熱く震え立たせる興奮が、覇叉羅の演奏によって甦る。このヤバい空気感が、たまらない。

 

 歪みを上げ唸るギターの音を合図に、楽曲は重厚な激しさを持って走り出す。ハードコアな要素とメロウな魅力を重ねあわせ、観客たちを熱狂の渦の中へ覇叉羅はガンガンに引き込んでゆく。『INSANITY』が注入したスリリングで、ビリビリと痺れるヤバい緊張感。あの空気を僕らは探し求めていた。デンジャラスなあの空気に触れ、意識と身体が嬉しく騒ぎ続けていた。

 

 豪快な音を叩きつけ、『加虐性精神分裂症』が飛び出した。激しい衝撃に触発され暴れる観客たち。興奮を導く爆弾を次々投下しながら、覇叉羅は「これが俺たちの作り上げてきた、あの時代の空気だ」と言わんばかりに、観客たちをヒリヒリとしたあの頃へタイムスリップさせていた。暴れたい、騒ぎたい、いや、すでに暴れ騒いでいるのだが、それでも、もっともっとその刺激を欲していたかった。

 

  「今日は全力でお前らをつぶしにかかるからよ、お前らも全力でつぶしにかかってこい」(hideki)。その言葉を証明するように、覇叉羅は激しく唸る『Passage』を突きつけた。挑むどころではない、喧嘩をふっかける勢いで熱く挑発し続けるメンバーたち。滾る熱した血が身体中を駆けめぐる。これは戦いだ。25分という短い中で魂と魂を、気合いと気合いをぶつけあい、ともに絶叫へ向かう嬉しい戦(いくさ)だ。感情が沸き立つ。いや、もうヤバいくらいに沸騰しているぞ!!

 

  覇叉羅が最後に突きつけたのが、気持ちを嬉しく沸き立たせる激情昂揚歌の『Still』だ。口づさみたくなるキャッチーさを持ちながらも、触れた人たちの身体中へ暴れ狂わせるアドレナリンを注ぎ込む。誰もがその歌に触れ大きく手の花を咲かせ、興奮の中へ身を寄せていた。このゾクゾクッとした嬉しく震える興奮、出来ることならまた求めたい。もはや、今の時代の中では感じれないからこそ

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6.魔帝那オールスターズ

 

  Vo:幸樹-ダウト-/G:龍兎-少女-ロリヰタ-23-/G:MiA-MEJIBRAY-/B:塩谷朋之-More-/Ds:テロ-†я i к-という面々が集まり、一限りのスペシャルバンドとして誕生した魔帝那オールスターズ。冒頭を飾ったのが、Matinaの顔とも言えたMadeth gray’llの『missantroop』だ。哀切な香りと嘆きの旋律を抱き疾走する演奏の上で、幸樹が艶やかな声を魅力に妖しくせまりだした。闇の中へ身を浸し、痛みに恍惚を覚え、優しく悶え狂いたい。この悲愴さを抱いた音と歌の調べがたまらなく心地好い。痛み覚えようとも離したくない、嬉しい嘆きと衝撃だ。

 

  飛び出したのが、この日のメンバーでもある幸樹と塩谷朋之が在籍していたMist of Rougeの『地下室』だ。激しく暴れ狂うダークでハードコアでブラストビートな演奏の上で、幸樹が嘆きも抱いた激情した声で歌いあげる。激しく攻める楽曲に触発され身体が騒ぎながら、哀切さも抱いた刹那な歌に心が酔いしれる。何より、あの頃のような刹那く華激で暗鬱な熱狂を全身で抱きしめていたかった。

 

  「思い返すといろんな思い出が浮かび上がってくるんですけど。僕は高校生の頃にKISAKIさんと出会いMatinaに所属しまして、いろんな先輩方の姿を観て育ってきました。僕らは今も戦っているので、あの頃が懐かしかったじゃなく、とことんまで頭振れ!!(幸樹)

 

  胸をくすぐる美しい旋律が、疾走する演奏の上で輝きを放つ。飛び出したのが、Lubis Cadirの『season』だ。1990年代後半から2000年代前半のヴィジュアル系バンドが持っていた切なくも華激な衝動/酔いしれる美メロながらも胸をグッと切なく疼かせる感覚が、瞬時に甦ってきた。今でも、胸をグッとつかむ楽曲だ。その歌に、歌詞に、美的な展開を描く楽曲に溺れ、醒めぬ夢の中へずっと浸っていたかった。

 

  「とことん暴れようかー、ヤレるかTOKYO」、あの頃のような煽りだ(今もか)。飛び出したのが、KISAKIMIRAGEの後に結成したSyndromeの『domestic』だ。激しく猛り狂うギターの演奏と強烈なブラストビートが炸裂。幸樹は荒れ狂う演奏の上で、グロウル交じりに熱く、激しく挑発し続けてゆく。身体中の血が沸騰する。もっともっと暴れたい。熱狂の中で咲き狂いたい。この衝撃へ、肉体が嬉しい悲鳴を上げてゆく。終盤には、マイクを投げ捨て歌う幸樹。誰もが理性なんて服は脱ぎ捨てていた。思いきり頭を振りながら、あるべき姿に戻っていた。

 

  最後に魔帝那オールスターズが突きつけたのが、テロが在籍、ヴィドールの『人魚』だ。光を放ち駆け上がる楽曲へ、僕らは思いを捧げずにいれなかった。激しさの中にも開放性を抱いた楽曲だからこそ、(きっと)会場中の誰もが沸き立つ熱情を(心で)捧げていた。間奏では、フロント陣4人が勢ぞろいし、演奏。一夜限りの特別なバンドだからこそ、演奏する側も、あの頃の香りを自分たちでも懐かしみ、自身の懐へ新たな刺激として注ぎ込んでいた。

 

  在りし日の記憶を、形を変え甦らせた魔帝那オールスターズの演奏。あの頃へ戻りたい衝動に駆られていた人たちも、きっと多かったに違いない。

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7.MIRAGE

 

  Vo:AKIRA/G:YAYOI/B:KISAKI/-サポートメンバーにG:AOISHAZNA)/Ds:魔太朗という布陣のもと、MIRAGEが復活を遂げた。それは、伝説を閉じ込めた殻が割れ、新たな生命が誕生するようにも感じていた。振れてはいけない禁断の存在が目覚めたとき、そこには、新たな伝説を塗り替えるバンドが鎮座していた。

 

  幕が開いた中、シルエット姿で映しだされたメンバーたち。MIRAGEのライブは、AKIRAの歌声からゆっくりと復活の扉を開くように『…Air』から幕開けた。楽曲が始まると同時に、熱を持った演奏が表情を描き出す。哀切さと美しさが広がる空間の中、躁蒼とした調べの上で、今にも壊れそうな想いを、嘆き、零すように歌うAKIRA。彼の想いを、躍動した演奏が後押しする。とても悲嘆なドラマが、そこには広がっていた。触れてはいれない心の傷をふたたびえぐるように、痛心地好く胸に突き刺さる『…Air』。なんて嘆く悲愴な物語の始まりだ。

 

  一転、ヒリヒリとした、でも、確かな力を抱いたギターの旋律が鳴り渡る。緩急巧みに音の絵を描き、MIRAGEは『流星』を響かせた。魂を浄化するような開放性を抱きながらも、その旋律には嘆く影がまとわりついていた。だからこそAKIRAの壊れそうな、でも確かな力強さを持った歌声が、希望と絶望の狭間の中で揺らめく恍惚を連れてきたのかも知れない。

 

  楽曲は一気に感情を昂らせた。激しく疾走しながら、いや、暴走した熱い感情のまま、荒々しく、でも薄闇の中を突き進むように『Wind Whisper』を連れてきた。愛しい想いを、壊れそうな感情を、嘆きと高揚の境界線の上に立ちAKIRAは歌い続けていた。彼のアンバランスな心を、激しく駆る演奏陣が力強く支えてゆく。もっともっと昂揚の中へ共に飛び出そうと言わんばかりに。その歌は、嘆く人たちを月の映える夜空へ連れだした。そこへ辿り着けば、その心が少しは晴れると願うように。

 

  「もう20年か、20年色褪せないというか、20年経ってさらに進化したMIRAGEをこの場で見せたいなと思います」(AKIRA)

 

  飛び出したのが、『ESCAPE』だ。魂を明日へ開放するように響く旋律を相棒に、僕らの心も演奏に合わせ心地好く揺れていた。心に溜まった澱やわだかまりを解き放つように、AKIRAはその先をまっすぐに見据え、歌いあげる。哀切ながらも胸をグッと揺さぶる旋律が、演奏が、触れた人たちを「あの場所」へと連れてゆく。間奏で見せたツインギターの調べが、なんて胸を昂らせたことか。想いをぐっと握りしめ、何より、みずからの感情の扉を解き放つように歌うAKIRA。「何時か色褪せた想いに抱かれて」。その想いが、とても愛おしい。その褪せた想いへふたたび色を加えるように、MIRAGEは今を塗り重ねていた。

 

  AKIRAの言葉からの幕開け。哀愁と情熱を重ね合わせた旋律と、胸をグッと疼かせるメロディがたまらなく心地好い。『Feeling Melody』に触れながら、哀切さと嘆き、華麗さと儚さを持った演奏に身を預け、心地好く刺激する痛みへ、彼らと同じよう生きている感覚を覚えていた。「この夢が醒めれば、きっとまた笑える」と、MIRAGEは想いを嘆いてきた。でも、この夢は醒めないほうが笑える。そんなことも心に抱きながら、刹な演奏にずっと浸っていたかった。

 

  「この想い届きますように」。今はこの世から離れ、違う世界で夢を喰らっている愛しい仲間たちへ向け、MIRAGEは『Rain』を届けてくれた。蒼く淡い色合いを見せるギターの調べの上で、AKIRAは込み上がる想いを空へ届けるように、嘆いた声さえ隠すことなく歌いあげてゆく。その想いを、哀愁と浪漫を携えたギターの旋律が昇華していった。その歌声と演奏には痛みと同時に、不思議と惹かれる優しさが滲んでいた。それが、彼らの言霊だと言うように。

 

  「イケるかー!!」、観客たちを激しく煽るAKIRA。飛び出したのが『I.D 』だ。切っ先鋭いスリリングな演奏が、身体をグサグサと貫いてゆく。痛い衝動を抱いた演奏と、感情を剥き出しに歌い叫ぶ声に触発され、身体がゾクゾクッと武者震いを覚えていた。激しさをまとい疾走する演奏へ飛び乗り、共に熱狂の中へ飛び込めばいい。フロアー中から突き上がる拳に、メンバーらの煽りに触発されて起きたヘドバンの風景。時を忘れるように続く、煽りの光景。その中へ、この日出演したメンバーたちを呼び入れた。ここからは、出演者らと観客たちとの戦いだ。互いが、限界を越える勢いで煽れば、客席でも暴れ続けてゆく。舞台上では、次々とマイクをリレーしながら煽る様が描き出されていた。互いに限界をというよりも、ファンたちがこの煽りを乗り越えられるのか。でも、この日にしか姿を現さない夢の大セッションだからこそ、満員のオーディエンスみんなも必死に熱狂へ食らい付いていた。

 

  「全員でかかってこい!!」、AKIRAは、MIRAGEのメンバーたちは、セッションを通し作りあげた熱狂をさらに熱く燃えたぎらせようと、最後に『百花繚乱』を突きつけた。なんて胸を熱く揺さぶる楽曲だ。痛みへ恍惚を覚える感情と、嘆く美しい歌にキュッと心を疼かせる、二つの心の琴線を刺激しながら、この場へ遭遇した人たちへ、MIRAGEは解けたくない感動と興奮の魔法をかけてくれた。

 

  果たして、この日のライブは一夜の夢だったのだろうか。また、新たな展開を描く始まりの音色(演奏)だったのか。その先の姿は、リーダーKISAKIの心のみぞ知ることだ。

1.KISAKI3:31

 MIRAGE_zenkei

 MIRAGE_AKIRA

AKIRA&KISAKI

MIRAGE_AOI&YAYOI

MIRAGE_YAYOI

 

 「全バンドが解散して環境が変わり色んな事があって全てが嫌になって一年間以上音楽やステージから避ける様な生活だったけど、今回、メンバー、スタッフ、出演バンドの皆さんと腹を割って話しました。みんなが背中を押してくれてやる気になった。その結果本当に素敵なイベントになったなと本当に感動しています。一年以上ステージに立たず、ヴィジュアルシーンは面白くなくなってきたな~と思ってたんですけど。今日のライブは楽しかったな。まだまだいけますね。MIRAGE地元の大阪でもやりたいし、2O周年YEARの一年間限定の活動予定ですが何が起きるかわかりません。その先のことは(KISAKI)

 エンディング

大セッション

大セッション2

 

  夢幻のような一夜の熱狂を描き上げた、このイベント。果たして、本当に埋葬されてしまうのか。それとも。その答えは。。。KISAKIバンド活動25周年の今、何も無い訳がないだろう。

 

PHOTO:zoi / 柳本史歩(FOTO LORE)

TEXT:長澤智典

 

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1.Sclaim

Eclipse in the transmigration

Celestial sphere

『鳳凰RAVE

http://www.sclaim-official.com/

 

2.Dear Loving

LOVE ME

I’m here

365

Fly high

http://www.dearloving.net/

 

3.KING

INAZUMA THUNDER GIRL

maxmum the GENELEC

『流星』

NEVER END,CRY.

KING WAY

https://www.kingryo.com/

 

4.TOKYO YANKEES

Pre emptive strike

•Serial killer

Bastard

ACE OF SPADES

RAT RACE

HOLLYWOOD HEARTBREAKER

http://tokyoyankees.com/

 

5.THE DEAD PP STARS

STARLOVER

JUSTICE

『いばらの道』

W.A.R

http://dead-popstars.com

 

6.覇叉羅

VICTIM OF”D”

INSANITY

『加虐性精神分裂症』

Passage

Still

 

7.魔帝那オールスターズ

(Vo:幸樹-ダウト- G:龍兎-少女-ロリヰタ-23- G:MiA-MEJIBRAY- B:塩谷朋之-More- Ds:テロ-†я i к-)

missantroop(Madeth gray’ll)

『地下室』(Mist of Rouge)

season(Lubis Cadir)

domestic(Syndrome)

『人魚』(ヴィドール)

 

8.MIRAGE

…Air

『流星』

Wind Whisper

ESCAPE

Feeling Melody

Rain

I.D (大セッション)

『百花繚乱』

 

KISAKI

https://twitter.com/kisaki_official

http://kisaki-official.syncl.jp


2018年04月08日 (日)

【ライブレポート】0.1gの誤算、完全ソールドアウトのマイナビBLITZ赤坂で見せたヴィジュアル系シーンの時代のうねり━━「ヴィジュアル系って最高だから!俺はこのジャンルを殺したくないと思っている」

REPORT - 19:00:00

2018年3月27日マイナビBLITZ赤坂で0.1gの誤算の2周年ワンマンライヴ<【運命よそこをどけ、俺たちが通る】>が開催された。

 

桜満開の赤坂にそびえるマイナビBLITZ赤坂の内部は完全ソールドアウトしフロアは超満員、緊張と興奮が入り混じった空気感の中カウントダウンが始まる。大声援の中共にSEが流れお馴染みとなった緑川裕宇(Vo.)のMCと共にメンバーが一人づつ入場する。緑川の咆哮と共に始まった「【K】0626【渇望】」酒宴の席のコールを取り入れたパーティソングで緊張入り混じっていた会場の空気が一瞬にして「誤算の世界」へ変貌した。

 

そして、男女入り混じるコール&レスポンスからの「必殺!からくり七変化!」「オオカミ男と月兎」へとアップナンバーが続く。旗を出しなさい、の呼びかけと同時に続くインド音楽をモチーフにした「インドの有害屋さん」では一斉に旗が会場を埋め尽くし一糸乱れぬ統率で旗が舞う。続くのは和音階のイントロから始まる「天地開闢」、彼らの楽曲のバリエーションの多さには常に驚かされる。

 

一呼吸置いたMCでは

「0.1gの誤算です!イエーイ!」「今日入りして俺は思ったよ、意外と小せぇなって。前にここに見に来た時にその出ていたボーカルの人が言っててその時は何言ってんだデケェじゃねえかよ、って思ってたけどやっぱり小さいな!おい!」──緑川

 

と満員のフロアに問いかけ、フロアもそれに答える。多くの者たちが目指し、憧れても到達できない会場であるのが事実である中、バンドとしての規格の大きさを改めて思い知らされる。そしてタイトルからは想像はつかないが悲恋を描いた叙情的な楽曲「残飯パセリーナ」愛に飢えた男を描く「溺愛ヤンデレボーイ」と続く。

 

アレ持ってこい、の声で運ばれて来たのはなんとビニールボート。集まった男が支えたボートに緑川が乗り、そのままフロア中央に移動し始まったのは「【S】0723【終焉】」汚い大人たちへのアンチテーゼを体現した魂の叫びが響き渡る。続く「プラチナ」では眞崎大輔(Ba.)のメロディアスなベースラインが冴え、「グリッターレイ」ではMIX、座った状態でのウェーブ、ヘドバンと会場全体が一つになり暴れまわり、誤算ワールドの真髄を感じられた。そして楽器陣によるインスト曲「希少種たちの運命」、では眞崎のスラップ、河村友雪(Gt.)の流麗なギターソロ、それに応酬するかのように静かな佇まいからは想像つきにくい水田魔梨(Gt.)のエモーショナルなソロ、そして神崎流空(Dr.)の激しくも正確無比なドラムが冴え響く。過激なパフォーマンスが話題になりやすいバンドではあるがそのライヴ力を根底から支えるのは各メンバーの裏打ちされた演奏力であることを思い知らされる。そして各メンバーとバンドを結成した際の話を緑川が始める。本音を吐露した緑川の叫びに続く「Truth」、緑川の想いに呼応するかのごとく会場が揺れた。

 

おはようございます!の呼びかけで河村が口を開く。

 

「一年ぶりくらいに円陣組んで掛け声合わせたんですよ、そしたらむっちゃ緊張するっていう(笑)」──河村

 

「みんな円陣の時ジャンプするんだけど緊張のせいでちょっとしか飛べて無いっていうね(笑)」──眞崎

 

そして緑川の赤坂をパリピの街に変えたいと思ってるんだけど!と声を響かせ始まった「トロピカループゴサンバ」、盛り上げることに特化した曲により会場のボルテージは一気にピークに達する。続く次曲は「男闘魂戦争 卍燃えよ誤算光殺砲卍」、オリエンタルリフを彷彿とさせる中華風の楽曲だ。煽りまくる緑川とそれについていくフロアの姿を見て『「教科書通り」をぶち壊せ!』の歌詞が目前に広がる誤算のバンドとしての生き様と重なったのが非常に印象的であった。そしてフロアではまさかの男を呼び寄せてのアイドルオタクVSギャ男(V系ファンの男性の俗称)による綱引きが行われた。先述通りの自由さに、円熟したと思われたシーンの新しい可能性を見出すことができた。まさに”教科書通りでない”ライヴアクトがそこには繰り広げられていた。

 

そして緑川が中学生の頃に聴いていた洋楽、メタルと日本語を融合させたという「灼熱する轟音の旋律と毛根に捧げ鎮魂歌~レクイエム~」、鋼鉄の旋律が響き渡る。ホラー感満載の「ZOMBIEs LOVE LETTER」。世界で一番新しいライヴをしているのはここ東京赤坂BLITZ、0.1gの誤算!の声から続くのは「NEVER ENDING」、心掴まれるキャッチーなメロディに不屈の信念を謡う歌詞が響き渡る。

 

そしてラストの言葉と共に緑川が会場に語りかける。

 

「この2年間、色々な音楽をやって来た。色々なメッセージも伝えた、しかし俺はこの2年間、1日目からずっと言い続けて来たことがある。何かって?ネットだけで粋がるクズにはなるなよって!何度炎上したことか、、そんな炎上、、ここまで届かねぇよ!」──緑川

 

0.1gの誤算はその自由奔放さ、ライヴアクトの独自性から常に極端な賛美両論が浴びせられたバンドだ。そしてそれは今なお止んではいない。しかしながらそれらの意見に左右される事なく、己の道を突き進んだ結果がこのマイナビBLITZ赤坂ソールドアウトという結果である。自身の道に、裏打ちされた結果が出た以上彼らはもう止まらないであろう。

 

バーカ!死ねっ!!から始まった「【L】1126【悲劇】」、ネット上でしか虚勢を張れない者たちへの痛烈な批判を込めたメッセージが胸を刺す。他者の意見などどうでも良い、俺が一番正しい、そう妄信的に思える事こそ真のアーティストたる要件なのかもしれない、そう感じさせられた。

 

怒涛の勢いで駆け抜けた本編が終了した後、一息つく間もなくスクリーンが降りる。まず映し出されたのは会場限定シングルの発売、そしてまさかの53箇所のツアーを行うという発表。ツアー箇所が発表される度に歓声が上がる。そしてニューシングル「アストライアの入滅」のMV映像が流れる。過去に所属事務所を抜け、自主で活動していくという選択をとった彼らの反撃とも取れる挑戦的な内容だ。信じるべきか否か、そしてその選択の先にどう生きるか、そんなことを考えさせられる楽曲だ。そして刹那の静寂の後、心音が会場に重く響き渡る。その鼓動と緊張は瞬く間にフロアに伝染し、皆が固唾を飲んでスクリーンを見つめる。息苦しさすら感じる中その文字が衝撃と共に眼前に映し出された。「2018年8月18日(土)Zepp DiverCity」最早悲鳴にも似た叫びがフロアから響き渡る。そう、彼らが次のステージとして選んだのはZepp DiverCityでのワンマンライヴであった。

 

歓喜と少しの混乱が入り混じった中アンコールが始まった。SEによりメンバーが再登場した後第1曲目は「アストライアの入滅」激しさの中に荘厳な静寂さを秘めたライヴアクトによって一気に誤算の世界に引き込まれる。そして「21gの感傷」、彼らの始まりでもあるこの曲は今なお新鮮さを失わず聴衆たちを導いている。

 

爆音が止みクリーンなギターのアルペジオだけが鳴り響く中、静かに緑川が語り出す。

 

「俺は子供の頃からヴィジュアル系が好きで、当時は学校の普通の友達がヴィジュアル系を聴いていたんだよ。それから15年くらい経った。今寂しくないかこのジャンル?どうしちゃったんだよって俺は思ってる。ヴィジュアル系好きなやつじゃないとヴィジュアル系聴いてないんだよ。昔はライヴに行っても色々な人がいた。そして去年の一周年記念ワンマンライヴ、いいライヴをしたけどバンギャしかいないんだよ、それが悔しくて。それから一年、色々なジャンルのライヴに出て魂を向き合って会話して、ライヴをしてきた。そしたら今日、男もバンギャも、子供も、おばあちゃんも来てくれました!ヴィジュアル系って最高だから!俺はこのジャンルを殺したくないと思っている。そして今、こうやって混ざりあえてる、だからこそZepp DiverCityいけるって確信したんだよ!無理だって思ってんだろ?なら俺が成功させてお前らビックリさせてやるよ!今日はありがとうございました!」──緑川

 

近年ヴィジュアル系シーンはかつての勢いを失い停滞気味になっている、それは歴然たる事実である。この緑川という男、そして0.1gの誤算というバンドはそれを受け入れた上で敢えて戦っていくと語った。タブー視されていた女性アイドルとのイベント出演、メイクをすることに対して拒否反応の強い邦楽バンドフェスへの出演など、下手をすれば既存のファンをも失いかねない攻撃的な姿勢でこの一年を突き進んだ。しかし、その原動力はヴィジュアル系に対する愛であった。そしてその結果はこの日集まった人たちを見れば一目瞭然、バンギャにもアイドルオタクにも、ジャンルの壁を越えた先にメッセージが届いた証拠である。そしてその想いは「この声が届くまで」で歌として伝えられた。フロアには頬を濡らしながらその想いを受け取っている姿が多く見られた。そしてファンを守って一緒に先に進もうという気持ちを表した新曲「アストライアの転生」でアンコールの幕は閉じた。

 

しかしフロアの声は終わらない、鳴り止まないアンコールの声に応えるようにメンバーが再登場。水田と眞崎によるユーモア溢れるトークの後にダブルアンコール一曲目は「こんな僕ら、どうですか?」煽りまくる緑川に呼応するように暴れ狂うフロア、その後も「混沌的極悪暴曲-ヴィジュアルロックパロディウス-」と暴宴は紡がれていく。「ナツイロドロップ」で会場の空気感が一体になった後、

 

「こんな小さな赤坂BLITZで俺の人生が終わっていいわけねぇだろ!」「お前ら人生にくだらない区切りなんてつけんじゃねぇよ!これからも、ついてこれるよな?」──緑川

 

とラストの曲に選ばれたのは彼らの代表曲といっても過言ではない「有害メンヘラドール」誤算の真髄とも呼べる傍若無人なアクトにより約3時間にも渡る狂宴は幕を閉じた。

 

彼らとファンの熱量に圧倒された激情の3時間、そこにはヴィジュアル系のシーンを変える時代のうねりがあったように感じた。

 

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【information】

 

-53本企画Final- 底辺からの下克上!!俺がゼップに立つ時代だぞコラ卍?〜緑川裕宇Birthday〜

【日程】2018/8/18(土)
【場所】Zepp DiverCity(TOKYO)


16:00開場/17:00開演
【料金】スタンディング 5,000円(税込)
※入場時ドリンク代別途必要
※3歳以上有料

 

★チケット:

■抽選エントリー受付日程
3/27(火)22:00~4/22(日)23:00
https://t.co/hNpcROFIVO

 

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Zepp Diver City制圧 53の系譜 -53本企画-

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■-53本企画-【Zepp Diver】未開拓都市無料巡礼-弐-【ソールド祈願】


5/3 イオンモール幕張
5/7 月曜 長崎 DRUM Be-7
5/9水 熊本 DRUM Be-9 V2
5/10木 鹿児島SR Hall
5/12土曜 大分 DRUM Be-0
5/16水 高知 BeeStation
5/17木 松山 サロンキティ
5/24木神戸 太陽と虎
5/26土和歌山 CLUB GATE
5/29火奈良 NEVER LAND
5/30水滋賀 U STONE
6/1金岐阜 Ants
6/6水秋田 Club SWINDLE
6/7木盛岡 the five morioka
6/9土 郡山 #9

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■-53本企画-【Z】暴れたいバンギャ限定ワンマン【制圧】


5/6日曜 福岡 DRUM SON
5/20日 池袋EDGE
5/27日心斎橋 アメリカ村DROP
6/2土名古屋 ell.SIZE
6/10日 仙台HooK

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■-53本企画-【Zepp Diver】関東大進撃【ソールド祈願】


6/14木 新宿RUIDO K4
6/16土柏ThumbUp
6/17日横浜BAYSIS
6/19火西川口 Hearts
6/20水水戸SONIC
6/23土前橋 DYVER
6/24日HEAVEN’S ROCK 宇都宮 VJ-2

…………………………………………

■-53本企画-【Zepp Diver】誤算VSツワモノ【ソールド祈願】


6/28 新宿HOLIDAY
7/14 新宿RUIDO K4
7/15 新宿RUIDO K4

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■-53本企画-【Zepp Diver】運命を越えた先の世界【ソールド祈願】


7/1日 札幌SUSUKINO810
7/2月札幌SUSUKINO810
7/5木 池袋CYBER
7/7土金沢AZ
7/8日長野J
7/10火新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
7/11水仙台MACANA
7/21土福岡DRUM Be-1
7/23月広島セカンドクラッチ
7/24火鳥取AZTiC
7/26木岡山IMAGE
7/27金高松DIME
7/29日京都MOJO
7/30月浜松FORCE
8/2木 渋谷TSUTAYA O-WEST 〜河村友雪Birthday〜
8/11土大阪MUSE
8/12日名古屋 SPADE BOX

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■-53本企画-番外編ファンミーティング

 

6/3日 赤鰤釣れました!魚釣り大会!
7/16 有害玉転がし(ボーリング大会)
8/5日 有害だらけのBBQ大会2
8/6月 K4 公開ゲネプロ

 

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8/9 TSUTAYA O-EAST
0.1gの誤算presents feat.つかさし
もんぐサミットvol.2

 

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★0.1gの誤算 official HP★
https://gosan.g1-corp.com/








2018年04月03日 (火)

【ライヴレポート】<UNiTE. 7th Anniversary oneman live -U&U’s HELLO- AT Zepp DiverCity>2018年3月29日(木)Zepp DiverCity◆「数あるたくさんの選択肢の中で僕らユナイトを見つけて、 出会ってくれたみんなには本当に感謝しています。」

NEWS - 13:59:08

 2011年の始動以来、終わらないバンドという命題を掲げて活動してきたユナイトが、329日(木)東京・Zepp DiverCity(TOKYO)にて結成7周年記念ライヴを行った。

 

この日はまず、前説からスタート。

場内が温まったところで本編へ移行するや否や、客席からはものすごい歓声が沸き起こった。

それもそのはず、ステージ上に現われたメンバーは、新曲「-ハロミュジック-」のアーティスト写真と同じポーズでそこに立っていたのだから。

カラフルでありながらスタイリッシュな衣装と相まって、結成7周年の貫禄を感じさせる。

そのまま各々が定位置へと動いた後、本日1曲目となる「-ハロミュジック-」を演奏していく。

いきなりの新曲始まりということにも驚かされたが、楽器隊の演奏力の向上には目を見張るものがあった。

ジャズベースを基本に置いた上でのダンサブルなリズムにU’s(ユナイトのファンの呼称)は自然と体を揺らしていく。

さらには、ダンサーを加えるという演出も曲の世界観をより豊かなものにしていた。

 

HELLO! Zepp DiverCity。一緒に8年目の一歩を繰り出そう。会いたかったよ、準備出来てるよね!」

結(Vo)の第一声に場内の熱気が高まるのがわかる。

そんな中で披露された「universe」はどこまでも力強い演奏が印象的だった。

フロント陣が一斉に前に出て華やかな様子を見せた「イオ」では「後ろまでちゃんと見えているからね!」と優しさを覗かせる一面も。

 

「今日329日はユナイト7才の誕生日です。7年間僕らが活動出来たのは、たくさんの人たちの支えがあったからだと思っています。

皆さん、いつも本当に僕らを支えてくれてありがとうございます!」

 

そうして感謝の気持ちを述べた後には、今日のライヴタイトルについて話を進めていく。

 

「今日のタイトル、HELLOっていうのね。随所でHELLOって言っていこうと思うから、僕がHELLOって言ったら、みんなもHELLOってしっかり返して下さい、いいですか!ZeppHELLO!

 

それに対して大きな声でHELLOと返していくU’s

「いい感じだね。それじゃあ、両手をあげて。あげたまま手拍子下さい!」

そこから「BadRequest」や「Love_Duck_Core_Nothing」を演奏していくと、U’sも先程より笑顔を全開にして楽しそうな表情を何度も浮かべていったのだった。

 

Love_Duck_Core_Nothing」の演奏が終わり、一呼吸付いたところでスポットライトが結に当たる。

ゆったりと始まった「マーブル」は、しっかりとした意志の下で展開されていっただけに、以前と比べても格段に聴き応えがアップした。

この後には、僕らの音楽に浸ってもらいたいという趣向から、座席に座って曲を楽しむというスタイルへと移行。

THEATER -LA-」では、ステージの高い位置に組まれた踊り場で男女のダンサーが曲の雰囲気にあわせて踊ることによって、曲が描き出す風景を耳だけでなく、目でも楽しむことができた。

もちろん、主役はユナイトの5人であることに間違いないのだが、椎名未緒(Gt)が綴ってきた曲たちはどれも素晴らしい物語性を持っている。

それだけに、このような映画のワンシーンを切り取ったような演出方法がよく似合う。

snow slow」も同じように演出にこだわりを見せていく。

後方のスクリーンに雪の映像が流れる中、情熱的にリズムを作り上げるハク(Ba)と莎奈(Dr)。

近年ではリズム隊としての相性の良さにも磨きがかかってきただけに、今後ますます楽しみな2人となっている。

PiNKY_she_SWeAR」はLiNGt)がアコースティックギターを弾くという嬉しいサプライズも。

こうして曲によって様々な表情を見せていくのが、ユナイトの最もたる武器だろう。

 

ここまで飽きさせることなくライヴは進んでいった。

後半戦に入る前にはメンバー同士の掛け合いがあったり、和気あいあいとしたところを見せ付ける。

55様、はっきりとしたキャラクターの違いも人気の秘訣に違いない。

「まだまだいけるかい! しっかり付いてこいよ!」その言葉をきっかけに後半戦がスタート。

「ナユタの秘密」を始め、ノリの良い曲を中心にライヴは展開されていった。

「ノゾキアナ?」は、遠慮なく騒いじゃいなよという結の扇り文句につられるようにして、U’sが左右にモッシュを繰り返していく。そして、今日の合言葉であるHELLOはここでも使われた。

U’sHELLOの合図に合わせて上にジャンプする姿は愛らしく、ここにいる全員でライヴを作り上げている感じがした。

次の「チュリップ」では、リズムセッションから始まり、そこに重なるようにしてギター陣の音が厚みを加えていったのだが、これも今の彼らだから似合う演出だったといえよう。

また、曲のタイトルどおりに結がチューリップの花を3本持ってステージに登場し、それを客席に投げ込むという粋な計らいもなかなかのもの。

そこから何曲か演奏を続けていき、ラストはユナイトとU’sにとって大切な曲である、この曲を。

 

「最近ね、時代が進歩して色々な娯楽が世の中にたくさん溢れていて。

そういった数あるたくさんの選択肢の中で僕らユナイトを見つけて、出会ってくれたみんなには本当に感謝しています。

その感謝の気持ちを忘れずに、僕らが出会えた奇跡を、最後この曲に込めたいなと思います。

出会ってくれてありがとう「アイ -‘ation-」」。

 

“70億分の1で 出会えた奇跡 この価値を今考えてという歌詞で始まるこの曲はどこを切り取っても愛で満ち溢れている。

だからこそ、この曲を演奏している瞬間はここにいた誰もが幸せな気持ちになれたはずだ。

曲が終わり、ライヴは最後にこのような言葉で締め括られた。

 

「本当に7年間ありがとうございました。

そして、8年目も僕らユナイトをよろしくお願いします。まだまだいくよ!」

 

終わらないバンドとして、ある種の使命感を持ち活動を開始したユナイト。

これからは、終わることのないバンドとして自由に歩み続けていってくれることだろう。

 

なお、気になる今後の活動内容だが、5枚目のフルアルバム『NEW CLASSIC』がリリースされることが、結成7周年記念ライヴの場で発表された。前作『UNiVERSE』以来、約3年ぶりのオリジナルアルバムとなる。

7周年記念ライヴの1曲目に披露された「-ハロミュジック-」も収録されるとのことなので楽しみにしていたい。

そして、アルバムのリリースに伴い、全国ワンマンツアー「強くてNEW GAME」が行われることも決定した。

詳細については、ぜひ、ユナイトオフィシャルホームページをチェックしていただきたい。

 

 

写真◎西槇太一

文◎水谷エリ

 

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 LIVE情報>

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UNiTE. ONEMAN TOUR 2018 「強くてNEW GAME

 

625() 渋谷WWW

630() 水戸LIGHT HOUSE

71() HEAVEN’S ROCK宇都宮VJ-2

76() 金沢AZ

77() 福井CHOP

714() 仙台HooK

716(月・祝) 郡山CLUB #9   

719() 長野CLUB JUNK BOX

720() 高崎club FLEEZ   

726() 名古屋Electric Lady Land 

728() 神戸VARIT.

729() 高松DIME

83() 札幌COLONY

84() 札幌COLONY

89() HEAVEN’S ROCKさいたま新都心VJ-3

812() 福岡DRUM SON

813() 福岡DRUM SON

815() 広島SECOND CRUTCH

818() 大阪 阿倍野ROCK TOWN

92() 恵比寿LIQUIDROOM ※ファイナル

98() 沖縄 桜坂セントラル ※裏ファイナル 

99() 沖縄 桜坂セントラル ※裏ファイナル

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【チケット料金】

[92日恵比寿LIQUIDROOM公演]  前売¥4,800 当日¥5,300(税込・ドリンク代別) 

[その他の公演]           前売¥4,300 当日¥4,800(税込・ドリンク代別)

※未就学児童入場不可

※営利目的の転売禁止・転売チケットの入場不可

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mobile FC [elite U's]抽選先行】受付中https://goo.gl/J8hjp6 
[抽選エントリー期間] ~4/9(月)23:59

【チケット一般発売】

[6月・7月公演] 526()10:00

[8月・9月公演] 623()10:00

 

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リリース情報> 

 

★5th Full ALBUM NEW CLASSIC

2018620()発売

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・会場&通販限定盤 (CD2枚組 13 Songs13 Songs) / \5,000(税込) / DCUN-1718

【収録曲】通常盤11曲に加え、新曲2曲を加えた計13曲を収録。さらに13曲全てのinstrumentalとなるoff.vo盤付きの2枚組。

特殊パッケージ&豪華ブックレット仕様。

ライヴ会場&通販サイト「ユナハンッッ!!」(http://www.official-store.jp/unite)限定販売

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・通常盤 (11 Songs) / \3,000(税込) / DCUN-19

【収録曲】 新曲「-ハロミュジック-」やシングル曲「ジュピタ」「A Little Picture」や

ライヴ定番曲「ディシバダルツ」「ナユタの秘密」「ノゾキアナ?」を含む全11曲収録。

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【通常盤CD取り扱い店】

ライカエジソン全店舗 / ittleHEARTS.全店舗 / ZEAL LINK全店舗 / 自主盤倶楽部

Brand X / 音楽処 / fiveStars / マジカルスクエア / SKULL ROSE 

 

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<通常盤購入者対象インストアイベント>

605() littleHEARTS.名古屋店

607() fiveStars

609() 自主盤倶楽部

610() littleHEARTS.町田店

616() Brand X 

617() 高田馬場ZEAL LINK

623() 渋谷ZEAL LINK

624() ライカエジソン東京店

715() littleHEARTS.仙台店

724() 名古屋ZEAL LINK

725() ライカエジソン名古屋店

727() ライカエジソン大阪店

730() littleHEARTS.高松店

805() 音楽処

811() SKULL ROSE福岡店

816() マジカルスクエア

817() littleHEARTS.大阪店

819() 大阪ZEAL LINK 

901() littleHEARTS.新宿店

 

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★ユナイト オフィシャルサイト★

http://www.unite-jp.com/